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アラサーの投資+雑記ブログ

松井証券のiDeCoはおすすめできる?メリットとデメリットを徹底検証

国内五大証券会社として

・10万円以下の国内株取引手数料無料

・投資信託保有によるポイント付与

といったユーザビリティの高いサービスを提供している松井証券。

2018年3月からは遂にiDeCoも扱うようになりました。

 

運用管理手数料が無料

・低コストNo.1を走るeMAXIS slimシリーズ

 

しっかりとiDeCoで最も重視すべき2点を揃えた松井証券には楽天証券やSBI証券に対する意地が伺えます。

しかしその反面、iDeCoの商品数は12本のみと他の金融機関に比べてずっと少ないです。

iDeCoの商品数が限定されていることは他の金融機関と比べ「運用に迷いにくい」というメリットはあるものの、どこか不足感を感じる事も事実です。

www.matsui.co.jp

そこで改めて考えてみます。

"松井証券のiDeCoは本当におすすめなのか?"

この記事では松井証券でiDeCoをはじめるメリットとデメリットについて徹底的に考察をしていきます。

 

松井証券でiDeCoをはじめるメリット

それではまず松井証券でiDeCoをはじめるメリットから整理をしていきます。

 

無駄のない商品ラインナップ

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松井証券のiDeCoは元本保証型の商品を含めて12商品がラインナップされています。

SBI証券(セレクト34本)や楽天証券(32本)と比べると物足りなさはあります。ただし

・低コストインデックスファンドには隙が無く

・資産クラスにも不足感がありません

迷いにくいというのも投資初心者にとっては大きなメリット。

最も主流なのはeMAXIS Slim先進国株式でしょうか。この商品なら今後経済の波がどれだけあろうと、いつかプラスになるといった安心感があります。

 

またiDeCoはつみたてNISAとは違って非課税でのスイッチングが可能です。よって自分で資産構成(ポートフォリオ)を何度でも変えられます。

もちろん8資産バランスファンドに投資をするのもいいですが、個別商品を自分なりにアレンジして下落相場に強いPFを構築してみても面白いです。

www.shunpon.com

 

信託報酬の他社比較

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(インデックスファンド信託報酬比較)

松井証券のiDeCoはほとんどの資産クラスで現状最安水準となる商品をそろえています。

その代表がeMAXIS Slimインデックスファンドです。

eMAXIS Slimは三菱UFJ国際投信が販売しているファンドのシリーズとなりますが、その特徴は他を寄せ付けない低コストへの徹底にあります

他社商品の信託報酬が引き下げとなった場合、それに対抗してすぐにコストを引き下げてきた実績があります。

 先日も国債インデックスファンドの引き下げを発表しました。

 

また松井証券のiDeCoはそれ以外のアセットについても常に最安を目指す意識をした運用をしています。

徹底徹尾の低コスト。

同じくeMAXIS slimシリーズを揃えるマネックス証券のiDeCo、またSBI証券のiDeCoセレクトプランよりもコスト意識は高いです。

だからこそ私たちの自分年金を安心して運用ができる金融機関だと松井証券のiDeCoは断言できます。

 

運用管理手数料が無料

matsui

iDeCoには加入時、また毎月でも手数料がかかります。

イデコにかかる手数料一覧

・(加入時のみ)加入手数料 2,777円

・(毎月)積立手数料(国民年金連合会) 103円

・(毎月)運用手数料 (信託銀行) 64円

・(毎月)運用手数料(各金融機関) 自由

・※(受取時)手数料 432円

加入時の2,777円(初回の掛け金から差し引かれる)と、毎月の信託銀行と国民年金連合会へ支払う167円の手数料はどこでiDeCoをはじめても一緒です。

ただし金融機関によっては毎月の運営管理手数料を取るところもあります。この手数料に関しては各金融機関が自由に設定をすることができます。

 

松井証券のiDeCoは運営管理手数料が無料です。

200以上ある金融機関の中で運営管理手数料が無料の金融機関は楽天証券 SBI証券、また店舗型でいえば大和証券など非常に限られています。

例えば三菱UFJ銀行でiDeCoを始めた場合、毎月255円の手数料が余計に発生します。年間で3,060円。

その差は年数を追うごとに複利で更に広がります。

iDeCoの金融機関を選ぶ上で手数料が無料なことは絶対です。

 

給付面でも自由が利く

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また松井証券のiDeCoは給付面でも自由がきくことが特徴です。

・給付期間は5年~20年の年単位

・一時金と年金方式を組み合わせて受給可能

退職金の額に合わせて一時金と年金方式を組み合わせれば、iDeCoの非課税受給の枠を増やせるので結果として手取金額がお得になります。

 

ちなみにSBI証券のiDeCoは現状、一括受取と年金受取の併用ができないので注意してください。

ただしあくまで「現行の制度のままなら」です。個人的な予想としてはSBI証券の給付面に不満を持つ方は多くいるので今後の改善には十分に期待ができます。

よって、給付面を軸に金融機関を選ぶことはすすめません。

 

松井証券でiDeCoをはじめるデメリット

それでは松井証券でiDeCoをはじめるメリットを伝えたので次はデメリットについてを伝えていきます。

 

バランスファンドが8資産均等のみ

松井証券のiDeCoにはバランスファンドが8資産均等型の1つしかありません。もちろんこの商品は低コストかつ、分散性も高く長期投資に適したファンドです。

ただし株式やREITの比率が高いことを考えると、リーマンショックのような金融危機が起きた際には4割近い値下げは覚悟しておく必要もあります

 

リスクを抑えた運用をバランスファンド1本で運用したいといった方なら

SBI証券のiDeCoの「iFree 年金バランス」や「SBIグローバル・バランス」

楽天証券のiDeCoの「楽天インデックスバランス」や「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」

こういったファンドを選ぶ方が、イメージにあった運用をできる可能性は高いです。やはりもう少しバランスファンドの選択の余地が欲しいです。

 

日本中小株アクティブファンドが少ない

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また松井証券のiDeCoには日本の中小株を中心としたアクティブファンドが「ひふみ年金」以外にないという点にもやや不満足さを覚えます。

そしてそのひふみ年金に関しても今はその資産規模の大きさより、日本中小株市場だけでは運用が難しくなり、米国株にも手を広げています。

つまるところ純粋な日本中小株アクティブファンドとはいえなくなってきています。

 

基本的に多くのアクティブファンドの運用成績は長期的に見た場合、インデックスファンドを下回ります。

しかしその中での例外があります。

それが日本中小株の資産クラスです。いくつものファンドが長期的にTOPIXや日経平均といった指標をアウトパフォームできています。理由としては

・日本の上場基準が外国に比べて緩すぎる

・同じ国だからこそミスプライスが見つけやすい

など色々あるわけですが、その優位性は実績が証明済みです。

iDeCoは受取時の税メリットもあるからこそ、爆発力の大きい商品の選択がSBI証券楽天証券のようにできないことは寂しいです。

 

アメリカまたは全世界株式へと投資できる商品がない

また松井証券のiDeCoは昨今投資先として注目を集めている米国株式、そして全世界株式についても投資をする商品がないのも問題です。

ただし松井証券のiDeCoの商品上限数はまだまだ余裕があります。

・NYダウ

・S&P500

・全世界株式(除く日本)またはオールカントリー

これらの投資先について、iDeCoでの取扱い要望が多いことは分かっているはずなので今後の追加は十分に予想できます。

特にオールカントリーに期待ですね。

 

メリットとデメリットを比較してみて

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 松井証券でiDeCoをはじめる主なメリットとデメリットを比較しました。

松井証券のiDeCoは運用管理手数料が無料なこと、そして何よりインデックスファンドに対して徹底的な低コストを実現していることに優位性があります。

iDeCoの制度上の商品の上限枠(35本)までもまだまだ余裕があるので、今後の投資がどう変化していっても対応できる安心感も強みです。

 

デメリットとしては、そのシンプルさゆえの物足りなさ

日本株のアクティブファンドが「ひふみ年金」以外にないということもですが、何より

・全世界株式

・米国株式

今最も人気を集めるこの2つに対して投資できる商品がないことがもったいないです。

全世界株式には世界がどう変わっていっても平均点を取り続ける安心感があり、米国株式には期待に常に応え続ける力強さがあります。

最安値を走る松井証券のiDeCoだからこそ、これらの資産クラスに対しても最安コストの商品の追加が望まれます。

 

まとめ

最後に松井証券のiDeCoを選ぶべき人と、選び必要がない人についてをまとめておきます。

 

松井証券のiDeCoを選ぶべき人

・分かりやすい、低コストで無難な投資がしたい

・自分でお手製バランスファンドを作りたい

 

こういった思いがあるのであれば松井証券のiDeCoを選ぶべきです。全世界株ファンドはなくても自分で時価総額ベースに似たようなものを作るという考えも。

また自身のメイン口座だからという理由ではじめるのもOKです。ただし

松井証券のiDeCoを選ぶ必要がない人

全米や全世界株に投資がしたい

爆発力のある日本中小株への投資がしたい

こういった人であれば楽天証券で「楽天全世界株」や「楽天全米株」ファンドへと投資をしたり、SBI証券で数多くのファンドから選別する方が満足度は高くなりそうです。

 

iDeCoは便利な制度とは聞いているけれど、なかなか踏み出せない方も多いかと思います。ただしまだ加入をしていない方は無料で資料も請求できます。

一度資料をとってみてはいかがでしょうか?

auのiDeCoを徹底評価!メリットとデメリットを考察していきます

あのauがiDeCoのサービスをはじめました。

正しくはKDDIアセットマネジメント株式会社の運用となりますが、WALLETポイントの還元や、専用アプリによる管理など確実にスマホユーザーをターゲットにしてきています

・将来の年金が期待できない

・掛け金が全額所得控除対象になる

そんな将来に不安を持つ若者が増える中で注目を集めるiDeCo。KDDIもついに事業として乗り出したというわけです。

またサービスとしての質の高さにも注目です。

 

・運用管理手数料が無料

・全ての加入者にポイント還元

 

まだまだiDeCoは手数料を取る金融機関が多いなかで、運用管理手数料の無料化への踏み切りはまさに英断。

しかしその反面で、5つしかない商品数や、やや割高な商品ラインナップ対して疑問も浮かびます。

ideco.kddi-am.com

そこで改めて考えてみます。

"auのiDeCoはおすすめできるのか?"

この記事ではauでiDeCoをはじめるメリットとデメリットについて徹底的に考察をしていきます。

 

auでiDeCoをはじめるメリット

それではまずauでiDeCoをはじめるメリットから整理をしていきます。

 

分かりやすい商品内容

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auのiDeCoは商品プランが非常に分かりやすいです。

元本保証の定期預金タイプのほかに、求めるリターンや許容できるリスクに応じて4種類の投資信託が用意されています。

変動型の商品は全てバランス型となっており、インデックスファンドが2つアクティブファンドが2つという形に分かれています。

いずれにしても国内外の株式また債券を組み合わせたものであり、REITは含みません。だからこそ資産形成のプランニングもしやすいです。

 

ただしこの商品内容。

分かりやすいという言葉で表現をすることには間違いはないですが、将来を託すことができる商品かどうかという点については疑問が残ります。

というより主に経費の面でおすすめはできないです。

この点についてはデメリットの部分にて詳しく記載をしていきます。

 

運用管理手数料が無料

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auのiDeCoは他社であれば月々数百円ほど発生する口座管理手数料が無料です。

この手数料が無料な金融機関はネット・店舗型を問わずまだまだ非常に少なく楽天証券SBI証券、また店舗型でいえば大和証券など非常に限られています。

よってauのiDeCoを運用した場合、かかる費用は

・積立手数料として103円

・運用手数料として64円

基本的には毎月167円のみとなります。(積立をしない場合は64円のみ)

また、こちらの手数料実際に積立の際に設定をした金額の中から差し引かれるので、別途発生するというわけではありません。(10,000円積立なら9,833円が運用)

 

スマホで年金管理ができる

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スマホアプリでiDeCoの運用管理ができることもauのiDeCoの特徴です。

具体的にはスマホで以下の操作が行えます。

 

auのiDeCoアプリでできること

・申込から加入手続き

・節税のシミュレーション

・運用状況確認や積立設定の変更

毎月の運用状況はもちろんですが、今後のシミュレーションなどができるのはさすがauといったところ。

楽天証券のiDeCoも運用管理をスマホで行うことができますが、専用アプリまであるのは今のところauだけです。

iDeCoは商品の入れ替え(スイッチング)が非課税で自由にできます。

運用をスマホだけでこなせることは忙しい方でも設定の見直しが随時でき、有効に働くことも。

最近は相場の急変に備えてiDeCoを一時的に現金化する方も多いです。運用をフレキシブルにできることはauのiDeCoの大きなメリットです。

 

運用残高に対してポイントがつく

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またauのiDeCoは資産の運用残高に対してポイントが付与されます。

・auユーザーの場合はWALLTポイント

・auユーザー以外の方はWow!スーパーポイント

ポイント付与率は商品によって異なりますが、WALLTポイントの方がWow!スーパーポイントよりも2倍付与率は高いです。

ポイント付与率は商品ごとに以下の通りとなります。

(商品ごとのポイント付与率)

WALLTポイントはau料金の割引や買い物に使うことができます。

Wow!スーパーポイントはKDDI運営の総合通販サイト「Wowma!」で利用をすることができます。ファッション、家電、日用品、グルメなど約3,100万商品以上をラインナップしています。

 

ただしあくまでポイント付与はおまけです。

というのもあまりにもポイント付与率が低すぎるから。

例えばiDeCoはサラリーマンであれば月に23,000円が上限の積立となりますが年間で考えると276,000円。

auスマートベーシックで運用をしていた場合、値動きが無かったと仮定するとauユーザーでももらえるポイントは100ポイントしかありません。

それだけのポイントの為にiDeCoの運用金融機関を決めることは危険です。

 

 auでiDeCoをはじめるデメリット

それではauのiDeCoをはじめるメリットをかいたので、次はそのデメリットについて伝えていきます。

主に2点ですが、これだけで正直なところ「auのiDeCoはおすすめできない」というのが私の出した結論です。

 

商品の内容があまりにも不十分

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前述していますが、auのiDeCoは変動型の商品が4つしかなく全てバランスファンドとなっています。

それぞれの資産構成は国内外の株式と債券が複数組み合わさって配分されています。よってauのiDeCoは

・株式や債券のみへの投資ができない

・自分の好みの配分での投資も難しい

こういった部分でかなり不自由な設計となっています。

投資地域についても国はもちろんですが、先進国や新興国すら選択することができません。

 

投資初心者でもおすすめできない

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( 楽天証券iDeCo の商品選択画面)

 

しかしながら「投資初心者にとっては商品数が少ないほうが選びやすいのではないか?」という思う方もいそうなので、念のために伝えておきます。

投資初心者でも商品の選択肢はある程度は必要です。

また多くのネット証券会社のiDeCoでは、独自のサービスとして最適な資産配分や商品選びをサポートしてくれる機能があります。

・低コストのインデックスファンド

・個性光るアクティブファンド

そんな中から自分のリスク許容度に合わせた商品設計をすることは今では非常に簡単にできるのです。

無理にバランスファンドに自分が合わせていく必要はありません。

初心者だからこそ、自分のイメージに沿った運用をすることが大事です。

 

商品のコストが割高で魅力に欠ける

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 またauのiDeCoの商品はその割高な信託報酬や魅力の無さについても追及せざるを得ないです。

インデックスファンドとなる

・auスマートベーシック(安定)

・auスマートベーシック(安定成長)

これら2つのファンドは値動きの小さな「国内債券」を過半数以上占めるほどの保守的な構成ですが、その信託報酬は税抜でも0.35%。

今や8資産均等ファンドでも信託報酬0.2%を切る時代であり、非常に割高と言わざるを得ないです。

 

またアクティブファンドとなる

・auスマート・プライム(成長)

・auスマート・プライム(高成長)

この2つは、資産比率をある程度決めて投資対象ファンドへと投資をするという商品ですが、バランスファンドという性質上尖ったリターンを得ることは難しいです。

しかしそれにもかかわらず信託報酬は1%を大きく超えることより投資妙味を見出せません。

 総じてauのiDeCoのインデックスファンド、アクティブファンドどちらについても評価がしにくいというのが現状です。

 

メリットとデメリットを比較してみて

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auでiDeCoをはじめる主なメリットとデメリットを比較しました。

auのiDeCoは運用管理手数料が無料ということはもちろんですが、スマホアプリによるユーザビリティの高さがメリットです。

加入手続きから運用設定までがスマホ1つでできるのはさすがau。忙しい方でも自由に設定の変更ができるので不測の事態にも備えやすいです。

 

デメリットは商品の不足感、そして割高さ

バランス型の商品しかなく、自分で自由に年金を設計できないという問題。そしてその信託報酬が割高な事実。

結局のところiDeCoは手数料が無料な条件を満たしていれば、あとはもう商品が一番のキモなわけで。

それを考えるとauのiDeCoはまだまだ改善の余地は大きいです。

 

資産残高によるポイント付与に関しても投資商品のコストの高さを覆すには至らず。 

むしろポイントによるお得感で割高な信託報酬をごまかしているような見方さえもできてしまいます。

 

まとめ

最後にauのiDeCoを選んでもいい人と、選ぶ必要がない人についてをまとめておきます。

 

auのiDeCoを選んでもいい人

・iDeCoは税額控除だけでOKな人

・auユーザーの人

 

こういった方ならauのiDeCoを選ぶのもありかなと考えます。

節税効果だけでも非常にお得なiDeCo。定期預金商品を選べば変動型商品が物足りないというデメリットも全く関係ありません。

auユーザーならポイントが更にお得です。ただし

auのiDeCoを選んでほしくない人

・できるだけ資産を増やしていきたい

・低コストインデックスファンドへ投資したい

 こういった思いが少しでもあるのであれば、auのiDeCoは選ぶべきではないと考えます。

楽天証券のiDeCoで「楽天全世界株」や「楽天全米株」へと投資をしたり、マネックス証券SBI証券のiDeCoでeMAXIS Slimシリーズへ投資をする方が期待値は高いです。

 

また、auのiDeCoはスマホアプリで何でもできることは確かに便利です。

しかし実際のところ積立投資というのは、ほったらかしだからこそうまくいくという事は非常に多いです。実際に暴落時を見てみても

・怖くていつもと同じ商品が買付ができない

・リスク商品を全部定期預金にスイッチング

 まさに"底で売って天井で買う”といった行為をした人は多くいました。長期投資に一喜一憂は不都合となる場合も多いのです。

 

以上auのiDeCoについてをまとめました。 

iDeCoは便利な制度とは聞いているけれど、なかなか踏み出せない方も多いかと思います。ただしまだ加入をしていない方は無料で資料も請求できます。

一度資料をとってみてはいかがでしょうか?

2019年確定拠出年金!SBI証券iDeCoセレクトプランのおすすめ商品を厳選しました

SBI証券のiDeCoが2018年11月1日より新プランである「セレクトプラン」を始まりました。

最安コストのインデックスファンドeMAXIS Slim」を国内株式、全世界株式、先進国株式、米国株式(S&P500)、新興国株式、国内債券、先進国債券、8資産均等型にラインナップ。

従来のプランと比べてより低コストになることはもちろん、今までは投資できなかったS&P500全世界株式へと積立ができるようになった点もポイントです。

 

セレクトプランの特徴

インデックスファンドは業界最安コストに

S&P500や全世界株式への投資が追加

ひふみ・セゾン投信 人気のアクティブファンド

 

アクティブファンドでも人気の「ひふみ年金」をはじめ、普通であれば専用の口座を持たないと投資ができない「セゾン投信」2種類が加わります。

楽天証券マネックス証券に比べても引けを取らない、むしろそれ以上の商品ラインナップとなる証券会社となりました。

 

また現在のプランは「オリジナルプラン」と名称が変わり運用者は無料でプランを変更することが可能です。

ただし切替には通常の移管の手続きが2~3ヶ月ほどかかります。

・一時的に商品の全てが現金化

・その間の運用ができない(引き落としはされる)

以上2点には注意してください。

 

SBI証券でiDeCoをはじめるメリット

そんな新商品ラインナップを武器にしたSBI証券のiDeCoですが改めてそのメリットを整理します。

 

①運用管理手数料が無料

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iDeCoは運用時(毎月)にかかる手数料は3つあります。

イデコにかかる手数料一覧

・積立時にかかる手数料(国民年金連合会) 103円

・運用時にかかる手数料 (信託銀行) 64円

・運用時にかかる手数料(各金融機関) 自由

SBI証券のiDeCoはこのうちの運用管理手数料が無料です。

 

200以上ある金融機関の中で運営管理手数料が無料の金融機関は楽天証券 マネックス証券、また店舗型でいえば大和証券など全て合わせて6つしかありません。

例えば三菱UFJ銀行でiDeCoを始めた場合、毎月255円の手数料が余計に発生します。年間で3,060円。

その差は年数を追うごとに複利で更に広がります。

運用手数料が無料なことはiDeCoの金融機関を選ぶうえで必要不可欠です。

 

 ②最安コストの商品と不足感ないアクティブファンド

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(運用管理手数料無料の金融機関の比較)

もともと低コストだったSBI証券のiDeCo商品ラインアップですがセレクトプランの発表により更に低コスト化が進みました。

数ある確定拠出年金の金融機関のうち、もっとも低コストファンドがそろっている証券会社といっても過言ではありません。また

・新興国と先進国へ時価総額比率での投資ができる全世界株式ファンド

・アメリカへは「S&P500」「NYダウ」の2つの指標を選択できる

そんな個人投資家の要望をしっかりととらえた商品ラインアップにも好感が持てます。

 

アクティブファンドについても

・「ひふみ」「ジェイリバイブ」といった高パフォーマンスで人気のアクティブファンドをはじめ

・長期的な実績を誇る「セゾン投信」2種類を揃えています。

ひふみとジェイリバイブはDC専用商品が購入できます。

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DC専用商品は特定口座で購入する場合の商品よりも信託報酬が低くなるというメリットがあります。

セゾン投信は特にiDeCoで買うことで信託報酬は下がりませんが、通常の場合は専用で口座を作らないと買えない商品ですのでSBI証券のiDeCoで買えること自体がメリットです。

 

SBI証券の確定拠出年金のおすすめを厳選

 

この記事ではSBI証券確定拠出年金「セレクトプラン」の商品を

①おすすめなもの

②おすすめはしないが検討余地があるもの

③余程の理由がない限りオススメできないもの

以上3つのカテゴリへと振り分けをしました。

投資商品を迷っている方への参考になれば幸いです。

 

またあくまで個人のまとめ。信託報酬の引き下げも随時あります。詳細な数字は各自で確認をお願いします。

 

SBI証券確定拠出年金のおすすめ商品 17本

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(2019年8月21日更新)

おすすめ商品には 

・各資産クラスで最も低コストなインデックスファンド

・リターンが主要インデックスを越えそうな商品

以上をポイントに17本選択しました。この中で自分の許容リスクを踏まえてお手製バランスファンドを作ってみるのも面白いです。今年なら株式重視で組みたいところですね。

 

全世界・先進国株式のファンドはどれを選ぶ?

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SBI証券のiDeCoには複数の全世界株式ファンドへ投資ができる商品がラインナップされています。その中でも特にどちらを選べばいいか困るのが

・eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンド(除く日本)

・SBI全世界株式インデックスファンド

以上2つの低コストファンドです。

eMAXIS Slim全世界株式」はベンチマークにMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスを採用しています。

この指標は世界の時価総額の上位約85%をカバーをしていますが、投資対象に日本を含んでいないことが特徴です。

SBI 全世界株式」はベンチマークにMSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスを採用しています。

この指標は世界のほぼ全てをカバーしています。

 

値動きとしては小型株を多く含むSBI 全世界株の方が成長を見込める一方で、小型株にはその分リスクもつきまといます。

またSBI全世界株はeMAXISSlimと違い個別銘柄の現物保有ではなく、3つの海外ETFを買付するといった性質のファンドであることから課税デメリット(3重課税問題)も存在します。

更にいうなら日本株は私たちが身近に個別銘柄に投資ができるという点もあり、いつのまにかその保有割合が高くなっていく可能性もあります。

実質コストにも定評のあるeMAXIS Slim全世界株の方がベターな選択肢とはいえそうです。

 

また「EXE-iグローバル中小株式ファンド」はSBI全世界株式インデックスファンドの中小型株をピックアップした位置付けのファンドとなります。

その特性上、値動きは上2つの全世界株ファンドに比べると更に大きくなりますのであくまでポートフォリオの一部に組み入れるのが望ましいです。

 

先進国株式ファンドはどちらを選ぶ?

先進国株式ファンドには2つの商品がラインナップされています。

先進国株式へ投資をする2つのファンド

・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス

・ニッセイ外国株式インデックスファンド

ベンチマークとなる指標は同じであり、信託報酬も変わりません。

純資産の規模としてはニッセイの方が大きいですが、過去にベンチマークとの乖離が指摘されたこともあり実質コストへの不安がニッセイには残ります。

こちらも現状はeMAXIS Slimを選ぶのがベターでしょう。

 

アメリカ株はS&P500とダウどっちを選ぶ?

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(長期的なリターンではダウが優位)

SBI証券のiDeCoは人気のアメリカ株式へ

・iFreeNY・ダウインデックス

・eMAXIS SlimS&P500インデックス

以上2つの商品で「ダウ」または「S&P500」の両方への投資をすることが可能です。

「NYダウ」は米国株式市場の代表的な30社から構成される株価平均型の指数であり、時価総額加重平均型の「S&P500」に比べて銘柄数が少なく分散性も低くなります。

ただしパフォーマンスで比較をした場合はNYダウはS&P500に比べて歴史的にも良いリターンを残してきました。

 

今後どちらが伸びていくかを予想することは難しいです。

ただしNYダウは構成銘柄が少なく金融セクターの比率が高いことから値動きが荒いことは頭に入れておく必要があります。

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・分散によるリスク低減をはかるならS&P500

・大きくリターンを狙うのであればNYダウ

 

そんな選び方をしても良いかもしれません。

ただし2018年でいえばNYダウの成績が1番でした。

 

また分散性が高く小型株の成長も見込める全米株式へは楽天証券のiDeCoの商品である楽天全米株式インデックスファンドで投資をすることが可能です。

現在私はその商品でiDeCoの運用をしています。

 

eMAXIS Slim8資産バランスは革命的

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eMAXIS Slimバランス(8資産均等型)はバランスファンドの信託報酬が割高になるという常識や当たり前を打ち崩した革命的なインデックスファンドです。

自分で低コストファンドを組み立てた場合よりも経費率は安くなります。

またバランスファンドは特定の資産クラスの変動が大きくとも自動でリバランスをしてくれます。少ない資金であっても資産配分が崩れない点に安心できます。

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但し気をつけたい点があります。8資産分散だから安全。リスクがないは間違いだということです。

 

8資産分散型のリスクが大きい理由

ボラリティの大きい新興国を1/4含む

株とREIT(不動産)で62.5%を占める

その半数以上が株、REITといったボラリティの高い商品で占めることは覚えておきましょう。

2018年は国内REITの好調により大きな下落を避けましたが、金融危機が起きればリートは真っ先に値下がるので3割以上の下落もありえます。

 

新興国やREITへの投資判断について

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(代表的な新興国株ETF「VWO」の年初来チャート)

まずは新興国への投資判断について。

2018年は米中貿易戦争の影響もあって新興国株式市場は不調でした。また依然として米中問題は解決しておらず、相場は不安定な状態にあります。

2015年に起きたチャイナショックを回顧して「政情が不安定な新興国への投資は不要」といった声も最近は見かけるようにもなりました。

しかし結論として新興国株はそういった危機を何度も乗り越え成長を遂げてきており時には先進国株式クラスを大きく上回るパフォーマンスを見せました。

2018年だけの判断で新興国株式を投資対象から切るのは早計と言わざる得ないでしょう。

 

ただし1つの見方として、米国また先進国株式に投資をすることは新興国株式へも間接的に投資をしているという考え方ができることも事実です。

世界の主要企業の多くが現在、新興国への投資また現地法人の設立をしています。今後米国企業を中心にどんどんその傾向は強まります。以上の観点から

・新興国株式が上がって先進国株式が下がる

こういったストーリーは考えにくい状況ともいえるのです。

 

 REITはポートフォリオの一部に

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(先進国リートは年初に暴落も急騰)

REITは株式とは高い相関性を持ちながらも異なる動きをすることから資産の分散効果としての価値は非常に高いです。

現に株式の不調が続いた2018年ですが、国内リート市場は大きな伸びを見せました。

ただしREITは株式よりも値動きが激しい資産クラスともいえます。あくまで自身のポートフォリオの一部へと留める運用にしておきましょう。

 

おすすめはeMAXIS Slim S&P500とeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

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やはり今最も押したいファンドは「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」です。

リーマンショックから約10年たった今、米国経済のリセッション(景気後退)は2019年後半から2020年にかけて起きるのではないかという予想がいくつかのアナリストによってされていることは事実です。

しかし結局のところリセッションが起きるかどうかは誰にも分かりません。

また歴史的な事実として米国経済はリセッションを経験しながらもいずれはそれを上回る成長をしています。

淡々とした積み立てが報われてきた投資先

それは米国株式をおいて他にないのです。

 

特定の国ではなく世界全体の経済に対して分散をした投資をしたいという方には「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」をすすめます。

 

・先進国の安定成長

・新興国の成長力

 

44か国以上2,200以上もの銘柄へと1つの投資信託で分散投資ができるこのファンドは、今後の経済成長に応じて構成国の比率も変わっていきます。

ある意味究極の株式バランスファンドともいえるのです。

新興国が割安な今、2019年はこちらの方が大きなリターンを望めそうです。

 

余談:ひふみへの投資判断はどう変わる?

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また国内で圧倒的な人気を誇る「ひふみ」ですが今後は今までのイケイケドンドンとは違った投資判断を私たち投資家は迫られそうです。

それは「2018年の運用パフォーマンスが優れていない」という理由ではありません

むしろ短期的な結果のみで投資商品を変えてしまうことは個人投資家においては高値掴みの機会を増やすことにもなり、あまりおすすめできません。

 

ではひふみへの投資を見直さなければいけない理由は何か。

それはアクティブファンドとしての資産規模が大きすぎることにあります。

国内の中小株に投資を行うとしていた「ひふみ」ですがファンドの規模が大きくなり過ぎたことより、今まで投資をしていなかった企業に投資をする必要が生まれました。

結果として現在ひふみはその投資先に米国企業を組入れることとなり、今後も米国株への投資比率は高まっていく予定です。

ファンドの純資産額が増えることは

・ファンドとしての分散性を高める一方で

・尖ったリターンは得にくくなる

そういった特性をどうしてももたらしてしまうのです。今後はひふみに対して今までと同じリターンを得ることは難しいと言わざるを得ない状況です。

ただし「守りながら増やす」といったコンセプトで考えるならば、今のひふみの状態はよりベストに近づいているともいうことができそうです。

 

検討の余地がある商品 9本

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 検討の余地がある商品としては

・信託報酬に見合う魅力があるアクティブファンド

・一般的に投資する価値があるとされるもの

以上9本を揃えました。

またヘッジありファンドは国民年金基金を運用するGPIFもある程度それをポートフォリオへと組入れてはいるものの、実質コストも高くなる傾向があり、個人として購入をする意味合いは薄いと考えています。

 

iFree年金バランスは国の投資方針を真似たファンド

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(図はGPIFのポートフォリオと実際の運用)

iFree年金バランスは日本の年金を運用する独立行政法人「GPIF」のポートフォリオを運用基準としたファンドです。

その資産配分は下記の通りです。

 

iFree年金バランスの資産配分

 日本国債(アクティブ)・・35%

 先進国国債・・15%

 日本株式・・25%

 先進国株式・・25%

 

・新興国を投資対象に含まないこと

・アクティブとはいえ値動きの少ない日本債券の資産クラスが35%をしめること

以上よりまさに年金といったリスクの抑えられた運用ができることが特徴です。

信託報酬も0.17172%と非常に低く、自分で各資産クラスのインデックスファンドを組み合わせるより安く運用ができることもメリットです。

 

ただし大きなリターンはのぞめません

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リバランスをしていないのであくまで参考となりますがGPIFのポートフォリオでの年別のリターンを計算した場合、4資産や8資産の均等バランスファンドよりも期待リターンは小さくなります。

iDeCoは受取時にも税控除メリットがあるので「iFree年金バランス」はややもったいない投資先となることは理解しておきましょう。

 

セゾン投信は顔が見えるアクティブファンド

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(セゾングローバルバランス運用状況)

SBI証券のiDeCoはセレクトプランのみにセゾン投信を2種類ラインナップしています。

バランスは株と債券を50:50の国際分散投資

投資の達人は全世界への株式投資

どちらも世界の有数なファンドへと投資をするファンドオブファンズ形式をとっていて、信託報酬にはそのコスト分も含まれます。

セゾン投信は一般的な投資信託とは違い専用の口座を開かなければ購入することはできません。iDeCoでセゾンが買えるのは楽天証券のiDeCoとSBI証券のiDeCoの特権です。

 

また成績だけを見るならば、セゾン投信は他のアクティブファンドに比べて特別優れているわけではありません。

しかしその歴史は古く11年前。

低コストで顧客本位。積み立て投資の草分け的存在になってきた投信です。設定当初から安定した利回りを残し続けてきた実績があります。

そういった意味でまさにほったらかしても80点を取り続けてくれる安心感があるのです。

 

フロンティア市場に投資できるiDeCoは他にない

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(ハーベスト・アジアフロンティア株式の投資先)

 ハーベスト・アジアフロンティア株式ファンドはバングラデシュやモンゴルといった今後成長が見込まれるアジアフロンティア5ヵ国へ投資をすることができるファンドです。

 

フロンティア5ヵ国の魅力

・労働世代比率が高い人口構成

 ・豊富な天然資源と地理条件の優位性

これらの地域はGDP成長率が特に高いわけではありません。しかしだからこそ未発展部分としての上昇余地があるとも言いかえれます。

 

もちろん信託報酬が税込2%を超える高コストファンドなのでおすすめはできません。

ただしフロンティア市場にiDeCoで投資できる金融機関は他になく、波に乗ればその爆発力は新興国株式を凌駕します。

ポートフォリオの一部に組み入れてみるのも面白いでしょう。

 

iDeCoに金を入れる価値は薄いと考える

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三菱UFJ純金ファンドは純金上場信託(現物国内保管型)へと投資をする商品です。

分散効果価値が高いゴールド。

ただしやはり安全資産。増やすためのものではありません。

そしてコストも発生します。

基本的にはそれをiDeCoに含めることを自分はあまりおすすめしません。組み入れるとしても一部のみへとしておきたいです。

 

SBIグローバルバランスは全世界株と債券へ投資

SBI証券のiDeCoでは加入者が掛金の投資配分を指定しない場合に指定運用方法として自動的に「SBIグローバル・バランス・ファンド」へと投資がされます。

・全世界株式へ40%

・全世界債券へ60%

と投資をする商品であり信託報酬は0.2891%と非常に低コストなことが特徴です。

また指定運用商品としては楽天証券のiDeCo「楽天インデックスバランス」が全世界株15:全世界債券85の比率のファンドであることを考えるとこちらのファンドのリスクはやや大きめです。

 

あまりおすすめができない商品 10本

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あまりおすすめしたくない商品には

・信託報酬に割高な印象を受けるアクティブファンド

・個人的に投資する価値を見出せない商品

以上10本を選択しました。

 

実績が浅いアクティブファンド

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つみたて椿は「女性が働きやすい環境の会社」「女性の就業を助ける事業や働く女性をサポートする会社」へ着目して投資を行うファンドです。

人気ファンド「椿」の後継ファンドですが信託報酬がより低コストになりました。

農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンドはアメリカの上場企業を対象として付加価値の高い産業の中、競合して勝てる企業へ長期投資を行います。

VISAやディズニーなどが組入れ上位となっています。

 

以上2つのファンドは着眼点も面白く今後の運用にも期待ができますが、アクティブファンドとしての実績がまだ浅く純資産額の小ささも気になります。

 

iDeCoでのターゲットイヤーファンドはおすすめできない

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 セレブライフ・ストーリー(ターゲットイヤーファンド)はあらかじめ目標とする年を定年などに合わせて決めて買えば、後はその年に向けて自動的にリスク資産への配分を調整してくれる商品です。
一見すると画期的にもきこえます。


しかしその特殊性は、つみたて投資の最大のメリットである「時期による分散効果」を薄めるリスクもはらんでいます。
また、どちらにしろ毎月の積立金額が限られるiDeCoのみでは老後のお金の全てをカバーはできません。
それらを理由にiDeCoでのターゲットイヤーファンド購入はおすすめしません

 

また「ラッセル・インベストメント株式ファンド」と「朝日Nvestグローバルバリュー株オープン」はそのコストに対して過去のリターンが優れておらず特に投資する価値を見出せません。

SBI-PIMCO 世界債券アクティブファンド

・先進国債券へ70%

・新興国債券へ30%

の比率で投資をするファンドとなります。

こちらもその特性上、大きなリターンを見込めるものではないのでインデックスファンドで代用をしたいところです。

 

 まとめ

SBI証券のiDeCoで特におすすめしたい商品は

・eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

・eMAXIS Slim全世界株式インデックスファンド(除く日本)

以上2つの商品です。

 

どちらも今のトレンドというわけではなく、今後長い目で見て大きな成長が期待できる投資先です。

0.2%を切る低コストさも更にその資産成長を加速させます。今の時代はiDeCo、また積立投資をはじめるには最高の時代へとなりました。

 

ただしどちらのファンドについても株式クラス。いつか起きるだろう経済ショック時には半減近くすらありえるということは意識する必要があります。

 

リーマンショックでの資産の下落幅

・S&P500は2008年マイナス38.5%

・全世界株式は2008年マイナス41.8%

 

長期的なリターンを信じて暴落をどこまで耐えれるかは個人の尺度で決めるところです。 

それでも私がこの2つをすすめたい理由。

それはiDeCoの受取時非課税枠を活かしたいから。

退職金のみで退職所得控除を使い切る人にはあまり関係がないですが、私のように退職金が少なく枠が余る人にとってはせっかくある節税メリット。

どうせならフルに生かしたいですよね。

 

またそんな理由より私は

・iDeCoとNISAはリスクを高めにリターンを優先。

・特定口座はリスクを抑えて国債中心に。

そういった配分で資産運用をしています。

ただしiDeCoはNISAと違って非課税枠を消費しないでスイッチングもできます。ある程度は肩の力を抜いて考えましょう。

 

以上SBI証券のセレクトプランの確定拠出年金のおすすめ商品のご紹介

セレクトプランはオリジナルプランよりも低コスト商品が充実しており、米国また全世界株式投資への選択肢も増えました。

現在加入者の多くの人にとってはオリジナルプランの上位互換的な位置付けとなるのではないでしょうか。

ただし伝統的な株・債券のバランスファンド「DCインデックスバランス」がなくなるなど、やや寂しさも残ります。

www.shunpon.com

 

まだ加入をしていない方は無料での資料請求も

 

口座がない場合は SBI証券 の口座の開設も同時にしておきましょう

今なら新規取引キャンペーンでの現金プレゼントも行っています。

 

また、確定拠出年金の仕組みにまだ不安が残る方は一度書籍を読んで見ることもおすすめです。

特に私のおすすめはこちらの本です。

これが一番わかりやすいです。

2019年確定拠出年金!SBI証券のiDeCoおすすめ商品を厳選しました【イデコ】

昨年から専業主婦や公務員も加入できるようになったiDeCo。加入者は順調に増加傾向(2018年上半期のみで20万人増加)で今から始める方は多いです。

 SBI証券はそんな確定拠出年金をスタートする金融機関として現在1番加入者数の多いネット証券です。(私は楽天ポイントキャンペーンもある 楽天証券 で積立中です)

 

SBI証券(オリジナル)のiDeCoのメリット

運用管理手数料が無料

低コストのインデックスファンド

圧倒的なバランスファンドの充実さ

個性光るアクティブファンド

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 (こちらの記事でおすすめ金融機関を比較)

 

 

SBI証券でiDeCoを始めるメリット

SBI証券のiDeCo のメリットは2点あります。

 

①運用管理手数料が無料であること

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運用時(毎月)にかかる手数料は3つあります

・事務手数料(月103円)は国民年金連合会に

・資産管理手数料(月64円)は信託銀行に

・運営管理手数料は金融機関に

 

SBI証券はこのうちの運用管理手数料がはじめから無料です。

この費用が無条件無料となる金融機関は非常に少ないです。(ネット証券でもSBI、楽天、マネックス証券など限定的)

例えばゆうちょではじめれば255円が毎月余計に発生。

年間で3,060円。その差は大きいです。

 

②選択できる商品が豊富、そして低コスト

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SBI証券の商品数は一部減らされる予定とはいえ、それでも上限ぎりぎりの35本。楽天証券(32本)やマネックス証券(23本)よりも豊富です。

 

商品ラインナップも優れています

・アクティブファンドは国内中小株への投資で実績を残している『ジェイリバイブ』や大人気の『ひふみ』

2018年の成績は良くありませんでしたが、過去3.5.10年で見れば十分にインデックス投資を上回る実績を残しています。

・インデックスファンドにもニッセイ、三井住友などの低コストインデックスファンドが立ち並びます。

またバランスファンドでも他の証券会社にはない「6資産均等分散型」を揃えているなどラインナップが充実しています。

 

選択肢が多い事が良いとは限りません。(特に初心者の方は)。しかしそれは同証券の大きな武器となっています。

 

追記:セレクトプランにより最安コストに

www.shunpon.com

 

2018年11月1日よりSBI証券がiDeCo新プラン「セレクトプラン」を始めました。

最安コストのインデックスファンドeMAXIS Slim」を国内株式、全世界株式、先進国株式、米国株式(S&P500)、新興国株式、国内債券、先進国債券、8資産均等型にラインナップ。

より低コストになることはもちろん今までは投資できなかったS&P500や全世界株式へと積立ができるようになった点もポイントです。

 

アクティブファンドでも人気の「ひふみ年金」をはじめ、普通であれば専用の口座を持たないと投資ができない「セゾン投信」2種類が加わります。

楽天証券、マネックス証券に比べても引けを取らない。

というよりもiDeCoの商品ラインナップが最も優れている証券会社となりました。

 SBI証券へとプラン変更届けを当月の5日までに送付することで

・翌月の掛金からは新プランの商品を選択でき

・オリジナルプランの商品は現金化されます

現金化のタイミングは選べないので、オリジナルプランのうちにリスク資産は解約しておくのがベターです。

 

SBI証券の確定拠出年金のおすすめを厳選

 

この記事ではSBI証券確定拠出年金の「オリジナルプラン」の商品を

①おすすめなもの

②おすすめはしないが検討余地があるもの

③余程の理由がない限りオススメできないもの

以上3つのカテゴリへと振り分けをしました。

投資商品を迷っている方への参考になれば幸いです。

 

またあくまで個人のまとめ。信託報酬の引き下げも随時あります。詳細な数字は各自で確認をお願いします。

 

SBI証券確定拠出年金のおすすめ商品 15本

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(2019年7月31日時点データに更新)

おすすめ商品としては

・各資産クラスで最も低コストなインデックスファンド

・ リターンが主要インデックスを越えそうな商品

以上をポイントとして15本選択しました。この中で自分の許容リスクを踏まえお手製バランスファンドを作ってみるのも面白いです。今年なら株式重視で組みたいところですね。

 

注目すべき低コストインデックスファンド

全ての資産クラスに低コスト商品がずらりと並び隙がありません。また昨今のトレンドもきちんと追っています。

米国株へ投資する商品としてはNYダウ平均に連動する『iFreeNYダウ・インデックス』がラインナップ。アメリカ株式の投資信託の中で最も高パフォーマンスを期待できる商品のひとつです。

 

また他社との低コスト競争は現在進行形で加速中。特に「ニッセイ」シリーズには目が離せません。最低コストとして名高いeMAXIS Slimシリーズにも負けない争いをしています。

ニッセイシリーズの過去の信託報酬引き下げ

・日経平均連動型 0.169%⇒0.159%

・外国株式    0.189%⇒0.109%

DC専用商品が通常商品よりもやや高いデメリットも国内外リートファンドでの引き下げもあり、今後は全て解消されていくことが期待できます。

 

アクティブはひふみとジェイリバイブに注目

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アクティブファンドは2つに注目です。

ひふみ」と「ジェイリバイブ」は長期的なリターン実績の良さとリスク管理の徹底さを理由に選んだファンドです。

2018年度は実際の企業の成長とは裏腹に、海外からの大きな売り圧力に耐え切れなかった日本中小株。

割安度は高く2019年の投資先として注目です。

 

また確定拠出年金で買うことによるメリットとして割安な信託報酬も大きいです。0.2%ほどの差ではあるが100万円運用すれば2,000円もの違いに。

その差は複利となって更に広がります。

 

底打ち感ある新興国株式と好調なJ-REITへの投資判断

kakushisan

過剰な債務と歳出への懸念。

そして1番は米国との通商戦争での不透明感を嫌気されて1年で20%近い落ち込みをした新興国市場。

しかしその人的資本と発展力は失われておらず、更に割安感は増しました。

また2018年12月に起きた世界的な株安の際は米国や日本株式が10%以上の下落をする中で新興国株式の下落は最小限に踏みとどまっています。

ついに底打ち感が出てきました。

2019年での飛躍に期待ができます。

 

2018年は唯一のプラスリターンとなったJ-REIT

しかし2019年もそれが続くとは限りません。

東京を中心としたオフィスビルの収益性は来年も高く見込まれますが、危ういのは商業施設。

景気の過熱感が過ぎたこの分野での今の投資はやや危ないという見方が強いです。

また本格的な経済ショックが起きればリートは株式よりも強い下落となることにはあらかじめ注意をしておいてください。

 

一押しファンドはジェイリバイブとiFreeNYダウ・インデックス

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こんな時だからこそやっぱり推したい『ジェイリバイブ』。割安であり成長性の高い中小型銘柄に投資を行うファンドです。

2018年は30%ほどの大きな下落。

しかしそれでも過去3、5、10年どの期間で見ても十分にインデックス投資を上回る実績を残しています。

その特徴として注目なのは、株価が下落した銘柄から厳選投資を行うという点。

 

昨年度は不当すぎるほど売りに売られた日本の新興株。しかし株価はいつか企業価値に追いつくことを考えると十分に上昇余地が見込めます。

 

インデックスファンドのおすすめとしては米国株式市場の代表的な30社であるNYダウへと投資をする「iFree NYダウ・インデックス」を上げます。

・長すぎる好景気への懸念

・米中貿易戦争や金利の上昇

いくつかのアナリスト達が米国経済のリセッション(景気後退)を唱え始めてきたことは事実です。

しかしあくまで現状の経済だけを見るのであれば、米国企業の経済指標は良好であり、その加熱感を抑えるための金利政策には間違いはありません。

 

2018年12月にしても、リーマンショックのような不測の事態がおきたわけではなく先行きの不透明感から売りが売りを呼びました。

決局のところリセッションが起きるかどうかは誰にも分かりません。

また歴史的な事実として米国経済はリセッションを経験しながらもいずれはそれを上回る成長をしています。

下落した翌年だからこそ投資のチャンスともいえるのです。

 

 新興国株式はあくまで一部に

また、新興国株式クラスを一押しできない理由はボラリティの高さとその主要国の今後のいくつかの不透明さから。

インドはイケイケムードが漂う中で銀行が抱える債務はかつてないほどに膨れ上がっています。また貸し出し債券の回収不能も懸念されます。

そして中国では行き過ぎた不動産市況の警戒から政府が投機抑制策を進めており、それが近隣各国にどう影響していくかは未知数です。

米国との貿易戦争問題もいまだ不透明です。

 

検討の余地がある商品 18本

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検討の余地がある商品としては

・SBI証券のiDeCoでしか買えないor価値の高いもの

・一般的に投資する価値があるとされるもの

以上18本を揃えました。

またヘッジありファンドについては国民年金基金を運用するGPIFもある程度それをポートフォリオへと組入れてはいるものの、個人として購入をする意味合いは薄いと考えています。

 

アジアそしてBRICS。個別地域も妙味あり

シュローダーBRICs株式ファンドはブラジル、ロシア、インド、中国へと投資するアクティブファンドです。
国、企業別の投資判断を規律あるリスク管理をもとに決定します。

景況感がやっとよくなったロシア、はじめブラジル経済も回復傾向です。


ハーベストアジアフロンティア株式ファンドはアジアのフロンティア諸国(モンゴルやベトナムなど)の企業また株式に投資するファンドです。
各国ともその労働世代の比率の高さが注目され、未開発ながらも大きな魅力にあふれています。
ただしその市場変動率、また信託報酬の高さには注意が必要。

(追記)2つのファンドは今後の商品選定見直しに伴い商品ラインナップから除外される流れとなりました。

 

バランスファンドの選択は慎重に

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(図は2017年2月のeMAXISレポートより)
DCインデックスバランスやeMAXIS最適化バランスは、目標を定めた上ではじめにそれ1本へと投資をすれば後はもうほったらかしで済むお手軽ファンドです。
決めた判断を元に自動リバランスもされていきます。

ただし自己でそれを組み立てた場合と比べコストが割高となる可能性には注意してください。

(追記)eMAXIS最適化バランスファンドは今後の商品選定見直しに伴い商品ラインナップから除外される流れとなりました。

 

他に注意したいポイントも

またEXE-iシリーズのインデックスファンドはETFを投資対象とした運用が特徴的です。

新興国株式についてはFTSE・エマージング・インデックス(円換算ベース)を参考指標としていて経済停滞が続いている韓国を含みません。

しかし2018年度のリターンは信託報酬の高い三菱UFJDC新興国株式の方が高かったことも覚えておきましょう。

 

あまりおすすめができない商品 30本

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あまりおすすめしたくない商品には

・明らかに上位互換があるインデックスファンド

・信託報酬に割高な印象を受けるアクティブファンド

・個人的に投資する価値を見出せない商品

以上30本を選択しました。

 

より低コストな商品がある7つのファンド

①ニッセイ日経225インデックスファンド

②朝日ライフ 日経平均ファンド

③One 日経225ノーロードオープン

DCニッセイ日経225インデックスファンドAが日経平均と連動する商品としては最も低コスト。

 

④WHAM TOPIXオープン

三井住友・DCつみたてNISA・日本株インデックスファンドがTOPIXでは最安値。

 

⑤三井住友DC外国株式インデックスファンド

DCニッセイ外国株式インデックスの方がMSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円ベース)に連動する商品としては安い。

※EXE-iの参考指標はFTSE Kaigai(カイガイ)・インデックス(円換算ベース)

 

⑥三井住友・DC外国債券インデックスファンド

野村外国債券インデックスファンド

 

⑦DCニッセイJ-REITインデックスファンド

DCニッセイJ-REITインデックスファンドA

 

以上については特にこだわり(実質コストなど)がない限りは信託報酬の低い商品へと切り替えをしていった方がベターです。

  

ターゲットイヤーはiDeCoに不向き?

セレブライフ・ストーリー(ターゲットイヤーファンド)はあらかじめ目標とする年を定年などに合わせて決めて買えば、後はその年に向けて自動的にリスク資産への配分を調整してくれる商品です。
一見すると画期的にもきこえます。


しかしその特殊性は、つみたて投資の最大のメリットである『時期による分散効果』を薄めるリスクもはらんでいます。
また、どちらにしろ毎月の積立金額が限られるiDeCoのみでは老後のお金の全てをカバーはできません。
それらを理由にiDeCoでのターゲットイヤーファンド購入はおすすめしません。

 

中にはおもしろい商品も

豊富すぎるアクティブファンド群は私達を迷わせることより、ある程度強引に分別をさせていただきました。

あくまで個人的な基準です。

みのりの投信やフィデリティ成長株ファンドなどはその優秀な実績は多くの投資家に支持されています。また、中にはおもしろい商品もちらほら。

農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンドはアメリカの上場企業を対象として付加価値の高い産業の中、競合して勝てる企業へ長期投資を行います。

しかしその設定日は昨年の7月5日からと日が浅いので今後の活躍に期待です。

  

まとめ

SBI証券で特におすすめしたい商品は

・iFreeNYダウ・インデックス

・ジェイリバイブDC年金

以上2つの商品です。

ただしどちらの商品もそのリターンを得るためある程度の『選択と集中』がされている事も事実。

経済危機時のリスクは許容しておきましょう。

 

それでも私がこの2つをすすめたい理由。

それはiDeCoの受取時非課税枠を活かしたいから

退職金のみで退職所得控除を使い切る人にはあまり関係ありませんが、私のように退職金でその枠を活かしきれない人にとってはせっかくある節税メリット。

どうせならフルに生かしたいです。

 

そんな理由より私は

・iDeCoとNISAはリスクを高めにリターンを優先。

・特定口座はリスクを抑えて国債中心に。

そういった配分で資産運用をしています。

(実際に楽天証券 では楽天全米株式に100%投資)

またiDeCoはNISAと違って非課税枠を消費しないでスイッチング(商品の変更)もできるので、ある程度は肩の力を抜いて考えましょう。

 

以上SBI証券の確定拠出年金のおすすめ商品のご紹介

また、確定拠出年金の仕組みにまだ不安が残る方は一度書籍を読んで見ることもおすすめです。

特に私のおすすめはこちらの本

確定拠出年金の節税効果や手数料については勿論、あまりネットや書籍で言及されていない年金受取時の運用法や注意事項についてもきちんと記載されています。

実際の金融機関や商品の選び方までを分かりやすく図解を多めに解説している点もポイントですね。

 

まだ加入をしていない方は無料での資料請求も

口座がない場合はSBI証券の口座の開設も同時にしておきましょう。今なら新規取引キャンペーンでの現金プレゼントも行っています。

SBI証券の口座開設キャンペーンを見る

2019年楽天証券イデコ!確定拠出年金のおすすめ商品を厳選した【iDeCo】

ネット証券といえばSBI、そして有名所がもう1つ。

それが楽天証券 です。

 

兼ねてからこの2大証券会社。

互いにその低コストな手数料を武器として戦いを演じてきています。もちろんそれは加入者が100万人を超えたiDeCoについても同じこと。

ここでの加入者勝負はイデコの舞台のみで終わりません。投資初心者が初めての証券口座を開設する、またとないチャンスなのです。

 

楽天証券のiDeCoのメリット

運用管理手数料が無料

低コストのインデックスファンド

全米また全世界株式へと投資ができる

楽天ポイントを含めたユーザビリティー

www.shunpon.com

 (こちらの記事でおすすめ金融機関を比較)

 

 

楽天証券で私がiDeCoを続ける3つの理由

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自分は楽天証券 でiDeCoを運用中ですがとても満足しています。

分かりやすい管理画面

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・証券口座と年金口座をまとめて管理できる

・スマホでも一目でリターンが把握できて商品を選べる。

 

資産運用という大きな箱でのiDeCoという枠を直感的にとらえやすくなります。(リバランスやスイッチング時は特に便利)

運用管理手数料が無条件で無料なことも魅力的。

また特に言及したいポイントを他に3つほど紹介します。

 

①楽天ポイントとの連携にお得感

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2017年12月からはじまったキャンペーン。

iDeCoの資産残高に応じて最大150ポイントがプレゼントされるというものです。(投資信託保有残高の0.03%)

50万円の残高があれば150ポイントが年に2回もらえます。大きな数字ではないですが他の証券会社では不可能なキャンペーンでお得感があります。

 

昨年より楽天ポイント(期間限定を除く)を使用して投資信託も買えるようになりました。

私は毎月余ったポイントで投信を購入しています。

 

②無駄がない。充実した商品ラインナップ

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(全世界と全米への低コスト投信も加わった)

楽天証券 の商品数は32本 。SBI証券(オリジナルプラン)の67本と比べれば半分以下。しかし不足感はありません。

国内、先進国、新興国それぞれの資産クラスに低コストの商品が揃えられています。同じ性質の商品がSBI証券のようにいくつもなく投資初心者でも迷いません。

選びやすいです。

 

そして2016年には世界一の投信会社バンガードETFに投資をする全米・全世界株式インデックスファンドの2つが販売されました。

全米、また日本を含む全世界に投資できる商品があるのは楽天証券のiDeCoだけです。

 

③給付方法に自由がきくのも強み

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(SBI証券は給付期間の自由がありません)

楽天証券はiDeCoの受給方法に自由がきくのも大きなメリットです。給付期間は5年~20年での年単位で自由に選択可能です。

退職金の額に合わせて一時金と年金方式を組み合わせて受給することができるので、節税をしてiDeCoの手取金額を増やすことが可能になります。

 

楽天証券の確定拠出年金のおすすめを厳選

 

この記事では僕も実際に積立を続けている楽天証券確定拠出年金の商品を

①おすすめなもの

②おすすめではないが検討余地があるもの

③余程の理由がない限りオススメできないもの

以上3つのカテゴリへと振り分けをしました。

 

またあくまで個人のまとめ。信託報酬の引き下げも随時あります。詳細な数字は各自証券会社 で確認をお願いします。

 

楽天証券のおすすめ商品12本

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(2019年7月31日データに更新)

おすすめ商品としては

・各資産クラスで最も低コストなインデックスファンド

・リターンが著しく高かったアクティブファンド

以上をポイントとして12本選択しました。この中で自分の許容リスクを踏まえてお手製バランスファンドを作ってみるのも面白いです。2019年は様子を見ながら債券を多めに含むのも賢い選択となりそうです。

 

過熱する低コストインデックスファンド

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楽天証券iDeCo のインデックスファンドにはたわらノーロードを中心にラインナップされています。

8資産均等バランスを自分で作成しようとした場合の信託報酬は0.3%ほど。非常に低コスト。

・日経平均に対しての信託報酬は0.1836%

・先進国債券に対しての信託報酬は0.1836%

いずれも他証券会社と比べても最安クラスです。

 

eMAXISslimなど他のインデックスファンドシリーズが信託報酬の引き下げをすれば対抗してコストの見直しを図ってきました。

純資産総額が豊富でベンチマークとの乖離も起きていないため投資者としても信頼ができ、乗りかえの手間もありません。

 

またその低コストインデックスファンドラインナップに全米、そして全世界株式へと投資ができる楽天バンガードファンドも加わりました。

これは他社にはない楽天だけの商品です。

新興国株式クラスにもその販売が期待できます。

 

MHAM日本成長株ファンドは諸刃の剣

mham

(2018年9月時点での組入れ銘柄)

MHAM日本成長株ファンドは長期間での競争力の優位性が見込める会社へと投資を行うファンドです。

投資銘柄の現在位置にはこだわらないことが特徴であり、だからこそボラリティーは高くなります。

実際に2017年のリターンは60%程ありましたが2018年はマイナス15%ほどの落ち込みとなりました。

 

しかしだからこそ魅力があります。

2018年は年間を通して売られてきた日本の小型中小株。

企業の業績とは関係無しに海外の機関投資家による「売り」が加速していきました。

その中には企業の本質的な価値以上に値下がった銘柄がいくつもあります。2019年は上昇の余地が十分に見込めます。

 

底が見えつつある新興国株式に妙味あり

shinkoukoku

(2018年12月の落ち込みは他よりも小さい)

2018年は新興国株式市場にとって冬の時代が続きました

前半はアメリカほか先進国が株価を上げる中で、中国株は米中貿易戦争への懸念を理由に大きく売られその余波はアジア市場全体へと行き渡りました。

2015年のチャイナショック以来の新興国株の大きな落ち込み。

堅調だったのはインドだけです。

 

しかし新興国株式市場の魅力は不変です。

・世界の人口の80%超が新興国に居住

・割安さを示す経済指標の数々

米中関係に不安は残りますが、その払拭さえ晴れれば大きな株式上昇に期待ができます。

また2018年12月に起きた世界的な株安についても米国や日本株式が10%以上の下落をする中、新興国株式の下落は最小限に踏みとどまりました。

新興国株式はある程度の底を迎えたというのが妥当な判断です。

 

イチオシは楽天バンガードファンド

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楽天証券のiDeCoで1番のおすすめは楽天バンガードです

配当金の自動再投資や円での購入ができること。

そのメリットを考えるとETFに対して0.1296%(税込)プラスされただけの信託報酬は間違いなく低コスト。

 日が浅いこともあり実質コストが高いという指摘も一部にはありますがだんだんとベンチマークとの乖離傾向も少なくなっており、今後ますます期待できます。

 

全米か全世界かどちらを選ぶかはとても迷います。

 

過去のリターンは全米株の方が高い

・しかし割安さがでてきた全世界株

 

私は2019年は全世界株式にスイッチングしました。

 

また、新興国株式クラスを一押しできない理由はボラリティの高さとその主要国の今後のいくつかの不透明さから。
インドはイケイケムードが漂う中で銀行が抱える債務はかつてないほどに膨れ上がっています。また貸し出し債券の回収不能も懸念されます。

また中国は解決すべき問題が山積みです。

特に米中問題。

両国は共に利益ある解決を望む可能性が高いですが、いまだ一触即発。

一片投資はベターではありません。

 

そして昨年は上昇をした日本REIT市場ですが2019年も同じように上昇するとは限りません。

東京五輪による上昇余地も限定的な見方が強いです。

2018年度の値上がりは一昨年の下落があってこそのことも頭に入れておいてください

 

検討の余地がある商品8本

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検討の余地がある商品としては

・リターン実績があり信頼をおけるアクティブファンド

・資産形成の一部として組み入れる価値のあるもの

以上8本を揃えました。

またヘッジありファンドについては国民年金基金を運用するGPIFもある程度それをポートフォリオへと組入れているものの、個人として購入する意味合いは薄いと考えています。

 

資産運用は長期こそ。実績確かなセゾン投信

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(セゾンバランスファンド運用状況より)

高いとは思わないが割安にも見えない信託報酬。そんなセゾン投信は昨今あまり話題に上がりません。

債券比率が高く物足りないという声も聞きます。

しかしその純資産額は1600億円を超え、また2007年5月より数多くの日本人の資産成長へと役立ってきました。そんな実績がある確かなファンドです。

 

私はここで個別ファンドのリターン表を貼っています

ただし長期的な資産運用を考えるのであれば、最近のリターンのみを見て一喜一憂することはあまり得策と思いません。

市況を毎回確認できない人ならなおさらです。

 

"資産運用はめんどくさい、怖い。でもやってみたい。ある程度でいい"

そのためのセゾン投信。80点を続けてくれます

一般的な多くの日本人を10年以上満足させてきたことはもっと評価されるべきです。

 

ちなみに2つの商品についてざっくり説明すると

どちらも世界の有数なファンドへ投資をするファンドオブファンズ形式をとっていて信託報酬にはそれらのコストも含まれます。

バランスは株と債券を50:50の国際分散投資

投資の達人は全世界への株式投資

 iDeCoでセゾン投信が買えるのは楽天証券だけの特権です。⇒(追記)SBI証券のiDeCoでも「セレクトプラン」により取扱いをはじめました。

 

同資産のインデックスを超える2つのファンド

明治安田DC日本債券オープンは格付けがよく安全性の高いとされる公社債へ投資をするアクティブファンドです。

コストはインデックスに比べれば高くなりますが純資産総額も 100億をこえ国内債券の指標を越えた成果を長期間出し続けている点が評価できます。

 

野村J-REITファンドについても同理由で価値があると判断しました。

信託報酬は1%を超えていますが2005年からの10年近くにわたる長期的リターンがベンチマークを上回ります。

200億を超える純資産額。認めないことは不自然です。

 

楽天・インデックスバランスは割安だが..

2018年5月からは、楽天証券iDeCoのデフォルト商品として「楽天インデックスバランス」が新規で設定されました。

・全世界株式へ15%

・全世界債券へ85%

へと投資をする商品で信託報酬は0.2078%。「楽天全世界株」や「たわら先進国債券」といった個別商品の組み合わせよりもローコストです。

債券に関しては為替ヘッジ有りを採用していることからも、値動きが少なく安定した商品といえます。

ただしわざわざ非課税メリットのあるiDeCoでこの商品を運用する意味あいは薄く、あくまで一時避難の運用先として使いたいところです。

 

iDeCoに金を入れる価値は薄いが。。

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ステートストリート・ゴールドファンド(為替ヘッジあり)は金のETF『SPDRゴールド・シェア』へと投資をします。

分散効果価値が高いゴールド。

ただしやはり安全資産。増やすためのものではありません。

そしてコストも発生します。

基本的にはそれをiDeCoに含めることを自分はあまりおすすめしません。組み入れるとしても一部のみへとしておきたいです。

 

ただし2019年はマーケット参加者の多くが慎重なポジションを取り始めることが予想でき、資金の逃避先としてゴールドを視野に入れていることは事実です。

特定口座での投資としては面白いです。

 

あまりおすすめができない商品11本

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あまりおすすめしたくない商品には

・信託報酬に割高な印象を受けるアクティブファンド

・個人的に投資する価値を見出せない商品

以上11本を選択しました。

 

iTrustは堅実。だが魅力はない

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(iTrust日本株式目論見書より)

現時点での優良企業(名実共に)へと投資するiTrust

ピクテ投信が以前より販売をしている

・ピクテ・メジャー・プレイヤーズ・ファンド(3ヶ月決算型)信託報酬1.62%⇒iTrust世界株式

・ピクテ日本ナンバーワン・ファンド(毎月決算実績分配型)信託報酬1.566%⇒iTrust日本株式

マザーファンドが同じです。

 

信託報酬が安い分だけより良いパフォーマンスは期待できます。

ただしその成績。過去を見るにパッとしません。

 

堅実な運用方針と1%を下回る信託報酬は評価したいです。しかし肝心なのはパフォーマンス。それがともわなければ意味がありません。

 

割高なバランスファンドは価値を見出せない

三井住友DC世界、三菱UFJDCバランスイノベーションはどちらも国際分散投資を行うファンドです。

三井住友DCだけが株式と債券に加えてポートフォリオにリートを含みます。

 

状況に応じたリスク資産配分をすることが両者の特徴ではありますが株、債券を半々で持つセゾン投信よりもリターンは低いです。

今のところは投資する価値を見出せません。

 

ターゲットイヤーファンドはiDeCoに不向き

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楽天ターゲットイヤーファンドはあらかじめ目標とする年を定年などに合わせて決めて買えば、後はその年に向けて自動的に債券と株の資産配分を変更してリスク調整する商品です。
一見すると便利にも聞こえます。


しかしその特殊性は、つみたて投資の最大のメリットである『時期による分散効果』を薄めるリスクをはらんでいます。
また、どちらにしろ毎月の積立金額が限られるiDeCoのみでは老後のお金の全てをカバーはできません。
それらを理由に自分はiDeCoでのターゲットイヤーファンド購入はおすすめしません。

また信託報酬もSBIのそれと比べた場合割高です。

 

まとめ

楽天証券 iDeCoで特におすすめしたい商品は

・楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)

・楽天・バンガード・ファンド(全米株式)

以上2つの商品です。

 

どちらもその投資先となるETF(VTIとVT)は昨年度大きなリターンをあげ今年も多くの投資家に支持されています。

世界的人気のETFに日本円での低コスト投資できる時代がついに来ました。

 

ただしどちらのファンドについても株式クラス。いつか起きるだろう経済ショック時には半減近くすらありえるということは意識する必要があります。

全世界株式指標は2008年マイナス41.8%

全米株式(VTI)は2008年マイナス37%

(わたしのインデックスより)

長期的なリターンを信じて暴落をどこまで耐えれるかは個人の尺度で決めるところです。

 

それでも私がこの2つをすすめたい理由。

それはiDeCoの受取時非課税枠を活かしたいから

退職金のみで退職所得控除を使い切る人にはあまり関係がないですが、私のように退職金が少なく枠が余る人にとってはせっかくある節税メリット。

どうせならフルに生かしたいです。

 

またそんな理由より私は

・iDeCoとNISAはリスクを高めにリターンを優先。

・特定口座はリスクを抑えて国債中心に。

そういった配分で資産運用をしています。

ただしiDeCoはNISAと違って非課税枠を消費しないでスイッチングもできます。ある程度は肩の力を抜いて考えましょう。

 

以上楽天証券の確定拠出年金のおすすめ商品のご紹介

www.shunpon.com

 

まだ加入をしていない方は無料での資料請求も

 

口座がない場合は 楽天証券 の口座の開設も同時にしておきましょう

iDeCoの運用も総合口座と同時にできて管理がしやすい点もポイントです。今なら新規キャンペーンでのポイントプレゼントも行っています。

楽天証券の口座開設キャンペーンを見る

 

また、確定拠出年金の仕組みにまだ不安が残る方は一度書籍を読んで見ることもおすすめです。

特に私のおすすめはこちらの本です。

これが一番わかりやすいです。

マネックス証券確定拠出年金!2019年のiDeCoおすすめ商品を厳選した【イデコ】

2017年からのイデコ参入となった マネックス証券

その低コスト商品のラインナップはネット証券御三家としての意地が見えました。

iDeCoは楽天証券かSBI証券

その2択から加わったもう1つの選択肢。今後ますます3社のコスト競争は過熱を究めていきそうです。

 

マネックス証券のiDeCoのメリット

運用管理手数料が無料

信託報酬最安のeMAXIS Slim

米国株はダウとS&P500へ投資可能

顧客要望に対応して商品を追加してくれる

www.shunpon.com

 (こちらの記事でおすすめ金融機関を比較)

 

 

マネックス証券でiDeCoを始めるメリット

私は 楽天証券 でiDeCoをはじめましたがマネックス証券に移管を考えるほどのメリットを持っています。

 

①運用管理手数料が無料

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運用時(毎月)にかかる手数料は3つあります

・事務手数料(103円)は国民年金連合会に

・資産管理手数料(64円)は信託銀行に

・運営管理手数料は金融機関に

 

マネックス証券はこのうちの運用管理手数料がはじめから無料です

この費用が無条件無料となる金融機関は今のところ6つだけです。(ネット証券でもSBI、楽天、マネックス証券など限定的)

例えばゆうちょではじめれば255円が毎月余計に発生。

年間で3,060円。その差は大きいです。

 

他社から移管する手数料も無料

既にiDeCoの口座を他の金融機関でももっている人の場合、 マネックス証券 に移管する際の手数料が無料になります。

手数料、また商品の信託報酬が割高な

・メガバンクまたは地方銀行

・店舗型の証券会社

こちらで口座を作った人は長期間で見ると損をする可能性が非常に高くなります。大事な老後資産です。移管の検討をしておきましょう。

 

②業界最安水準の低コスト商品

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( マネックス証券 より 2018年6月データに更新)

マネックス証券のiDeCoには日本、先進国、新興国。それぞれの資産クラス全てに他社と一線を画す低コストインデックスシリーズ「eMAXISSlim」がラインナップされています。

現在最もコストの低い商品が揃う証券会社です。

商品数は24本。楽天証券(32本)、SBI証券セレクトプラン(34本)と比べて少なく見えますが全く不足感はありません。

同じ性質の商品がいくつもないので投資初心者でも迷わないし選びやすいです。

 

また、iDeCoの商品数は上限35ホント確定拠出年金法より定められています。

マネックス証券のiDeCoには今後も加入者の希望に沿って複数の商品をラインナップできる強みがあるとも言い換えられます。

実際に2018年10月からはアメリカ株への投資先としてダウのほかにS&P500へ連動するインデックスファンドも追加されました。

 

③給付方法に自由がきくのも強み

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(SBI証券は給付期間の自由がありません)

マネックス証券はiDeCoの受給方法に自由がきくのも大きなメリットです。給付期間は5年~20年での年単位で自由に選択可能です。

退職金の額に合わせて一時金と年金方式を組み合わせて受給することができるので、節税をしてiDeCoの手取金額を増やすことが可能になります。

 

以上が私の考えるメリットです。他にも

・iDeCo専用ダイヤルが土曜日受付で平日でも20時まで対応してくれる

・スマホでもすぐ残高確認&手続き可能

・人気ファンド「eMAXIS SlimS&P500」が追加

そんなユーザビリティーの高さもポイントです。

 

またロボアドバイザーによる運用診断も面白いです。

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( マネックス証券 iDeCoポートフォリオ診断より)

年齢や投資経験の有無など5つの質問に答えることで自分にあった最適なポートフォリオと商品提案をロボアドバイザーがしてくれます。

具体的な金額シミュレーションができるのもポイントですね。

 

ただしiDeCoのアドバイス機能はあくまでツール。

iDeCoは法律上「運営管理機関による特定の運用商品の推奨は不可」となっているのでこれは仕方がありません。

あくまで投資の目安として使っていきましょう。

 

マネックス証券iDeCoのおすすめを厳選

 

 この記事ではそんなマネックス証券iDeCoの商品を

①おすすめなもの

②おすすめはしないが検討余地があるもの

③余程の理由がない限りオススメできないもの

以上3つのカテゴリへと振り分けをしました。

投資商品を迷っている方への参考になれば幸いです。

 

またあくまで個人のまとめ。信託報酬の引き下げも随時あります。詳細な数字は各自証券会社で確認をお願いします。

 

おすすめ商品 14本

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(2019年7月末データに更新)

おすすめ商品としては

・各資産クラスで最も低コストなインデックスファンド

・ リターンが主要インデックスを越えそうな商品

以上をポイントとして14本選択しました。インデックスファンドがその内11本をしめています。

この中で自分の許容リスクを踏まえてお手製バランスファンドを作ってみるのも面白いです。

今年なら株式重視で組みたいところですね。

 

eMAXISSlimは今後も低コストNo1に進む

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現行の信託報酬が最安基準のeMAXISslim。ただしそれだけに終わりません。

他社のコスト引き下げがあればそれにすぐ対抗し、信託報酬の引き下げをします。それが同シリーズ最大の強みです。

投資者としても信頼ができて、乗りかえの手間もありません。

 

更に特筆するポイントがもう1つ。

それが受益者還元型信託報酬です。

ファンドの純資産総額が一定の金額を超えると、その超えた部分についての信託報酬が安くなる仕組みのことです。

だからこそeMAXISSlimはインデックスファンド低コスト競争の常に一歩を歩み続けます。

 

eMAXISslime8資産バランスは革命的。

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(各資産別リターン。8資産でも2008年は−36%)

eMAXISlim8資産はバランスファンドの信託報酬が割高になるという常識を打ち崩した革命的なインデックスファンドです。

自分で低コストファンドを組み立てた場合よりも経費率は安くなります。

またバランスファンドは特定の資産クラスの変動が大きくとも自動でリバランスをしてくれます。少ない資金であっても資産配分が崩れない点に安心できます。

 

但し気をつけたい点があります。8資産分散だから安全。リスクがないは間違いだということです。

8資産分散型のリスクが大きい理由

ボラリティの大きい新興国を1/4含む

株とREIT(不動産)で62.5%を占める

その半数以上が株、REITといったボラリティの高い商品で占めることは覚えておきましょう。

2018年は国内REITの好調により大きな下落を避けましたが、金融危機が起きればリートは真っ先に値下がるので3割以上の下落もありえます

 

安全よりの運用がしたいのであれば、国債のインデックスファンドをポートフォリオに多く組み入れることで経済危機でもその影響を一定以下に抑えることができます。

ただしリターンも限定されてしまうので

・自分の年齢の比率で保有をする

・資産の1/2または1/4と割合を決める

といったルール付けを自分の中で行い、特定口座の資産運用とあわせて考えることが望ましいです。

 

底打ち感ある新興国株式と好調だったJ-REIT

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2018年度は年間を通して一方的に下がり続けた新興国株式市場。

特に中国では米中通商問題の懸念もあり大きな下落となりました。

しかし実体経済としてはGDPは先進国を上回り、労働人口も豊富。発展の可能性を大きく見込めます。

株価としても割安感が高まっているので投資妙味は十分です。

 

反面2017年度は不調で2018年度は好調だった資産クラスも。

それが日本のREIT市場です。

オフィスビル事業が特に好調で今後も安定的な収益が期待できます。

ただしあくまで割安感が好まれて買われた公算が高く、好調だからといって飛びつくと高値つかみをする可能性も高いです。

「オリンピックまでは大丈夫」という方もいますが株価は何よりも早い先行指標となることからタイミングを狙うことは難しいです。

迷う時こそインデックス投資は動かない方がいいケースは多々あります。

慎重な判断をしてください。

 

一押しファンドはジェイリバイブとiFreeNYダウ・インデックス

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アクティブファンドはまず『ジェイリバイブ』を推します。割安であり成長性の高い中小型銘柄に投資を行う商品です。

2018年は30%ほどの大きな下落。

しかしそれでも過去3、5、10年どの期間で見ても十分にインデックス投資を上回る実績を残しています。

その特徴として注目なのは、株価が下落した銘柄から厳選投資を行うという点。

 昨年度は不当すぎるほど売りに売られた日本の新興株。しかし株価はいつか企業価値に追いつくことを考えると今年は十分に上昇余地が見込めます。

 

インデックスファンドのおすすめとしては米国株式市場の代表的な30社であるNYダウへと投資をする「iFree NYダウ・インデックス」を上げます。

マネックス証券のiDeCoは人気のアメリカ株式へ

・iFreeNY・ダウインデックス

・eMAXIS SlimS&P500インデックス

以上2つの商品で「ダウ」または「S&P500」の両方への投資をすることが可能です。

「NYダウ」は米国株式市場の代表的な30社から構成される株価平均型の指数であり、時価総額加重平均型の「S&P500」に比べて銘柄数が少なく分散性も低くなります。

ただしパフォーマンスで比較をした場合はNYダウはS&P500に比べて歴史的にも良いリターンを残してきました。

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iDeCoには運用益の非課税メリットもありますので、選択と集中がされているNYダウのほうがベターな選択といえそうです。

2018年までの過去3年間もS&P500を上回る成績を残しました。

 

また、新興国株式クラスを一押しできない理由はボラリティの高さとその主要国の今後のいくつかの不透明さから。

インドはイケイケムードが漂う中で銀行が抱える債務はかつてないほどに膨れ上がっており、貸し出し債権の回収不能が懸念されます。

中国についても米中問題は解決には至りません。

そして新興国への投資の1つの懸念として、政治不安による通貨リスクもあげられます

株式は上昇したとしても為替の乱高下により円建て時のリターンがないという可能性も起きうることに注意してください。(2018年のインドが当てはまります)

 

検討の余地がある商品 6本

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検討の余地がある商品としては

・信託報酬に見合う魅力があるアクティブファンド

・一般的に投資する価値があるとされるもの

以上6本を揃えました。

またヘッジありファンドは年金を運用するGPIFも、ある程度それをポートフォリオへと組入れてはいます。しかし個人として購入をする意味合いは薄いです。

 

コストに見合う2つのファンド

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(朝日Nvestグローバル目論見書より)

・朝日Nvestグローバル

・野村J-REITファンド

この2つはインデックスファンドではなくてアクティブファンドです。

 

朝日Nvestグローバルは日本を除く世界株式へと投資しています。新興国株も対象ですがその割合は30%以内。上位銘柄はほぼ先進国です。

業種や国にこだわらない厳選投資が特徴的で投資銘柄は30から50ほど。

税込1.944%という信託報酬は割高に感じます。しかし設定年となる2000年から常に結果を出し続けてきたファンドです。

コストに見合う実績があります。

 

また野村J-REITファンドについても同理由で価値があると判断しました。

信託報酬は1%を超えますが2005年から10年近くにわたる長期的リターンがベンチマークを上回っています。

200億円を超える純資産額認めないことは不自然です。

 

JPX日経400は新スタンダードとなりえるか

次に注目したのはiFreeJPX日経400インデックス。

 JPX日経400というのは日本取引所(JPX)と日経新聞社が共同開発した指標です。(2014年から)

対象銘柄は東証一部・二部、マザーズそしてJASDAQ。

・企業時価総額

・営業利益

・ROE(株主資本利益率)

その3つからスコア付けした上位400社により構成されています。銘柄入れ替えは年に1回。

 

TOPIXには赤字企業でも東証一部へ上場していれば組み込まれてしまう。そんな問題のある大企業を排除する画期的な指標にも見えるJPX日経400。

しかしそれは今後の発展へと目をつむる側面もあるということには注意する必要があります。

実際にこれまでのリターンもTOPIXに比べてよくありません。

 

マネックス資産設計ファンドはやや割高

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マネックス資産設計ファンド<育成型>は日本と先進国の株式・債券・リートに対して分散投資を行うファンドです。

資産配分比率は期待リターンやリスクをもとにして年ごとに変動します。

ただし為替リスクの観点から外貨建て資産への配分比率は50%以下となります。

決して悪くはありませんが、インデックス指数の組み合わせ商品としてはやや割高です。

 

また、投資効率を高めるための資産配分は今や個人でもこういったサイトを利用することで可能となります。

myindex.jp

自分自身で低コストファンドを組み合わせして定期リバランスをしたほうが高いリターンがのぞめそうです。

 

以上検討余地のある6つの商品
ゴールドファンドについても、金はあくまで安全資産ポートフォリオの一部のみへと留めましょう。

特定口座の投資先としてはゴールドは調整相場でこそ輝くので投資をするのも面白いかもしれません。

 

あまりおすすめができない商品 4本

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あまりおすすめしたくない商品には

・信託報酬に割高な印象を受けるアクティブファンド

・個人的に投資する価値を見出せない商品

以上4本を選択しました。

 

日本株式のアクティブファンドは2つで十分

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・割安と判断される銘柄に投資して実績を積み上げてきた日興アクティブバリュー

・銘柄数を絞り集中投資。TOPIXを上回る成果を常に残し続けてきたスパークス・新・国際優良日本株ファンド

 

これらのアクティブファンドは悪い商品ではありません。

しかしマネックス証券のiDeCoには「ジェイリバイブ」「ひふみ年金」があります。日本株式クラスのアクティブファンドはそれら2本で事足ります。

あくまで同じ資産クラス。

いくつも似通ったものを持つ必要性は特にありません。

 

アクティブのバランス型はおすすめしない

rassel

株式と債券を50:50でもつラッセルのバランスファンド。その名も「安定成長型」

・日本株式30%

・外国株式20%

・日本債券5%

・外国債券45%

この資産配分が特に悪いわけではありません。

 

ただしある程度リターンの限界が見えることは事実です。そして1%を超える信託報酬。どうしても割高と言わざる得ません。

手間はかかりますが自分でお手製バランスを作る方が効果的です。iDeCoはスイッチングが非課税枠内で自由にできることも強みです。

ましてマネックス証券のiDeCoの低コスト商品ならなおさらです。

 

以上おすすめしない4つの商品。

ラッセル外国株式についても悪い商品とは言いませんがが、特に買いたい材料が見当たりません。

また、どうせ高い信託報酬を払うのならアクティブファンドには尖ったものを選びたいです。

 

まとめ

マネックス証券で特におすすめしたい商品は

・iFreeNYダウ・インデックス

・ジェイリバイブDC年金

以上2つの商品です。

いずれも昨年は不調でしたが2019年には大きな期待ができそうです。日本市場は不安定ながらも企業は着実に増収増益を続けています。

米国も同傾向。中国との対立が治まれば更なる株高が期待できます。

 

ただし景気はみずもの。また多くの投資家がペースの速い株高への出口を探し始めだしています。

経済危機時のリスクは許容しておきましょう。

・ジェイリバイブは2008年マイナス37.25%

・ダウは2008年マイナス33.84%

リーマンショック時にはそれほど大きな下落となっています。

長期的なリターンを信じて暴落をどこまで耐えれるかは個人の尺度で決めるところです。

 

それでも私がこの2商品をすすめたい理由。
それはiDeCoの受取時非課税枠を活かしたいから

退職金のみで退職所得控除を使い切る人にはあまり関係がないですが、退職金が少なく枠が余る人にとってはiDeCoはせっかくある節税メリットです。

どうせならフルに生かしましょう。

 

また、そんな理由より私は

・iDeCoとNISAはリスクを高めにリターンを優先。

・特定口座はリスクを抑えて国債中心に。

そういった配分で資産運用をしています。

(実際に楽天証券 では楽天全米株式に100%投資)

ただしiDeCoはNISAと違って非課税枠を消費しないでスイッチングもできます。ある程度は肩の力を抜いて考えましょう。

 

以上マネックス証券のiDeCoおすすめ商品のご紹介

マネックス証券は現在最も低コストファンドラインナップが充実している金融機関です。(2018年11月現在)

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また、確定拠出年金の仕組みにまだ不安が残る方は一度書籍を読んでみることもおすすめです。

特に私のおすすめはこちらの本

これが一番わかりやすいです。

2019年確定拠出年金!イオン銀行のiDeCoおすすめ商品を厳選した【イデコ】

商業と金融の融合。それがイオン銀行のコンセプト。

大規模商業施設の中に入る金融機関の窓口。誰もが1度くらいはみたことがあるはずだ。もちろんイオン内には無料ATMも設置される。

 

わざわざ銀行に行かなくともお金のやりとりができること。それはネット証券のみの強みと思われていたがそうではない。

500万を超えた口座数。

イオン銀行は新しい金融機関の形としてひとつのスタンダードを築いている。

 

イオン銀行のiDeCoのメリット

運用管理手数料が無料

低コストのインデックスファンド

どこでもきける安心感

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 (こちらの記事でおすすめ金融機関を比較)

 

 

イオン銀行でiDeCoを始めるメリット

そんなイオン銀行はみずほ銀行と連携して確定拠出年金をはじめている。

私は楽天ポイントキャンペーンもある 楽天証券 で積立中。しかしそれはネット証券。なじみがない人も多いはず。

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複雑で面倒な加入手続きを実際に店舗で行えること。それはネット証券にはない1番の強み。365日いつでも買い物ついでにiDeCoの受付が対応可能だ。

他にも言及したいイオン銀行の強みをご紹介。

 

①運用管理手数料が無料であること

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運用時(毎月)にかかる手数料は3つある

・事務手数料(103円)は国民年金連合会に

・資産管理手数料(64円)は信託銀行に

・運営管理手数料は金融機関に

 

イオン銀行はこのうちの運用管理手数料がはじめから無料となる

この費用が無条件無料となる金融機関は数少ない。(店舗がある所では大和証券など限定的)

みずほ銀行ではじめれば293円が毎月余計に発生。

年間で3,516円。その差は大きい。

 

②シンプルで低コストな商品

イオン銀行の商品数は17本 、ネット証券と比べた場合半分以下となることも。しかしポイントは抑えてあり特に不足感はなし。

 

国内、先進国、新興国それぞれの資産クラスに低コスト投資信託"たわら"シリーズがラインナップ。

気になるのは日経平均のインデックスファンドがないところくらいか。(TOPIXのみ)

またそれについても、日経平均とTOPIX。

どちらも日本株の相場全体を見る指標で優劣があるわけではない。昨年は日経の方が良かったが今年はどうなるか、それは誰にも分からない。

だからこそ1つに絞ること。投資初心者でも迷わない。

選びやすい

 

以上が自分が伝えたい2つのメリット

また資産運用ツールとしてスマートフォリオというサービスを提供している同社であるがあくまで参考程度にしておきたい。

過度な信頼は禁物だ。

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(みずほ銀行のツールスマートフォリオより)

過去の値動きを見ることで、これからのリターンをイメージした投資ができる。しかし過去の実績と未来。それは関係しつつも異なるもの

診断の内容に沿って投資することが正しいと言われたらそうではない。

 

・長期投資をイメージできる

・短期的な資産の下落に狼狽しない

バイアスをかけずに投資を見渡せる点ロボアドバイザーは評価できる。

ただしあくまでツール。そんな風にも捉えたい。

 

イオン銀行iDeCoのおすすめを厳選

 

 今回自分はそんなイオン銀行iDeCoの商品を

①おすすめなもの

②おすすめはしないが検討余地があるもの

③余程の理由がない限りオススメできないもの

以上3つのカテゴリへと振り分けをしてみた。

投資商品を迷っている方への参考になれば幸いだ。

 

またあくまで個人のまとめ。信託報酬の引き下げも随時ある。詳細な数字は各自確認して頂きたい。

 

おすすめ商品 10本

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(2019年7月末データに更新)

おすすめ商品としては

・各資産クラスのインデックスファンド

・リターンが大きく見込めそうなアクティブファンド

以上をポイントとして10本選択した。この中で自分の許容リスクを踏まえてお手製バランスファンドを作ってみるのも面白い。今年なら株式重視で組みたいところ

 

低コストを追い続けるたわらは信頼できる

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(アセットマネジメントOneニュースより)

新興国債券と株式を除く6つの資産クラスにたわらノーロードインデックスファンドラインナップ。

同シリーズの特徴はもちろんその低コスト。そしてその徹底だ。他社によるコストの引き下げがあれば対抗をして信託報酬の引き下げに踏み切る

 

iDeCoは今後長期間にわたって運用するもの。

だからこそ新しい商品を出すのではなく、既存の商品のコスト引き下げをしていくたわらシリーズ。

投資者として信頼ができ、乗りかえの手間もない。

 

好調だったJ-REIT。不調だった新興国株

aeon

2018年は新興国株式にとって苦難の時期

米中での貿易摩擦はアジア全土へと波及をしていき、特に中国株式は2015年のチャイナショック以来の大きな落ち込みとなった。

しかし新興国株式市場の魅力は不変だ。

こういった危機を何度も乗り越え、そして成長を遂げてきた。それが新興国の強さ。

今年だけの判断で新興国株式を投資対象から切るのは早計と言わざる得ない。

 

また今年は他資産と異なり唯一のプラスリターンとなった日本のREIT市場

しかし2019年はどうだろう

・オフィスビル事業は相変わらず堅調が見込めそうだが

・商業施設への投資は増税も控え盛り上がりに欠ける部分も

インデックス投資は動かない方が正解ということは数多い。投資をするとしてもあくまでPFの一部へと留めたい。

 

 

iDeCoで更にお買い得になる『ひふみ年金』

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今日本で一番、名前が売れている投資信託。そう言っても過言ではないアクティブファンド。それが『ひふみ

同シリーズにはひふみ投信、ひふみプラス、ひふみ年金とあるが基本的な運用手法については同じ。

ただし販売方法により信託報酬は変化する

そしてこのひふみ年金。確定拠出年金の専用ファンドということでその3種の中で最も低コストなものとなっている。

 

一押しファンドはひふみ年金。そして窓口も

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割安と考えられる銘柄に長期的に選別投資をするアクティブファンド『ひふみ』昨年はテレビ番組『カンブリア宮殿』でも取り上げられた。

その特徴としてあげたいのは

・日本の成長企業に投資する

・守りながら増やす

以上2点だ。

 

ひふみは会社を現在の数字だけで見ない

時には実際に会社訪問をしたり経営者と会うことも。それによって景気に左右されにくい強い成長力をもった会社を見つけ出している。

 

また、市場環境に応じて株式の組入比率を調整する点にも注目したい。

株価が下がると判断するときは50%まで現金を持つ』というルール付け。それをひふみは作っている。

 

2018年はひふみにとって苦難の連続だった。

企業の業績とは関係が無く海外の機関投資家によって売られる国内中小株。

そのあおりをまともに受けた結果となった。

しかし、だからこそ今のひふみは割安な株式を保有できているとも。長期投資をたった1年で判断するのはもったいない。

 

窓口での相談もiDeCoに関しては悪くない

普段自分は実際の金融機関窓口で資産運用の相談をすることをすすめない。

大抵の場合が割高なアクティブファンド、または外貨建て保険などが奨められる。

個人の資産成長の為でなく、金融機関として儲かるもの

それが第一番に優先される。

 

しかしiDeCoについてはそれができない。

イオン銀行であればここにあげた

・投資信託16本

・元本保証型1本

その中でしか商品の紹介はされないのだ。だからこそ店舗に行けば、そこでは僕らの資産や今後に寄り添ったリアルなアドバイスを聞けるはずだ。

それがあっているかどうかは分からない。ただしそんな機会はなかなかない。

 

検討の価値がある商品 7本

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検討の余地がある商品としては

・一般的に投資する価値があるとされるもの

7本を揃えた。

 

債券の為替ヘッジはiDeCoでは買わない

ヘッジあり債券ファンドを個人が買うこと。あまり自分はすすめない。

それを選ぶ事で、為替変動のリスクを抑えられることは事実だ。しかしそれはコストともなり実質的なリターンは低下していく

年金を運用するGPIFもある程度それをポートフォリオへ組入れてはいる。ただし個人が、また運用益非課税メリットのあるiDeCoでそれを購入する意味。それはあまりないだろう。

 

マイバランスはリスクに応じた分散が可能

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(マイバランス30は株30:債券70)

マイバランスは国内外株式、国内外の債券に投資を行うバランスファンド。求めるリターン、そして許容できるリスクに対して3つの選択肢がある。

 

マイバランス30はリスクが低い

・国内株20債券55 先進国株10債券15で構成

マイバランス50はミドルリスク

・国内株30債券40    先進国株20債券10で構成

マイバランス70はリスクが高い

・国内株45債券20    先進国株25債券10で構成

 

バランスファンドは特定の資産の変動が大きくても自動でリバランスがされる。少ない資金でも資産配分が崩れない。

ほったらかしで済むというお手軽さはある。

 

ただし自己でそれを組み立てた場合と比べコストが割高にも。またマイバランスの特徴として資産配分は国内に重点が置かれていることにも注意したい。

 

おすすめできない商品 6本

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あまりおすすめしたくない商品には

・信託報酬に割高な印象を受けるアクティブファンド

・個人的に投資する価値を見出せない商品

以上6本を選択した。

 

日本株式のアクティブファンドは1つでいい

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フィデリディ日本成長株ファンド

国内株式の中から、個別企業分析により、成長企業を選定し、利益成長性などと比較して妥当と思われる株価水準で投資を行います

 

リターンではTOPIX連動型を超える実績。

だから全く悪い商品ではない。ただしイオン銀行のiDeCoには同資産クラスに『ひふみ年金がある。日本株式クラスのアクティブファンドはそれ1本で事足りる。

あくまで同じ資産クラス。

いくつも似通ったものを持つ必要性は特になし。

 

アクティブのバランスファンドは割高

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(みらいパレット目論見書より)

みらいパレットは状況に応じたリスク資産配分をすることが特徴的なアクティブ型のバランスファンド。

・安全資産としては国内債券

・リスク資産は国内外の株・債券・REITまで

市場のリスクの局面を見てその比率を変化させていく。ただしリスク資産への投資は40%程度までという点には注目したい。

 

その上限が特に悪いわけではない。

ただしある程度のリターンの限界が見えることは事実。そして1%を超える信託報酬。どうしても割高と言わざるを得ない。

 

以上おすすめしない3つの商品。

また世界の高配当利回りの公共株へと投資をするピクテ・グローバル・インカム株式ファンドDC(愛称グロインDC)についても悪い商品とは言わないが、特に買いたい材料が見当たらない。

どうせ高い信託報酬を払うのならアクティブファンドはリターンが見込めるものを選びたい。

 

まとめ

イオン銀行iDeCOで特におすすめしたい商品は

・ひふみ年金

以上1つ。

 2018年のパフォーマンスは良くなかったが、それでも過去3.5.10年という単位でみればインデックス投資をはるかに上回るパフォーマンスを見せている。

直近の数字にとらわれずに"日本の成長企業に投資する"という点。また、現金比率を50%まで持つことも辞さない"守りながら増やす"という考え方。

長期投資を任せれる安心感がある。

 

そして昨年からはその成長度の高さからアメリカ株にも投資を組み入れている。今後は米国以外にも海外の大型・中小株式を組み入れていく予定だ。

 

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(リーマンショック時の日本株は4割下落)

ただしあくまで景気はみずもの

株価に割高を感じてその出口を探す投資家が多いことも事実となる。

経済危機時のリスクは許容しておきたい。

 

それでも私がひふみ年金をすすめたい理由。

それはiDeCoの受取時非課税枠を活かしたいから

退職金のみで退職所得控除を使い切る人にはあまり関係がないが、私のように退職金が少なく枠が余る人にとってはせっかくある節税メリット。

どうせならフルに生かしたい。

 

またそんな理由より私は

・iDeCoとNISAはリスクを高めにリターンを優先。

・特定口座はリスクを抑えて国債中心に。

そういった配分で資産運用をしている。

(実際に楽天証券 では楽天全米株式に100%投資)

ただしiDeCoはNISAと違ってスイッチングもできる。ある程度は肩の力を抜いて考えたい

 

以上イオン銀行の確定拠出年金のおすすめ商品のご紹介

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また、確定拠出年金の仕組みにまだ不安が残る方は一度書籍を読んで見ることもおすすめしたい。

特に私のおすすめはこちらの本だ。

これが一番わかりやすい。

そしてまだイデコへの加入をしていないならば、ネット証券では無料の資料請求をすることもできる。

1度それを確認してみるのも。

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2019年iDeCo!大和証券の確定拠出年金おすすめ商品を厳選しました【イデコ】

野村、大和、SMBC日興、みずほ、三菱モルガン。

国内5大証券の競争は常に激しいです。

特筆すべきはラップ口座。証券会社が投資家から資金を預かって運用を行うサービスですが、市場全体残高の9割が上にあげた5社で占めるとも言われるほど。

 

そしてその競争で長期間1位を取り続けていた金融機関。それが大和証券です。

しかしその王座。ついに野村証券に奪われます。

 

業界では穏やかと言われた大和ですがこのままではいられません。顧客からの信頼を改めて獲得する必要が出てきました。

そしてその舞台としてのiDeCo。それは証券会社にとっても私たちにとってもメリットのある、またとない機会です。

 

大和証券のiDeCoのメリット

運用管理手数料が無料

低コストのインデックスファンド

BRICsへの個別投資が可能

店舗がある安心感

www.shunpon.com

 (こちらの記事でおすすめ金融機関を比較)

 

 

大和証券でiDeCoを始めるメリット

私はiDeCoを楽天ポイントキャンペーンもある 楽天証券 で積立しています。しかしそれはネット証券。なじみがない人も多いです。

150店舗以上ある大和証券の店舗で複雑で面倒な加入手続きを行える。それは店舗型の大きな利点。

他にも自分の考える大和証券のメリットは2点あります。

 

①運用管理手数料が無料であること

f:id:shunpon:20180114174921p:plain

運用時(毎月)にかかる手数料は3つあります。

・事務手数料(103円)は国民年金連合会に

・資産管理手数料(64円)は信託銀行に

・運営管理手数料は金融機関に

 

大和証券はこのうちの運用管理手数料がはじめから無料です

この費用が無条件無料となる金融機関は数少ないです。(店舗型証券会社では大和証券くらいしかない)しかありません

例えば野村証券の場合は条件を満たすまでは毎月283円のコストがかかります。

年間でみれば3,516円。その差は運用期間が長ければ長いほど損失となっていきます。

 

②BRICs4ヵ国への個別投資ができる

大和証券の商品数は22本(内1本が元本保証)。主要資産のクラスには低コストインデックスファンドがラインナップされています。

2018年からはダイワつみたてインデックスシリーズが発表され更にコストは引き下げられました。

しかし注目はアクティブファンド。

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ブラジル・ロシア・インド・中国。

BRICs4ヵ国への個別国投資ができるファンドの存在。

それこそが大和証券iDeCoの最大の特徴。他の金融機関とは一線を画しています。

ただし新興国株式また債券全体へのインデックスファンドがないことには注意をしておいてください。

 

以上自分が伝えたい2つのメリット

また同社はiDeCoのセミナーを頻繁に開催。そして窓口でiDeCoの申し込みをする際には総合取引口座での商品の紹介もされるはずです。

しかしあくまでそれら2つの口座は切り離して考えましょう。

 

iDeCoと違い、提供できる商品に制限のない総合口座。店舗で紹介されるそれらの商品にはコストが高いものもチラホラ。

期間また数量限定。そんな言葉で買い煽られます。

投資初心者こそ乗ってしまいがち。

儲けの出にくいiDeCo口座を入口としてボッタくり商品を総合口座で買わせる。そういった手口が行われないとは限りません。

 

大和証券の確定拠出年金のおすすめを厳選する

 

 この記事では大和証券確定拠出年金の商品を

①おすすめなもの

②おすすめはしないが検討余地があるもの

③余程の理由がない限りオススメできないもの

以上3つのカテゴリへと振り分けをしました。

 

またあくまで個人のまとめ。信託報酬の引き下げも随時あります。詳細な数字は各自大和証券へ確認をお願いします。

 

大和証券確定拠出年金のおすすめ商品 8本

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(2019年7月末データに更新)

おすすめ商品としては

・各資産クラスのインデックスファンド

・ リターンが主要インデックスを越えそうな商品

以上をポイントとして8本選択しました。

この中で6資産また4資産でのお手製バランスファンドを作ってみるのも面白いです。旧来のバランスファンドの構成。分かりやすいリスク分散が可能です。

 

新たに設定されたダイワつみたてインデックス

ネット証券の最安値と比べると多少見劣りするものの、0.2%台付近の信託報酬で店舗型としては十分に低コストなダイワつみたてインデックス

従来のダイワインデックスから更にコストが引き下げられました

・国内外の株式と債券で4資産バランス

・国内外の株式+債券+REITの6資産にも

4資産なら0.3%以内、6資産なら0.5%以内の低コストでお手製バランスファンドを作成することが可能です。

 

またダイワつみたてインデックス日本債券の参考指標はよくある『NOMURA-BPI総合』ではなく『ダイワボンドインデックス』となっています。

しかしリターンに大きな違いは見られません。

 

好調なJ-REITは2019年も続くのか

今年は他資産と異なり唯一のプラスリターンとなった日本のREIT市場。

株式資産としてのリスクヘッジの役割を見事に果たしました。

しかし2019年はどうでしょうか

・オフィスビル事業は相変わらず堅調が見込めそうですが

・商業施設への投資は増税も控え盛り上がりに欠ける部分も

「オリンピックまでは大丈夫」という方もいますが株価は何よりも早い先行指標となることからタイミングを狙うことは難しいです。

あくまでPFの1部への組み入れが無難です。

 

 

フィデリティ日本成長株には実績がある

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(フィデリティ日本成長株目論見書より)

"高い成長が期待できる日本企業を発掘して投資する"

フィデリティ日本成長株ファンドの特徴。信託報酬は1.6524%(税込)とかなり高め。

しかしファンドが設定されて20年近くたつ今でも多くの支持を受け純資産総額は4,000億円を超えます。ついに昨年、その設定来からのリターンは2倍以上に達しました。

 

インデックスと違いアクティブファンドは信託報酬ではなくリターンのみで考えるべきです。

その場合

・約20年という長期間の運用

・TOPIXのベンチマークを総合で越えてきた実績

それらを満たすフィデリティ日本成長株。コストに見合う価値あるファンドです。

人気ファンド「ひふみ」をラインナップした大和証券のiDeCoですが、こちらを選ぶのも十分にありでしょう。

 

イチオシはダイワつみたてインデックス外国株式

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(表は先進国株式ベンチマークのトータルリターンより)

世界の先進国株式へと投資をするダイワつみたてインデックス外国株式。ダイワインデックスに比べて0.05%ほどだが低コスト化しました。

その指標はMSCIコクサイ指数となりますが特徴は

・組み入れ銘柄は1,300銘柄以上

・日本を除く先進国22か国の株式

つまり、ある程度の分散がきいています。ただしその半数以上をアメリカが占めることにも注意しましょう。

2018年は下落の年となりましたがだからこそ割安感は増したとも。上昇の余地は十分です。

 

 

"リターンは最大限。でもあまりにも高いリスクは"

そんな一般的にiDeCoに求められる商品性質。その役割を最も満たす指標といえば先進国株式指数です。

低コストである点も踏まえて一番のおすすめとしました。

 

検討の価値がある商品 5本

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検討の余地がある商品としては

・大和証券のiDeCoでしか買えない価値の高いもの

5本を揃えました。

 

おすすめとはしていません。

ただし同証券でiDeCoを始めるなら一番の特徴となる5つのファンド。

そのリスクは十分に検討しなければいけませんが、割合を決めてポートフォリオの一部へと組入れてみるのも面白いです。

 

今後のBRICsは成長に期待できそう

アクティブファンドとなるのであくまで参考程度にはなりますがBRICs4ヵ国の今後についてを簡単に紹介をしていきます。今年は全体的に期待できそうです。

 

ブラジルは新政権が誕生。リスクは高い

2018年10月の大統領選を経て新政権となったブラジル。財政状況への建て直しの期待は大きく為替相場も安定をしていますが景況感としては伸び悩み。まずは政権の安定が課題となります。

ロシアはプラス成長を継続か

金融緩和を背景にプラス成長へと転じたロシア。実質GDP成長率は低い(1.5%程)ながらも緩やかな回復が継続しています。割安感はピカイチです。

インドは今年も高成長を期待。税制改革も。

株式市場は最高値、通貨は最安値へと向かったことが印象的なインド経済。成長度はややピークアウトした感はありますが、賃金上昇による民間消費の増加での高成長はまだまだ持続しそうです。

中国は政府による抑制も高い成長見込み。

アメリカとの貿易戦争の懸念より株価が大きく下落した中国経済。ただし国内消費は依然として順調であり景況感は悪くないです。

2019年には大きなV字回復が望めそうです。

 

またこれら4つのファンドは総合取引口座で買う場合は買付手数料が必要ですが、iDeCoでの購入に限りノーロード(買付手数料無料)となります。

信託報酬は高いですがお得感があります。

 

新たに米国株式ファンドもラインナップ

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また2018年より米国株式 のアクティブファンドもiDeCoラインナップに加わりました。

ダイワ米国厳選株ファンドは、割安と判断される銘柄を約20銘柄ほどに厳選して集中投資するといった商品。

ただし今のところ目立った成績は上がっていません。

またもともと米国では上場審査が厳しいこともあり、株価指標も日経平均より歪みが少ないです。

日本株式のアクティブ運用に比べて優位性が低いことには注意してください。

 

おすすめできない商品 8本

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 あまりおすすめしたくない商品には

・信託報酬に割高な印象を受けるアクティブファンド

・より低コストの商品があるもの

・個人的に投資する価値を見出せない商品

以上8本を選択しました。

現在DCダイワインデックスへと投資をしているひとはダイワつみたてインデックスシリーズへと乗りかえをしましょう。

低コストな分リターンは変わるはずです。

 

六つの羽は信託報酬に見合う価値がない

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(6つの羽目論見書より 3段階での6資産分散)

DCダイワ・ワールドアセット(六つの羽)は国内外の債券、株式、リートに投資を行うバランスファンド。求めるリターン、そして許容できるリスクに対して3つの選択肢があります。

 

安定コースは債券が50%を占めます

・国内資産は債券25%、株10%、REIT15%

・海外資産は債券25%、株10%、REIT15%

6分散コースは全ての資産を均等に

・国内外債券・株・REITの6資産に16.7%ずつ

成長コースは株とREITで90%

・国内資産は債券5%、株25%、REIT20%

・海外資産は債券5%、株25%、REIT20%

 

ある程度リスクが許容できる人向けの商品。

安定コースでも株とREITで5割を占めます。また成長コースでは国債の比率は5%しかないことも特徴的です。

ただし1番の問題はその信託報酬の高さです。

 

バランスファンドは特定の資産の変動が大きくても自動でリバランスをしてくれます。少ない資金でも資産配分が崩れない。

ほったらかしで済むというお手軽さは確かにあります。

ある程度のコストまでなら利用するのは充分ありです。マネックス証券のiDeCoにあるeMAXIS Slim8資産はまさにその1つ。

ただし1%を超える信託報酬までを払う価値はありません。

 

以上おすすめしない8つの商品。

また世界各国の株式へ分散投資する大和住銀DC外国株式ファンドですが、昨今は先進国株式のベンチマークを超えているが以前はそれを下回った時期も。もう少し様子を見て考えましょう。

iDeCoに求められるのは長期投資での安定感。

確たる理由がないのであれば信託報酬の安いインデックスファンドを購入しておいた方が無難です。

 

まとめ

大和証券 iDeCo

大和証券iDeCoで特におすすめしたい商品は

・ダイワつみたてインデックス 外国株式

 

以上1つ。

2018年は下落の年となりましたがだからこそ割安感には期待ができます。

ただしあくまで景気はみずもの

そして先進国のインデックスファンドとはいえ株式クラス。そのボラリティの高さを理解しておきましょう。

・MSCIコクサイインデックスは2008年-52.6%

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(参照:わたしのインデックスより)

経済危機時には資産が半減するリスクは許容しておかないと後々後悔することも。

 

それでも私が株式100%の投資をすすめたい理由。

また実際に楽天証券 で全米株式投資をするわけ。

それはiDeCoの受取時非課税枠を活かしたいから

退職金のみで退職所得控除を使い切る人にはあまり関係がないが、私のように退職金が少なく枠が余る人にとってはせっかくある節税メリット。

どうせならフルに生かしたいです。

 

またそんな理由より私は

・iDeCoとNISAはリスクを高めにリターンを優先。

・特定口座はリスクを抑えて国債中心に。

そういった配分で資産運用をしています。

ただしiDeCoはNISAと違ってスイッチングもできます。ある程度は肩の力を抜いて考ええましょう。

 

以上大和証券の確定拠出年金のおすすめ商品のご紹介

www.shunpon.com

 

まだ加入をしていない方は無料で資料の請求も

また、確定拠出年金の仕組みにまだ不安が残る方は一度書籍を読んで見ることもおすすめです。

特に私のおすすめはこちらの本です。

これが一番わかりやすいです。

2019年上半期終了!!つみたてNISAを今年から始めた人はいくら儲かったのかを調査しました

「老後の生活費には2,000万円が必要」そんな言葉が世間をにぎわせる中で今、つみたてNISAの口座開設が相次いでいます。 

加入者数は今年3月時点で127万口座を突破

休眠口座が多い一般NISAとは違い、どんな時でも淡々と自動で投資をしていく「つみたてNISA」は既に買付額1,300億円を突破しています。

 

つみたてNISAの特徴

投資利益に対しての税金が0%になる

年間投資上限は40万円×20年

投資できる商品が厳選されている

投資益が非課税というメリットはもちろんですが、やはりポイントは投資商品に対して金融庁による基準が設けられているということ

販売手数料が生じたり、信託報酬の高い商品はあらかじめカット。ぼったくり商品に投資をすることにはならないわけです。

毎年40万円×20年だね

いつ解約してもOKだよ

 

 

つみたてNISAの利回りを調べました

www.shunpon.com

  (2018年の比較はこちらの記事で)

投資初心者であっても優れた商品を、少額かつ長期で資産形成ができるつみたてNISA。iDeCoとは違っていつ解約しても非課税な点もポイントです。

 

しかし結局のところ気になります。

「つみたてNISAって実際のところ儲かるの?」

この記事では各資産クラスの代表的な商品の成績を参考に、つみたてNISAの今年度の利回りを計算しました。(2019年6月末時点)

また、つみたてNISAの投資対象は「株式クラスを含む投資信託またETF」という縛りがありますが、この記事では最後に参考として債券またREIT(不動産)に投資をする商品の成績も載せています。

 

参考にした商品

・TOPIX・・eMAXIS Slim国内株式

・日経平均・・eMAXIS 日経225

・先進国株式・・eMAXIS Slim先進国株式

・新興国株式・・eMAXIS Slim新興国株式

・全世界株式(除く日本)・・eMAXIS Slim(略)

・全世界株式・・楽天・全世界株式

・全米株式・・楽天・全米株式

・S&P500・・iFreeS&P500

・8資産・・eMAXIS Slimバランス

・アクティブ・・ひふみ

(参考)NYダウ・・eMAXIS NYダウ

(参考)日本債券・・eMAXIS Slim国内債券

(参考)先進国債券・・eMAXIS Slim先進国債券

(参考)新興国債券・・eMAXIS 新興国債券

(参考)日本REIT・・eMAXIS 国内リート

(参考)先進国REIT・・eMAXIS 先進国リート

(参考)グローバル3倍3分法ファンド

それぞれの商品を楽天証券SBI証券のつみたてNISAで設定できる年初めから毎日均等額を積立した場合のリターンを計算しています。 

 

楽天証券でのカード購入の場合も計算しました

f:id:shunpon:20181103165927p:plain

また楽天証券では投資信託を購入する際に楽天カードを利用することで100円につき1円相当のポイントが付くというサービスをしています。

ただしこの場合は毎日積立ができずに、月初営業日のみの買付となってしまいます。その事情もふまえて

 

・銀行口座から毎日買付をした場合に加えて

楽天カードによる毎月買付をした場合

 

でのポイントを含めた今年度のパフォーマンスも記事の最後に載せています。

 

TOPIXの利回りは-0.74%

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今年のTOPIXは不調です。

年初はそれなりにリバウンドをしましたが5月になって大きくマイナス。世界中が景気の減速に備える中で消費税UPに踏み切るのだから当たり前といえば当たり前。

 

2019年6月末時点での年初来成績は5.13%とプラスですが

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は192,749円

マイナス1,442円になっています。

日本株オワコン・・

底打ちしたはず!

 

日経平均の利回りは0.87%

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日経平均も今年はパッとしないです。ただしユニクロやソフトバンクといった値がさ株が割と好調なのでTOPIXは上回ります。

2019年6月末時点での年初来成績は7.28%とプラスです。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は195,883円

プラス1,692円になっています。

方向が見えないよな

売りも買いもしたくない

 

先進国株式の利回りは2.84%

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日本とは違って着実に成果を上げている先進国株式。昨年の下落をほぼリカバリーしてきています。

国内株式や新興国株式と比べたボラティリティの低さ。全世界株式よりもつみたて投資に向いているといってもいいのではないでしょうか。。

2019年6月末時点での年初来成績は15.19%と大きくプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は199,715円

プラス5,524円なっています。

 

新興国株式の利回りは0.62%

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乱高下が激しい新興国株式。

今年についてもそれは同じで特に5月は1ヶ月間で約9%の下落となりました。米中貿易は結局のところアメリカに主導権があり、株価も上値を抑えています。

2019年6月末時点での年初来成績は8.83%とプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は195,392円

プラス1,201円になっています。

この値動きは正直怖いわ・・

老後資金としては考えにくい

 

全世界株式(除く日本)の利回りは2.42%

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先進国株式の調子がいいのでその比率が高い全世界株式も今年上半期は好調でした。今年も日本を含まない方がリターンは高いです。

2019年6月末時点での年初来成績は14.07%と大きくプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は198,895円

プラス4,704になっています。

弱小国家といえば

日本だったというわけだ

 

全世界株式の利回りは1.94%

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オールカントリーは軟調な日本の影響もあり、成績はやや悪くなっています。ただしだからといってこの商品が悪いという訳ではありません。

あくまでそういうときもあるというだけのことです。

2019年6月末時点での年初来成績は12.73%と大きくプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は197,955円

プラス3,764になっています。

 

全米株式の利回りは2.53%

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年初は調子のよかった全米株式。ですが年の半ばに入り小型株の値動きがさえません。

2019年6月末時点での年初来成績は15.11%と大きくプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は199,095円

プラス4,904円になっています。

 

S&P500の利回りは2.9%

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米国の優良企業が幅広く分散されたS&P500指数。今年は底堅い値動きを見せながら昨年末の高値を更新。
今年度でいえばダウ、全米株式を上回る成績を残しています。

2019年6月末時点での年初来成績は14.98%と大きくプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は199,818円

プラス5,627円になっています。

 バフェットはやっぱり正しかった。。

 

8資産均等型の利回りは1.57%

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日本、先進国、新興国の主要な資産クラスに均等割りで投資をする8資産バランスファンド。

今年の値動きだけみれば物足りなさはありますが、円高により海外株式ファンドが昨年秋の価格を超えられない中、きちんと高値を更新している点は評価すべき。

機械的にバランスされただけの投資信託。ですが国内投資を一定比率で持つことにより為替効果も限定される部分もあり、ほったらかしには最適です。

欲を言えば海外債券部分も為替ヘッジをつけたいですね。

2019年2月末時点での年初来成績は7.9%

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は197,234円

プラス3,043円になっています。

去年から見るといいよね

下落相場でもある程度は安心

 

ひふみプラスの利回りは0.86%

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今年のひふみはきちんと意地をみせていて国内株指標を上回っています。また国内中小株には買い戻しの動きもあり今後にも期待ができそうです。

2019年6末時点での年初来成績は10.91%と大きくプラス。

つみたてNISAで毎日積立をした場合

・積立金額194,191円に対して

・資産評価額は195,858円

プラス1,667円になっています。

まだ救われてないからな。

長期投資を信じろっ!

 

まとめ 楽天証券+楽天カードは最強

つみたてNISA対象商品、また主要資産の利回りを実際の投資商品をもとに計算をしてみました。(2019年6月末時点)

 結果は以下の通りです。

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 つみたてNISAの投資対象の中で年初来リターンが最も高いのは先進国株式で次に全米株式が続きます。

おもしろいのは年初来のリターンでは上2つに比べて下回っているS&P500が、実際のつみたて投資だともっとも利幅が大きいこと。

年半ばに入っても大きく減速をしていない+上昇幅が緩やかなことがその理由の1つです。

また今年は堅調に株価が推移していることもあり、毎日つみたてよりも楽天カードでの月初投資の方がパフォーマンスが素晴らしい点も見逃せません。

 

G20の効果もあり米中貿易戦争はいったん停戦。利下げ圧力も相まって一時は下落した株価も新高値を目指す情勢へとなってきました。

しかし利下げに関しては十分にその期待が株価に反映されている一方で、その内容の確定はされておりません。ネガティブサプライズがある可能性も考慮すべきです。

 

ただしあくまでもつみたてNISAは投資期間が20年ある長期投資です。短期的なパフォーマンスだけで見ることは得策ではありません。

私個人としては全世界株式こそ最も”ほったらかしでの長期投資”に適している資産クラスと考えます。

20年間の時期の分散が強制的に図られるつみたてNISAでの投資なら尚更です。

 

投資信託は楽天カード×楽天証券で

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そして実際に計算をしてみて分かる通り、楽天カードによる投資信託の購入は年間で見たパフォーマンスに大きく影響を与えます。

ポイントは複利運用できるわけではありませんが、それでも投資信託を買うだけで1%貰えるのは非常に大きい。

特定口座やNISAでもこのサービスは利用できます。

もちろんつみたてNISAを運用している人でも

・つみたてNISAは銀行口座から毎日積立

・特定口座で楽天カードで積立

という利用をすることが可能です。

余裕があれば時期を分散しての投資ができるのでその方がおすすめです。

 

楽天証券は投資信託の保有でもポイントが貰えます

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(10万円で毎月4ポイントが貰えます)

 

・つみたてNISAで資産を形成していきたい

・投資信託を購入する口座が決めきれない

 

そんな人なら絶対に楽天証券を開設するべきです。投資信託に関しては楽天証券が他の証券会社に比べて頭一つ抜きんでています。

そしてもう1つ。

楽天カード×楽天証券

つみたて投資をするならこの最強の組み合わせを絶対に覚えておいてくださいね。

投信は絶対に楽天証券やな

楽天カードを忘れずにね

7月の株主優待銘柄のおすすめ4選を業績と共にチェックしました

7月の優待はどうなんや

不作&不作&不作

7月は1年の中で最も株主優待に恵まれない月です。約30銘柄ほどしか株主優待銘柄はありません。

そんな7月の唯一いいところ。

それは一般的に日本の株式市場は7月が閑散相場となることが多く、株を買うには適した時期ということです。

今年についてもそれは同じ。

消費税増税や年金問題による政治不安を続け成長にあえぐ株式市場。ただしマイナス要因はあらかた株価に織り込み済みで下げにくい数字となっています。

 

この記事では7月の株主優待をテーマとして

・特におすすめしたい銘柄4つ

・現在の業績や今後の予想

 以上2点を紹介していきます。

 

2019年7月の株主優待カレンダー

まず株主優待の銘柄を紹介する前に、2019年7月に優待権利を取得するためのカレンダーの確認をします。

今年の7月16日の株式約定から株式の受け渡しにかかる日にちが短縮されました。

これによって権利付き最終日(株を持っておく日)と権利落ち日(株を売ってもよい日)が今までと比べて1日早くなってので注意してください。

 

7月20日(土)権利確定日銘柄

・7月17日(水)までに株を保有

・7月18日(木)からは売却OK

7月末日(水)権利確定日銘柄

・7月29日(月)までに株を保有

・7月31日(火)からは売却OK

 

 以上の日程となります。

また補足として、楽天証券での一般信用取引「短期」スケジュールは

・7月12日(金)に銘柄発表がされて

・18日(木)から売建可能になります。

株価変動リスクがない一般信用のクロス取引は正直いってやらない方が損なレベル。(たとえ乞食と呼ばれても)

自分は毎年ディズニーランドのチケットを1枚当たり1,000円以下で手に入れています。

デメリットは売建できる在庫がない場合もあるということ。

株主優待のただ取りをしたいなら、 SBI証券 楽天証券、そしてカブドットコム証券の口座は絶対開設しておきましょう。

 

7月のおすすめ優待銘柄

まずは7月のおすすめ優待銘柄を企業の説明も少し踏まえながら解説をしていきます。

 

ダイドーグループホールディングス(2590)

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缶コーヒーといえばダイドー。

特に世界一のバリスタシリーズは近年缶コーヒー業界が伸び悩みを見せる中で堅調な売上をあげています。

そんなダイドーホールディングスですが株主優待として100株以上保有の株主へ3,000円相当の自社製品の詰め合わせを送付しています。

権利確定が7月末日ではなくて7月20日となることに注意してください。

 

ダイドーホールディングス株主優待

3,000円相当の自社製品

・条件は100株以上の保有者

・権利確定日は7月20日

・株価 4,630円(2019/6/28)

2019年1月期の決算を確認すると、売上高はややDown(1,726億→1,715億)。

販売管理費を抑えることで営業利益はプラス推移していますが(48億→60億)、営業キャッシュフローで見ればマイナス。

世界一のバリスタシリーズが人気といっても、やはり缶コーヒーという斜陽市場での苦戦がうかがえます。

ただしダイドーの挑戦は続いています。

昨季は大規模な有価証券の売却をして、新規事業ヘルスケア領域への投資を開始。今後大きなM&Aも控えていそうです。

割安な株価。十分に投資妙味はあるでしょう。

 

鳥貴族(3193)

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全品298円均一の低価格で全国展開をかける居酒屋チェーン鳥貴族。

280円だった価格を2017年10月から298円とした時には、やや客足が離れたことでも話題ですが順調に店舗を増やしています。

そんな鳥貴族ですが株主優待として持ち株数に応じての食事優待券を送付しています。

必要投資額は低めであり取りやすい優待です。

 

鳥貴族株主優待

鳥貴族で使える食事優待券

・100~299株は1,000円

・300~499株は3,000円

・500株以上は5,000円

・権利確定日は7月末日

・株価 2,237円(2019/6/28)

2019年7月期(第3四半期)の決算を確認すると、売上高は上昇(252億→270億)していますが本業のもうけを示す営業利益はほぼ半分に。

新規店舗追加の効果は見えながらも、既存店の売上は伸び悩み。人件費や物流費の高騰などの煽りを受けていることが分かります。

不採算店舗の退店による1億7千万円の現存損失も計上。

外食業界は増税も控えていることにより、全体として今は耐え時といったところでしょうか。

・メニュー改定の増加

・食べ飲み放題のプランの新設や変更

いくつかの施策を今期の取り組みとしてあげていますが勢いに欠けることは事実。「鳥貴族」ブランド復活はまだ先のように個人的には感じます。

 

丸千代山岡家(3399)

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無償に食べたくなるラーメンとして札幌をはじめ北海道内各地、また関東全域へと店舗展開をすすめている丸千代山岡家。

今やその人気は北海道だけにとどまりません。

丸千代山岡家は株主優待として持ち株数に応じてのラーメン無料券を送付しています。

ラーメン無料券を選ばない場合はお米を選ぶ事も可能です。

 

丸千代山岡家株主優待

山岡家ラーメン無料券

・100~499株は優待券2枚(お米2kg)

・500~1000株は優待券4枚(お米4kg)

・1000株以上は優待券6枚(お米6kg)

・権利確定日は7月末日

・株価 1,660円(2019/6/28)

直近での平成31年1月期決算を確認すると、売上高は121億円から128億円へ、営業利益は2.8億円から4億円へと増加していますが利益率はそれでも低め。

店舗数も149店から153店へと増えていますが、新規展開での費用もかさんでいます。また将来の移転費用として見積もりをしている資産除去債務が半減されたことにも違和感を覚えます。

もちろん現状としては山岡家の人気は衰えることなく右肩上がり。

ただしその人気に陰りが出た時、会社としてどれだけ体力が残っているか。現状はその部分での安心はできません。

新規店舗展開は喜ぶべきですが、飽きやすい消費者。トレンドを十分に把握しながら投資をしたいです。

 

クロスフォー(7810)

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ジュエリー・アクセサリーの輸入・製造・販売を事業とするクロスフォー。

聞いたこともないという方は少なくないかもしれませんが、いわゆる7月の「優待利回り」ではクロスフォーは圧倒的No.1。

保有株式数に応じて自社製品(ダンシングストーンを使ったアクセサリ)がもらえます。

 

クロスフォー株主優待

自社製品のアクセサリ-

・100~499株は4,500円相当

・500株以上は10,000円相当

・権利確定日は7月末日

・株価 372円(2019/6/28)

2019年7月期(第3四半期)の決算を確認すると、売上高は10%以上下がって(31億→26億)いますが本業のもうけを示す営業利益は5千万円増えて1.3億円に。

景気の先行きが不透明な状況で節約志向が高まる中で、日本の消費者が宝石に対して買い控えしたことが売上減少の要因です。

海外に対する売上比率を高めていますが現状はまだ総売上の1/3ほど。世界的に見ればジュエリー市場はまだ成長の過程にあるので今後の海外展開がカギとなります。

また注目したいのが、新戦略としてあげるネックレスの留め金の開発。

世界での市場規模は2,000億円ですが、クロスフォーは10年でそのシェア50%を目指すとうたっています。

その目論見が実現可能と市場で判断されれば優待以上の値上がり益にも期待ができます。

 

7月に一般信用クロスで取りたい銘柄

続いて、株主優待のみをただ取りする一般信用クロスができそうな銘柄を昨年の楽天証券での過去の在庫実績をもとにピックアップしていきます。

 

・日本駐車場開発(2353)

1,000株以上保有者に以下の優待券が送付されます。

①時間貸し駐車場の1日駐車料金30%割引券 5枚

②北海道キャンピングレンタカー「Do Camper」車両貸渡料金10%割引券 2枚

③日本スキー場開発が運営するスキー場のリフト利用割引券3枚(1枚で5名様ご利用可)

④「スパイシーレンタル」レンタル割引券 3枚(1枚で5名様ご利用可)

⑤那須ハイランド割引券2枚(各種割引適用、1枚で4名様ご利用可)

⑥オンライン家庭教師「ティー・シー・ケー・ワークショップ」受講料割引券 2枚

・株価 170円(2019/6/28)

 

・日本スキー場開発(6040)

100株以上保有者に以下の優待券が送付されます。

①自社グループの運営スキー場の割引チケット 5枚 (1枚で5名様ご利用可)

②自社グループのレンタルショップ(スパイシーレンタル)の割引チケット 5枚(1枚で5名様ご利用可)

③自社グループのスキー場の特別割引チケット 2枚(1枚で5名様ご利用可)

④自社グループのスキー場近隣温泉施設の割引チケット 2枚(1枚で5名様ご利用可)

⑤自社グループの旅行事業(Geekout)旅行割引チケット 2枚(1枚で5名様ご利用可)

⑥日本駐車場開発が運営・管理している時間貸し駐車場の1日駐車料金30%割引券 5枚

⑦日本駐車場開発グループ 那須ハイランドパーク 割引 チケット 2枚

⑧日本駐車場開発グループ Do Camper 割引 チケット 2枚

⑨自社グループの共通ウィンターシーズン券

・株価 880円(2019/6/28)

 

日本駐車場開発と日本スキー場開発は優待内容が大きくかぶっています。優待目的なら100株保有で権利を得ることができるスキー場開発の方がお得です。

 

・稲葉製作所

保有株式数に応じて自社オリジナル図書カード、または地域特産品が送付されます。

・100~299株は1,000円相当

・300株以上は3,000円相当

300株以上から地域特産品を選ぶことができます。

 

まとめ

 7月の株主優待の紹介をしていきました。

はじめにもいったように7月の株主優待はボリューム不足感はありますが、ダイドーホールディングスや鳥貴族の優待は使いやすくてありがたい存在です。

ただしあくまでも株主優待は株式保有に対してのおまけ。いつ改定されるかもわかりません。 

ということもあり自分の場合、楽天証券で一般信用クロス取引ができればするみたいな感じで優待を取得しています。

これなら値動きによるリスクもありません。それにこんなゆるい感じでも年間10万円以上の優待を取得できます。

個別株をしない人でも株主優待の取得は別物と考えて、ぜひクロス取引に挑戦をしてみてくださいね。

マネックス証券が米国株の最低手数料を0.1ドルまで引き下げ!そのヤバすぎる内容を徹底解説

米国株は少額取引だと手数料が・・

マネックス証券なら0.1ドルから

マネックス証券がとんでもない改革をしてきました。

2019年7月8日から米国株取引の最低取引手数料を今までの5米ドルから0.1米ドルへと引き下げ

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取引手数料自体は約定金額に対して0.45%という計算は変わりませんが、少額取引での優位性が圧倒的に他社と比べて高まりました。

従来の手数料の安さはもちろん、中小株銘柄のラインナップや注文方法の自由度など「米国株ガチ勢」からもともと熱い支持を受けていたマネックス証券。

今回の最低手数料引き下げにより、全ての人に対してマネックス証券は名実ともに米国株No.1の証券会社となりました。

まだ口座を持っていない人はスマホでも数分程度で申し込み手続きはできます。もちろん口座手数料は無料です。

またマネックス証券は今回の手数料値下げと同時に2020年1月7日までの半年間、米ドルの為替手数料(買付時)を無料とするキャンペーンを開催

間違いなく申し込みが殺到するので、早めに口座開設をすることをすすめます。

 

今後のマネックス証券の米国株取引手数料

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マネックス証券は2019年7月8日(月)の米国現地約定分より、米国株取引の最低手数料を5米ドルから0.1米ドルへと引き下げをします。

取引手数料の計算自体は0.45%と従来と変わりません。

 

マネックス証券の米国株取引手数料

・取引手数料は0.45%(ネット証券No.1)

・最低手数料は0.1米ドル(ネット証券圧倒的No,1)

・為替手数料 1ドル当たり25銭

※2020年1月7日まで為替手数料無料(買付時)

もともとの取引手数料計算が0.45%ならSBI証券や楽天証券と変わらないじゃん?」みたいな意見が聞こえそうですがハッキリ言って全然違います。

少額投資の優位性が圧倒的に上がりました。

 

日本株とは違って1株単位で買えるのが便利なアメリカ株。

ですが今まではたとえどれだけ少額な取引も、最低手数料として5米ドルが発生していました。

だからこそ最低でも米国株は1,111ドル以上買わないと手数料負けするといわれていたりしたわけです。

ただし今後は最低手数料が0.1米ドルとなったので、ガンガン1株単位で取引をしていけます。

・SPXLなどのレバETFで遊ぶのもいいし

・VTやVOOを毎日1株ずつ買うのもOK

米国株取引での私たちの選択幅が非常に大きく広がったわけです。

たとえば海外ETFのSPXLを1株買付する場合、楽天証券やSBI証券なら最低でも500円ほどかかっていた取引手数料が約25円ほどまで下がります

 

 マネックス証券の米国株取引サービスはもともとスゴイ

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 そして何より私が伝えたいのは、マネックス証券はもともと米国株に関して紛れもなくSBI証券や楽天証券と比べて質の高いNo,1のサービスをしているということ。

中小株を含めた銘柄数の豊富さ、時間外取引に対応しているなど理由はいくつもありますが、特に押したいのが唯一、逆指値注文に対応をしているということ。

 

逆指値注文とは設定した条件(トリガー条件)を満たした段階で取引所に発注する注文方法です。

具体的にいうなら、120ドルで購入をした株式に対して110ドルの設定条件で逆指値の成行売り注文を出した場合、その後株価が急落して設定価格の110ドルを下回ると自動的に売り注文が発注されるということです。

朝起きたら予想以上の損失を抱えていた・・なんて可能性がグッと減ります。

私たちが寝ている間にもトランプ大統領のTwitterの一言で大きく値動きがある米国株。

・損失を限定する

・勝ちをしっかり積み重ねていく 

そういった意識をした場合、間違いなく「逆指値注文があれば・・」と思うときがきます。

むしろなんでSBI証券や楽天証券には米国株の逆指値注文ができないかと不満に思うほど。それくらい逆指値注文は便利であり、かつ安心です。

これから少しアメリカ株をかじってみたいという人にもそれができるマネックス証券での米国株取引を自分はすすめています。

 

iDeCoもネット証券随一のサービス

www.shunpon.com

またマネックス証券は老後のための資産形成として、注目されているiDeCoに関しても

・運営管理手数料が無料

・取扱商品のコストがネット証券で最も低い

・人気商品をロボアドバイザーを利用しながら選択できる

と非常にサービスが充実しています。

楽天証券のiDeCoよりも信託報酬の低い投資信託がそろっていることや受取面での自由度を考えると現状iDeCoの金融機関No,1はマネックス証券といえるでしょう。

これを機会にまだiDeCoに加入されていない方は是非資料を取り寄せてみてください。

 

ただし証券口座はあまり豊富でも整理するのが大変です。ということで自分は投資初心者の方にはこんな感じで口座の開設をすすめています。

取引別のおすすめ口座

・楽天ポイントで投資⇒ 楽天証券 楽天カード

・iDeCo、米国株がしたい⇒ マネックス証券

・IPOで宝くじ!⇒ SBI証券

自分は楽天、SBI、マネックス証券の全てに口座開設をしています。

 

まとめ 口座開設はスマホですぐできるよ

www.shunpon.com

(スマホでも10分かかりません)

マネックス証券が2019年7月8日の約定分から米国株取引の最低手数料を業界最安値となる0.1米ドルとしました。

また同時に米ドル為替手数料無料(買付時)のキャンペーンも2020年1月7日まで無料とします。

これによってマネックス証券は主要ネット証券で最も米国株取引のコストが低い金融機関となりました。

 

また、これまでもワンタップバイなどでも擬似的な少額での米国株投資は可能でした。

ただし3,000を超える銘柄から自由に1株単位での現物株式売買ができるマネックス証券の米国株の方が圧倒的にサービス満足度は高いです。

・投資信託だけじゃなくて米国株もしてみたい

・海外ETFを少額で積立投資していきたい

・レバレッジETFで遊びたい

・ガチで米国株取引をしていきたい

これら初心者からベテランまで、投資家の多種多様な思いを実現可能としたマネックス証券の米国株取引。

名実ともに米国株取引No.1証券会社の位置を固めていきそうです。

 

年末の暴落から底打ちをして、更なる新高値を目指す米国株。

相場に対して楽観論者が全然いないことを考えると、逆に今は投資妙味がある時期とも。

株価は総楽観時がピークです。いつもそこから悪化を辿ります。ただし現状はまだその時点に至っていないことが理由です。

スマホがあれば口座開設はすぐできます。

まだ口座を持っていない方はこれを機会に一度少額投資から始めてみてはいかがでしょうか。

SPXLで遊ぶぜい

僕はVT毎日積みたてる!

SBIネオモバイル証券に口座開設!かかった日数や流れを分かりやすく説明します【初心者向け】

最近Tポイント余らしてる・・

投資に使えるよ

 

SBIネオモバイル証券の魅力

Tポイントを使って株が買える!

毎月200ポイントが貰える

単元未満株を購入できる

1万円からウェルスナビ投資!

 

日本ではじめてTポイントでの投資ができるようになったSBIネオモバイル証券。

基本料金として月額200円(税抜)がかかりますが、毎月Tポイントが200もらえて&1ヶ月50万円までは取引手数料はかかりません。

Tポイントを連携させずに、口座開設だけをするなら料金の発生はありません。

「とりあえず口座開設だけしておくか」と口座開設をしたら3日で完了したので、やり方と流れをメモしていきます。

 

 

SBIネオモバイル証券口座開設の流れ

1.SBIネオモバイル証券で口座開設を申し込む

※受付は24時間

スマホでも10分程度あれば可能です。

公式HP(https://www.sbineomobile.co.jp/

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2.申し込み後、口座開設完了のご案内が届く

※到着まで1日~3日ほど

お取引・入出金・各種お手続き等に必要な取引パスワードが記載されたハガキが簡易書留郵便で送られてきます。

その後、サービス利用料のお支払方法の設定を行います。(この設定をしない限り料金はかかりません)

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以下順を追って説明します

10分くらいで終わるよ!

公式HP(https://www.sbineomobile.co.jp/

 

口座開設に必要なもの

 

必要な書類(以下の4パターンどれでもOK)

・①マイナンバーカード(両面)のコピー

・②マイナンバー通知カードと顔写真付きの本人確認書類1種

・③マイナンバー通知カードと顔写真がない本人確認書類2種

・④住民票(マイナンバー記載あり)と本人確認書類1種(顔写真あってもなくても〇)

 

SBIネオモバイル証券に口座を開設するには個人番号(マイナンバー)を確認する書類と身分証明書を準備しておく必要があります。

申込の際にアップロードをします。

必要書類は上記4パターンのいずれかを満たせばOKです。

 

個人番号カードを持っている人

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個人番号カードを持っている人の場合

・個人番号の表と裏の写真

 

これだけでOKです。

個人番号カードを持っている人は個人番号カードの表と裏の写真があれば身分証明書はいりません。(身分証明書の役割も果たすため)

iPhoneのカメラ画像でも大丈夫でしたが、住所や番号の文字がぼやけないように注意してください。

また表(顔写真)に書いてある電子証明書の有効期限にも気を付けてください。

 

個人番号カードがない人

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個人番号カードを持っていない人の場合

・マイナンバーの通知カードorマイナンバー付き住民票

・本人確認書類(通知カード提出の場合は顔写真ありなら1つ、なしなら2つ、住民票提出の場合はいずれか1つ)

 

個人番号カードがない人は個人番号の通知カードまたはマイナンバー付きの住民票の写し(3ヶ月以内)に加えて身分証明書も必要です。

個人番号通知カードとは紙製のカードで、住民にマイナンバー(個人番号)をお知らせするものです。誰もが家に届いているはずです。

住民票はマイナンバー記載がされている必要があるので注意してください。

・写真付きの本人確認書類

運転免許証、住民基本台帳カード、在留カード、パスポート、特別永住者証明書であればそれぞれ1種類でOKです。表と裏が必要になります。

 

・写真無し本人確認書類

各種健康保険証、各種年金手帳、印鑑登録証明書、住民票の写しとなります。それぞれ合わせて2種類が必要です。(住民票提出の場合は1つでOK)

どちらの場合も有効年月日に気を付けてください。

 

口座開設申し込みの流れ

 

口座開設はこちらから

公式HP(https://www.sbineomobile.co.jp/

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SBIネオモバイル証券のHPへと飛ぶと

口座を開設する

というアイコンが出るのでクリックします。

 

メールアドレスの登録

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まずはメールアドレスを登録します。

・私は20歳以上です。

・私は日本に在住しており、私の居住地国は「日本のみ」です。

・個人情報保護宣言/お客様の個人情報等の利用目的に同意します(要:内容確認)

以上の3つにチェックをして「確認画面へ」をクリック。

その後「上記の内容で登録する」をクリック。するとメールが送られてきます。

 

f:id:shunpon:20190619053636p:plain

メールがきたら▼口座開設申込▼の下に書かれてあるアドレスをクリックします。

すると口座開設申込画面へとジャンプされます。

 

情報を入力していきます

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住所や名前などの基本的な情報を入力していきます。

自宅住所は正しく入力をしておきましょう。証券口座の開設をする際に虚偽申告をしても何1つ良いことはありません。

出金先口座や勤務先はこの時点では入力は行いません。口座登録後の初期設定にて手続きをします。

f:id:shunpon:20190619054013p:plain

更に入力をすすめます。

年収金融資産は事実に基づいてなくても特に問題はないですが、あまり低い金額で無職だと受付されないこともあるので気を付けてください。

投資経験も素直に質問に答えていって大丈夫です。

源泉徴収区分の選択は自分で確定申告をして損益通算をしたい場合は「特定口座(源泉徴収なし」を。面倒な場合は源泉徴収ありを選びましょう。

投資の経験年数については正直に答えていって全く不都合はないです。

約款等の確認・同意を確認したら「確認」をクリック。

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個人情報やTポイントサービス利用に関する同意をして一番下までスクロールをしたら「確認画面へ」をクリックします。

これで必要事項の入力は完了です。

すると先ほど登録をしたメールアドレスに口座開設申込完了のメールが届きます。

 

本人確認書類を提出

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登録をしたメールアドレスに

・ユーザーネーム

・ログインパスワード

以上2つの情報が送られてきます。
▼さっそくWEBサイトにログインしてみる▼をクリックします。

続いて本人確認書類アップロードしていきます。

 

本人確認書類をアップロードする

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ユーザーネームとログインパスワードを入力してログインをしたら「本人確認書類アップロード」を選択します。

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必要書類は以下の通りです。

 

必要な書類(以下の4パターンどれでもOK)

・①マイナンバーカード(両面)のコピー

・②マイナンバー通知カードと顔写真付きの本人確認書類1種

・③マイナンバー通知カードと顔写真がない本人確認書類2種

・④住民票(マイナンバー記載あり)と本人確認書類1種(顔写真あってもなくても〇)

 

マイナンバーカードなら表と裏の写真をそれぞれアップロードするだけ。

これで一通りの手続きは完了です。余裕があれば初期設定をしておきましょう。(郵送物が届いてからするのもOKです)

10分かからなかった!

後は郵送を待って初期設定

 

2日後。簡易書留で取引パスワードが到着

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申し込みをしてから翌日に「【SBIネオモバイル証券】「口座開設完了のご案内」を発送しました/お支払い方法を設定ください」というメールが届きます。

そしてその翌日に簡易書留にてSBIネオモバイル証券より取引パスワードが記載された郵便が届きました。

この時点ではまだ月額の支払設定をしていないので料金がかかることはありません。(支払方法設定をしたら取引ができます)

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せっかくなので初期設定もしておきました。

出勤先口座や勤務先などの入力はここで行います。5分もかからず入力が終わりました。

取引もする予定ですがSBIネオモバイル証券は月額制で日割りが効かないので月初から取引をする方がお得です。

 

3日で口座開設できた!

クレカ登録は月初がいいね

 

まとめ

SBIネオモバイル証券証券への口座開設手続きは10分程度あれば入力をすることができました。

 

必要なものは(以下の4パターンどれでもOK)

・①マイナンバーカード(両面)のコピー

・②マイナンバー通知カードと顔写真付きの本人確認書類1種

・③マイナンバー通知カードと顔写真がない本人確認書類2種

・④住民票(マイナンバー記載あり)と本人確認書類1種(顔写真あってもなくても〇)

 

以上のどれかを満たせばOKです。

本人確認書類といっても実物を送付する必要はなくスマホで撮った写真でOKとなります。

ただし有効期限が切れていないかは気を付けてください。

 

口座開設には3日程かかりました

ネットでの手続きをした後に簡易書留で「口座開設完了のご案内」と共に取引パスワードが送られてきます。

勤務先や出金口座を入力する初期設定を終えたら後はクレジットカードで支払い方法を設定すればいつでも取引が可能です。

支払方法設定をしない限り料金の発生はありません。

 

日本ではじめてTポイントでの投資ができるようになったSBIネオモバイル証券

 

1株から株が買えるという点もメリットですが、通常は最低投資額が10万円のロボアドバイザー(Wealth Navi)投資が特別に1万円からできることも隠れた利点です。

Tポイントが溢れている方は有効利用をするために口座開設をしてみてはいかがでしょうか。

余ったTポイントで・・

億り人だ!(涙)

年金って実際にいくらもらえるの?2019年時点での国民年金と厚生年金の受給金額を確認してみました

金融庁が公表した「資産形成報告書」に書かれた内容が多くの物議をかもし出しています。

 

資産形成報告書からの抜粋

・公的年金の水準が今後調整されていく見込み

・企業の退職給付額も最近は減少傾向

・長寿化に伴って1,300万円~2,000万円ほど老後は資金が不足する

今までのように60歳までは企業で働いて、その後は退職金と年金で悠々自適な生活を・・なんてことはいつの間にか夢物語に。

またいつの間にか国として、定年自体が65歳というのが当たり前の認識になっていることにも違和感を覚えます。

自助努力という言葉に関しても同様です。

そしてこの中でも一番自分が気になっていること。それはやっぱり「いったい年金はいくらもらえるんだろう」ということ。

今後徐々に支給年齢は引き下げられ、受給額も下がるのでしょうがまず第一に現時点の年金支給(国民年金+厚生年金)がどの程度なのかを知っておきたい。

ということでこの記事では

・現時点での国民年金(老齢基礎年金)の受給額の目安

・現時点での厚生年金(老齢厚生年金)の受給目安

についてを調べてみました。

 

国民年金の受給額は加入月数に比例

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まずは国民年金の受給額の目安について。

国民年金(老齢基礎年金)の支給額は年金の加入期間によって決まります

20歳から60歳になるまでの40年間(480ヶ月)国民年金を満額(480ヶ月)納付をした場合の支給額は年間で780,100円です。(2019年4月時点)

支給額は加入期間に比例して増加します。

ざっくり考えるのなら1ヶ月の納付(17,000円)で65歳からもらえる金額が年間1,625円増えるということです。

ただしこの支給額は毎年の賃金や物価などにより見直しが図られることに注意してください。

また年金の支給は10年の納付がないと認められません。

 

未納期間がある場合の計算方法と国民年金の平均

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保険料を納付した期間が40年に満たない場合は、自分が国民年金を納付した月数を把握できれば支給金額が分かります。

例えば年金の未納月数が25か月(2年1ヶ月)ある場合は455ヶ月納付したということになるので

・780,100(満額支給)×455(納付月数)/480(満額月数)

という式で計算ができ、年間739,470円の支給となります。(※ただし免除が認められた月がある場合は未納月の一部を納付とみなすことができる)

また厚生年金(老齢厚生年金)に加入している方は自動的に国民年金も納付をしているので問題ありません。

ちなみに国民年金の受給者の平均年金月額は月額55,615円(年額667,380円)

逆算するとだいだい国民の平均納付月数は410ヶ月ほど(70ヶ月ほどの未納)ということになります。

 

厚生年金の受給額の目安

国民年金の受給額の目安が分かったので厚生年金の受給額の目安を確認してみます。

厚生年金保険は少しややこしいのですが

報酬比例年金額

経過的加算

加給年金額

この3つを合わせた金額がもらえます。

1つずつ整理をします。

 

報酬比例年金額は年収と加入期間に応じてもらうことができる厚生年金の主な部分です。

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以上の計算式によって求めます。

計算には生年月日に応じた率が使われますが、60歳以下の人は5.481/1000を使えばOKです。

例えば今31歳の自分で平均標準報酬額を400,000円、被保険者期間月数を330ヶ月とするならば(50歳で仕事を辞めると仮定)

・400,000(平均標準報酬額)×5.481/1000×330(被保険者期間)

という計算になり年間で723,492円もらえることになります。国民年金と足すと年間で145~150万円ほどです。

 また報酬比例年金がの計算には

・平成15年3月までの計算は賞与を含めない平均給与「平均標準報酬月額」が使われ、

・平成15年(2003年)4月以降は賞与まで含めた「平均標準報酬額」が計算に使われます。

 

経過的加算とは60歳以降に厚生年金に加入をしている場合、60歳を超えた部分の加入分が受給額として加算されるものです。

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以上の計算式によって求めます。

生年月日に応じた率は、60歳以下の人は1.000を使えばOKです。

被保険者期間の月数とは60歳を超えて働いた月数のことです。

つまり60歳を超えて働く場合は1ヶ月働く期間が長くなるほどに1,626円の年金受給額(年額)のUPが見込めるということです。

ただし、経過的加算は今までの被保険者月数を含めて上限480ヶ月までと決まっています。

例えば22歳の新卒から60歳まで勤めた場合はカウントされる期間は62歳までです。

上限はありますが、60歳を超えて給料をもらいながら年金を増やせることは労働人口の増加にも一役買っているのでなかなか良い仕組みです。

 

加給年金額は年金における家族手当のようなものです。

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65歳未満の配偶者や18歳未満の子供がいる場合に年金額に一定の上乗せがされます。

有難い制度ですが、配偶者にしても子供にしても年齢制限があるのでいつまでも貰えるわけではないことに注意してください。

 

以上、厚生年金は3種類の年金額の合算となります。

ただし60歳で仕事を辞めた人の多くは結局のところ報酬比例年金額のみとなる可能性が高いです。年収×加入月数が幹となります。

ちなみに厚生年金保険受給者の平均年金月額は147,051円となっています。(国民年金部分を含む)

過去と比べると少しずつですが目減りしています。

 

まとめ

www.shunpon.com

 (節税金額も大きいiDeCoは絶対にはじめたいです)

現状の国民年金と厚生年金の受給金額の目安を確認してみました。

 

国民年金受給額(年間)の目安は

780,100(満額支給)×■■(納付月数)/480(満額月数)

国民年金の平均受給額は月額55,615円

厚生年金受給額(年間)の目安は

■■(平均標準報酬額)×5.481/1000×△△(被保険者期間)

厚生年金部分の平均受給額は年間約91,436円

 

以上の通りです。

2つを足した金額が現状として65歳からもらえる年金額となります。

生涯賃金が2億~2億5千万円ほどの一般的なサラリーマンであれば、現状国民年金を満額納めた場合で月額170,000円ほどの年金受給ができるということです。

ただし皆さんがご存知の通り、年金は間違いなく今後

・支給金額は下がっていき

・支給開始年齢は送らされます

だからこそ若いうちから、将来に向けての資産形成準備をする必要があります。

税控除メリットにより所得税や住民税を節税できる「iDeCo」や長期投資向け非課税口座「つみたてNISA」。

この2つの制度は減りゆく年金に対して私たちが取ることのできる、最強の自己防衛手段です。

www.shunpon.com

 (特にiDeCoは税金面でやらない手はないです)

これまで「自分には投資は関係がない」と考えていた人も自分を守るための積立投資を一度考えてみてはいかがでしょうか。

年収1000万円台の手取りはいくらになる?給与と賞与の金額までを徹底的に計算してみました

年収1000万円って聞いたらあなたはそれに対してどう思いますか?

アベノミクスで給与は上がっているとは言うけれど、国税庁資料「民間給与実態統計調査」によれば平均年収は432万円。(男性532万円 女性287万円)

年収1000万円は平均を大きく上回ります

・男性の場合は上位6.9%

・女性の場合は上位0.9%

以上のゾーンにいる方が年収1000万円以上の条件を満たしています。年収1000万円以上は男性で約14人に1人、女性の場合100人に1人以下の割合です。

ちなみに日本人の年収ピークとなる50歳男性前半でも平均年収は677万円とそれ以下になっています。

www.shunpon.com

まさに雲の上の存在となる年収1,000万円代。

この記事では

・年収1000万代の年間受取額

・年収1000万円代の賞与と給与の手取り額

をまとめていきます。

また、実際には扶養親族の有無や、控除によって受取額は個々によってずれていきます。

今回は以下のケースをモデルとして計算をしています。

 

 試算をしたモデルケース

・40歳未満で住所が東京

・扶養親族はなし

・iDeCoや民間保険の控除もなし

・賞与は給与の2.5ヶ月分を×2回

 

 

年収1000万円の手取り額

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年収1000万円の年間での受取額は7,392,566円

・給与の1ヶ月の手取りは441,178円(額面588,235円)

・賞与の1回の手取りは1,053,191円(額面1,470,588円)

手取り比率は73.9%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約617,000円となります。年収が1000万円代になると、社会保険料だけで140万円を超える金額になります。

 

年収1100万円の手取り額

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年収1100万円の年間での受取額は8,059,348円

・給与の1ヶ月の手取りは480,982円(額面647,059円)

・賞与の1回の手取りは1,139,038円(額面1,617,647円)

手取り比率は73.2%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約672,000円となります。

 

年収1200万円の手取り額

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年収1200万円の年間での受取額は8,726,000円

・給与の1ヶ月の手取りは521,209円(額面705,882円)

・賞与の1回の手取りは1,252,771円(額面1,764,706円)

手取り比率は72.7%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約728,000円となります。

 

年収1300万円の手取り額

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年収1300万円の年間での受取額は9,398,546円

・給与の1ヶ月の手取りは562,318円(額面764,706円)

・賞与の1回の手取りは1,332,318円(額面1,911,765円)

手取り比率は72.3%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約784,000円となります。

年収1400万円の手取り額

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年収1400万円の年間での受取額は10,016,656円

・給与の1ヶ月の手取りは823,529円(額面602,204円)

・賞与の1回の手取りは1,406,173円(額面2,058,824円)

手取り比率は71.5%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約835,000円となります。

 

年収1500万円の手取り額

f:id:shunpon:20190429170810p:plain

年収1500万円の年間での受取額は10,549,970円

・給与の1ヶ月の手取りは642,623円(額面882,353円)

・賞与の1回の手取りは1,434,459円(額面2,205,882円)

手取り比率は70.3%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約880,000円となります。

 

年収1600万円の手取り額

f:id:shunpon:20190429171025p:plain

年収1600万円の年間での受取額は11,117,734円

・給与の1ヶ月の手取りは682,291円(額面941,176円)

・賞与の1回の手取りは1,494,088円(額面2,352,941円)

手取り比率は69.5%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約927,000円となります。

 

年収1700万円の手取り額

f:id:shunpon:20190429171155p:plain

年収1700万円の年間での受取額は11,685,412円

・給与の1ヶ月の手取りは719,693円(額面1,000,000円)

・賞与の1回の手取りは1,547,992円(額面2,500,000円)

手取り比率は68.7%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約974,000円となります。賞与の所得税がなかなかキツイですね。

 

年収1800万円の手取り額

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年収1800万円の年間での受取額は12,233,202円

・給与の1ヶ月の手取りは755,375円(額面1,058,824円)

・賞与の1回の手取りは1,596,241円(額面2,647,059円)

手取り比率は67.9%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約1,020,000円となります。

 

年収1900万円の手取り額

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年収1900万円の年間での受取額は12,797,626円

・給与の1ヶ月の手取りは789,567円(額面1,117,647円)

・賞与の1回の手取りは1,690,057円(額面2,794,118円)

手取り比率は67.4%ほど。

賞与がなく給与のみで換算した場合、1ヶ月の報酬は約1,067,000円となります。

 

年収1000万円台の手取り金額一覧

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全ての結果をまとめて年収1,000万円代の手取り金額を一覧にしてみました。

ついに年収1500万円を超えると手取り比率が70%を切るようになります。ちなみに年収2000万円の場合は手取り金額は13,362,450円となりました。

また年収が2,000万円を超えると給与所得者であっても自分で年末徴収をする必要がでてきます。

 

しかしそれにしても社会保険と税金がキツイですね。

社会保険料は4月~6月の報酬の平均で決まります

なので春に残業を減らしてその分7月から3月まで残業をすると少しだけお得になるという裏技も。

ただし残業って

・好きこのんでするものでもなければ

・自分で簡単に調整できるものでもない

つまるところそう簡単に社会保険料の金額なんて自由に動かせません。

 

手取を上げるためにできること

年収を上げるのは難しい。

そして社会保険料を自分で調整しようとすることはもっと大変です。

でも税金は少しの工夫で節税できます。手取りはできるだけ増やしたい。誰でも簡単にできる3つを紹介します。

 

年収1000万円代はふるさと納税をこれだけできる

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今や知らない人のほうが少ないほど有名になってきたふるさと納税。

控除上限額内で寄付をすれば、合計寄付額から所得税と住民税を控除(還付)してもらえる仕組みです。

 

家族構成による寄付上限額を上の表にまとめました。

年収1000万円代になると住民税だけで100万円近くになってくるので、ふるさと納税できる金額も桁違いです。

また社会保険料の金額などは概算であり、住宅ローンなどの控除によっても金額は変わります

上限ギリギリまで寄付をしたい方は一度シミュレーションをしてみてください。自分は毎年、分かりやすくて返礼品も1番豊富な「さとふる」でしています。

 

保険料の控除で手取りを増やす

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民間の保険に入ることでも保険料の控除が増えるので所得税、住民税の節税へとつながります。

・一般生命保険

・介護医療保険

・個人年金保険

平成24年の1月1日以降に契約した保険なら所得税はそれぞれ4万円、住民税は28,000円まで控除が可能です。

 

控除額と節税額は違うので注意をしてください。

例えば年収1000万円の人が年間8万円ずつ合計で16万円ほど個人年金と終身年金に加入をすれば所得税と住民税の合計控除額は136,000円で21,600円ほど節税できます。

・支払った金額の数%の税金が戻り

・将来の年金への備えもできる

なかなか素晴らしい制度ですが、だからといって無駄な保険には入るべきではありません。

特に介護医療保険については入院や手術で一時的にお金がもらえるという内容ですが、給付される限度日数が決まっているケースがほとんど。(60日or120日)

 無駄な保険は絶対に加入を避けるべきです。

しかしその中でも具体的に僕がすすめる保険はこの2つです。

 

保険は入るならこの2つ

一般生命保険・・明治安田生命のじぶんの積立

個人年金保険・・JA ライフロード

じぶんの積立は月5,000円からの保険料設定が可能ですが、その特徴はいつ解約しても100%以上の受取率ということ。

逆に言えば利率は低いですが、もともと現在の終身保険はどこも利率は低くどんぐりの背比べ。このメリットは非常に強いです。

JAライフロードは現状の円建て個人年金保険では最も利率が高いことがメリットです。

医療保険は入る場合は慎重に考えてください。

日本では高額療養費の制度により実際に入院をしても、ある程度月に支払う医療費は限定されます。

高所得の方なら十分に自己資金で対応できますよね。

先進医療についてはその対象外ですが、非常にレアなケースであり実際に高額となるのは「陽子線治療」など非常に限られたものだと理解する必要があります。

また最近やたらと保険会社がこぞって売りだす「収入保障保険」ですが、万が一を考えすぎて日々の生活を圧迫しないかどうかには気を付けてください。

基本的には不要な保険です。

 

そして結婚している方の場合は一度保険の無料相談窓口でライフプランニングをしてもらうことをすすめます。

(毎年契約内容の確認もしてくれます)

実際に自分の場合は「ほけんの窓口」を利用して保険に加入しました。こういった代理店は複数の会社の家族全員の保険を無料でまとめて管理してくれます。

何かあった時にここに連絡すればいい

家族の保険だからこそ分かりやすさはめっちゃ大事。そんなことも意識をしておいて欲しいです。

ネットではつけれないor外したい特約を調整してもらうこともできるということも助かります。(先進医療特約を外したり..etc)

 

iDeCoの節税額は何よりも大きい

最後に節税といえば絶対に見逃せないのがiDeCoです。

iDeCoとは厚生労働省が主導となってはじめた自分年金制度のことです。

・金融機関(銀行・証券会社)

・商品(定期預金や投資信託)

・積み立てる金額

それらを自分で設定して60歳まで運用を行い、年金として受取をすることができます。

掛金の全額が所得控除になるので年末調整、または確定申告をすることで毎年の所得税と住民税を節税できます。

年収1000万円代後半なら月に23,000円積立をすれば約82,800円の節税となります。

ふるさと納税や民間保険よりも節税額は大きいです。

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 こちらの記事にiDeCoの金融機関の選び方とランキングをまとめています。

手数料が無料なことは1番のポイント。後悔したくない方は絶対にこちらの記事を見てから選ぶようにしてください。

 

まとめ 年収1000万円台の人の生活費の目安

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年収1,000万円代の給与や賞与を想定した実際の手取り額、そして手取り金額を増やす方法についてまとめました。

物価は高くなっていくのになかなか上がっていかない賃金。

できるだけ手取りを増やす工夫をしていきたいです。

 

では実際に年収1000万円代の人はどんな生活をしているのか

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年間100万円の方の生活費の目安を総務省統計局の家計調査報告をもとに上の表で試算をしてみました。(総務省資料は家賃が同居を含み不当に低いので、その部分は修正)

 

家賃は手取りの3割という考え方でいくなら、年収1000万円代の人なら月に12万円ほどの金額におさめておきたいです。

 年収1000万円代なら過度に節約をしないでも

・1人世帯なら年間400万円

・二人以上世帯なら賞与全額貯蓄で年間250万円

これくらいなら少し頑張ればなんとか貯めていけそうですね。

ただし子供がいて片働きとなると年収1000万でも正直なところそこまで余裕もないなぁというのが、僕の実感。

保育園に2人通わせて、ちょっと国内旅行もしてなんて生活していると年間普通に500万円くらい生活費がかかるんですよね。

これから結婚をする人は少し注意をして下さい。

 

最後に。更なる道を探してみても

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一番初めにもいっていますが年収1000万円代は

・男性なら14人に1人未満

・女性なら100人に1人未満

これだけしかいない、まぎれもない高収入の部類に入ります。高い能力そして経験、どちらもがないと達することのできない領域です。

でもだからこそ年収に満足できているのか?といったら「もっといけるんじゃないか」とうずうずしている方も多いはず。

そして今はそんな上昇思考がある能力ある人を、獲得したい企業も増えています。もはや外資系だけに限りません。

ビズリーチのようなハイクラス向け転職サイトも主流となっている昨今、能力がある方はキャリアと収入をどちらも右肩上がりに伸ばせる時代です。

 

だからこそ今現在高年収の方には知っておいて欲しいことがあります。

それが自分の市場価値です。

僕はそれをミイダス で知りました。このサイトは

・自分の市場価値を知ることができ

・具体的なあなたの年収を診断してくれます

 ちなみに僕は520万円でした。

こういうサイトって少し高めの提示があるなんて話も聞くので、まぁ概ね市場価値通りもらえてるのかなって納得もしてみたり。

あなたの価値は僕より何百万円も高いはずです。

一度、年収診断 をしてみませんか。あなたにとって一番幸せな働き方を見つけてくれたら嬉しいなって僕は思います。

投資信託やインデックス投資の出口戦略ってどう考えてるの?僕は口座別にこんな感じで考えています

投資ブログを書いていると意外と見失うことがあります。

それが投資の出口戦略。

自分の場合は投資信託ないしインデックス投資がメインなわけですが、確かに積立の事ばかりを言っていてその現金化については全然書いていないんですよね。

 

というのも自分の場合は結婚だったり、家を買ったりという大きなイベントをある程度終えていて今はあまり大きなお金を必要としていないから。

毎月のお給料もあるのでキャッシュフローはそれだけでプラスです。

最近は毎日楽しく過ごして、余ったお金を入金するみたいな感じで投資信託を買っています。

・個別株投資だったり

・レバレッジを効かせたCFDだったり

・自動FXまで

いろんなものに浮気をしそうにはなったんですが、やっと今に落ち着きました。

 

 

3つの口座の出口戦略について

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 (50歳まで経理職は楽しみたいです)

ただしそうはいっても、僕は50歳まで経理の仕事を楽しんだ後は喫茶店をするのが将来の夢。

ということで投資信託の出口戦略についてはそれなりに納得しながら運用をしています。

今回はそんな投資信託の出口戦略について

・iDeCo

・つみたてNISA

・特定口座(源泉徴収あり)

以上誰もが利用しているであろう3つの口座での僕の出口戦略についてを書いていきます。

あくまで僕の意見ですが参考にしてもらえれば幸いです。

 

iDeCoの出口戦略は手数料と税金に注意

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 まずはiDeCoの出口戦略について。

iDeCoの出口戦略で気を付けるべきポイントは2つです。

・どう受け取れば手数料を減らせるか

・どう受け取れば税金を減らせるか

受取方法によってそれは大きく変化します。

iDeCoは60歳になってから「一時金」または「年金」として受け取り方法を選択することができます。

併用を選ぶことも可能です。

少し受け取り方法のそれぞれの特徴について整理をしていきます。

 

一時金受取は退職所得控除が受けられる

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iDeCoを一時金受取する場合は退職所得控除を受けられます。

退職所得所得控除とは勤続年数に応じた金額が、退職金またiDeCoの給付額から控除されるというものです。

ありがたい制度ですがこの控除枠は退職金とiDeCoで重複します。例えば退職金の額だけで、退職所得控除を上回るようであればiDeCoはこの控除を受けられません。

ただしその場合でも、iDeCoの一時金受取は退職所得として扱われる優遇措置があります

所得税の課税対象となるのは控除の枠を超えた分の1/2で済むわけです。

 

年金受取は雑所得だけれど公的年金控除が受けられる

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iDeCoを年金受取する場合は退職所得ではなく、雑所得として扱われます。退職所得控除のような優遇措置はありません。

ただしこの場合、他の公的年金等の収入の合算額に応じて公的年金等控除の対象となります。
公的年金等の収入の合計額が65歳未満だと70万円まで、65歳以上だと120万円までは税金がかかりません。

今のところ年金は繰り上げや繰り下げをしない限りは65歳が受取となるので65歳未満の控除は全てiDeCoで利用することができます。

 

しかしiDeCoの年金受取にはデメリットがあります。

それはiDeCoは積立をしていなくても、毎月口座管理料が発生することに加えて毎回の給付時に手数料が400円+税かかることです。

5年から20年で自由な受取が可能なiDeCoですが手数料を考えると正直なところ一時金の方がお得にも見えてきます。

 

僕のiDeCoの出口戦略は一時金と年金の併用

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 (僕はiDeCoは楽天証券で運用しています)

僕はiDeCoの出口戦略は一時金と年金受取(10年)の併用です。

上にも書いた通り、僕は50歳でサラリーマンを引退するつもり満々です。

となるとiDeCoは会社を辞めて退職金をもらってから10年後に受取をするわけですから退職所得控除10年分が使えます。

400万円を夫婦でお互い非課税で受け取って、あとはちびちびと毎年1回給付で10年で年金受取。それが僕のiDeCoに対する出口戦略です。

10年受取としたのは、おそらく僕が老人になるころには年金支給は70歳からくらいかなと予想をしているからです。

 

年金なんてもらえない」という方もいますが話があまりに飛躍していて現実的ではありません。

海外に目を向けてみると多くの場合がまず支給年齢が67.68歳になってその後70歳に引き上げられるイメージです。

そしてこれらの政策はかなりの反発が予想されるので大抵の場合10年スパンでの長めの移行措置期間も設けられます。

制度を崩壊させても国にメリットはないのでまぁそれなりに国民の納得のいく形で続くでしょう。

 

つみたてNISAの出口戦略は制度の改正に注意

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続いてつみたてNISAの出口戦略ですが、正直なところこの口座は1番それを考えるのが難しいです。

何故なら今後つみたてNISAの制度がどうなるかが不透明だからです。

現状つみたてNISAの非課税投資期間は2018年から2037年です。

2037年までに投資をした商品は2056年まで運用できることはいいんですが問題は2038年以降の新たな投資に関しては何も言及されていないこと。

ロールオーバーができるかどうかもその時になってみないと分からないのです。

 

僕のつみたてNISAの出口戦略は元本再投資

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僕のつみたてNISAの出口戦略は20年前に積立をした分の投資利益のみを受け取って元本を再投資です。

5%での運用ができれば年間40万円の投資が20年後には100万円を超えます。その場合夫婦なら年間で120万円以上を元本はそのままに受け取ることが可能なんです。

できれば再投資についても特定口座ではなくて、つみたてNISA口座が理想です。ただしそれには言わずもがなつみたてNISA制度の恒久化が必須です。

 

特定口座の出口戦略はメンタルとの闘い

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 (今は特定口座はグロ3に一括投資しています)

最後に特定口座の出口戦略ですが、これはとっても簡単です。

60歳から毎月、投資信託の保有口数の0.3%の解約をする

この運用をいかなる時でも機械的に徹底して続けるだけです。自分の思いは絶対に含ませずに淡々と解約を続けます。

バランスファンド1本にするのが理想です。

金額ではなくて口数での解約なので

・景気が良ければ受取額は自然と増えるし

・景気が悪くなれば受取額は自然と減ります

いろいろ考えたんですが、おそらくこの出口戦略が1番無理がないなぁと。ある程度余裕を残しながらも無駄に貯め込まないことが狙いです。

お金が余っていても解約をして再投資します。増えすぎたら子供に贈与をしたいですね。お金を残して死んでも税金がもったいないので。

できればネット証券会社には僕が歳を取るまでに投資信託の定期解約サービスを充実させておいてほしいです。

 

自分の場合は保険も+で加入しています

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基本的に僕は指数信者でもあるので、上に書いたシミュレーションはきちんと積立さえしていれば間違いなく達成できると考えています。

むしろかなり控えめに考えるほど。

しかし嫁さんはそれでは納得してくれません。

ということで僕と奥さんは老後のための保険にも加入をしています

 

夫婦で入っている保険

医療保険・・ガンになったら50万円。入院1日5,000円

終身保険・・60歳から引き出し可能。死亡保障で500万円。

個人年金・・60歳から毎月3万円を終身受取

全ての保険は59歳までに払込で保障期間は終身にしています。

年間で約50万円ほどの出費なので正直結構痛いです。欲を言えばこのお金も投資に回したいと思うほど。

 

だって普通に考えてみてください。

リーマンショックですら株価は3年ほどで戻ったんです。

それを考えると、20年を超える長期積立投資がマイナスになるってことはかなりあり得ない事態なわけです。

もしそんなことが起きるのであれば保険会社もまず(僕らの掛け金を何らかの金融商品で運用しているわけですから)破綻しているでしょう。

考えれば考えるほど、貯蓄型保険は無意味に見えてきます。

 

でも結婚した以上、もうこういうのは仕方ないわけです。

保険に関して僕が彼女に妥協をするように、彼女もまた多くの面で僕に妥協をしてくれているわけで。

それに我が家は大黒柱が嫁さんなのでまぁしょうがないかなと思っています。

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 そして僕は何度でも言いますが、事が好きで収入が多い女性と結婚すると人生は急激にヌルゲーになります。

独身の人は投資の出口戦略よりも絶対こっちの方が大事です。

稼ぐことが好きで性格がいい奥さんと結婚できたらもう人生半分あがったようなもんですからね。

僕は街コンでしたが今はマッチングアプリの方が楽でいいですね。イケメンでもない後輩がすごくうまくやっていて時代の流れを感じました。

jsbs2012.jp

 (参考に)

 

まとめ

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(つみたてNISAの比較記事です)

なかなか普段は書くことのない投資の出口戦略について書いてみました。

ある程度自分の中では固まっているのですが、困るのが制度の存続であったり法律の改正です。

 

つみたてNISAに関してはコンセプトは素晴らしいんですが、現行の制度は投資可能期間が2037年までとなっていてその先が見えないのが残念です。

投資利益までのロールオーバーは必要ないと思うんですが、せめて毎年4万円の投資枠を繰り越せるように改善を期待しています。

iDeCoは現状の場合、年金受取の分は誰でも公的年金控除が60歳から受けられます。

ただしこれは公的年金控除が現状通りに今後も続くことが前提です。

年金を減らすのは仕方がないとして、できるだけ国には老後の資産形成の取り組みの邪魔ではなくて、サポートをしていって欲しいです。

 

また、自分の場合は投資の出口戦略は考えていますが生涯インデックス投資をしていくつもりです。

なかには「インデックス投資家はずっとお金を使えなくて可哀そう」みたいなことを言われたこともあるんですが、ちょっとそれは違うんですよね。

・お金が必要なときは切り崩して

・お金が余った時は投資をする

たったこれだけのことを一生していたいだけ。

それに今は遊びでお金を得ることができる時代。入金額だって自分次第でどうとでもなります。

タイミングは決して計らない。できるだけお金は期待値の高いところに置いておく。

その考えなので投資をしているからって我慢して生活しているわけではないんです。

 

最近僕はやっと「お金に働いてもらう」の意味がわかってきました。

不労所得は別にいらないです。

投資と仕事。共に歩んでたまに休んで。

でも振り返ってみるといつのまにか結構前に進んでいるんです。だから最近は仕事にも余裕を持てるようになりました。

この感覚を皆さんにもぜひ知ってほしいです。

まだ投資をしていない人はまずは100円から投資ができる「つみたてNISA」から感覚をつかんでみてくださいね。(ポイントがお得な楽天証券がbestです)