共働きサラリーマンの家計簿

アラサーの投資+雑記ブログ

投資信託やインデックス投資の出口戦略ってどう考えてるの?僕は口座別にこんな感じで考えています

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投資ブログを書いていると意外と見失うことがあります。

それが投資の出口戦略。

自分の場合は投資信託ないしインデックス投資がメインなわけですが、確かに積立の事ばかりを言っていてその現金化については全然書いていないんですよね。

 

というのも自分の場合は結婚だったり、家を買ったりという大きなイベントをある程度終えていて今はあまり大きなお金を必要としていないから。

毎月のお給料もあるのでキャッシュフローはそれだけでプラスです。

最近は毎日楽しく過ごして、余ったお金を入金するみたいな感じで投資信託を買っています。

・個別株投資だったり

・レバレッジを効かせたCFDだったり

・自動FXまで

いろんなものに浮気をしそうにはなったんですが、やっと今に落ち着きました。

 

 

3つの口座の出口戦略について

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 (50歳まで経理職は楽しみたいです)

ただしそうはいっても、僕は50歳まで経理の仕事を楽しんだ後は喫茶店をするのが将来の夢。

ということで投資信託の出口戦略についてはそれなりに納得しながら運用をしています。

今回はそんな投資信託の出口戦略について

・iDeCo

・つみたてNISA

・特定口座(源泉徴収あり)

以上誰もが利用しているであろう3つの口座での僕の出口戦略についてを書いていきます。

あくまで僕の意見ですが参考にしてもらえれば幸いです。

 

iDeCoの出口戦略は手数料と税金に注意

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 まずはiDeCoの出口戦略について。

iDeCoの出口戦略で気を付けるべきポイントは2つです。

・どう受け取れば手数料を減らせるか

・どう受け取れば税金を減らせるか

受取方法によってそれは大きく変化します。

iDeCoは60歳になってから「一時金」または「年金」として受け取り方法を選択することができます。

併用を選ぶことも可能です。

少し受け取り方法のそれぞれの特徴について整理をしていきます。

 

一時金受取は退職所得控除が受けられる

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iDeCoを一時金受取する場合は退職所得控除を受けられます。

退職所得所得控除とは勤続年数に応じた金額が、退職金またiDeCoの給付額から控除されるというものです。

ありがたい制度ですがこの控除枠は退職金とiDeCoで重複します。例えば退職金の額だけで、退職所得控除を上回るようであればiDeCoはこの控除を受けられません。

ただしその場合でも、iDeCoの一時金受取は退職所得として扱われる優遇措置があります

所得税の課税対象となるのは控除の枠を超えた分の1/2で済むわけです。

 

年金受取は雑所得だけれど公的年金控除が受けられる

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iDeCoを年金受取する場合は退職所得ではなく、雑所得として扱われます。退職所得控除のような優遇措置はありません。

ただしこの場合、他の公的年金等の収入の合算額に応じて公的年金等控除の対象となります。
公的年金等の収入の合計額が65歳未満だと70万円まで、65歳以上だと120万円までは税金がかかりません。

今のところ年金は繰り上げや繰り下げをしない限りは65歳が受取となるので65歳未満の控除は全てiDeCoで利用することができます。

 

しかしiDeCoの年金受取にはデメリットがあります。

それはiDeCoは積立をしていなくても、毎月口座管理料が発生することに加えて毎回の給付時に手数料が400円+税かかることです。

5年から20年で自由な受取が可能なiDeCoですが手数料を考えると正直なところ一時金の方がお得にも見えてきます。

 

僕のiDeCoの出口戦略は一時金と年金の併用

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 (僕はiDeCoは楽天証券で運用しています)

僕はiDeCoの出口戦略は一時金と年金受取(10年)の併用です。

上にも書いた通り、僕は50歳でサラリーマンを引退するつもり満々です。

となるとiDeCoは会社を辞めて退職金をもらってから10年後に受取をするわけですから退職所得控除10年分が使えます。

400万円を夫婦でお互い非課税で受け取って、あとはちびちびと毎年1回給付で10年で年金受取。それが僕のiDeCoに対する出口戦略です。

10年受取としたのは、おそらく僕が老人になるころには年金支給は70歳からくらいかなと予想をしているからです。

 

年金なんてもらえない」という方もいますが話があまりに飛躍していて現実的ではありません。

海外に目を向けてみると多くの場合がまず支給年齢が67.68歳になってその後70歳に引き上げられるイメージです。

そしてこれらの政策はかなりの反発が予想されるので大抵の場合10年スパンでの長めの移行措置期間も設けられます。

制度を崩壊させても国にメリットはないのでまぁそれなりに国民の納得のいく形で続くでしょう。

 

つみたてNISAの出口戦略は制度の改正に注意

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続いてつみたてNISAの出口戦略ですが、正直なところこの口座は1番それを考えるのが難しいです。

何故なら今後つみたてNISAの制度がどうなるかが不透明だからです。

現状つみたてNISAの非課税投資期間は2018年から2037年です。

2037年までに投資をした商品は2056年まで運用できることはいいんですが問題は2038年以降の新たな投資に関しては何も言及されていないこと。

ロールオーバーができるかどうかもその時になってみないと分からないのです。

 

僕のつみたてNISAの出口戦略は元本再投資

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僕のつみたてNISAの出口戦略は20年前に積立をした分の投資利益のみを受け取って元本を再投資です。

5%での運用ができれば年間40万円の投資が20年後には100万円を超えます。その場合夫婦なら年間で120万円以上を元本はそのままに受け取ることが可能なんです。

できれば再投資についても特定口座ではなくて、つみたてNISA口座が理想です。ただしそれには言わずもがなつみたてNISA制度の恒久化が必須です。

 

特定口座の出口戦略はメンタルとの闘い

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 (今は特定口座はグロ3に一括投資しています)

最後に特定口座の出口戦略ですが、これはとっても簡単です。

60歳から毎月、投資信託の保有口数の0.3%の解約をする

この運用をいかなる時でも機械的に徹底して続けるだけです。自分の思いは絶対に含ませずに淡々と解約を続けます。

バランスファンド1本にするのが理想です。

金額ではなくて口数での解約なので

・景気が良ければ受取額は自然と増えるし

・景気が悪くなれば受取額は自然と減ります

いろいろ考えたんですが、おそらくこの出口戦略が1番無理がないなぁと。ある程度余裕を残しながらも無駄に貯め込まないことが狙いです。

お金が余っていても解約をして再投資します。増えすぎたら子供に贈与をしたいですね。お金を残して死んでも税金がもったいないので。

できればネット証券会社には僕が歳を取るまでに投資信託の定期解約サービスを充実させておいてほしいです。

 

自分の場合は保険も+で加入しています

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基本的に僕は指数信者でもあるので、上に書いたシミュレーションはきちんと積立さえしていれば間違いなく達成できると考えています。

むしろかなり控えめに考えるほど。

しかし嫁さんはそれでは納得してくれません。

ということで僕と奥さんは老後のための保険にも加入をしています

 

夫婦で入っている保険

医療保険・・ガンになったら50万円。入院1日5,000円

終身保険・・60歳から引き出し可能。死亡保障で500万円。

個人年金・・60歳から毎月3万円を終身受取

全ての保険は59歳までに払込で保障期間は終身にしています。

年間で約50万円ほどの出費なので正直結構痛いです。欲を言えばこのお金も投資に回したいと思うほど。

 

だって普通に考えてみてください。

リーマンショックですら株価は3年ほどで戻ったんです。

それを考えると、20年を超える長期積立投資がマイナスになるってことはかなりあり得ない事態なわけです。

もしそんなことが起きるのであれば保険会社もまず(僕らの掛け金を何らかの金融商品で運用しているわけですから)破綻しているでしょう。

考えれば考えるほど、貯蓄型保険は無意味に見えてきます。

 

でも結婚した以上、もうこういうのは仕方ないわけです。

保険に関して僕が彼女に妥協をするように、彼女もまた多くの面で僕に妥協をしてくれているわけで。

それに我が家は大黒柱が嫁さんなのでまぁしょうがないかなと思っています。

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 そして僕は何度でも言いますが、事が好きで収入が多い女性と結婚すると人生は急激にヌルゲーになります。

独身の人は投資の出口戦略よりも絶対こっちの方が大事です。

稼ぐことが好きで性格がいい奥さんと結婚できたらもう人生半分あがったようなもんですからね。

僕は街コンでしたが今はマッチングアプリの方が楽でいいですね。イケメンでもない後輩がすごくうまくやっていて時代の流れを感じました。

jsbs2012.jp

 (参考に)

 

まとめ

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(つみたてNISAの比較記事です)

なかなか普段は書くことのない投資の出口戦略について書いてみました。

ある程度自分の中では固まっているのですが、困るのが制度の存続であったり法律の改正です。

 

つみたてNISAに関してはコンセプトは素晴らしいんですが、現行の制度は投資可能期間が2037年までとなっていてその先が見えないのが残念です。

投資利益までのロールオーバーは必要ないと思うんですが、せめて毎年4万円の投資枠を繰り越せるように改善を期待しています。

iDeCoは現状の場合、年金受取の分は誰でも公的年金控除が60歳から受けられます。

ただしこれは公的年金控除が現状通りに今後も続くことが前提です。

年金を減らすのは仕方がないとして、できるだけ国には老後の資産形成の取り組みの邪魔ではなくて、サポートをしていって欲しいです。

 

また、自分の場合は投資の出口戦略は考えていますが生涯インデックス投資をしていくつもりです。

なかには「インデックス投資家はずっとお金を使えなくて可哀そう」みたいなことを言われたこともあるんですが、ちょっとそれは違うんですよね。

・お金が必要なときは切り崩して

・お金が余った時は投資をする

たったこれだけのことを一生していたいだけ。

それに今は遊びでお金を得ることができる時代。入金額だって自分次第でどうとでもなります。

タイミングは決して計らない。できるだけお金は期待値の高いところに置いておく。

その考えなので投資をしているからって我慢して生活しているわけではないんです。

 

最近僕はやっと「お金に働いてもらう」の意味がわかってきました。

不労所得は別にいらないです。

投資と仕事。共に歩んでたまに休んで。

でも振り返ってみるといつのまにか結構前に進んでいるんです。だから最近は仕事にも余裕を持てるようになりました。

この感覚を皆さんにもぜひ知ってほしいです。

まだ投資をしていない人はまずは100円から投資ができる「つみたてNISA」から感覚をつかんでみてくださいね。(ポイントがお得な楽天証券がbestです)