毎月僕は余ったお小遣いをレバレッジETFに投資しているんですが、こう思うことがあります。
3倍じゃ足りないなと。
投資金額が少ないので1,000万、1億にはあまりに遠い。
そこで知ったのがワンタップバイCFDです。
簡単に言ってしまえばS&P500(または日経平均)の先物取引。レバレッジが10倍固定で買いと売りができるサービスです。
触ってみたらゲームみたいな操作性。
逆に言うならお金なのに現実感がまるでない。
まあでも、お小遣いからの投資なのでぶっちゃけたところ0になってもいいんです。
むしろ0か100かみたいなのがやりたかったので丁度いい。
ただし困ったことが1つありました。
それがロスカット⇒追証金
「0になるだけではなくて追証金まで払う必要がある」といったやつです。
よくFXとかの損失の話でこんなの見たことないですか?
「FXの損失で借金背負っちゃった。。車売らなきゃ・・みたいな。。」
こういうのは絶対嫌なわけですよ。
ちょっとそういったところまで踏み込んでワンタップバイCFDのことを調べてみました。
ヒリヒリしたいんや
最悪のケースも考えよう
ワンタップバイCFDの特徴
まずはワンタップCFDの説明から。
ワンタップバイCFDは「日経平均」または「S &P500」の2つの先物指数へ連動する銘柄へ投資ができるサービスです。
CFDは日本語に訳すと「差金決済取引」
といっても良く分からないのでFXのようなものと考えればOKです。
ただし取引対象が通貨ではなくて、株の指数や金や商品など何でも取引できることが特徴です。
日本よりも海外で人気があります。
CFDは1日中取引ができる
ワンタップバイCFDの取引時間
月~金:朝8時~翌6:00
米国サマータイム期間:朝7時~翌5時
(2018年夏時間 3月11日~11月4日)
ワンタップバイCFDはほぼ24時間取引をすることができます。
具体的には月曜日から金曜日の朝8時から翌6時まで。(サマータイム期間中は朝7時から翌5時まで)
祝日にも取引はできますが、土日はお休みです。
レバレッジがかけられる
少ない金額でもレバレッジをかけることで何倍もの投資ができるのもCFDの特徴です。得するにも損するにも10倍です。
・株式は5倍
・株式指数は10倍
・商品は20倍
・債券は50倍
銘柄の種類で最大のレバレッジは決まります。
ワンタップバイCFDは日経平均、S&P500への投資対象となるのでレバレッジは10倍です。
レバレッジの倍率を変えることができないのもワンタップバイの特徴です。
指数投資は10倍までか
そこまで怖くないね
売りもできる
安くなると思ったらショート(売り)から入れるのもCFDのメリットです。
「売りでも買いでも儲けられる?」と思った方いませんか?
大間違いですよ。
これが例えば
「今日の日経平均が上がるか下がるか」
みたいなゲームならまだいいんです。予想もできます。ただし上にも書いたようにCFDは先物取引で24時間動きます。
今の価格は現在の全ての情報を内包しているリアルな数字です。投資者に優位性は全くありません。
むしろ素人が半ば予想をしてしまうと
・買ったら下がった
・売ったら上がった
こうなるだけなので注意してください
自分は「S&P500」の買いしかしない
自分は何があろうと「売り」での取引は行いません。妙な自信がついて予想をするほど負けパターンに陥ることは知っているので。
それなら過去実績をもとにホールドする方が絶対良い。右肩上がりを続けていた「S&P500」ならなおさらです。
そんな誰でもできることで儲かるわけがないという人もいますが、あくまで過去を見れば指標はそう動いてきたんです。
上の図はリーマンショックをも含めた米国株式指数「S&P500」のチャートです。リーマンショックは歴史的な金融危機でしたが2年で株価も戻っています。
そして今やS&P指数は当時の2倍を超えています。
勝機はあると考えています。
ワンタップバイCFDの手数料は安い
買付手数料がめっちゃ安いのもワンタップバイCFDの特徴です。取引手数料は0円としていますが実際には買付手数料が0.02%かかります。
しかしそれでも十分に安いです。購入価格に反映されるのも分かりやすいです。
ETFだと最低5ドルかかるしな
気軽に売り買いできるのいいね
本題。ロストカットの発生条件について
ということで長くなりましたがここからが本題です。
自分はお小遣いでワンタップバイCFDをやるつもりです。なので0円になったら悲しいけれどまぁ仕方ない。
ただしロストカット⇒追証金
これだけは勘弁してほしい。
10倍投資によるリスクについてを考えてみました。ワンタップバイCFDはそのリスクについてをこう書いています。
ワンタップバイのリスク
大事なのは「取引時間中に取引口座の取引余力の額が必要証拠金の額(証拠金維持率)の80%」これを下回ったらロストカットするということ。
証拠金維持率がポイントです。
証拠金維持率の計算式はこうなります。
維持率={(証拠金+評価損益)÷建玉必要証拠金}×100
画面で見てみます
・証拠金は実際にワンタップバイCFD自体に入金をした合計金額です。この場合自分がワンタップバイに入れたお金は68,000円です。
・評価損益はその名の通り今の損益です。この場合は2,990円となります。
・建玉必要証拠金はポジションを取るときに必要となる金額の事です。この場合は60,000円です。
今回は6万円を「S&P500」へ買いで投資をしています。ワンタップバイは10倍のサービスなのでその場合投資金額は60万円となります。
少しロストカット条件を整理してみます。
6万8千円入金、6万円投資なら3.3%値下がりでロスカ
6万8千円を入金して6万円を投資した場合、ロストカットになる評価損益は2万円となります。つまり約3.3%の値下がりでロストカットになります。
6万円入金、6万円投資なら2%値下がりでロスカ
6万円の入金でフルに6万円投資をした場合、ロストカットになる評価損益は1.2万円となります。つまり約2%の値下がりでロストカットになります。
1万円入金で1万円投資をしたら2%下落でロストカットになるということです。
結構厳しいなと思った方もいるかもしれません。ただし自分はある意味で安心しました。
このレートでロストカットならば、投資対象は「S&P500」という値動きのマイルドな株式指数でもあるので追証金を支払うことはありそうにないと考えたから。
為替も考慮する必要はありますがあくまで追証金は10%近くの値下がりにならなければ発生しないはずです。
追記:ちょっとした表を作りました。
よければ参考に。
例えばリーマンショックを振り返っても
リーマンショックですら初日の最大の値動きは-4.7% 。それであれば同じことがまだ起きてもロストカットで取引は約定されます。特に追証金も必要ないかと考察しました。
余裕をもって入金しておけばなおさらです。
実際投資してみて
ということで実際に僕はワンタップバイCFDへの投資をはじめました。投資をしてみて思ったことがいくつかあるのでありのままに感想をかいてみます。
為替変動はネック
ワンタップバイCFDは株式指数へと投資をする商品ですが、その値動きは為替変動にも影響されます。
これが正直、嫌だなと。
指数と違って為替はゼロサムゲームです。リスクによる旨みがない。
例えば1ドル110円の時に投資をして指数が5%値上がりしたところで、その分円高になったら何の意味もないわけです。
為替変動はマジでいらない。
市場時間の方が値動きがデカイ
CFDははじめてだったので「24時間の値動き怖いな」って思っていました。でも実際にさわってみると、本市場が動いていないならそこまで指数は動かないなと。
ただしこれは自分にとっては良かったです。仕事が手につかなくなる心配がなくなるので。
土日休みなのは嬉しい
休みの日にはいっさい相場を見なくていい。
これも自分にとっては合っていました。なぜなら僕は長期で「S &P500」への10倍のレバレッジ投資をしたいと考えているから。
だから値動きを見ても意味がない。
でも気になってしまうことは事実。
強制的に休みなことは精神的にめちゃ楽です。
まとめ 小遣いでやるには楽しい
ワンタップバイCFDの内容と投資をしてみての感想を書きました。
1万円くらいで遊ぶなら小遣い稼ぎとして悪くないサービスです。レバレッジETFと違って買付手数料が0.02%と激安なんで少額取引にも向いてますね。
口座も簡単に開けました。ワンタップバイは「米国株式」や「日本株式」などいくつかサービスがありますが1つ口座を開けばすぐに他のサービスも取引できます。
ただし人生逆転させようとするにはせめて100万円は入金しないと話にならないのかなとも実際のところは考えています。
100万円の入金で1000万円の投資になります。それなら年間100万円以上のリターンも現実的に見えてきます。
もちろん金融危機が起きればロストカットも起こり得ます。ロストカットを防ぐには2通りの方法があります。
ロストカットを防ぐ方法
・損失を確定させる
・入金をする(必要証拠金を入れる)
自分の場合は絶対に早めに損失確定をすると決めました。あくまでそういうサービスですから。夢を見て楽しむもの。
しかしレバレッジ投資は楽しいですね。レバレッジが10倍までなのは助かりました。
あまりはまりこみすぎないようにしていきます。
レバレッジgogo!