テンセントという企業を知っていますか?
「PUBGモバイル」の協力開発会社という方が馴染み良いかもしれません。その設立は約20年前という浅さですが
・ここ5.6年で株価は10倍以上になり
・時価総額はアジアNo1
世界でもトップ10に入るほどの大企業へと昇り詰めました。まさに中国の躍進を象徴するような会社です。
- 中国株式が今後熱くなりそう
- 3大ネット証券の比較をします
- 3大証券の一覧比較
- 中国株式銘柄数での比較
- 手数料の比較
- 為替コストの比較
- 管理画面の使いやすさは?
- 口座開設キャンペーンの比較
- NISAではじめるなら?
- まとめ どう使い分ける?
中国株式が今後熱くなりそう
米中間での貿易戦争の懸念により2018年の中国の株式指数は大きく値下がりをしました。ただし
・満を持しての「シャオミ」の上場
・既に米国市場に上場のアリババも上場を検討予定
中国株式には実はホットなニュースがあふれています。だからこそチャンスが見える。
そう思うのは自分だけでしょうか。
割安感があるよね
3大ネット証券の比較をします
中国株式といえば「内藤証券」や「東洋証券」が専門性の高い金融機関。ただし税金面や管理運用まで考えるなら大手の証券会社を使いたい。
ネット証券の大手といえば「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の3つです。
この記事では中国株式を購入するための金融機関としてその3つのどれがいいのかを比較していきます。
ざっくりとはじめに結論をいうなら
・手数料が最安値で銘柄が豊富なマネックス証券は絶対に持っておきたい
・為替手数料が1番安いのはSBI証券
以上2つを開設しておけば問題はありません。
また楽天証券については、10万円以下の少額投資の場合、手数料が1番安いという優位性があります。
口座あんまりもちたくないよ
中国株はマネックス証券
3大証券の一覧比較
まずは3大証券の比較を一覧にしてみました。
基本的なサービス内容については同じですが総合的に見ればマネックス証券が最も中国株をする点で満足度が高いと言えます。
・買付手数料が最安値
・投資できる銘柄数が最も豊富
・ユーザー目線でのスマホ売買システム
以上がその主な理由です。
ただし楽天証券は少額投資をする点での手数料の安さは優れており、上海A株への投資も可能です。
またSBI証券は為替コストが最安です。
それでは実際に運用をする上で重要なポイントをさらに詳しく比較をしていきます。
中国株式銘柄数での比較
マネックス証券の銘柄数が1番豊富です。
香港市場のみとなりますが約2,000銘柄に投資をすることができます。
また中国の株式市場は上海市場A株・B株、深セン市場A株・B株そして香港市場があるのですが外国人が投資できるのはその一部となります。
楽天証券 のみ中国本土の上海A株へ投資ができます。
中国は株式まで閉ざしてたのか
最近になって方向転換
手数料の比較
次に売買手数料の比較をします。
マネックス証券の手数料が最も安いです。約定代金×0.25%(税抜)となっています。
続いてSBI証券の0.26%(税抜)へと続きます。また楽天証券は「超割コース」の場合は約定金額に応じて1%のポイントバックがあります。
最低手数料については、楽天証券が最も安く500円(税抜)となります。次に安いのはマネックス証券の45香港ドル(税抜)です。1香港ドルは約14円ほどなので630円ほどの金額です。
中国株式の手数料はどう引かれる?
中国株式の手数料って分かりにくい?
通貨を統一すれば簡単
楽天証券 の中国株式の手数料は0.54%(税込)です。実際に中国株式「中興通訊」を購入した際の手数料を見てみましょう。
条件は以下の通り
・為替レート 1香港ドル14.22円
・株価 1株11.82香港ドル
・買付株数 600株
まず商品自体の価格として必要となるお金は(単元価格)×(株数)×(為替レート)より100,848円となります。
手数料は100,848円×0.54%より544円となります。
合計で101,392円となりました。
どの証券会社の場合でも商品と手数料の為替を統一して計算すると分かりやすいです。
為替コストの比較
手数料の次は為替コストの比較をします。
SBI証券が圧倒的に為替コスト面は安いです。同社のFXαサービスを利用することで為替コストを1ドルあたり2.8銭に抑えることが可能です。(10万通貨が必要)
他の証券会社の場合は15銭かかります。
10万通貨という単位の大きさが気になる場合でも、住信SBIネット銀行の外貨預金サービスを使うことで1香港ドル当たり5銭の金額に抑えることが可能です。
更に「外貨積立」での買付購入であれば片道3銭と半額近くになります。
同じ理由でSBI証券はアメリカ株でも為替コストメリットがあります。(ASEAN投資の場合は特になし)
為替コストは実際にどれくらいの差になる?
10万香港ドルの場合で為替コストの比較をすると
・2.8銭と15銭で12,200円程の違いがでます。
・5銭と15銭の場合でも10,000円の差となります。
(1香港ドル14円と想定)
取引手数料では マネックス証券 に劣るSBI証券ですが、投資金額が大きい場合は総合的に考えて最も経費が安くなります。
為替コストは後からきくね
チリも積もればだね
管理画面の使いやすさは?
管理画面の見やすさに関しては楽天証券が他社を1歩リードしています。iDeCoとの連携が1画面でできることをはじめ、中国株式についても損益が一目で分かり初心者でも迷いません。
ただし詳細なスクリーニングまたは分析がしたい場合はSBI証券に分があります。
マネックス証券ははじめは分かりにくさを感じます。ただしひと昔前に比べれば改善はされており、またスマホでの操作性は格段にあがりました。
ネット証券初の米国株式・ETF取引アプリ「トレードステーション米国株スマートフォン」を取り入れるなど中国株式でも今後の進化に大きな期待が持てます。
口座開設キャンペーンの比較
口座開くだけでお金もらえたりする?
うん。どっちもそれはある
楽天証券は楽天銀行と一緒に口座を開設してマネーブリッジ(無料)に登録することで誰でも1,000円もらえるキャンペーンをしています。
銀行口座は証券口座と一緒の流れで申し込めます。
SBI証券はSBI証券口座開設をしてSBIハイブリッド預金へ50,000円以上預入れをすることで1,000円もらえるキャンペーンをしています。
こちらも銀行口座は一緒に申し込めます。
NISAではじめるなら?
非課税投資枠NISAでの投資で比較をします。
・中国株式投資をする場合はマネックス証券
・中国ETF投資をする場合はSBI証券
をそれぞれ選ぶのがコスト面で最も優れた証券会社選びとなります。(ただしNISAは原則1人1口座のみなので注意してください。)
マネックス証券はETFだけではなく中国株も買付金手数料がキャッシュバックになる利点があり、SBI証券は中国ETFの手数料がキャッシュバックではなく無料になる強みがあります。
キャッシュバックと違い為替の影響を受けません。
中国株のマネックス証券
中国ETFのSBI証券
まとめ どう使い分ける?
為替コストの SBI 、銘柄数の マネックス証券 って感じやね
いろいろいったけどそれでOKよ
紹介をした3つのネット証券は全て手数料やサービス内容で中国株の投資に適した証券会社です。
・為替コスト最安で投資できるSBI証券
・手数料最安で銘柄最多のマネックス証券
・上海A市場に投資ができて少額投資での手数料が安い楽天証券
それぞれに良さがあります。
ただしあくまで中国株式をメインに考えるなら買付手数料が最安値で銘柄数が豊富な マネックス証券 が1番おすすめになります。
(今は口座開設キャンペーン中)
香港市場のほぼすべての銘柄を取り扱っていることや、NISA口座での中国株買付手数料無料化などを考えると、今後の発展にも更なる期待ができそうです。
中国株何買えばいいの?
ハイテクハイテク!!