大変だ。ひふみがやられた
何だと。。ジェイリバ・・
そいつはもう死んでいる
最近アクティブファンド「ひふみ」の運用成績がパッとしません。僕は85万円ほど投資しているのですが全くプラスになっていないどころかマイナスです。
自分は今、すぐに現金化できるお金の運用先として日本株式のアクティブファンドで100万円ほど運用しようと考えています。
「ひふみ」はもちろん第一候補。
しかし今からは少し買いにくいですよね。
ひふみを超える投資信託はあるのか
「ひふみ」よりリターンをあげているアクティブファンドはあるのでしょうか。
そしてそのファンドの最近のリターンは?
日本株のアクティブファンドに焦点を絞って実績あるアクティブファンドを調べてみました。
ひふみのリターン
・過去3年平均 23.7%
・過去5年平均 30.6%
・過去9年平均 21.0%
このリターンを超えればいいわけです。
また、アクティブファンドをいくつか持って分かったことは分散の重要性。パフォーマンスが良かった順に20万円ずつ投資をしていこうと考えています。
対象は楽天証券で買える投資信託
楽天証券で買える日本株式クラスの投資信託で
・買付手数料が無料
・今年含む直近3年リターンがひふみより良い
・現在買える
以上3つの条件を満たしているアクティブファンドを5つ上から順にピックアップしてみました。早速内容の紹介をしていきます。
・過去リターン比較
・ざっくりとした内容
・最近の成績
J-フロンティア
(目論見書より)
J-フロンティアは新興企業の株式を中心に投資を行うアクティブファンドです。
信託報酬は税込1.836%。
・中長期的に魅力が高い銘柄
・IPO銘柄
に対して積極的に投資を行っています。
また投資対象については日本株だけではなくNASDAQなど外貨建て資産への投資を行うという特徴もあります。
過去のリターン
次にJ-フロンティアのリターンをひふみと比較してみます。
J-フロンティアのリターン
・過去3年平均 34.8%
・過去5年平均 41.0%
・過去9年平均 26.4%
J-フロンティアは過去3年、5年、9年いずれにしても「ひふみ」を上回るパフォーマンスをあげています。
年初来の成績も+2.8%と悪くありません。(8月6日時点:ひふみは-4.9%)
銘柄はサービス業多め!
jnext
(目論見書より)
jnextは中小型の株式を中心に投資を行うアクティブファンドです。
現在は分配金のでる「jnextⅡ」への投資のみが可能です。(信託報酬は税込1.6092%で信託財産留保額は0.3%)
・現時点では何らかの理由で割安
・将来への成長機会を大きく持っている
企業に対して積極的に投資を行っています。
投資に際しては徹底した個別直接面談調査・分析をする。そして慎重な「時間分散」「銘柄分散」がされる特徴があります。
過去のリターン
次にjnextのリターンをひふみと比較してみます。
jnextのリターン
・過去3年平均 35.5%
・過去5年平均 39.1%
・過去9年平均 24.0%
jnextは過去3年、5年、9年いずれにしても「ひふみ」を上回るパフォーマンスをあげています。
年初来の成績も+1.8%とまずまずです。(8月6日時点:ひふみは-4.9%)
構成の4割がサービス小売業
MHAM日本成長株オープン
(目論見書より)
MHAM日本成長株オープンは好業績を上げた企業を中心に投資を行うアクティブファンドです。
信託報酬は税込1.674%。
・産業の中での将来的競争優位性がある
・中長期的な利益成長が見込める
企業に対して積極的に投資を行っています。
東証による33業種の分類を、景気や業績のサイクルを考えた62業種に分類し直すことで調査の実効性を高めています。
過去のリターン
次にMHAM日本成長株オープンのリターンをひふみと比較してみます。
MHAM日本成長株オープンのリターン
・過去3年平均 30.9%
・過去5年平均 36.9%
・過去9年平均 22.9%
MHAM日本成長株オープンは過去3年、5年、9年いずれにしても「ひふみ」を上回るパフォーマンスをあげています。
分配金を再投資した場合の年初来の成績は+3.1%と好調です。(8月6日時点:ひふみは-4.9%)
ノーリツや三浦工業に投資!
Jオープン(店頭・小型株)
(目論見書より)
Jオープン(店頭・小型株)は小型株中心に投資を行うアクティブファンドです。
信託報酬は税込1.3176%。
・独自のサービスや技術を持つ中堅企業
・今後将来性が高いと期待できる
銘柄に対して積極的に投資を行っています。
ジェイリバイブやjnext同様に綿密な企業調査、また訪問が行われて銘柄選定がされています。
相場環境が悪いときはひふみ同様に現金比率を高めることも特徴です。
過去のリターン
次にJオープン(店頭・小型株)のリターンをひふみと比較してみます。
Jオープン(店頭・小型株)のリターン
・過去3年平均 29.3%
・過去5年平均 35.2%
・過去9年平均 24.1%
Jオープン(店頭・小型株)は過去3年、5年、9年いずれにしても「ひふみ」を上回るパフォーマンスをあげています。
分配金を再投資した場合の年初来の成績は-4.5%と良くありませんがTOPIXは上回ります。(8月6日時点:ひふみは-4.9%)
エン・ジャパンや九電工に投資
インベスコ(店頭・成長株オープン)
(目論見書より)
インベスコ(店頭・成長型オープン)は新興市場の上場銘柄を中心に投資を行うアクティブファンドです。
信託報酬は税込1.08%。
・継続的に高い成長性がある
・比較的早く東証一部へ上場すると見込む
企業に対して積極的に投資を行っています。
指標をもとに700社ほどへと銘柄を絞り込んだ後、足を生かした調査により約40~70銘柄でポートフォリオを構築します。
過去のリターン
次にインベスコ(店頭・成長型オープン)のリターンをひふみと比較してみます。
インベスコ(店頭・成長型オープン)リターン
・過去3年平均 22.0%
・過去5年平均 33.8%
・過去9年平均 20.2%
インベスコ(店頭・成長型オープン)は過去5年でのリターンは「ひふみ」を上回っていますが3年また9年で比較した場合は下回るパフォーマンスとなっています。
分配金を再投資した場合の年初来の成績は-3.8%と良くありませんがTOPIXは上回ります。(8月6日時点:ひふみは-4.9%)
サービス業中心に投資
まとめ
ひふみ投信のリターンに勝るとも劣らないアクティブファンドの上位5つを紹介させていただきました。
直近でいうならJ-フロンティアに投資をするのが1番効率は良さそうです。
「あれっ?」と思ったことが1つあります。
そう。ジェイリバイブがないんです。
ジェイリバイブの過去リターン
・過去3年平均 33.1%
・過去5年平均 42.9%
・過去9年平均 31.2%
昨年まで他を寄せ付けないパフォーマンスを誇ったアクティブファンド「ジェイリバイブ」。しかし今年は8月時点で年初来から-10%近い下落をしています。
ここから分かることは1つ。
"どんなアクティブファンドも一点集中は怖い"
たとえそれがどれだけ支持をされていたとしてもです。しかし逆に言えばファンドを分散をすることである程度のリスクヘッジもできそうです。
日本株のアクティブファンドには魅力があります。
(アメリカ株にも負けていない!)
上場基準の厳しい米国と違って、日本企業は多すぎるほどの不良企業がTOPIXに含まれています。
それらは過去、日本株式クラスのインデックス投資の期待リターンを押し下げてきました。
日本株式は過小評価されてきたともいえるのです。
この資産クラスはアクティブファンドに旨味あり。僕はこれからも「ひふみ」をはじめとした日本株式のアクティブファンドを応援していきたいと思います。
がんばれ!アクティブ!
追記:100万円投資しました
ということで実際に20万円×5投信分ということで100万円を投資しました。
とりあえず2018年は放ったらかしにするつもりです。
また僕は米国株式は為替コストの安いSBI証券で運用をしていますが投資信託は楽天証券で運用をしています。
・余った楽天ポイントで投資信託が購入できることはもちろん
・楽天カード での投資信託購入で楽天ポイントももらえます。
投資信託に関しては絶対SBI証券よりも楽天証券の方がお得です。まだ口座をもたれていない方はこれを機に作ってみてはいかがでしょうか。
楽天証券に口座開設をしてみる