FireTVとはAmazonプライムビデオやHuluなどのビデオ配信、またニコニコ動画やYoutubeまでが気軽にTVで視れるようになるデバイスです。
2018年12月12日にシリーズ新製品「Fire TV Stick 4K」が発売されました。価格は6980円。
映像が4K対応
プロセッサ進化によりサクサクに
オーディオも臨場感がアップ
リモコンがAlexa対応音声認識
Fire TV Stickよりは2,000円高いですが全ての性能が1段階以上UPしています。
またこの発売に伴い四角い箱型のFireTVは発売中止になります。
Amazonで発売中のFireTVは2種類です
・4K映像は見れないがフルHDで十分きれいな「Fire TV Stick」は¥4,980
・迫力ある4K画質とサウンドが楽しめる「Fire TV Stick 4K」は¥6,980
2,000円上乗せすれば新機種が買えるわけですが、5,000円で買える旧機器の魅力も捨てがたい。
この記事ではFireTVの徹底比較をしていきます。
実際にどっちが良いの?
さすがに2,000円出してFire TV Stick 4K
Fire TVの一覧比較
まずはじめにFireTVの比較を一覧にしてみました。
最新の機種はFire TV Stick 4Kで2018年12月12日に発売がされます。FireTVは発売中止となり2機種の比較をしていきます。
はじめに結論から言いますが、スペックを比較してコスパが最も優れているのはFire TV Stick 4Kです。
4Kコンテンツに対応をした
オーディオも臨場感がUP
プロセッサが進化してサクサクに
それで価格が2,000円UPしただけ
以上がその主な理由です。
更に細かく比較をしていきます。
価格の比較
Fire TV Stickの価格は¥3,980
Fire TV Stick 4Kの価格は¥6,980
価格差は3,000円です。
またセール時Fire TV Stickは1,500円引きの3,480円まで値を下げたことも。Fire TV Stick 4K
も同等の値引きが予想されます。
画質で比較
Fire TV StickはフルHDの画質です。
Fire TV Stick 4Kはその名の通り4K画質にも対応をしています。
4K映像はフルHDに比べて画素数は4倍と繊細になり、発色も現実と近くなることで臨場感あふれる映像が楽しめます。
また地上波ではまだほとんどない4K映像ですがHuluやネットフリックスなどのVODサービスではコンテンツも豊富です。
ただしあくまで視聴をするモニターやTVが4K出力に対応していることが前提です。その環境がなければどちらを買っても画質は変わらないので注意してください。
だんだん4K増えてるよね
今後は民放もそうなるね
音質で比較
続いて音質の比較です。
Fire TV StickはDolby Digital Plus
Fire TV Stick 4KはDolby Atmosでありこちらの方が優れています。
ドルビーアトモスは音声オブジェクトを導入することで臨場感がある音質となっています。
前後左右だけではなく上下方向にも対応をしたという表現をされることが多く、より立体的に音が聞こえるようになりました。
ドルビーのサイトで実際に音を聞いて見て比較をしてみるといいかもしれません。
動作の速さで比較
一番大事なのは実はこのポイントです。
レスポンスの速さで比較をした場合2つの機種はコア数は変わりませんが
・ Fire TV Stickはクアッドコアで1.3GHz
・Fire TV Stick 4Kはクアッドコアで1.7GHz
とGHz(クロック周波数)は違います。
といってもイメージがしにくいのでコアの数は「作業人員」、GHz(クロック周波数)は「作業スピードの速さ」と捉えましょう。
つまりFire TV Stick 4Kの方が同じ人数でも作業スピードが速い人がいるのでその分だけ処理は早くなります。
メモリも1.5倍になっており一度に複数のタスクを処理してもスピードが落ちにくくなっています。
Fire TV Stickでも十分にサクサク
しかし現行発売がされているFire TV Stickは2017年に改良がされており、十分に快適な利用をすることが可能です。
私自身PCを選ぶ際はメモリは重視しますがFireTVは実行するタスクが限られているので、1GBでも十分です。
リモコンの比較
Fire TV Stick 4KのリモコンはFire TV Stickに3つのボタンが追加されました。
・音質の調節
・ミュート
・電源ボタン
また今までのFire TV Stickのリモコンは音声認識でプライムビデオ内での番組検索しかできませんでしたがそれも大きくパワーアップ。
アレクサ対応音声認識となり早送りや一時停止が可能となり、Amazonmusicで好きな曲をかけたりスポーツの結果や天気予報までが見れるようになりました。
ただし既存のFireTV Stickも2017年のモデルであれば12月に行われるwi-fi経由でのアップデートによりそれらの機能が追加されました。
またFire TV Stickも4Kと同じ規格のリモコンが新たに発売がされました。ただし価格は1,000円UPします。(¥4,980)
他の細かい点を比較
かなりパワーアップしたな
2,000円の価値はあるよね
Fire TV StickとFire TV Stick 4K
で他にも比較して気になる点を紹介していきます。
保証期間の比較
保証期間はFire TV Stick 4Kの方が長いです。
・Fire TV Stickの保証期間は90日
・Fire TV Stick4Kの保証期間は1年間
ただし別料金で延長保証を付ける事で更に保証期間を延ばすことは可能です。
故障をした場合は配送料無料で返品ができて、代替品を送ってもらえます。
保証っているの?
持ち運び考えてるなら欲しい
できるアプリやゲームの比較
Fire TV StickとFire TV Stick 4K
はできるゲームやアプリは大きく変わりません。特に動画配信サービスが便利でHuluやdTV、ニコニコ動画も利用ができます。
Youtubeも見れなくなるという報道もありましたが、視聴できるように施策がされていました。
またFF13をはじめ、Fire TVでできるゲームは意外と豊富です。ただし本格的に遊ぶ場合はコントローラーを買った方がいいです。
X-boxのワイヤレスコントローラーがコスパは一番優れています。
ちなみに個人的なstickで遊べるゲームのおすすめは「Impulse GP」というレースゲーム。無料でDLできるんですが直観的な操作感でいい気分転換になりますよ。
容量の比較
Fire TV StickとFire TV Stick 4K
の容量は同じ8GBです。
ただしFireTVのストレージは録画で使う事もなく、ゲームをDLするくらいですのでこのストレージで十分です。
有線LAN対応はどちらもOK
Fire TV StickとFire TV Stick 4K
はどちらも有線LANに対応をしています。別売りのイーサネットアダプターが必要です。
接続は簡単にできます。
基本的にFireTVは無線接続でもビデオコンテンツを見るなら殆ど遅延は起きないです。
ただし「DAZN」などでスポーツ実況中継を見たいという人の場合、安定して早い視聴環境を得ることができる有線接続を推奨します。
また有線接続ができるFire TV Stickは2017年以降発売のnewモデルとなるので注意してください。
それ以前のモデルのFire TV Stickは有線接続ができません。
サイズの比較
サイズはFire TV Stick 4Kの方がFire TV Stickよりも少しだけ大きいです。ただしテレビの裏には十分させる小ささですのであまり気にする必要はありません。
まとめ どれが1番コスパいい?
うーん決めきれない
2,000円奮発してFire TV Stick 4K買おう
FireTVのスペックを徹底比較しました。
Fire TV Stickは2017年モデルなら十分に画質もきれいでサクサク見れる
Fire TV Stick 4Kは2,000円UPするだけで4K映像と迫力あるサウンドが楽しめる
リモコンの操作性や処理速度まで踏まえて考えると最もコスパの高いFireTVはFire TV Stick 4Kといえます。
それぞれの特徴をまとめて整理をすると
Fire TV Stickはこんな人に向いています。
・画質はフルHDで十分。
・家に4Kテレビやモニターの環境がない
・テレビでプライムビデオを楽しみたい
こういった人には5,000円以内で買えるFire TV Stickでも十分に満足をすることができます。
Fire TV Stick 4Kはこんな人に向いています。
・家に4Kの視聴環境がある
・臨場感のある映像やサウンドを楽しみたい
・どうせ買うならちょっといいものを
こういった人であれば2,000円を追加してFire TV Stick 4Kを買ったほうが後悔しないお買い物ができそうです。
自分の場合は家のTVが4Kに対応していないということもあってFire TV Stickを購入しました。
fire TVstickも購入。家のテレビが4kでもないしオーディオも特別じゃないし自分の場合はこっちでええわ。
— shunponはてなブロガー (@shunpon_ff14) 2018年12月7日
サクサクで画質もきれいで満足できています。
最後に、FireTVStickは買ってみると想像以上に活躍をするデバイスです。
プライムビデオはPCやスマホで見るという方であっても、FireTVがあれば地上波のテレビからすぐに切り替えができるのでみんなでコンテンツが楽しめます。
外出先でもwifi環境があればどこでも見れて、途中までみた動画もその時点からの再生が可能です。
クロームキャストと迷っている方はChromecastではAmazonプライムビデオを普通には見れないことに注意してください。
スマホの画面をTVに投影するといった方法で擬似的には可能ですがその間スマホは触れないですし、電池ももりもりへってしまいます。
FireTVで快適な動画ライフを楽しんでくださいね