毎月10日にレバレッジETFのSPXLをつみたて(成行注文)しているんですが、少しその時の入出金が分からなかったのでこの記事で整理しておきます。
今回の僕の環境
為替レート:109.68円
SPXLの価格:47.1ドル
ぼく:38万円分くらい買いたい
成り行き注文時:買う時に必要だったお金 381,575円
投資できる目安の金額はあるので、それに合わせて株数を変更させていきます。
ちょっとくらい飛び出てもどうせ後で戻ってくると思ったので38万円を超える金額で注文。
ドル円109.68円 68株 @47.1ドル 381,575円
35万ちょいくらいの金額のはずが、成り行き注文だと38万円ほど金額が必要になりました。
なんだか高いので整理します。
・SPXLの購入金額は日本円換算で351,283円。
・手数料(0.486%)を含んだ合計額352,989円。
(内訳:SPXL68株@47.1で3,202.8ドル。手数料15.56ドルとして合計で3218.36ドル)
・楽天証券が必要としたお金は381,575円
(SPXL購入額-手数料-楽天証券が必要としてきたお金)=-28,586円。
この28,586円はどうなるんだ?
注文した直後に拘束された額 370,638円
実際に注文をすると370,638円が拘束されました。必要とされた額は381,575円だったので10,937円少なかったことになります。
この金額には法則がありました。
(約定予想金額+手数料)×1.05%が引き落とし
・SPXLの購入金額+手数料は352,989円
・352,989円の105%が370,638円
つまり購入時にかかるであろう費用の+5%までの日本円が拘束されるイメージです。
(SPXL購入額ー手数料ー引落し金額)=-17,649円
先ほどの必要とされたお金との差額28,586円からは減りましたがまだまだ大きく差があります。
最終金額は353,182円 戻ってきた額 28,393円
翌営業日 10時30分頃に金額が確定しました。楽天証券トップページの出勤可能額に28,393円という数字が出ています。
僕がはじめに預けたお金は381,575円だったので最終的に353,182円が必要だったということになります。
少し疑問が生まれました
・(予想)SPXLの購入金額+手数料=352,989円
・(結果)SPXLの購入金額+手数料=353,182円
取引予想額と結果額で193円の差額があります。
約定したときの為替レートはちょいブレる
注文照会を見ることで、なぜ買付時の金額と約定金額とで差額が出たのかを理解することができました。
・(買付時)SPXLの購入金額+手数料=352,989円
3,218.36ドル×109.68円=352,989円
為替レートは1ドル109.68円
・(約定時)SPXLの購入金額+手数料=353,182円
3,218.36ドル×109.74円=353,182円
為替レートは1ドル109.74円
買付時より約定時のほうが円安になったので193円ほど金額が多く必要となったということです。
まとめ
SPXLを成行きで円建て注文しようとすると
必要な日本円は予想金額×1.08くらい
(予想できる約定金額+手数料)×108%の金額が必要となりました。
ただしこの率に関しては法則を見出せていません。
注文直後に拘束される日本円は予想金額×1.05くらい
(買付時金額+手数料)×105%の金額が必要となりました。
翌営業日に金額確定。約定時価格は買付時価格とぶれる
為替の影響を受けるので、予想した金額と実際に約定した金額は少しぶれます。
以上でメモというか検証は終わり。
SPXL自体の金額が大きく値動きした場合でも買付時と約定時での金額がかわるのかはまだ分かりません。
指値注文のときについてもやったことがないのでまた書いていきます。
それにしても手数料が意外と馬鹿になってません。
NISA枠はiFreeS&P500を買っているのでSPXLの投資は特定口座で運用しています。
これまで30万×4で120万円くらい海外ETFを買っているんですが合計で6,000円近い手数料を払っていました。
使わないお金と決めているのでSBI証券のジュニアNISAを使おうかと考えてます。