共働きサラリーマンの家計簿

アラサーの投資+雑記ブログ

S&P500指数に対するインデックス投資のコスト比較をした 【投資信託・国内外ETF】

PRを含む場合があります

S&P500指数に連動する商品で投資コストが1番安いのは何になるのか。

信託報酬何%」とか言われても金額のイメージって付きにくいですよね。

同じような人もいるかとおもったので自分の投資のケースに当てはめながら試算をしてみました。

もし訂正や疑問点などがあれば教えてください。

 

 

投資対象となるのは9つの商品 

S&P500

(2019年1月22日のデータに更新)

コスト比較の対象となる投資は投資信託・国内外ETFを含めた9件。

S&P500指数に対してのインデックス投資を探すとこれらを拾っておけば十分です。

またこちらの記事ではアメリカ株に投資するインデックスファンドについてを一覧にしています。

 

海外ETFは3件 

SPDR S&P500 ETF (SPY)        

 iシェアーズS&P500 ETF (IVV)             

バンガードS&P500ETF (VOO)         

 

国内ETFは2件     

SPDR S&P500 ETF (1557)               

上場インデックスファンド米国株式 S&P500(1547) 

 

投資信託は4件

iFree S&P500インデックス

SSgA  米国株式インデックス

eMAXIS Slim米国株式インデックス

iシェアーズ 米国株式インデックス

 

仮定の条件はこちら

条件はこの通りです

対象期間は10年間とする。

・毎月10万円ずつ年間240万を5年積立

・6年目以降は積み立てしない

・NISA口座でロールオーバーし続ける

・リターンは年5%と仮定する

・為替レートは1ドル110円とする

・為替手数料は片道25銭

・月次購入60回、売却は1回

 

 以上の仮定において投資資産に対しての経費額を求めてみます。まずは上にあげた条件においての資産の推移を確認。

 

1年目   2,464,516

2年目   5,052,257

3年目   7,769,385

4年目   10,622,370

5年目   13,618,004

6年目    14,298,904

7年目   15,013,849

8年目   15,764,542

9年目   16,552,769

10年目  17,380,407

1,200万円の投資額は1,738万円となるわけです。

 

 信託報酬部分のコスト比較

はじめに、信託報酬部分のコストから比較していきます。実際はETFは端数で買えるわけではないのですがあくまで参考に。

経費率は全て年率によるもの。

なので実際にかかった経費を調べるには年間運用金額を全て足す必要があります。1年目から10年目終了まで、上に計算した運用金額の全てを足しこんでみると

 118,537,003となりました。

その金額に経費をかけていきます。

 

①SPDR S&P500 ETF (SPY)        

経費率0.09% 106,683円

 

②iシェアーズS&P500 ETF (IVV)                         

経費率0.04% 47,415円

 

③バンガードS&P500ETF (VOO)                     

 経費率0.04% 47,415円 

 

④SPDR S&P500 ETF (1557)

経費率0.10206% 120,979円

 

⑤上場インデックスファンド米国株式 S&P500(1547)

信託報酬0.1728% 204,832円

信託財産留保額 解約金額に0.3%  52,141円

 

⑥iFree S&P500インデックス

経費率0.243% 288,045円

 

⑦SSgA 米国株式インデックス

信託報酬0.486% 576,090円

信託財産留保額 解約金額に0.1%  17,380円

 

⑧eMAXIS Slim米国株式インデックス

信託報酬0.1728% 204,832円 

 

⑨iシェアーズ 米国株式インデックス

信託報酬0.405% 480,075円

                                                                                                 

信託報酬のみの経費率で並べると

IVV=VOO<<SPY<1557<<eMAXISslim<<1547<<iFree<<<<<iシェアーズ<<SSga

この順番になります。

 

信託報酬以外のコスト比較

f:id:shunpon:20180820124605p:plain

では次に信託報酬以外のコスト

 ETFはNISA口座も配当金への課税があり、海外ETFの場合は売買手数料と為替手数料もかかります。

この部分も比較してみます。

 

①SPDR S&P500 ETF (SPY) 約263,374円

  1. 配当金に現地課税(10%) 約209,810円
  2. 売買時に為替手数料   約66,773円
  3. 売却時の手数料     約2,200円          

 

②iシェアーズS&P500 ETF (IVV) 約197,312円

  1. 配当金に現地課税(10%) 約214,552円
  2. 売買時に為替手数料     約66,773円
  3. 売却時の手数料              約2,200円        

 

③バンガードS&P500ETF (VOO)   約200,043円

  1. 配当金に現地課税(10%) 約212,181円
  2. 売買時に為替手数料          約66,773円
  3. 売却時の手数料                 約2,200円

 

④SPDR S&P500 ETF (1557) 約425,977円

  1. 配当金に国内外合計30%課税 約622,319円

 

⑤上場インデックスファンド米国株式 S&P500(1547) 約68,266円

  1. 配当金に現地課税(10%) 約110,239円

 

⑥iFree S&P500インデックス 特に無し。

 

⑦SSgA  米国株式インデックス 特に無し

 

⑧eMAXIS Slim米国株式インデックス 特に無し

 

⑨iシェアーズ 米国株式インデックス 特に無し

 

信託報酬、信託財産留保額以外での経費率で並べると

eMAXISslim、iシェアーズ、iFree、SSga<<<1547<IVV<VOO<SPY<<<1557

この順番になります。

 

1557の課税がマジで馬鹿になりません。

何故かわからないですが1557に関してはNISA口座であっても現地課税、国内ともの両方が発生して免除がされません。

いろんなブログを見ていっても、1557については知らないうちにごっそり税金とっていかれたーとか言う人も。

今後投資する人は気を付けてください

 

最後に総合でのコスト比較

 では最後に信託報酬部分とそれ以外のコストを合わせた比較をしてみます。

 

①SPDR S&P500 ETF (SPY)

385,467円

 

②iシェアーズS&P500 ETF (IVV)

330,940円

 

③バンガードS&P500ETF (VOO)

328,569円

 

④SPDR S&P500 ETF (1557)

743,298円

 

⑤上場インデックスファンド米国株S&P500(1547)

367,213円

 

⑥iFree S&P500インデックス

288,045円

 

⑦SSgA  米国株式インデックス

593,470円

 

⑧eMAXIS Slim米国株式インデックス

204,832円

 

⑨iシェアーズ 米国株式インデックス

480,075円

 

となります。

eMAXISSlim<<iFree<<VOO<IVV<<1547<SPY<iシェアーズ<<SSga<<1557

 

最安はeMAXISSlim米国株式でした。

 このシリーズはほんとにすごい。

もはや海外ETFを買うメリットがわかないですよね。

ただしこれは「eMAXISSlimが全ての運用資産を個別株の実際の買い付けでしている」という前提での計算です。

 実際のところはそうなってもいないので注意が必要です。

 

まとめ

S&P500での投資コスト比較をした際、1番経費が小さかったのはeMAXIS Slimとなりました。

ただし全ての運用を自分でしているというのが前提です。

 

僕の投資成績を公開

f:id:shunpon:20180821124852p:plain

NISA口座で僕は米国株式への投資をしています。

今は「eMAXIS Slim米国株式」へ毎月20万円を積立中です。いつの間にか10%以上のプラスです。

これからももちろん積み立て予定です。

 

この記事を見て今から投資を考えている人は、手数料の安いネット証券で口座開設をしてくださいね。具体的には

楽天証券

SBI証券

マネックス証券

以上の3つがおすすめです。

 

楽天証券楽天ポイントを使用して投資ができる。また楽天カードでの引き落としにも対応(※ポイントはつかない)

 

SBI証券は商品数が最も豊富。毎週積み立て、毎日積み立てにも対応している

 

マネックス証券独自の資産設計アドバイスツールを使用でき、投資対象に迷わない

 

主要な3大証券からの選択が無難です。僕は楽天証券 で運用をしています。