(これが最新データ)
カッコいい言い方をするならフリーランスのうちのオカン。オトンの給与で生活は基本成り立っていて。
だから貯金だけが増えていく。
銀行へ行けばやたらと資産運用を勧められる。手数料がやけに高いぼったくりファンドを。
『断ってるよ』
そう言いながらもやっぱり老後が気になるようで。58歳という年齢。まだ働ける。貯金だけではもったいない。そんな風に話すこともある。
ロボアドバイザーは結局怖い
以前にもこんな相談をされたことが実はあって。僕はその時ロボアドバイザー、詳しく言うならウェルスナビを勧めている。
手数料は1%掛かるが
・デタックスという名の自動税金最適化
・リスク許容度に合わせた最適リバランス
手数料内に為替コストを含むこともあり自分にはコスパ良く思えたそのサービス。
でも結局うちのオカンはやらなかった。
『AIとかよく分からない』
僕のどんな説明もそれで一蹴。受け入れられなければどんなサービスでもそれまでだ。
また自分のリスク許容度が分からないとも話した。
ウェルスナビによるリスク許容度の質問の1つ
『株価が1ヵ月で20%下落したときの対処法』
この質問に答えが言える人。ロボアドバイザーが必要だろうか。おかんのいうことも一理ある。
損失は嫌。でも待てばいつか戻るなら、利益は多い方がいいわけで。結局のところどれにすればいいか分からない。
『あんたに任せるわ』
イチから資産運用をはじめました
ということでオカンの資産運用をすべて任された自分
せっかくなので
・楽天証券に口座を開く(NISAも)
・楽天銀行に口座を作る
・実際に投資をしていく
それまでを記録としてつけていった。
また今後も投資記録は損益に関わらず毎月つけていく。
一言コメントもそえて。
読んだ人への投資の1歩となれば、僕は嬉しい
僕らの条件としては
・オカンと僕は同居してない。でも車で15分
・オカンはフリーランス。割と収入がある。
・現在58歳、あと7年は仕事をしたい
・余剰資金の毎月10万を投資に回す
以上となる。2017年12月16日スタート。
時系列順につみたて投資するまでを書いていく
まずは楽天会員になる
全く楽天サービスに触れたことのないウチのオカン。まずは楽天会員に登録させるところから始まった。
必要な情報は
・名前
・メールアドレス(yahooアドレスでもOK)
・電話番号
以上の3つ。
ちなみに楽天会員にならなくても楽天銀行と楽天証券への登録は可能だ。しかし絶対登録すること。
楽天会員なら投信を保有するだけでポイントが付く
・投資信託10万円の残高で毎月4ポイント
・引落しを楽天銀行にすることでもポイントがつく
年会費や手数料がかかるわけでもない。楽天会員にならない理由はない。楽天証券で投資をするなら絶対に楽天会員にはなっておこう。
楽天銀行・証券に口座開設手続き
・楽天銀行はこちらから
・楽天証券は こちら から
必要な情報を言われたとおりに入力していくだけ。
メールアドレスはヤフーやgmailでもOK。
最適化されて見やすい画面。楽天市場とは違って分かりやすくて迷わない。
楽天証券に口座が開設されるまで
メールの受信が非常に多い。ただし順序だててやっていけば特に迷うところはない。
・楽天銀行からのお知らせ【本人確認書類をお送りください】 12月16日 18:42
メールがきたらスマホアプリで楽天銀行をダウンロード。免許証の写真(表・裏)をアップロード。光の反射で文字が見えなくならないように。
・楽天銀行からのお知らせ【証券同時口座申込ありがとうございます】 12月16日 18:42
証券口座の開設手続きもしておくという連絡。
・楽天銀行からのお知らせ【本人確認書類を受領しました】12月17日 8:00
口座開設が済んだら完了のメールを送るとのこと
・楽天銀行からのお知らせ【ThankYouレター初期設定ガイドの発送について】 12月19日 19:54
口座の事務手続き完了。Thank Youレター初期設定ガイドを3~10営業日後に郵送するという内容。
・楽天銀行からのお知らせ【楽天証券同時口座申込のご案内】12月20日 11:31
楽天証券の口座の開設手続きを進め始める連絡
・楽天証券からメール 【総合取引口座開設の申込を受け付けました】 12月20日 11:57
総合取引口座の開設申し込みを受け付けた連絡。
・楽天証券からメール 【総合取引口座開設の書類を受領しました】 12月21日 9:07
これから口座開設のための審査をするとのこと
・楽天銀行からのメール 《保存版》口座開設されたお客様へ 口座の入金方法をご案内します 12月23日 17:00
Thank youレター初期設定ガイドが発送。
メールだけの受信が1週間ほど続いた。
12月25日 楽天銀行のカードと書類が届く
・キャッシュカード、セキュリティカード
・口座情報や仮パスワードなどが書かれた用紙
・手続きガイド
以上を受け取る。
同日、楽天証券からも口座開設完了連絡(メール)
総合取引口座の開設が完了。別途ログインIDとパスワードを記載した書類を送るとの事。
12月27日 楽天証券の書類が届く
ログイン情報のお知らせが届く。口座番号、ログインIDとPASSが書いてある
同日、普通郵便でお取引ガイドもきた。
ログインができるようになる。
手続きから11日。証券口座開設!
その後は楽天銀行、楽天証券ともログイン。画面に沿って登録手続きを行う。
楽天証券の登録には
・マイナンバー通知書
・マイナンバーカード
マイナンバーが分かるものが必要。
ハッピープログラムにもエントリーをしておく。
ハッピープログラムは取引に応じて楽天ポイントがもらえたり、楽天銀行の振込手数料が無料になったりするお得な制度。
NISA口座を申し込む
どうせ投資するなら非課税投資枠を利用したい。
こちらも時系列準にその手続きを書いていく。
1月4日 楽天証券でNISA口座を申し込む
・つみたてNISA(20年×非課税限度額40万)
・NISA(5年×非課税限度額120万)
どちらかを選択可能。58歳からならやっぱりNISA。
1月11日 NISAスターターキットが届く
返信用封筒に入れるのは2つだけ
①NISA口座開設届出書
非課税口座(NISA口座)のこれまでの開設有無の経験を聞かれるチェックのみ。
②本人確認書類
・運転免許証(表・裏)
・健康保険証(表・裏)
・在留カード、特別永住者証明書
・個人番号カード
・住民票の写し
・パスポート
・住民基本台帳カード
いずれか1枚。表・裏のものはA4用紙2枚にコピーで提出をして大丈夫だった。
またマイナンバーは既に普通口座を開設するときに提出をしていたので今回は特に提出無し。スターターキットにも書類は同封されていなかった。
1月14日 ポストに書類を投函
2月2日 楽天証券からNISA手続き完了連絡(メール)
翌日からNISA口座は利用できるということに。
楽天証券の口座を開いてから38日
投資をすると決めてから49日
ついにNISA口座が開設された
入金から投資まで
ここまではとりあえず僕が手続きをした。
しかしまだ、肝心のお金をいれていない。
『UFJ銀行のATMで無料で入金できるから楽天銀行に入金をしといてね』
と頼んだ僕。(6ヵ月間、無条件で入金手数料無料)
しかし結局やらないオカン。
1人でやるのは怖いらしい。乙女かよ。
結局僕が一緒にATMに行き入金方法を教えてあげた。今までと何にも変わらない入金方法に安心していた。
オカン世代は新しいものをとにかく嫌がる。
口座を開いてから入金までに1ヶ月以上を要した。
3月12日 楽天銀行へ入金をする
UFJのATMで50万の入金をする。すぐにスマホにメールがきて金額反映されることに驚く。
3月12日 楽天証券で注文をする
今年は3月からの投資。でも来年は1月から。今後はNISA口座を毎年フルに使いたい。
・今月に30万円を『通常注文』
・次月以降は10万ずつを『つみたて注文』
口座区分をNISAにすることを忘れない。
これであとはもう勝手に毎月10日につみたてがされていく。何もする必要はない。
まさにほったらかし投資のスタートだ。
投資内容は以前書いたGPIFの真似した内容
・国内債券 35%
・外国債券 15%
・国内株式 25%
・全世界株式 25%
の資産配分とすることに。
安定した運用がそれなりにできればいいオカン。
まぁベストではないがこれでいいかなと。
(過去10年で平均5%程)
はじめは8資産バランスも考えた。
ただしリートと株で5/8。半数以上占めるのは60手前のオカンには少し怖い。経済危機が起きたら4割減は普通にある。4資産バランスですら怖かった。
というより情けない話だが
・損失を出しても狼狽させない。
・つみたてを続けることに納得させる理由
それがこの投資には欲しかった。
・国の年金を運用する賢い人のマネをしているんだよ
・だから決して悪い投資じゃないんだよ
そんな言い訳ができると考えたわけだ。
実際に買った商品はこちら
・国内債券 ⇒eMAXIS Slim
・外国債券 ⇒eMAXIS Slim
・国内株式 ⇒ひふみプラス
・全世界株式 ⇒楽天全世界
3月半ばにeMAXISSlim全世界株式が0.142%という低コストで発売された。
今後は全世界株式も楽天からそちらに切り替えるかも。(ただしeMAXISslimは日本を含まないので厳密な比較とはならない)
というよりも多分突っ込むところはそこではなくて。
日本株式クラスをひふみにした!!
想いを入れない投資に唯一いれた僕の子心。また厳密にいえばアメリカや新興国まで投資対象をひろげはじてた"ひふみ"。
もはや国内株式クラスとは呼べないもの。
しかしその実績は過去を見ても確か
(TOPIX年次データはひふみ目論見書より)
正直TOPIXに負けることが想像できない。
いいよね。これくらいは想いを入れても。
以上、投資をゼロからしてみて
12月16日に楽天証券開設手続き
12月27日に楽天証券の口座が開設
1月4日にNISA口座の申込
2月2日にNISA手続きが完了
全く0からはじめた場合でも、50日ほどでNISA口座を使って投資はできた。
動きの緩やかな投資信託。別に焦る必要はない。
ということで58歳のオカンは今年3月から積立投資をはじめることに。できるだけ長く投資したい。
老後の準備はいつはじめたって遅くない。
皆さんもまず、少額から始めてみてはどうだろうか。
損益の経過メモ
2018年3月 297,091円(マイナス2,909円)
1か月目のつみたてからマイナスは嬉しい。
でもオカンは『本当に儲かるの?』と不安顔。
継続継続!
2018年4月 402,022円(プラス2,022円)
まだまだ様子見( ^ω^ )意外と債券がんばってる?
2018年5月 500,875円(プラス875円)
いいねいいね。足を貯めてる感じ。
2018年6月 600,190円(プラス190円)
意外なことに全世界株だけがマイナス!TOPIXはやっぱりひふみにして正解だったかな。
2018年7月 709,119円(プラス9,119円)
全く口座を見ていなかったというオカン。でもちゃんと資産は成長してました!
2018年8月 810,097円(プラス10,097円)
ひふみの調子が悪いです。でも分散効果が出て今までで1番のプラスに。
2018年9月 921,735円(プラス21,735円)
全体的な株高もあってプラス2万越え。ずっとこの相場が続いてほしいです。