以前この記事で僕は1歳から2歳までの子に読んで欲しい本を5冊選んだ。
・はらぺこあおむし
・じゃあじゃあびりびり
・きんぎょがにげた
・ドアをあけたら
・おつきさまこんばんは
子供のお気に入りの絵本でもある。
お出かけの時はよく持ち歩く。ぐずった時も泣き止んでくれる便利アイテム。
ただし思う。"絵本って結構重い"
基本的に厚紙なのでかさばるわけだ。
その時思いついたのがスマホの絵本。
有料の読み放題サービスはもちろん、中には無料で見れるものも。自分もアマゾンプライム特典の(Prime Readilg)で絵本を読んでいたりする。
絵本が無料で読めるアプリ、Webをまとめてみた(体験期間含む)
他にもそういった無料サービスが無いのだろうか。
この記事では
・絵本が無料で読めるアプリ、またWebサービス
をその特徴と共に紹介をしていく。尚、ここでいう無料とは体験期間を含むものとする。(その場合は無料期間を明記した)
絵本が無料で読めるアプリ
まずは絵本で無料で読めるアプリを紹介をしていく。ダウンロードができてオフラインで利用できるのはKindleのPrime Readingのみとなるので注意して欲しい。
Prime Readingはオフラインで閲覧可能
Prime Readilgはアマゾンプライム会員が無料で受けれる特典の1つ。
Amazonプライム会員とは年会費3,900(月換算で325円)で映画やアニメ、音楽にいたるまで。アマゾンのコンテンツが使い放題になるサービス。
使わなければ解約は簡単でお試し30日間は無料だ。
絵本だけじゃなくて雑誌、小説、コミックなども読み放題。対象は905冊(2018年2月時点)。そして絵本の無料対象は25冊だ。
(作品:こごとねこぼて)
このサービスの1番の特徴はオフライン環境でも楽しめること。
・スマホに無料の"Kindleアプリ"をインストール。
・そこに好きな絵本をダウンロード
それだけでネット接続が難しい場所でも絵本を読むことができるのだ。
一度に10冊までダウンロードしておける
Amazonプライム会員の無料特典
DLできるからオフラインでの利用も可能
PIBOは1日3冊まで370冊の絵本が無料
無料で1番絵本が読めるのはコレ。毎日3冊までの本を読むなら会員登録も必要なし。
『あかずきんちゃん』や『アリとキリギリス』をはじめとした世界の童話。『浦島太郎』や『おむすびころりん』など日本昔話まで。
370冊以上から自由に絵本を選択できる。(対象年齢は0歳から12歳)
欠点はダウンロードが不可なところぐらいだ。
(PIBO 本棚画面 読みたい絵本をスワイプ選択)
ただし月額480円の読み放題会員になればダウンロードも可能となり毎日3冊の制限もなくなる。読み放題会員のお試し無料期間は7日間。
それが終わっても自動で再課金はされないのでオフラインで絵本が読みたい場合は試してみても。
毎日3冊まで絵本が無料で読める
世界の童話から日本昔話まで。対象は370冊。
オフラインで読みたい場合は有料会員必須
種類は少ないが何度も読める絵本アプリも
入っている本は少ないけれど、何度も読める。中には動きがユニークな絵本も。
以下で紹介するアプリは"広告をずっと非表示"にしたい場合だけ課金する形式。それ以外は何度読んでも無料だ。
うごくえほんは5作品でナレーションもあり
文字が浮き出てきたり、アニメーションが展開されたりと動きが楽しい『うごくえほん』。対象は0〜2歳向けの5作品。
ナレーションを選択できて広告の誤タップもなし。ストレスを感じにくいのが好印象。
そして同じシリーズのアプリには
・ 3歳から6歳までで対象が5冊の『おやすみ絵本』
・桃太郎からかちかち山まで。いくつもの絵本が4つずつにセットになった『日本昔話』
ラインナップは豊富にある。オフラインでは読めないが何度も読み返しができるのが親としては有り難い。
森のえほん館は10日間だけ450冊読み放題
シンデレラや西遊記などの世界の童話から、ごんぎつねや桃太郎、日本昔話まで。果ては"ちびまるこちゃん"もラインナップされた『森のえほん館』の読み放題サービスは450冊が対象だ。
どのアプリよりも絵本が充実していることは間違いないが注目したいのはその品質。
・ナレーション+BGMもある絵本ラインナップ
・目に優しいブルーライトのオフ機能
(森のえほん館 本棚画面)
本物の絵本には不可能なことまで実現した、電子書籍の絵本サービスの横綱的存在。ただし無料なのはアプリをダウンロードしてから10日間だけ。
以降は毎月360円の月額制だ。無料期間が終わっても自動で課金はされない。まずはダウンロードから。
絵本アプリ最多の450冊が読み放題対象
ブルーライトオフ機能で子供の目に優しい
無料期間はアプリDLから10日間だけ
絵本が無料で読めるWebサービス
それでは次に絵本が無料で読めるWebサービスを紹介していく。いずれにしてもスマホまたタブレットで読めるものを厳選した。
e童話は登録なしで50話以上が無料で読める
『キツネとブドウ』や『オオカミ少年』などのイソップ物語から日本昔話、更にはグリム童話まで10の童話シリーズがラインナップ。
(折り紙絵本は立体感が楽しい)
"折り紙絵本"やe童話オリジナルといった、ここにしかない絵本を読めることも特徴的。会員登録をしないですぐに読めるのはありがたい。しかしスマホで見ると最適化されていないため下の余白が気になってしまうことは難点だ。
花咲かじいさんや赤ずきん。多種のシリーズ
完全無料で会員登録なし。50冊以上読み放題
スマホ(iPhone)閲覧の最適化はされていない
絵本ナビは2,000冊以上がためしよみ可能
1000万人以上が利用するNo.1絵本情報サイト。そこで紹介される作品は7万冊を超えるほど。
絵本が購入されることで収益をあげているWebサービス。しかしアプリをインストールすれば無料でためしよみをすることも。
・一部ためしよみは8,000冊以上
・全ページの試しよみは2,000冊以上が対象
全ページ試しよみには会員登録が必須(無料)となる
(絵本ナビ 本棚画面でわかるラインナップの豊富さ)
非常に豊富なラインナップ。ただしお試し版
・全ページの"ためしよみ"は1回だけ。
・アプリ内での絵本検索はできない
他の読み放題アプリと比べても利便性は高くない。あくまで絵本の購入を迷っているorお気に入りを探す為のアプリであることは覚えておきたい。
また月額360円(+税)を支払えば約200冊の絵本が読み放題。"はらぺこあおむし"をはじめ人気作品のムービーが見放題にも。
月額以上のクーポンも貰えるのでよく絵本を買うのであればプレミアムサービスの検討もあり。
一部ためしよみは8,000冊で全ページは2,000冊
同じ絵本を全部読めるのは1回だけ
絵本をネットで買う人におすすめなサービス
絵本ひろばは一般投稿の絵本が読み放題
一般の人が投稿した絵本を自由に読むことができるWebサイト。会員登録をしないでも、閲覧だけなら無制限に読み放題。
リリースは2017年8月とまだ新しい。しかしそのラインナップは150冊を超え今後もどんどん増えていく。
(年齢に応じての絵本も絞り込みできる)
一般投稿の絵本作品。なので日本昔話やイソップ童話など有名作品があるわけではない。ただしその分自由と発想力にあふれている。
実際に出版もされている人気の絵本も多数ある。
決して素人作品の集合体でないことはラインナップを見ても明らかだ。また、児童に不適切な本はユーザー報告がされて削除される点も安心。
会員登録をすることで
・お気に入りの絵本を登録したり
・読んだ絵本に対して感想を投稿することができる。
ユルめのコミュニケーションを楽しむ人も多くいる。そして自分から作品を出すことも。
ユーザー投稿型の絵本ひろばは完全無料
昨年からのサービスだからユーザビリティ高し
絵本のクオリティはプロ級。出版作品も。
まとめ
絵本を無料で読めるアプリは以下の通り
・アマゾンプライム会員の無料特典。kindleアプリをインストールすればオフラインでも閲覧可能な『PrimeReading』
・毎日3冊までは無料。370冊が読み放題対象となる『PIBO』
・無料期間は10日間。読み放題対象は450冊と圧倒的。ブルーライトカット、BGMなど機能が豊富な『森のえほん館』
他には1アプリに4つほどと少ないが完全無料で読み放題の『うごくえほん』や『日本昔話』などをインストールするのもおすすめだ。
絵本が無料で読めるWebサービスは以下の通り
・イソップ物語からグリム童話など10ジャンル。オリジナルコンテンツもあるけれど、スマホ最適化はされていない『e童話』
・絵本総合サイトNo.1。一部ためしよみは8,000冊、全ページ試しよみ(1冊に1回限定)は2,000冊以上が対象となる『絵本ナビ』
・一般人が投稿した絵本を自由に読むことができる。実際に出版もされているレベルの高い作品を読むこともできる『絵本ひろば』
アプリ、Webサイトどちらにせよ、オフライン時でも無料で絵本が読めるのはPrime Readilgのみとなる。他の場合は月額料金が必要だ。(※ただしAmazonPrime会員のみ)
また、実物の本を読む習慣を付けてから電子書籍に触れて欲しい。そう思うのも親の本音。
アプリやWebサービス以外にも市の図書館に行けば無料で本が借りられる。司書さんにおすすめを聞くことも。
リアルと電子書籍。どちらも楽しむのが現代人だ。
小さな頃に読んだ絵本が豊かな人格形成を築くこともある。それくらい多感な時期だ。
どんどん子供を新しい世界へと連れて行こう。