共働きサラリーマンの家計簿

アラサーの投資+雑記ブログ

自分は年金いくらもらえる?国民年金と厚生年金受給額の年収別早見表【最新年度2019年版】

PRを含む場合があります

f:id:shunpon:20180226211613p:plain

 (国民年金と厚生年金の受給額早見表を作りました)

2つを足した額が65歳からの受給額になります。

厚生年金を払っている=その期間中は国民年金も払っていると考えてOKです。

 

www.shunpon.com

 

以前上の記事で年金の平均について調べてみました。そこで主にわかったことはこんな感じ。 

 

国民年金を満額納付の際の支給額は64,941円

・年収513万×40年(生涯年収2億544万)の国民年金部分を含んだ厚生年金支給額は156,336円

・国民年金は加入期間に比例して受取金額は変わる

厚生年金は生涯収入に比例して受取金額は変わる

 

そんなことを調べていると勿論気になります。

『自分は年金をいくら貰える?』

ということでねんきんネットを見ることに。このサイトは日本年金機構が運営しています。

・自分の年金の納付記録

・将来の年金の受取金額予測

それらの確認ができるわけです。

 

 

まずは(現状の)自分の年金額を確認してみよう

f:id:shunpon:20180225103912p:plain

ねんきんネットへ行く

・ログインする(登録していない人はまず利用登録から)

・年金見込み額試算のタブを選択

・かんたん試算を選択

・試算をクリック

 

ドーン。と出てきた年金見込み額。少ない!

f:id:shunpon:20180225104055p:plain

僕の年金の見込み額は毎月134,133円(年間で1,609,596円)でした。

この金額は現在29歳の自分の年収(430万)がそのまま定年60歳になるまで続いたらという仮定で計算がされています。

 

詳しく内容を確認してみると

・老齢基礎年金61,558円(年間738,696円)

・老齢厚生年金72,575円(年間870,900円)

老齢基礎年金がいわゆる国民年金、老齢厚生年金はその上乗せとなる厚生年金のようなイメージ。

 

厚生年金はさておき、まず注目したのは国民年金。

40年間納付で64,941円もらえる国民年金。でも自分は61,558円しかもらえません。その理由は僕が大学時代に年金の納付をすべて放置、つまり未納にしていたから。

過去の年金記録一覧もねんきんネットで確認できます。

f:id:shunpon:20180225105932p:plain

国年』と赤くなっている部分が僕が未納していた分。実は何度か追加納付の電話が社会人になりかかってきました。しかし無視し続けたのを覚えています。

 

f:id:shunpon:20180225182738p:plain

自分と同じように大学時代に国民年金を未納の人がいれば 一応60歳から65歳までの間で後納はできるとのこと。ただし僕はきっとそれをしないです。(どんどん受給額が悪化しているので)

 

国民年金の受給額は簡単に試算可能

 

・20歳から60歳までの40年間加入。基本的には65歳からもらえる

・昨年8月からは最低10年納付でも貰えるように

そんな国民年金ですが分が毎月いくらもらえるかの計算は結構簡単

 

64,941(円)×納付した月数÷480(月)=国民年金の月額

以上です。※平成31年度の基準

 

f:id:shunpon:20180226211630p:plain

・たとえば10年納付なら120ヶ月になるので16,235円

・30年納付であれば48,705円(毎月)

自分の場合はこのまま定年まで勤めた場合、25ヶ月分が未納ということになります。なので

64,941円×455ヶ月納付÷480=61,558円

年金ネットでさっき試算した数字と全く同じ!

 

1ヶ月納付もれがあれば、65歳から毎月もらえる年金が満額から135円ほど減ります。1年なら1,623円。

※ただし免除期間が入る場合は少しややこしくなるので注意すること。

 

 

厚生年金の受給額は自分の平均年収で試算

f:id:shunpon:20180226211703p:plain

(加入期間と年収でこんな感じに変化)

厚生年金は法令で決められている率がありそれにあてはめて計算をしましょう。

(自分の生涯平均年収÷12)×5.481/1000×加入期間(月)÷12=厚生年金の月額

(平成15年4月以降の期間分)

 

ただしあくまで目安。

・物価指数や賃金変動率で数字は変わる

・生年月日により働く期間も変わる

・スライド率も考慮していない

また、厚生年金保険料ベースの標準報酬月額は最高62万まで。だから新卒から年収が1,000万近くあろうと上限にひっかかってしまいます。

 

目安ではあるが非常に参考になる具体的数値。自分の生涯年収が分からない人は40歳くらいの自社の平均的な年収で計算してみるとイメージはつかみやすい。

例えば大卒者の生涯年収平均はざっくり2億5千万。定年までつとめたとして年収平均は6,578,947円。

それにあてはめて計算をしてみる。

(6,578,947(円)÷12)×5.481/1000×456(月)÷12

結果は114,187円。この金額が国民年金に上乗せされて支払われます。

国民年金満額納付なら179,128円となるわけです。

 

大卒から38年間勤めるとして年収別に試算すると

・平均年収300万の人⇒厚生年金受給額 52,069円

・平均年収400万の人⇒厚生年金受給額 69,426円

・平均年収500万の人⇒厚生年金受給額 86,782円

・平均年収600万の人⇒厚生年金受給額 104,139円

・平均年収700万の人⇒厚生年金受給額 121,495円

以上の厚生年金が毎月、国民年金(満額なら64,941円)に対して上乗せされるという形になります。

 

 

年金ネットで将来年収からの年金試算も可能

f:id:shunpon:20180225171416p:plain

また、年金ネットでは自分の今後の年収条件を変更して年金見込み額を試算することも可能です。29歳11ヶ月の今の自分はちょうど定年まで30年。

 

(自分のケースで)年収条件を変化させてみた結果

・年収400万の場合⇒129,666円(内厚生年金68,108円)

・年収500万の場合⇒142,319円(内厚生年金80,771円)

・年収600万の場合⇒155,058円(内厚生年金93,500円)

・年収700万の場合⇒167,458円(内厚生年金105,900円)

 

年収が100万今後30年で平均して上がれば、貰える年金は毎月12,500円くらい変わるわけです。いまいちありがたみが湧かないのは自分だけ?

 

まとめ 国民年金と厚生年金の合算額

f:id:shunpon:20180226211613p:plain

国民年金と厚生年金が毎月いくらもらえるかは以下の計算式で概算値を掴むことができます。

 

・国民年金受給額は

64,941×納付月数÷480で試算

厚生年金受給額は

(自分の生涯平均年収÷12)×5.481/1000×加入期間(月)÷12で試算

 

2つを足した金額が65歳から貰える年金の概算値となります。(平成31年度現在)

 

また『ねんきんネット』に登録することで

・今までの年金の納付状況

・今後の年収を変更して年金額シミュレーション

など自分の年金の状況を確認できます。

 

受給額は、国民年金満額納付で38年間勤めるとして

・平均年収300万の人⇒毎月年金受給額 117,010円

・平均年収400万の人⇒毎月年金受給額 134,367円

・平均年収500万の人⇒毎月年金受給額 151,723円

・平均年収600万の人⇒毎月年金受給額 169,080円

・平均年収700万の人⇒毎月年金受給額 186,436円

国民年金と厚生年金を合わせた年金受給額の概算値は以上の通り

 

ただしこれはあくまで年金額面。そこから社会保険料や税金が引かれます。実際の年金手取りはこの金額から85%~90%くらいに考えておきましょう。

 

自分で年金の上乗せをする準備を

www.shunpon.com

 

少子高齢化社会が進む今後、年金は更に目減りして受給年齢が引き延ばされることも予想されます。

そしてそんな準備のためでしょうか。

国は国民に対して税メリットのある投資を最近になってどんどん進めるようになってきました。

・運用益が全額非課税になるつみたてNISA

・毎月の積み立てに応じて税金も安くなるiDeCo

自分は現行NISAをしているのでつみたてNISAはしていません。ただしiDeCoは楽天ポイントキャンペーンもある 楽天証券 で積立中です。

f:id:shunpon:20180612130143j:plain

iDeCoはつみたてNISAと違って掛け金の所得控除を受けることができます。

分かりやすく言うならそれだけ税金が安くなるということ。

毎月1万円の積み立てで

・年収400万の人なら約18,000円

・年収500万の人なら約24,000円

こういった感じで住民税と所得税が安くなるんです。

個人年金などの保険と違って掛け金が全額所得控除になるiDeCo。だから節税金額も大きいです。

idecotax

(iDeCo節税金額早見表)

自分の年金は自分で作る。

これからはそんな意識が必要です。

 

ネット証券各社は以下リンクから無料でiDeCoの資料の請求ができます。

自分は楽天証券ではじめましたが、今から始めるなら低コストインデックスファンドが充実して、受給面もメリットのあるマネックス証券がおすすめです。

まずは気軽に見てみてはいかがでしょうか。