子育てしながらの共働きに少しだけ慣れたので反省点や思ったことを、旦那側の方から書いていく。
意外と心配していたほど大変ではなかったというのが正直な気持ち。
ただ、思わぬところ(主に育児)でトラブルも多くてやっぱり疲れたなぁと。
2人目が産まれたから嫁さんは再来年の4月まで育休
またどうせ忘れてしまうのだろうけれどせめて文章にだけでも残しておかないとね。
・今時点でDINKSだったり
・仕事を続けたいけれど子供持ったら大変かなと不安を抱えていたり
そんな人達にとって参考になればええかな、
お互いの働き方のスタイル
労働時間や条件は各人それぞれだと思うけれど我が家のケースはこんな感じ。給与は高くないけれど働きやすい環境にいると正直思う。
僕の働き方
・経理課なので定時出社退社。
ただし職場まで70分かかるので朝は6時40分に家を出て夜は19時に帰宅
・出張命令は一切なし。自発的に行くことはある
・有給は当日でも取れる(周りも取っている)環境。
・基本的にいつでも連絡ができる
嫁の環境
・転勤なしコースを選んでいる国家資格職
・時短勤務で9時〜16時だが職場まで1時間程かかる
・ある程度の人員余裕があり有給は当日でも取れる
・仕事中はいつでも連絡が取れるわけではない
共働きの家事分担について。だいたい自分は35%負担
AERAの家事育児100のタスク表を見たら自分は大体35%くらいの家事分担しかできていないことがわかった。そしてまあ気付いてはいたけれど育児の方が自分はできていないなぁと再認識。
しかしこのタスク表、なかなか良くできていると思う。共働きをしている方は是非1度やってみてほしい。
(AERA:家事育児100タスク表で夫婦の完全平等分担は可能か?より)
『俺はやっている方だ』とかいう旦那をこらしめるためにもね( ´_ゝ`)
大体の家事分担についてはこんな感じ。
洗濯は嫁さんがする。ドラム式洗濯機は共働きでの必須道具
洗濯機を回すことから片付けまで嫁さんに任せっきり
ただしドラム式洗濯機を購入してからは基本的に乾燥まで自動化はしているので嫁さんの負担は大きく減ったとのこと。
電気代も1回数十円。今のドラム式は凄い!
掃除はダイソンのコードレスのおかげでストレスフリー
これは基本的に僕がやっている。
・部屋の掃除機掛けや水拭き
・トイレ掃除と風呂掃除
週に1回2時間ほど時間をかけてピカピカにする。その時に余裕があれば窓拭きやエアコン掃除もしてしまう。
お風呂は毎日嫁さんがザッとシャワーで汚れを流す。
ダイソンのコードレス掃除機を使っている我が家。
壁にいつでも使えるように立てかけてあるから少し床が汚れたと思えば、平日でも簡単に掃除ができる。
ちなみに以前マキタの掃除機を使っていたが、あれはおすすめできない。チョイ使いにはいいが吸引力が弱いのでもう1つ掃除機が必要になる。
我が家に掃除機を2台置くスペースはない。
ゴミ担当は纏めるのはお互いに気がついた方が、ゴミ出しは出社するときに僕が持っていく。
料理は半々の分担で。疲れていれば外食に行くのも夫婦円満の秘訣。
・朝ごはんはお互いに
お互いに半々で家族のトーストとヨーグルトを用意
・お昼ごはんは嫁さんのお弁当
お弁当の為に前日の残りと卵焼きを嫁さんが用意
・夜ご飯はお互いに。無理をしない。
月曜日・・僕が日曜に作り置き
火曜日・・嫁さんが用意
水曜日・・嫁さんが用意
木曜日・・嫁さんが用意
金曜日・・僕がデパ地下で惣菜持ち帰り
土曜日・・外食
日曜日・・外食かコンビニで軽食買う
外食の場合は自分が行くところを希望きいて運転もするのでまあそれなりに分担できている。
育児は嫁に任せっきりで罪悪感
正直なところ僕は全然できていなかった。
土日にオムツ替える、お風呂に入れてパジャマを着せるくらいだけ。
イレギュラー対応として平日に保育園で熱が出た場合に迎えに行くことくらいか
・子供にごはんを食べさせる
・保育園への送り迎えや持ち物用意
・夜泣きをあやす
・爪切り、予防接種にいたるまで
全て嫁さんが負担している。嫁の育児負担割合は95%を超えている。罪悪感半端ない。
家計やレジャーは全て僕が担当。
家計については、こんな家計簿ブログをつけているくらいなのでほぼ自分がしている。
遊びや外食の企画も嫁さんは乗っかるのは好きだが自分で企画はしないのでほぼ自分から。
奥さんはその計画に文句を言わないので助かる。
共働き家事育児を経験してできたこと、できなかったこと
・洗濯はドラム式洗濯機のおかげで負担はかなり楽に
・掃除はダイソンのコードレス掃除機のおかげで全く苦ではなくなった。
食事についてもお互いに今日はしんどいなーという日があれば外食に行っていたのでそこまで負担は大きくなかった。
もともとお互い一人暮らしは経験済み。
ある程度身の回りのことを自分でやるということに慣れていたからどちらかが体調を崩した場合でも互いの家事を補完をできたのも良かった。
ただ、予想以上にしんどかったのは育児だ。
これがなかなか思うように出来なかった、
それ以外の家事は全てタスク管理ができる。
1つずつ処理をしていけば順当に片付いて行くので時間的な目安もつく。
また、明確な終わりが見えるからこそ慣れていけば時間も短縮できる。
しかし育児はそうはいかない。
例えば子供にごはんを食べさせるという行為。順調なら5分で終わることが子供の機嫌によっては30分経っても終わらない。
そして夜泣きも突発的。
明日も朝から仕事なのに深夜2時から1時間以上たっても子供が泣き止まないことが両手では数え切れないほどあった。
そして情けない話だがご飯を食べさせるのも夜泣きをあやすのも自分は嫁の足元にも及ばないほど役に立たなかった。
情けない。
子供が熱を出すときに仕事をどうするか。事前に決めておこう
自分は仕事の都合がつきやすい。
だから平日に子供が体調を崩しても迎えに行ってそのあと病院につれていくのは特に問題ない。
しかしそこから先がこわい。
お医者さんはふつうに
『今週いっぱいは保育園を休んでね』
と週始めにいったりする。
嫁と2人でなんとか都合をつけて会社を休んだ日が何度あったことか。
実家は近いので、保育園への送り迎えを頼んだり病院に連れて行ってもらうのは親に頼むことができた。
ただし親は2人とも仕事がある。
なかなか丸一日預かってもらうことはできなかった。
子供がまだ保育園に慣れていなかったというのもあるが僕と嫁でこの4ヶ月間に取った有給日数は合計10日を超える。
そしてそのほとんどが当日申請だ。当日申請の有給はやっぱり罪悪感が強い。
僕の場合は縦割りの経理業務なのであまり関係ない。
でも嫁さんの方は職場の理解あってこそできたこと。
僕らはとても環境に恵まれていたのだと思う。
これから共働きで子育てをする人へ
上でも言ったけれど共働きでの食事や掃除、洗濯なんていうのは子育てにくらべれば計画もたてれるし終わりも見える。
些細な問題だった。
それをする上で最も障害として立ちはだかることはやっぱり育児…。
ではこれをどうやって乗り切るかだが…
肉親を頼るか金で解決するしかないんじゃないか?
それしか手段はないと思う。
案外親も頼りにされたがってたりする。持ちつ持たれつなんだろうな人間関係って。
そして親と近い場所に住んでいない人は
・家事代行サービス
・シルバー人材センター
これらをうまく使っていくべきなのかなあとも思う。
家事代行サービスの価格は最大手のCaSy さんで1時間当たり2,190円だった。僕は登録だけはしておいた。
『そんなところにお金使うなら共働きでわざわざ正社員の道を歩くメリットある?』
と言う人はいるかもしれないけれど自分は十分にそのメリットはあると思う。
それは金銭面だけでなくて精神的な部分が1番大きい。
でも詳しく書こうとすると長くなるのでまた今度。
それでも子供がいて良かった。超楽しい
もちろんDINKSという道を選ぶのも素敵だと思う。
友達のように息のあった楽しいその間柄。
それを見ていると自分も嫁とそんな道を歩く選択肢を選んだらまた違う楽しさがあっただろうなと思う。
でもやっぱり自分は子供がいて良かった。
何度人生やり直したって我が子とまた出会いたい。
夢の貯金1億円は遠のくどころかほとんど見えなくなってしまうのに、それでもやっぱり僕は子供が可愛くて愛しくてたまらない。
以前ツイッターで
『子供は負債?資産?または"のれん”?』
だとか色んなことが言われていた。
けれど自分にとってはもはや子供がいなきゃ資産表そのものが成り立たない。
いつのまに僕はこんなに子煩悩になってしまったのか
懐かれてないくせにな( ´_ゝ`)
子供の為に今はここに登録しています。