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7等級で軽自動車乗りの僕が自動車保険の比較と再見積もりをした結果 【最安値への挑戦】

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我が家の愛車『タント』の自動車保険が1年の満期を迎える。更新をする前に1度見積もりサイト でまずは他社の価格をチェックしてみて(自分の場合はSBI損保が一番安かった)、また今入っているSBI損保の保険内容についても見直しをしてみた。

今回自分はオプションの特約についてもひとつひとつ丁寧に内容をみて、またそれぞれ料金がどれだけ高くなるかについても試算をしたので記録として書いていこうと思う。

 

ちなみに、自分の適合する自動車保険の条件は以下の通りである。

年齢条件・・26歳以上補償を選択。自分は29歳、嫁は33歳なので

運転者限定・・本人・配偶者限定を選択。タントには自分と嫁しか乗らないので。

インターネット割引・・適用(マイナス10,000円)

証券不発行割引・・適用あり(マイナス500円)印刷して車のダッシュボードに保管している。

ゴールド免許割引・・あり。僕も嫁もゴールド免許の為。

等級・・7F等級(事故有係数適用年数0年)

それでは保険の内容についてを1つずつ確認していく。 

 

 

相手方の補償について

ここは絶対に安さで選んではいけない部分なのでもちろん無制限を選択した。

 

対人賠償保険金額・・無制限

対物賠償保険金額・・無制限

他の自動車運転危険特約・・あり(自動)

 

他の自動車運転危険特約は臨時で他人の車を借りたときに事故を起こした場合の特約。相手の保険の等級を下げることが無く自分の自動車保険を使用できる。(もちろん自分の等級は下がる)

まぁ過去1年誰かの車を運転したことの無い自分にとってはあまり関係が無い。

 

ご自身・搭乗者の方への補償

この部分については自分達への補償については僕と嫁については医療保険にも入っていて、また高額医療費制度もあり自己負担額の医療費についてはある程度の金額以上はいかないということもあるので殆ど補償についての選択をしなかった。

 

人身傷害補償保険種類・・なし

無保険車傷害・・2億円(自動)

自損事故・・1,500万円(自動)

 

人身傷害補償保険とは事故によって自車の人が亡くなった場合やケガをした場合に、治療費や休業損害、逸失利益などを補填する保険であり相手方より支払われる損害賠償額を差し引いた額が支払われる。

無保険者傷害とは保険をつけていない車、補償内容が不十分な車との事故により死亡した後遺障害を被った場合に支払われる保険でありこれは2億円まで固定で補償される。

自損事故保険とは相手がいない事故や相手に過失がなく自賠責保険から補償が受けられない場合の事故に対して支払われる保険でありこれは1,500万まで固定で補償される。

 

お車の補償

ぶっちゃけたところ軽自動車に車両保険をつける意味が個人的には分からないのでこの部分の補償については全く選択をしていない。

ちなみに以下の条件で車両保険の設定をして試算をしてみたところ自動車保険の総額が19,580円アップとなった。2倍ですんでいない。10万円以上の修理費用がかかるのであれば、もう新しく車買いなおすという割り切った考えができるのは軽自動車ユーザーとして数少ない強みなようなきがする。

 (設定してみた条件)

・自己負担金額・・10万円

・車両価格・・120万円

・車両保険種類・・車対車+限定A

 

オプションの補償について

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(いかにこの1年間車に乗らなかったが分かる)

いろいろな特約があるので全て見ていくことにしたのだが、弁護士費用等補償特約以外については迷うことなくチェックをはずすことができた。ちょっとした補償の為に年間数百円から数千円を支払うことは自分にとってはあまり意味を感じることができなかったということがその理由となる。もしもの時の出費に備えるのが保険だと僕は考えているので。

 

対物差額修理費用補償特約・・460円のアップに

自動車事故による相手の車の修理費が車の時価額を超える場合、修理費と時価額との差額のうち過失割合に応じて支払われる。SBI損保の場合50万円を限度に支払いをする特約。

通常は相手の車の修理費用がその時価額を超える場合はその部分の支払い義務は発生しない。だから僕はもし相手がごねたとしてもそうやって突っぱねると思う(もしくは数万円の心づけをする)。ただ事故の早期円満解決を望む人にとってはこの特約が必要なこともあるのかもしれない。とりあえず重ねて言うが自分にはいらない特約。

 

自宅・車庫等修理費用補償特約・・610円のアップに(車両保険つけていないと選べない)

自宅や車庫を傷つけた場合に復旧するために負担した費用を保険金として支払われる。SBI損保の場合は期間中に1回を限度として30万円を限度に支払いをする特約。

自動車保険はもしもの時の備えでありこういった小事故に関しては自分の預貯金から支払えばいい。また補償限度額も30万円なので、家が倒壊するような追突にはどの道対応できないという悲しさ。よって自分にとってはいらない特約。

 

全損時諸費用保険金特約・・730円のアップに(車両保険つけてないと選べない)

自動車事故による損害が全損の場合に車両保険より支払われる保険金とは別の諸費用として保険金の支払いをする。SBI損保の場合は車両保険金額の10%に相当する額を20万円限度に支払いをする特約。

事故をした後に『事故ったけどラッキーだった。』と言いたいと思う人くらいしかこの特約ってやる意味ないんじゃないの?と個人的には思うのでこれももちろん自分にとってはいらない特約。

 

車両損害に関するレンタカー費用補償特約・・4,930円のアップに【5,000円の場合】(車両保険つけてないと選べない)

自動車事故により修理工場で修理している間、代わりの車としてレンタカーを借りた場合にその借り入れ代金として保険金が支払われる特約。

間違いなく我が家の場合は車を修理している間は車に乗らないのでレンタカーを借りる必要が無い。よって自分にはいらない特約。

 

ファミリーバイク特約・・8,320円のアップに【人身傷害なしの場合】

原付自動車を運転中の事故に他人を怪我させたりまた私物を壊したりした場合、または自分がケガを負った場合に支払われる特約。

原付自動車を持っていない持つ予定もない自分にとってこれはもちろんいらない特約

 

自転車事故補償特約・・3,650円のアップに

自転車で走行中の事故により他人をケガさせたり財物を壊して法律上の損害賠償責任を負担する場合に支払われる特約。損害賠償責任保険については1事故につき1億円を限度に支払われる。傷害保険については死亡保険金が1名につき1,000万円、後遺障害保険金については1名につき40~1,000万円の範囲、医療保険金については2015年10月1日以降始期契約者については一律5万円が支払われる。

自転車保険については自転車に乗るのであれば絶対に入らなければいけない保険と思っているのでいつか子供が自転車に乗るときにはこの特約はつけたいと考えている。ただ、今のところ僕と嫁については自転車に乗っていないし乗る予定もないのでとりあえずはいらない特約。

 

弁護士費用等補償特約・・3,330円のアップに

他人に損害賠償を請求するなどの目的で弁護士に依頼する費用などをお支払する特約

弁護士費用特約は加入している人が多いが使われていないことが多い特約らしく弁護士費用特約の付帯保険加入率が50~70%に対して実際の使用率は0.05%にすぎないということらしい。ただし、損害額や慰謝料額が上がる可能性がありまた直接示談交渉を行うという苦痛からも逃れることができるこの特約は入る価値は高いのかもしれない。

とても悩んだのだが僕と嫁合わせて年間走行距離1,000kmいっていない現状としてはやはり自分たちにとっては割高なため必要ない特約とさせていただいた。

 

車内外身の回り品補償特約・・1,800円のアップに

車での外出中に携行していた身の回りの品が偶然の事故によって損害を受けたり盗難にあった場合に保険金が支払われる。SBI損保の場合は実際の損害額から自己負担額3,000円を引いた額が30万円程度を限度に支払われる。

何度も言うが自動車保険はもしもの時の備えでありこういった小事故に関しては自分の預貯金から支払えばいいので自分にとってはいらない特約。何か悪用しそうな人が出そうな特約だよな、これ。

 

見積もりを終えての年間自動車保険総支払い金額は

基本的に、大きく費用が発生しそうなところだけに補償を絞った結果、年間の自動車保険金額は19,550円になった。まさか20,000円をきれるなんて。

去年は同じ内容で25,980円だったので等級が1下がるだけで6,430円、月額にすれば500円以上安くなったことに。

子供もできていろんな費用が高くなってきた我が家にとっては唯一といえるくらいの費用の減額だったので結構うれしい。必要な部分については補償をケチってもいないので不安も無い。

自動車保険については、車を買う際にディーラーさんが『私が保険会社に話をつけときましょうか?』といったいかにもボランティア的な装いで実は裏で保険会社と結託して不必要な補償・特約をつけて割高にしていたといったケースはたくさんあると思う。

今特に何も気にせずに誰かに言われるがまま自動車保険に入っている方たちは1度度見積もりサイト で自分の自動車保険の金額について見直してみるといいと思うな。