社会人になってからずっと楽天カードを使っているんですが最近少し迷っていることがあります。
ゴールドカードにするか否か。
楽天ゴールドカードの年会費は2,160円。
正直高くはありません。でも「カードの年会費なんて払いたくない」という気持ちも。
ただ最近は飛行機で出張をする事も増えていて、たまにはラウンジなんてものを使ってみたいんですよね。楽天ゴールドカード なら1年に2回ラウンジが使えます。
そして一番気になっているのは楽天SPU。
楽天市場で買い物をする時、楽天ゴールドカードで決済すれば楽天カードよりポイントが2倍もらえます。
これを考えるとラウンジ抜きでもゴールドカードを作った方が得なんじゃないかと。
・年会費無料の楽天カード
・年会費2,160円の楽天ゴールドカード
どっちにするかをはっきりしたい。
この記事では2つのカードの比較をしていきます。
実際にどっち選べばいいの?
月に1万円以上楽天市場で買い物するならゴールドカード
楽天カードと楽天ゴールドカードの一覧比較
まずはじめに両社の比較を一覧にしてみました。
楽天ゴールドカードの独自メリットは以下の通り。
・楽天市場で買い物をしたときのポイント+4倍
・国内外の空港ラウンジを利用できる(年2回)
・ETCカードの発行年会費が無料
楽天市場でのポイント還元率の高さ、年に2回と制限はあるものの国内ほぼ全ての空港のラウンジが使える事が楽天ゴールドカードのメリットです。
ちょっとしたお得感に2,160円を出すかどうか。
実際の利用を踏まえて重要なポイントを更に詳しく比較をしていきます。
年会費(家族カード含む)を比較
・ 楽天カードの年会費は本人も家族も無料です。
・楽天ゴールドカード の年会費は2,160円。家族カードは540円かかります。
家族カードとは最初にクレジットカードを契約した人がいれば、その家族(18歳以上)も契約者の信用を元にカードが発行できるサービスです。
カード発行に特に審査が無いのに加え、年会費も安く本カードと同様に国内外のラウンジを無料で利用できます。利用回数も別枠です。
例えば夫婦で楽天ゴールドカードを使う場合は、家族カードサービスを利用することで1人当たり年会費を実質1,350円(税込)にすることが可能です。
ただし引き落とし口座は同じになります。
また楽天カードで年会費が発生するカードは他にもあります。
楽天プレミアムカード・・年会費10,800円(家族540円)
楽天ブラックカード・・年会費32,400円(家族は無料)
楽天PINKカード・・基本は無料でプラスα
プレミアムカードはゴールドカードにプライオリティパスがつき、ブラックカードになれば同伴者も2名までの利用が無料となります。
ただしブラックカードは招待制です。
また楽天PINKカードは、年会費は無料ですが有料でサービスをカスタマイズ(楽天グループの月額料金OFF、保険など)することができます。
ピンクと言う名前の通り女性向けのサービスが豊富ですが男性でも申し込むことは可能です。
PINKカードって正直どうなの?
保険が使える。でも正直微妙
ポイントの比較
・ 楽天カードの基本還元率は1%です。ただし楽天市場でお買い物をする場合はもう+1倍されます。(SPU+2倍)
・楽天ゴールドカード の基本還元率は1%です。楽天市場でお買い物をする場合は+3倍となります。(SPU+4倍)
また楽天市場は普通にお買い物をするだけでポイントが1倍貯まります。なので楽天市場で買い物をする時は
カード決済をするだけで最低でもこれだけのポイント付与率となります。楽天モバイルや楽天BOOKSを利用することで更にポイント付与率は上がります。
これを楽天SPUといいます。
SPUについて詳しくはこちらの記事で
ただしカードによる楽天ポイントの付与は基本還元率の1%を除けば全て期間限定ポイントとして付与されるので注意してください。
期間限定なのか・・
1ヶ月以上は有効期限あるよ
ポイントだけで考えての損益分岐点
上の通り 楽天ゴールドカードは楽天カードよりも楽天市場でのポイント付与率が2倍高いです。
つまり他のメリットを考慮せず、ポイントのみで考えるなら年間で108,000円以上(端数含まず)楽天市場で商品を購入するかどうかがゴールドカードを作る損益分岐点となりそうです。
実際には端数もあるので1ヶ月1万円(年間12万円)を目安にしておきましょう。
楽天ゴールドカードだけにできること
またポイントの他にも楽天ゴールドカードだけのメリットがあります。
大きく分けて「ラウンジが年に2回利用できること」と「ETCカードが無料なこと」の2つです。
国内主要都市のラウンジがほとんど使える
楽天ゴールドカード を保有していると、国内28空港と海外はホノルル国際空港と韓国・仁川国際空港の2空港を利用することができます。
利用できる国内空港は以下の通りです。
・新千歳空港
・函館空港
・青森空港
・秋田空港
・羽田空港
・成田国際空港
・新潟空港
・富山空港
・小松空港
・中部国際空港
・伊丹空港
・関西国際空港
・神戸空港
・岡山空港
・広島空港
・米子空港
・山口宇部空港
・高松空港
・松山空港
・徳島空港
・北九州空港
・福岡空港
・長崎空港
・大分空港
・熊本空港
・鹿児島空港
・那覇空港
国内の主要空港のラウンジをほぼ利用できるのが楽天ゴールドカード の大きなメリット。ただし同伴者は別途料金が必要です。(家族カードがあれば無料)
年会費2,160円でここまでラウンジ内容が充実しているカードは他になく、例えばMUFJカードゴールド(年会費2,057円)の場合は国内6海外1空港しか使えません。
・新千歳空港
・成田国際空港
・羽田空港
・中部国際空港
・関西国際空港
・福岡空港
・ハワイ・ホノルル国際空港
またMUFJカードゴールドでラウンジが利用できるのは国際線のみとなりますが、楽天ゴールドカードの場合は国内線でもラウンジが利用できます。
ちょい出張でもビール飲める!
ラウンジを使えるのは年に2回だけ
(参照:楽天カード サービス変更のお知らせ)
しかしそんな楽天ゴールドカードは2018年9月にサービスの改悪がありました。それが回数制限です。
これまで回数制限がなかったラウンジ利用が年間2回へと制限されることに。ただし家族カードでも契約者本人と別枠で2回利用は可能です。
3回目以降は一般料金(セントレアなら1,540円)がかかります。
新サービスとしてNYや上海など世界38拠点の現地デスクによる情報紹介のサポートが付きましたがどう考えてもラウンジ無制限利用の方がメリットが大きいです。
何度でも利用したい場合は楽天プレミアムカード を持てば回数は無制限となり、世界130カ国以上の都市で1,200か所以上の空港ラウンジが自由に何度も利用できる「プライオリティパス」も無料で付きます。
ETCカードは無料になるけれど・・
また、楽天ゴールドカード や楽天プレミアムカード を保有している場合はETCカードの年会費が無料となります。楽天カードでは通常540円かかります。
ただし楽天カードでもETCカードの年会費を無料にすることは可能です。
・楽天市場のプラチナ会員になる
or
・楽天市場のダイヤモンド会員になる
ランクとしてはダイヤモンド会員の方が上なので、プラチナ会員以上になればOKです。
楽天市場のプラチナ会員となる条件ですが「過去6ヶ月で2,000ポイント以上、かつ15回以上ポイントを獲得」となっています。
プラチナ会員の条件は全く難しくありません。
なぜならポイントの獲得数(2,000P)と回数の条件(15回)には楽天カード決済分のポイントも含まれるからです。
楽天カードを日常的に使っていれば
・毎月の引き落としで半年6回分のポイント獲得
・利用金額に応じてポイントが付与される
こういった形で意識しないでもポイントは付与されます。後は楽天市場で月に1.5回以上(半年で9回)お買い物をすればポイント獲得回数の条件は満たされます。
2,000ポイントも獲得している場合が殆どです。
もしポイント獲得数が2,000以下の場合は楽天市場でポイント〇倍となっている商品を買えばすぐに達成することができます。
またEdyや楽天totoなどによるポイントもランクアップ対象となっています。
日常で楽天カードを利用している人であればダイヤモンド会員さえも特に狙っていなくても達成できます。
自分はもう1年半以上ダイヤモンド会員です。
ただし会員ランクが上がってもメリットはお誕生日に2週間限定の期間限定ポイントが貰える(ダイヤモンド会員700ポイント。プラチナ会員は500ポイント)くらいです。
特別なクーポンが来るのでは?
クーポンと言う名の広告だね
キャンペーンの比較
加入するとポイント貰える?
めっちゃもらえる
・ 楽天カードは申し込みをして1回利用をすることで通常5000ポイントが貰えるキャンペーンをしています。
・楽天ゴールドカード は8,000ポイント
カードごとに付与されるポイントは違います。
お得な方法としては一度、楽天カードに申し込みをして特典を受け取った後にゴールドカードやプレミアムカードに切替をするという方法もあります。
また入会特典ポイントは随時キャンペーンを展開しており、更に3,000ポイントが付与されることも。
チェックしておきましょう
楽天カードのキャンペーンを見る
楽天ゴールドカードのキャンペーンを見る
他の特典として
また楽天ゴールドカード にすることでカードの利用明細書を無料で郵送してもらうことも可能です。
楽天カードの場合は税込82円発生します。
保険の内容は変わらなく海外旅行保険のみとなります。
またカードを持っているだけでいい自動附帯ではなく、ツアー代金や公共交通機関の料金を支払う利用附帯が条件となります。
まとめ どちらにするべきか
うーん決めきれない!
とりあえず楽天カードで後からきりかえよう
年会費が2,160円発生する楽天ゴールドカードですが以下の点で楽天カードに比べてメリットがあります。
・SPUが+4倍(楽天カードは+2倍)
・国内主要空港ラウンジが年2回無料
・ETCカードが無料
・カードの利用明細書発行が無料
以上です。
ETCカードの無料は楽天カードをメインで利用すれば十分達成は可能です。それを踏まえると
楽天カードを選ぶべき人
・とりあえずカードを作っておきたい
・ラウンジを使う予定はない
・楽天市場でどれだけ買い物をするかは不明
これらの状況にあてはまるのであれば楽天カードを選ぶべきです。もちろん後から楽天ゴールドカードへ変更することは無料でできます。逆に
楽天ゴールドカードを選ぶべき人
・楽天市場を年間108,000円以上利用する
・年2回くらいちょっとラウンジ使いたい
こういった方であれば楽天ゴールドカードの年会費に対して高い満足を得られることができそうです。実際には端数もあるので1ヶ月1万円(年間12万円)楽天市場の利用を目安にしておきましょう。
回数制限はありますが、この年会費でここまで多くの国内ラウンジが利用できるゴールドカードは他にありません。
家族カードは540円で持つことができるので、夫婦でラウンジを利用したいという人にとっては更にコスパも良くなります。
最後にカードのブランドについて。
楽天カードと楽天プレミアムカードはVISA、マスターカード、JCB、アメックスの中からブランドを選ぶ事が可能です。
また楽天ゴールドカードのみ今のところアメックスが選べません。
どれを選んでも年会費は変わらないので、特にこだわりがない場合はVISAを選びましょう。VISAは世界で最も取引件数のおおいクレジットカードです。
それに続くのがMastercardです。
またJCBカードは日本国内であれば知名度が抜群ですが、海外で使えない店舗は多いです。
あくまで2枚目の選択肢としておきましょう。
自分にとって最適なカードを選んでくださいね。
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(公式)www.rakuten-card.co.jp/card/rakuten-gold-card
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