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アラサーの投資+雑記ブログ

つみたてNISAを楽天証券ではじめるメリット!おすすめファンドまでご紹介

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つみたてNISAとは2018年から始まった非課税投資口座の名称です。

通常のNISAとは違って1年間の非課税投資枠は40万円と少なめ。ですがその分非課税期間は20年間で通常NISAの4倍あります。

また、一般NISAとの併用はできません。

投資対象は国が設定をした基準をクリアした投資信託と一部のETFのみといった縛りがありますが、全ての商品が金融庁の承認を得ていることも特徴です。

まさに長期運用特化口座。

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( 楽天証券より)

そんなつみたてNISAで現在最も選ばれている金融機関。

それが楽天証券です。

 

楽天カードでの積立によるポイント付与

毎日つみたてを活かしたポイント量産

 

他の証券会社には真似できない圧倒的なポイントメリット。

実際に周りを見ても「つみたてNISAは楽天証券」という方が殆どです。

では実際のところどれくらいお得なのか。

この記事ではあらためて

・楽天証券でつみたてNISAをはじめるメリット

・楽天証券のつみたてNISAおすすめ商品

についてを考察していきます。

 

 

楽天証券でつみたてNISAをはじめるメリット

それではまず楽天証券でつみたてNISAをはじめるメリットから整理をしていきます。

 

投資信託の商品数がネット証券随一

楽天証券のつみたてNISAの商品数はインデックスファンド、アクティブファンドを合わせて150本がラインナップされています。

この商品数はSBI証券と並びネット・店舗型を問わずNo1です。

・人気アクティブファンド「ひふみ」から

eMAXIS Slim楽天バンガードといった低コストインデックスファンドまで

つみたてNISAの基準を満たしたほぼすべての投資信託を楽天証券で買付することが可能です。 

 

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実際に商品の内容を他の金融機関と比較してみると、大手ネット証券では開きがないものの店舗型の金融機関との差は歴然。

また、つみたてNISAでの商品ラインナップの豊富さからは証券会社のつみたてNISAへの今後の力の入れようも分かります。

商品数に対してアピールをする証券会社は間違いなく今後も良い商品が出ればその商品を自社で取り扱うように考えます。

現状というよりも今後が優位。

だからこそつみたてNISAで商品数が多い金融機関は信頼ができるんです。

 

100円からの投資が毎月、毎日の設定で投資可能

( 楽天証券より)

楽天証券のつみたてNISAは

・100円以上1円単位

・毎月・毎日

の積み立てが可能です。

 

100円から1円単位で積立ができる金融機関は他に「SBI証券」「マネックス証券」「松井証券」と非常に限られています。

ネット証券でも多くが500円や1,000円からの投資単位であり、店舗型だと10,000円からという金融機関も。

自分は投資を始めたばかりのころ、100円を投資することでも感動したことを覚えています。

はじめての投資がつみたてNISAという方はまずは少額から慣れていくことをすすめます。

 

毎日積立ができる金融機関は現状、楽天証券とSBI証券しかありません。

毎日積立は投資の時期を分散することで高値づかみをしにくいという安心感があります。

正直なところ、統計としては毎月でも毎日積立でも運用パフォーマンスに違いはないという結果もあります。

ただし心理面での負担がある程度緩和されることは事実。細かいことが気になってしまう人には自分は毎日積立をすすめています。

 

豊富なポイント付与&商品の買付にも利用できる

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(ポイントで投資をすればSPU+1倍に)

楽天証券の一番の強みはポイントです。

楽天証券は投資信託の保有に加えて、買付時にもポイントを貰うことができます。

付与されるポイントは、おなじみ楽天ポイント

楽天ポイントは楽天市場でのお買い物にも利用できますが、つみたてNISAを含めた楽天証券での投資信託購入の際にも1ポイントから利用が可能です。

付与の条件を整理していきます。

 

投資信託を買付時に貰えるポイント

楽天証券は投資信託を買付する際に

楽天カードで買付をすることで買付金額×1%(上限毎月500P)

または

楽天銀行から引き落としをすることで1件あたり最大3P

のポイントを得ることができます。

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楽天カードでのつみたては投資信託の買付をした金額×1%が通常のお買い物でのカード利用と同じようにポイントパックされる仕組みです。

上限は毎月500ポイント(5万円分買付)までとなりますが、つみたてNISAなら十分にその枠の範囲内に収まります。

注意点としては、買付が毎月月初営業日になること。ただしあくまでカード払いなので引き落としは翌月となります。

 

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楽天銀行からの引き落とし設定で投資信託を購入することでも、買付1件につき楽天銀行会員ステージに応じて最大3の楽天ポイントが付与されます。

また、楽天証券は特定口座では投資信託の「まいにち積立」を行うことができませんが、つみたてNISAでは可能です。

1日の最大つみたて件数は15本。

1ヶ月の営業日が20日とした場合、その特性を活かすことで毎月約900ポイントの取得にも。

実際に運用をしている人の方の話を聞いてみると「つみたてNISA」では楽天銀行からの引き落としを選んで、通常口座で楽天カード利用をしている方が多いです。

どちらも併用をすることも可能です。

 

投資信託を保有時に貰えるポイント

次に投資信託を保有する際に貰えるポイントについて。

  楽天証券では投資信託によるポイント付与が2種類あります。条件は楽天証券と楽天銀行を連携させているかどうかで決まります。

・楽天銀行連携なしの方は投資信託形成ポイント

・楽天銀行連携ありの方はハッピープログラム

以上が適用されます。

 

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投資信託資産形成ポイントは投資信託を月初次点で50万円以上保有していることで金額に応じたポイントがもらえます。

付与の条件は上の通り。

計算をしてみるとポイント付与率は最大で0.12%。ただし残高が増えていくと還元率が低くなることが分かります。

1,000万で500ポイント(0.06%)となり、2,000万円以上の場合はどれだけ残高が多くても毎月1,000ポイント一律となります。

 

ハッピープログラムは投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントが貰えるキャンペーンです。

年間ポイント付与率でいえば0.048%となります。

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2つのサービスを比較してみると2,500万円までは投資信託形成ポイントの方がお得なことが分かります。

ただしつみたてNISAは上に書いたように、買付時の楽天銀行引き落としによるポイントメリットが大きいです。

それも含めると、ハッピープログラムに分がありそうです。

 

楽天証券のつみたてNISAのおすすめ商品

楽天証券のつみたてNISAのメリットを紹介しました。

では次に実際、つみたてNISAでどの商品を選べばいいのか。

・投資利益が全額非課税

・20年間の長期投資

以上の点を踏まえたうえで、絶対に後悔しないと断言できる商品を紹介します。

 

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim米国株式はアメリカの大型株の代表的な株価指数である「S&P500」へと最安コストで投資をする商品です。

S&P500は米国の大企業500銘柄の株価を基に算出される指数です。時価総額をベースに平均値が算出されている点でTOPIXと似ています。

S&P500の特徴、それは高い分散性と成長性にあります。

30銘柄からなるNYダウとは違い、幅広く分散がされていながらもAppleやAmazonといった急成長株の恩恵も大きく受けられる。

「ほとんどの投資家はS&P500に勝てない」

その格言に嘘はない隙のない投資先です。

 

また同じくアメリカに投資する商品としては他に「楽天・全米株式インデックスファンド」がありますが、こちらは小型株を含むことが特徴です。

過去のリターンで比較した場合、やや楽天全米株式の方が有利といったところ。

ただしそれはボラティリティ(リスク)の高さあってのこと。

失敗のできない個人投資という前提であれば、やはり私はeMAXIS SlimS&P500を強くおすすめします

 

全世界株式は3つの中から

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 次におすすめるのは全世界の株式に対して投資ができる商品です。

 米国は数少ない人口増加の見込める先進国であり、今後も世界を牽引していく可能性は非常に高いですが20年先のことは誰にもやはりわかりません。

全世界株式への投資は絶対に平均点がとれるという安心感があります

 

全世界株式へ投資をする商品は

・楽天・全世界株式インデックスファンド

・eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)

・eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)

この3つをおすすめします。

楽天全世界株式インデックスファンドは世界最大規模のETFである「VT」へと投資をする商品です。

淡々とVTを買うだけという単純な商品。だからこその安心感があります。

eMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)は日本を含む全世界の株式に対して最安コストで投資ができる商品です。

まさにリーサルウェポン。非の打ち所がない商品です。

ただ悲しいことにあくまで過去の実績をもとにするのであれば日本を投資対象から外した「eMAXIS Slim全世界株式(除く日本)」が最もパフォーマンスは期待できそうです。

「日本にいるからこそ、リスク分散として日本株への投資をしない」そんな考え方をする方も最近では多いですね。

 

また同じく全世界株式に投資する商品としては「SBI全世界株式インデックスファンド」もあります。

信託報酬は0.139%と非常に格安。

ただしこちらの商品は指数現物運用ではなく

・海外ETFへの投資で擬似的な指数連動を目指す

・楽天全世界株とは違い3本のETFへ投資をする

以上の2点から対象インデックスとの乖離が起きやすいことが予測されるので、たとえ低コストであってもおすすめはできません。

 

まとめ 

(長期投資だからこそ長い目で)

楽天証券でつみたてNISAをはじめるメリットとおすすめ商品を紹介しました。

やはり楽天証券のつみたてNISAはポイントが光ります。投資信託の保有だけではなくて買付でもポイントが貰えるのは実質楽天証券のみ。

だからこそ絶対に楽天銀行と 楽天カードはセットで使うようにしてください。

 

また個人的には「管理画面のわかりやすさ」。これも楽天証券の大きな武器ではないかなと考えています。

買付や売却に迷わないことはもちろん

・国内株や外国株

・投資信託

それぞれの損益が一目ですぐに把握できるっていうのも非常に便利。これができる証券口座ってなかなか他にありません。

・つみたてNISAで投資をはじめて経験する

・投資もポイントも最大限にお得にしたい

そんな人なら楽天証券のつみたてNISAを選べば絶対にこれから満足のいく投資ライフを満喫できるはずです。

 

つみたてNISAを最近よく耳にするけれど、投資って何だか怖いなって方もいるかもしれません。

ただし踏み出してみると拍子抜けするほど簡単であり、そして楽しいです。「もっと早くやっていれば・・」なんてことをいつも自分は考えます。

まずは少額からはじめてみてはいかがでしょうか。