朝起きるとどうしようもなく負の感情が満ちあふれて、会社に行くのがしんどくなる時があります。
無気力で布団と身体がくっついた状態。
ピターッて車にひかれたカエルのように寝ていたいわけですが、さすがに社会人としてそういうわけにもいかないわけで。
ちょうど今日がこれだったのでせっかくなので心境とやったことを書いておきます。
とりあえず朝6時にメールしてしまう
まずいちばん億劫なことを片付けときます。
・部署の上司
・今日会う約束をしている人
その両者にすぐにメールを送ります。余計なことを書く必要はないので「体調不良で休みます」とだけ伝えます。
たいして体調不良でもないのですが、相手には分からないし僕らには休む権利があるので何にも問題ありません。
「こんなに朝早く送っていいかな」
とかいろいろ考えるんですが、ここだけは絶対に譲ったらダメなポイント。
むしろこのメールだけ先にしておけば後はもう無敵状態。なので早ければ早いほど良し。とりあえず朝6時になった瞬間にメールします。
今日やらなきゃいけないことあるなあ…とかたまに思いますが諦めます。1営業日遅れたところで問題があることがそもそもおかしいのだと開き直ります。
特に返信が来なくても心配いりません。誰もたいして自分のことなんて気にしていないし何より体調不良なんだから。
インフルエンザで1週間休むより全然マシですよね。
お菓子を買いにいく
有給を取った時点で今日はもう自由な日。なので朝から気持ちを切り替える為にもコンビニへと出かけます。
本当はずっと寝ていたいんです。
でもずっと寝てしまうと夕方くらいになって「俺今日1日なにしとったんや…」みたいな虚無感に陥るのでこれもやっておいた方がいいです。
無駄にいっぱいかってしまいました…。
1,000円もしないんですが幸せ満開になります。さあ準備は整ったので布団またはソファーへと向かいましょう。
映画を観る
今日はもう自由な日です。
ということでAmazonプライム
良い映画っていうのは見終わった後に心地よい浮遊感と達成感を得ることができます。良質な小説を読みきったときと同じ感覚です。
少なくとも朝に1人で悶々としていたドス黒い感情が(会社に隕石でも当たらないかなetc…)かなりクリアになっていきます。
今日観た映画は「最高の人生の見つけ方」という作品です。素晴らしい名作と出会えました。
これ観ました…
— shunponはてなブロガー (@shunpon_ff14) 2018年10月19日
ワイもこんな死に方したいわ。 pic.twitter.com/JVQPHSoYCP
たまたま同室になった余命6カ月の2人の老人。
・大金持ちで全てを手に入れたが、愛されない人
・やりたい仕事ができなかった人生だが愛される人
そんな正反対の2人が「死ぬ前にやりたい事リスト」を作ってそれを叶えていくというストーリー。
物語としてはとてもシンプルで長さも1時間半ほどしかありません。でもだからこそ脳みそにすいすいとメッセージが入ってきます。
「自分もこんな最後を迎えたい」とか自分の老後について妄想が膨らみます。だんだんと仕事のことが頭から離れてきます。
もうだいぶ精神的に回復してきています。
僕はゲームが好きなんですが、仕事を休んだ日にゲームするのはすすめません。妙な罪悪感が産まれるから楽しめないので。
やはり映画が一番です。
お昼寝&ちょい前向きな活動
(今やスマホアプリで仕事相談ができる時代)
映画を1作品観ると精神的にだいぶ余裕が出てきます。そして次にくるのが眠気です。
せっかくなのでこの意思には逆らわずそのまま寝てしまいます。そしてちょっと目を覚ましたら少しだけ今後について考えたりします。
・自分は今の仕事をずっとしたいのか？
・もっと働きやすい環境ってないかな
みたいなこと。
それらをぼんやりと寝転びながら考えます。土日休みでもできることなんですけど、平日みんなが働いているからこそできる思考みたいなものが確実にあります。
そしてそれこそが自分が一番仕事に行きたくない本質だったりも。せっかくなのでそういう事をじっくりと考えて明日の自分に向けての心の準備をしていきます。
これができるのが平日休みの良いところですね。
やりたくない事とやりたい事を考える
「転職したいな…」みたいな気持ちが漫然とあるなら、具体的に職務経歴書を書いたりするのは別の日にして
・自分のやりたい事ってなんなん？
・どういう仕事ならストレスないかな？
みたいなことをぼんやり考えます。リクナビNEXTのグッドポイント診断でそれを客観的に診断したりも自分はしました。これがちょっとヤバいんですよね。
・きみの長所はここやからね
・実はこういう仕事の方が向いとるぞ
潜在的に勘付いていながらもハッキリとは認識できない自己の部分ってありませんか？そういうものをガツンガツン明確化してくれます。
「あなたにあったオファーが届く」とかは正直なところどうでも良いんです。(今やそんな転職サイトばっかりなので)
ただこの無料診断はさすが一流企業が作っているだけあってよく当たります。
僕はこれを見て「ああ、やっぱり自分は無理してたけど人見知りで営業向いてへん。経理やろ」ってなりました。
そしてまあ今の仕事はそれなりに楽しめているので、自分のことは自分だけで考えてしまうよりも、こういうものを頼った方がいいのかもしれません。
夜ご飯はちょっと良いものを食べる
お菓子食べたりボンヤリとしているといつのまにか夕方が来ています。仕事を休んだ日の1日って一瞬です。
ちなみにお昼ご飯はお菓子で代用するので特に食べていません。太りたくないのでこれでOK。
でも夜ご飯だけはちょっとこだわります。
これをコンビニ飯とか吉野家にしてしまうと明日への活力が湧かなくなるからダメです。今日は羽根を伸ばして英気を養う日なので美味しいものを食べに行きます。
といってもそんなに遠出はしたくないので近くにある個人の定食屋みたいなところに行きます。
・お刺身唐揚げ定食 ¥1,000
こんなので十分です。
「ご飯美味いなあ！」ってなって明日はあしたで生きていくかって前向きになります。気持ちが沈んでても美味しいものは美味しい。
味覚を作ってくれた神様に感謝。
意外と僕の場合はこれで立ち直る
こんな感じで1日を終えると僕の場合は大抵朝にあった陰鬱な気持ちがなくなります。
転職を2回繰り返したということもあって、今の仕事はそれほど嫌じゃないんです。むしろ天職といってもいいかもしれません。
以前の自分とはそこが全く違いますね。自分にあった仕事を見つけることができたのは、僕にとって何にも代え難い財産になりました。
おかげで引きずることもなく明日の朝陽が拝めます。
ただ基本的に僕は社会不適合者
あー良かった。だいぶ心が晴れやかになってきたわ。やっぱり仕事休みたい日はすぐ休んで映画見るに限るな。
— shunponはてなブロガー (@shunpon_ff14) 2018年10月19日
なので会社がどうこうの話じゃなくて、もともと働くのに向いていない事実も認めなければいけない。
だからそういう時はそんな気持ちを抑えて無理して会社に行くことは今後もしていきません。自分のためにならないから。
負の感情と正の感情。
全く同じことをしていても突然バイオリズム？的にしんどくなるときがあったりします。
でもそんな時は深く思い悩むことなくとりあえず思い切って休んでみる。そして楽しいことをやりながらボンヤリと今後について考えていく。
・やりたいこと
・やりたくないこと
そんな気持ちを整理したり。
そういう日があってもいいのではないでしょうか。
