この記事は2017年9月20日に追記・編集をしています
前作はブレイブリーデフォルトというゲーム。
このゲームは世界観がとてもしっかりしていた。
美麗なグラフィックの代わりに郷愁を感じる風景があったし、
超人はいないが同調できるキャラクターがいた。
何となくだけれどFF9のようなファンタジー型RPGに似ているかもしれない。
僕はFF最新作のような全てに目新しいものが光るゲームよりも、こういった昔からのターン制RPGの方が好きだ。
ペルソナも結構はまれた。
ゲームに刺激を求める人、恋愛を求める人、壮大なストーリーを求める人。
ブレイブリーデフォルトはそれら全てを満たすゲームではないんだけれど、毎日数字とにらめっこして平凡な1日を送る僕にとっては、程々に刺激をくれた。
待望のブレイブリーデフォルトの続編!それがBRAVELY SECOND
さて、そんな素晴らしいブレイブリーデフォルトの続編が出たとのこと。
今や1000円ほどでかえることもあり早速買い先日からプレイ中。
さわり始めの感覚は好印象。
前作の雰囲気を継承させようとする思いが伝わるし、正統進化しているのかなと思った。グラフィックやシステム周りに関してはより進化している。
ただ、30分くらいしていると違和感が出てくる。
もともと紙芝居みたいなテンポで起きていくストーリーではあったんだけれどここまで感情移入がしにくいRPGだったっけ?と複雑な思いが出てくる。
囚われた前作のアニエスを救いに騎士団の復活を夢見る主人公やその仲間たちに対して、どこか自分と全く関係ない世界で指人形が好き勝手に動いてるなくらいにしか思えない。
システム、グラフィック、音楽、主となるストーリー、会話イベント、各種ミニゲーム
どれをとっても前作より進化しているはずが全く面白いと思えない。
特に主となるストーリーと会話イベントの相関性がひどい。
すぐにでも世界を救わないといけない王道ストーリーに対して呑気すぎる会話イベントやミニゲームはゲーム全体を薄めているだけだ。
主人公や仲間たちに対してサイコパスなのかなという印象さえもつ。
ここまで悪いことばかりいってしまったけれどいいとこももちろんある。
システム面では
4倍速モードが通常版のパッケージでもついている。
エンカウント率をいじれる。
難易度を変更できる。
戦闘面では
豊富なジョブ、アビリティの組み合わせが楽しめる
連戦システムでさくさく楽しくレベルJPあげができる
グラフィックは
前作よりファンタジー感がましていて一枚絵としてもとても素敵。
ストーリーなんてどうでもいい。ターン制、ジョブ制の王道RPGがやりたいって人には向いている作品かもしれない。
でも自分には合わないゲームだった
ただ、本当に僕個人としてはとても悲しかった。前作のバランスが大好きだっただけに悪口もでてしまった。
一流の演奏家を集めたけれど指揮者がいないせいで曲にならなかったみたいな。
悲劇的名作。
未プレイの人は1000円くらいだし手にとってみるのもいいんじゃないだろうか。
ps 文句ばかり言いましたが最後まで楽しんじゃいますw
⇒結局クリアできずに投げてしまいました。