(今季スタメン更新 投手ローテ中段に)
昨季はとにかく辛かった。
仕事が終わり家に帰ってテレビをつけるとまだ序盤なのに大抵負けてる。
以前は0ー0が多かった。
貧打を嘆いていたあの頃。あの時はまだ良かったのだ。打てさえすれば…そんな風に光明が見えたから。
光の見えない長いトンネル
昨シーズンはその一言。7月以降、僕はもうチーム順位を見なかった。
・京田の新人王争い
・大島の首位打者争いとゲレーロのHR王
注目していたのは個人記録だけ。特に京田の活躍が嬉しかった。
暗い暗いトンネルをずっと歩く中、たまに京田という光が道案内をしてくれる。
そんな1年だった。僕はまだまだ中日ファンだ。
- 2018年のスタメンとローテーション【随時更新】
- 2018年のスタメン(5月27日時点)
- 2018年の投手ローテ予想
- 今期中日で達成されそうな記録は?
- 2017年振り返りと2018年のIN-OUT
- 中日戦を見るならネット中継がおすすめ
2018年のスタメンとローテーション【随時更新】
この記事では2018年中日のスタメンとローテーションを予想していく。
レギュラー当確メンバーは限られている中日。
成績次第ではこのメンツはどんどん変わっていくので随時更新をしていきたい。
そんなところにも注意をして見て欲しい。
2018年のスタメン(5月27日時点)
・1~3番は大島、京田、アルモンテ
・4~6番はビシエド、福田、平田
オープン戦を見ても、1番から6番までのスタメンはある程度固定となりそう。打順は状況に応じて。
ビシエドと平田はケガから復帰。レフトゲレーロの穴埋めはスイッチヒッターアルモンテ が第一候補。
7番は高橋、堂上、モヤ、遠藤などで争いとなるか。スーパーサブとしての亀沢も。
⇒追記 2月末キャンプ終了。森監督は高橋を『最も成長した選手』と評価。2/24には日ハムとの試合でHRも打ちアピールは上々。
期待をこめて4番を選手会長の福田と予想した。2年連続での2桁本塁打を達成(10⇒18)しており今期更に弾みをつけたい。
またメキシカンリーグ出身(エルナンデス、ナニータと同じ)ということもあり中距離打者の印象が強いアルモンテ。
しかし、キャンプで実際に見たが巨体に似合わない鋭いスイング。とにかく飛ばす。HR量産にも期待が持てる。
熱い正捕手・セカンド争い
杉山、松井雅そして武山。ころころとキャッチャーを切り替えてきたドラゴンズ。
今期は日ハムより移籍した大野がスタメンマスクを被る可能性が1番高い。2番手に松井雅。打撃面での期待はしにくいが、守り勝つ野球を追いかけるなら。
セカンドは高橋周平が第一候補。2011年ドラフト1位。既に7年目となる今年。いまだ規定打席未到達、2桁本塁打もない(キャリアハイで6本)。
しかしチーム、またファンの期待は依然高い。森野を後継する和製左の大砲になりうるか。
また終盤にケガで離脱をしたものの、昨季はスタメンとして98試合に出場。3割近い成績を残した亀澤。
セカンドのポジションはもちろん、サード、またショートとして出る可能性は大いにある。
機動力にパンチ力が加われば恐竜打線復活も
昨季はチーム打率.247で6球団中5位、HRも4位と相変わらずの貧打だったが今季もそれは大きく変わることにはならないだろう。
しかし盗塁・犠打に関しては広島に続く2位だった。
大島、京田に頼らない機動力、そしてパンチ力をある程度発揮できれば恐竜打線復活と言われるようにも。
2018年の投手ローテ予想
(成績は2018年5月に更新済)
バルデスとジョーダンが抜けた分の投球回数220。それを誰が埋めていくか。
それがまずは今期1番の課題。
しかしそんな不安は同時にチャンス。
荒削りながらも、着実に育ってきた若手。その才能を開花させる舞台が今季は十分にあるからだ。
大野とジーがローテの軸。又吉はどうなる?
2013年から3年連続2桁勝利をあげた大野。しかしここ2年は開幕投手を任されるものの7勝どまり。エースの意地を今年は見せたい。
またメジャー51勝をあげたジーは制球力の良さに定評がある。そして先日の来日初登板では既に147kmをマーク。その実績に嘘はない。
『又吉は相手が左打者を並べたら勝てない』
交流戦直後にそう言って中継ぎへと転向をさせた森監督。しかしその後状況は改善。
又吉の対左打者被打率は交流戦後の.285からシーズン終了時点では.254に。
コレで悪いと言われてしまえば、小笠原や大野も先発できない。ただし結局のところ中継ぎ陣の安定が問題だ。
⇨追記 三ツ間の調子が上々。3試合で計4イニングを投げ被安打1の無失点。昨季はシーズン中盤から2軍生活が続いた。今期は1軍に定着できるか。
ドラ1投手陣に今年は期待
・2013年 ドラフト1位 鈴木翔太
・2015年 ドラフト1位 小笠原慎之介
・2016年 ドラフト1位 柳 裕也
先発陣はこのドラ1トリオに期待したい。昨季は3人合計で11勝。少なくとも20勝へともっていきたい。
そして中継ぎでは今季ドラ1でヤマハから入団した鈴木博。最速157kmの右腕は1年目から1軍スタートとなるか。課題の制球力に磨きをかけたい。
若手が盛上げ、ベテランが支えれるか
(浅尾選手が元気で嬉しかった今季キャンプ)
他には2016年ドラフト4位の笠原も順調に成長。
昨季は18試合に登板。キレのあるスライダーとブレーキの利いたチェンジアップを武器に中継ぎまたは先発として起用が期待される。
そして忘れていけない伊藤、若松そして福谷。長いシーズン。彼らの力は絶対に必要だ。
またベテランとなった吉見、浅尾、そして松坂。そんな若手に負けないかつての輝きをまた見せて欲しい。
⇒追記 21日のDeNA戦で浅尾初登板。1回2三振と好投を見せる。本人はまだ球速に納得していない模様。
今期中日で達成されそうな記録は?
2018年のシーズンで達成されそうな中日の記録をまとめた。参照したのはこちらのサイトだ。
【試合数】1,000試合(過去488人)
岩瀬 仁紀 954登板(あと46試合)
藤井 敦志 936試合(あと64試合)
平田 良介 867試合(あと133試合)
【ヒット数】1,200本(過去215人)
大島 洋平 1,107本(あと93本)
【塁打数】2,500塁打(過去97人)
荒木 雅弘 2,445塁打(あと55塁打)
【得点数】1,000塁打(過去41人)
荒木 雅弘 943得点(あと57得点)
【盗塁数】400盗塁(過去7人)
荒木 雅弘 378盗塁(あと22盗塁)
注目は岩瀬の1,000登板。現時点での"プロ野球通算登板数"ランキング第1位。
・2位は米田哲也
・3位には金田正一
(敬省略)
50年以上前の錚々たるメンバーが立ち並ぶ中でのトップ。どれだけ凄いかは説明不要。昨季は6月に月間MVPとなりカムバック賞を取るなど50試合に登板。
通算1,000登板は夢じゃない。
2017年振り返りと2018年のIN-OUT
(NPB公式サイトより 2017順位表)
昨季の成績はこの通り。
59勝79敗5分 勝率.428 5位
487得点 623失点 打率.247(5位)
111本塁打 77盗塁 防御率4.05(5位)
簡単に投打を振り返っていく
新戦力に活路が見えた投手陣
チーム防御率は4.05でセ・リーグ5位。
吉見、大野、若松。期待された先発の3本柱は結果を残すことができなかった。2桁勝利は不在。
反面、4年目となる鈴木は広島を相手にあわやノーヒットノーランの好投。小笠原は黒星先行(8敗)ながらも投球回数は100を超え、6勝をあげる奮闘を見せた。
打撃面は京田だけじゃない。福田も開花
チーム打率は.247でセ・リーグ5位。
打撃陣も故障が続発。平田、ビシエド、大島が相次ぎ戦力を離れる中、遠藤や松井が存在感をアピールした。
また大卒ルーキー京田はチーム1番の出場試合で打線を盛り上げた。そして福田の活躍も目まぐるしい1年に。後半戦だけで17HR。
2018年になり戦力はどう変わる?
まずは今まで、森野選手ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。今後も打撃コーチとしてドラゴンズを支える活躍を期待しています。
昨季で中日を去った選手は以下の通り
【投手】金子、岸本、野村、八木、バルデス、アラウホ、ロンドン、武藤⇒DeNAへ、 ジョーダン⇒ヤクルトへ
【捕手】赤田、藤吉
【内野手】岩崎、森野⇒打撃コーチ、ゲレーロ⇒巨人
【外野手】赤坂、古本
今期中日に入った選手は以下の通り
【投手】鈴木(ドラ1)、石川(ドラ2)、清水、山本、松坂(SB)、ジー、ガルシア
【捕手】大野(日ハム)
【内野手】高松(ドラ3)
【外野手】伊藤、アルモンテ、モヤ
【育成】大蔵、石田、福
先発陣は抜本的改革に
ただでさえ不足している先発陣。しかし昨季6勝(9敗)防御率3.76のバルデスとは契約を結ばなかった。
そして誤算はジョーダン。変則的起用にも防御率2.3で6勝4敗と勝ち越し。残留と思われたが、より条件のいいヤクルトへ。
しかしメジャー51勝のジーが新戦力として加わった。そして松坂が加入。昨季は140km中盤をマーク。コントロールが戻ればカムバック賞も。
ドラ1鈴木は最速157kmのストレートが武器。まだ20歳だが北谷でのキャンプスタート、開幕1軍も夢ではない。
打撃はパンチ力不足が課題
トレードの目玉は捕手の大野。2016年にはGGも獲得し、2017年にはWBCも経験。正捕手不在問題の終止符をうてるか。
また昨季HR王となったゲレーロは今期から巨人へと移籍。その穴をビシエドと共に新外国人のアルモンテが埋めていく。スキンヘッドに長いあごひげがトレードマーク。
中日戦を見るならネット中継がおすすめ
明らかに減った地上波放送。時間帯も21:30の延長はおろか20:00までしかやらないことも。
・プレイボールから試合終了まで視聴できる
・スマホで外から見ることも可能
今やプロ野球はネット中継を楽しむ時代。中日ファンにおすすめなのはやっぱりスカパー
スカパープロ野球は全球団全試合が視聴可能
スカパーはあくまでプラットフォーム。複数チャンネルをパックで契約することで全球団全試合の視聴が可能となるサービスだ。
月額は3980円(+基本料421円)。ただし
・メジャーでの日本人選手出場試合
・錦織選手の出るテニス
なども放送がありスポーツ全般が楽しめる。
また中日主催試合の場合は"スカパー!オンデマンド"というサービスがあり、スマホでどこでも見れるようにもなった。
優勝なんて言わない。ただし若手の駒はそろってきた。Aクラスは夢じゃない。今期の中日、全試合を見届けたい。