共働きサラリーマンの家計簿

アラサーの投資+雑記ブログ

NISA積立はimizuho米国株式インデックスに決定①

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ものすごい妥協の結果。ベターではあるかもしれないけれど間違いなくベストではないなあ。今の低コストインデックスファンド価格競争において先進国株式という大まかなクラス分けで考えると税込0.6156%という信託報酬は高いとまではいかないが決して安くない。

ifreeNYダウにするかは最後まで悩んだし、多分その方がリターンは今後大きくなりそうな気もする。だけどもまあ後悔はしないと思う。

誰かと競うわけではないし損したところでリーマン・ショッククラスですら50%減だ。

軽く考えよう。とかいいつつ基準価額毎日チラッチラするんだけどな( ´_ゝ`)

 

なぜNISA口座全てをimizuho米国株式インデックスにこれから捧げることに決めたかについては自分の中で3つくらいのフローがある。

 

 

1. NISA口座なので1番攻める先進国株式の資産クラスでいいやという自己満足と自己納得

 

2.先進国株式クラスの中でも純粋にアメリカの市場だけを見たS&P500の指標に連動するものがよかった

 

3.自分がもし明日死んでも嫁に分かりやすい商品を買いたかった

 

こんな感じか。いやほんとこんなかっこいい感じで決めといて、暴落するのはまあ別に30年スパンで見ているのでいいとして、何か1年も経たずしてやっぱりやーめたって言わないか自分でも心配。

 

1.NISA口座なので1番攻める先進国株式の資産クラスでいいやという自己満足と自己納得

 

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現行のNISAについての枠である120万✖️5年による600万という金額について。もちろんこの額については大きい額だし別に金持ちでもないうちの家計の中で毎月に換算して5年間の間10万円ずつ積立をしていくのは家計への負担も大きい。

ただ人生の投資におけるお金と考えたとき、そのお金はそこまで大きくないような気がする。老後資産1億円用意しなさいと言われる時代。夫婦でも1200万にしかならないNISA投資枠じゃ到底賄えない。

僕と嫁は個人年金と終身年金を結婚してからすぐに積立ている。いずれも60歳までの払込だけれど合算すれば1600万くらい払って2000万くらいのリターンを得る感じ。年利換算で1.2%程。これも僕の人生単位で考えると投資だ。

超保守的な投資を先にしているからこそ儲けが非課税となるNISA口座においては振り切った資産クラスへの投資をすればいいと考えた。

トータルでうまく収まればいいだろうという考え。二人ともそれなりに退職金も見込めるし何とかなるやろー( ´_ゝ`)

だから別に高いといわれる今購入してもいいやと自分の中で割り切れた。

まあインデックス買ってる時点で振り切ってないかw

もし人生何度でもリスタートできるなら今なら全力で東芝株買うしなあ。

 

2.先進国株式クラスの中でも純粋にアメリカの市場だけを見たS&P500の指標に連動するものがよかった

 

 

先進国株式に連動するインデックスファンドについて調べていくとまぁ突き当たるのは

なんの指数に対して連動するインデックスファンドであるのかってこと。

そうなると大まかに3つの株価指標が出てくる。

  1. MSCIコクサイ・インデックス
  2. S&P500
  3. ダウ平均

 

欧州においてのダウ・ジョーンズ ユーロ STOXX50 インデックスなんていう株価指標なんかもあるが悲しいことに直近10年リターンが1%もないほどの侘しいものなので無視しよう。

ここではまた神サイトである私のインデックスより、株価指標についてをもってこさせていただいた。

この表見てリスク・リターンって何?ってひとはここ見てね。

長期的なリターンについてを年次で見ていく。一応いつでも売却のできるNISAだけど老後資金と考えてもいるのでまぁとりあえずリターン比較。

 

shunpon.hatenablog.com

 

 

 

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  1. MSCIコクサイ・インデックス

5年リターン19.7% 

10年リターン4.2%

15年リターン5.7%

20年リターン6.5%

 

  2. S&P500

5年リターン 23.4%

10年リターン6.3%

15年リターン5.7%

20年リターン7.1%

 

      3.ダウ平均

5年リターン 18.4%

10年リターン 3.9%

15年リターン 3.5%

20年リターン 5.1%

 

単純にこうしてみるとS&P500が一番優秀だった。ただ直近1年としてはあくまでダウが優秀だし、そして富の寡占化がもっと加速する未来に関して言えば、僕のなんとなくの予感ではあるがダウ平均のほうが今後の伸びは予測できそうではある。

ちなみにダウ平均については30社しかないのでS&P500に対してリスクが大きいという意見もあるけれど僕は全くそう思っていない(じゃあダウにしろよw)

ダウ平均が40%以上の著しい下落に沈むとき、それはアメリカ経済がパンクしたときだ。どれだけの発行済み株式、社債が紙屑になるかを考えたときそれはリーマン・ブラザーズの比ではないし、またサブプライムローン問題のような国の抱える脆弱性の露呈なしにこのような事態も起こり得ない。そう考えるのが妥当だと思うから。

それでも東芝みたいなことがある?とも思ったけれどそこは金融大国のアメリカだ。規模がまず違うし、それに向こうの株主はそんな経営者を認めないだろう、裁判大国でもあるから日本なんかよりよっぽど不祥事の管理もシステマティックだしね。まぁまず東芝のように企業単体として勝手に自滅するようなことはないだろう。

それでもダウ平均が落ち込み続けるときってどんなときだろうと考えてみる。テロやトランプさんの政策難航だとか思ったけれど、過去を見るにこれくらいのケースだとあくまで短期的落ち込みしかなくて。

長期的に落ち込み続ける=成長しないというケースで1番僕が怖いのが人口問題。

先進国の中で唯一と言っていいほど伸び続けるアメリカの人口。それが増えなくなったとき、アメリカ以外の投資について真剣に考える時期じゃないかと思う。

だからもちろんダウだけじゃなくてS&P500もおなじように落ちるだろう。そこから派生してMSCIコクサイだって同じこと。MSCIコクサイの半数以上は今の所アメリカが占める、そしてそれ以外の欧州は過去20年においてアメリカに比べれば全くたいした成長を見せていない。アメリカが沈めば世界株価も沈むだろう。それに反転する資産クラスってなんだ?新興国REITとかはある意味熱いなw

 

 

まぁここまでぐだくだ書いてしまったけれど、まだ1と2の理由しか書けていない。次回は1番の妥協のキモとなる部分

 

3.自分がもし明日死んでも嫁に分かりやすい商品を買いたかった

 

ここについて書いていこうと思う。

ちなみにもう2月から嫁と僕で共に10万ずつの積立をしてる。まあ他に株式投資してないので損益通算する必要もなく、ある意味いつでも売れるのは我が家の強みかもしれないなー。(はじめからこんな弱気でええんやろか)