この記事は2017年12月18日に追記・編集しています
著作権収入がなければアーティストさんたちは減ってしまうだろうし。
著作権のある音楽を第三者か収益の予想される場面(youtubeとかそれこそ駅の流しとか)で演奏した時。
その時にお金を著作権者に支払う必要はあると思うんだよね。
著作権を管理する団体は必要だと思う
何か、今JASRACがすごい叩かれている中でどさくざにまぎれてこの部分を少し曲解して
『音楽を著作権で縛るな』
とか
『自由に好きな曲を演奏することすらできないのか』
とか色々聞くうちに。
ちょっと論点ずれてへんかなーと思った。
どっかのまとめサイトなんかは
宇多田ヒカル、自身の曲を著作権フリーに!
みたいな今回問題となっている音楽教室での使用の部分について、タイトルにいれないことすらしてて。
こんなんタイトルだけしか見ない人からしたら宇多田ヒカルさんの曲は自由にライブ演奏してお金もらったり、コピーして配布したりしてええんやーと思ってしまうよなー。
宇多田ヒカルさんにとっても今までそしてこれからの自身の著作権による収入は無視できるものではないと思うんやけれど。
音楽に対してお金を払うっていう感覚がyoutubeとかが広まったせいでだんだん薄れていってるきがする。それでいて最近のJPOPはアイドルとジャニーズがランキング独占してスッカスカと批判がされる。
そりゃそうだよなあ。もう昔みたい急にCDが数百万枚売れるなんて言う時代は終わったんだもの。夢がないよ。
こういうとき、音楽はお金じゃないやら言う人いるかもしれないけれど経済的理由で音楽活動を辞めた人ってめっちゃいるよな。
誰もが仕事と両立できるほど器用なわけでもないし。
そしてその中で全然売れないながらも売れることを夢見て曲をどんどん作りヒットして有名になった人もいる。
もちろんお金がすべてなんかではないけれど、経済的理由で音楽活動を悩む人の夢の為にも著作権収入ってのは守るべきアーティスト達の権利だと思う。
でもJASRACの不信感をあげてみる
てことで本題なんだけどJASRACに対して多くの人が思うことはその存在の不透明さ。
日本で日本人により行われる演奏については、小さいところまできっちり請求するくせに海外で行われるコピーへの対策が不十分なこと。
また
著作権に対しての使用についての何パーセントを手数料として徴収し、他はアーティストへの支払いをしていると公言している。
しかしアーティストへの支払いの明細についてはプライバシーに関わると述べて公開しないところ。
重箱の隅をつつくような国内での徴収をしていて経営に困ってるのかと見せかけながらも、他社団法人より高い報酬を得ているところ。
JASRACにいる人らは保守的なんやろか。経営への危機感がないから、自身の存在意義の試金石となる部分がある踏み込みにくい部分は避ける。それでいて徴収しやすそうなところを探している。
民営化して競争して著作権サービスをもっと認識してもらえばよくね
だから民営化してしまえばええと思った。
少なくとも歳入と歳出の明細を出して著作権を支払った人全員の金額と名前だしてしまえばええねん。それだけで不透明さはだいぶ消える。
そして欲を言えばもう1社音楽の著作権を管理する会社があればいいなと思う。アーティストはどちらに登録するかは自由だとしたら2社は競い合ったり、また収益を上げるために海外での取り締まりも強化するはずだ。
それでいて著作権使用者にも、身近な存在となるはずだ。悪評がたてばアーティストもその会社への著作権登録はしないだろうし。
やっぱり何でも選択の余地がないとダメだ。
競い合わないから自然と奢りが出てしまうしサービスも発展しない。
本来は少なくともアーティストには嫌われないはずの団体なわけなのに今は誰からも批判を浴びてしまっている。
日本の音楽業界の為にも、早くこの著作権問題に対して納得できる答えが見つかる日がくるとええな。