この記事は2017年10月10日に追記・編集をしています
10年になったり20年になったり年間40万だったり60万だったり。
いろいろコロコロ変わる積立NISAだったけれどやっと決定ということで。
ヤフーニュースのコメントを見るのが僕は結構好きなんだけれど案の定批判されてばかりだった。
ただ、批判のコメントが何というか投資への嫌悪感みたいなものが多くて何だかなーという思いも。
積立NISAは20年間で毎年40万に決定
20年で60万ずつってのが理想だったんだけれどこれでも僕にとってはかなりいい案だと思う。
なんにせよ決まってよかった。
2018年度からという事らしいけどとりあえずは来年からNISA口座の開設もしたので現行の制度で積立インデックス投資をして行く予定。
今から9年後住宅ローンをまず返すのが目標。それまでに貯めないといけない額は1830万。
今年の12月末で600万近くの資産になるから、まあ安全資産入れて9年で1400万くらい貯めるつもり。
それまでは現行のNISAを嫁と使っていこう。
積立NISAと現行NISAを節税面で比較してみた
気が早いけれど、9年後。
僕が37.38歳になったとき現行のNISA、積立NISAどちらを選べばいいか考えてみた。
そうなると比較としての対象となるのは非課税の枠だ。
考えて行くと、短い年数においては現行のNISAの方が通算非課税枠は積立NISAより多い。
その年数が長くなればなるほど現行NISAの優位性がなくなっていく。
そしてついには積立NISAが逆転して行く感じ。
非課税枠での計算をしてみる。
5年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 1,800万
積立NISA通算非課税枠 600万
10年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 4,800万
積立NISA通算非課税枠 2,200万
15年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 7,800万
積立NISA通算非課税枠 4,800万
20年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 10,800万
積立NISA通算非課税枠 8,400万
25年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 13,800万
積立NISA通算非課税枠 12,400万
30年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 16,800万
積立NISA通算非課税枠 16,400万
31年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 17,400万
積立NISA通算非課税枠 17,200万
32年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 18,000万
積立NISA通算非課税枠 18,000万
33年スパンで比較した時
現行のNISA通算非課税枠 18,600万
積立NISA通算非課税枠 18,800万
後は一年経つごとに200万ずつ積立NISAの方が通算非課税枠が増えて行く感じ。
35年スパンで比較
現行のNISA通算非課税枠 19800万
積立NISA通算非課税枠 20400万
こんな感じで600万まで差は開いて40年になれば1600万まで開く。
そんな頃もう僕は投資できるほど頭がしっかりしてる自信ないかなぁ。
せいぜい70歳くらいまでのような気がするけれどその頃の医学の発展が想定もつかないからあまり意味も無いかもしれない。
てことで37.38歳から始めるとすると微妙すぎる選択だと思ったw
でも20年スパンってのはいいなあと思う。
5年スパンでの現行NISAはどんな安定的なバランスファンドでも普通に元本割れがありそう。でも20年スパンならまあ過去を見るにそれなりにプラスにはなるように思う。
我が家もいつか積立NISAをはじめよう
20年前積立をした40万円。
それが長い時を経て元本40万と利益が返ってくる。そして20年後のためにまた40万を積立ていくってロマンあるなあと思う。
てなことで、悩ましいなあと思ったけれど9年後の話だしよく考えたらもうその時には違う税制になってそうだし今考えてもあんまり意味ないなあとふと思った。
何より現状の発表ではつみたてNISAの投資可能期間は2018年から2037年となっているから9年後にその投資をはじめたとしても20年間の投資枠を利用できないということになってしまう。
これはちょっとだめだよね。半永久化します!って言い切って欲しいな。
つみたてNISAはまだまだ不完全な部分が多いと思う。でもこれはインデックス投資が広まる大きな一歩なのかも。
まぁどうせ一番かわれるのはひふみなんだろうけどね。