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アラサーの投資+雑記ブログ

【2018年最新版】防草シートの選び方とおすすめ 実際使ってみてわかったこと

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大した庭なんてないのに毎年生えてくる雑草。

"根絶やしにしたい"

そう思いながら数年がたった。

強い除草剤は子供もいるので撒きたくない。でも今のうちに処理して(抜いて)おかないと後々もっとひどくなる。

抜いては生えての繰り返し。それを毎年繰り返した。

 

中途半端な対策では意味がない。

本気で対策を考えて行き着いた先は防草シートだった。

僕はザバーンを使って満足している。

 

 

防草シートは日光を遮断して水を通す

日光を遮断して雑草そのものを生えさせなくする。それが防草シートの大きな特徴。

ビニールシートとの違いは水を通すかどうか。

防草シートは日光は遮断するが水は浸透する。

 

ホームセンターでも数百円から買うことは可能。ただし結局安いものだと繊維が荒いので破れたり、また隙間から雑草が生えてきたりもする。つまり2度手間。

・しっかりと日光を遮断して水はけがよく

・効果が長く続くもの

を選びたい

 

防草シートの選び方

 

その土地に適したものを選んできちんと使えば10年以上も持つともいわれる防草シート。選び方をDIYショップに行って聞いてきた。

 

不織布か織布か

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不織布とは繊維を織らないで絡み合わせた布のこと。上の写真は僕が買った不織布の防草シート「ザバーン」。

一目見て分かる織布との違い。海苔のよう。

和紙のような構造。それを何十倍にも強化したようなイメージだ。

 

遮光率が高いものを選ぶ

雑草を生えさせないためには植物に光合成をさせない。つまり日光を遮断する必要がある。遮光率が高い(99%以上)ものから選ぶ事。

また厚みや織目の細かさも遮光率に影響するので実際に目で見て確認もできる。

 

水はけがよいものを選ぶ

水はけの良さは何より重要。水はけが悪いとそこにたまった水たまりからカビが生える、また雑草も生育するので逆効果にもなってしまう。

害虫の温床となることも。

水はけの良さを売りにしているシートを選ぶ事

 

雑草の種類を見て選ぶのもあり

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・オオバコ、タンポポ、ナズナなどの小さな雑草なら普通の防草シートでOK。

・チガヤ、スギナ、ヨシは貫通力が強いので強力な防草シートが必要。

小さな雑草の場合は安価なシートで効果を発揮できることもある。今生えている雑草を見て防草シートのタイプを選んでみるのも賢い選択。

 

耐用年数、耐久性を確認すること

耐用年数の長さはもちろん、上に砂利を引いても破れないような耐久性があるかも重要。

・耐用年数が5年以上あるか

・シートの厚さは0.5mm以上か

・素材はポリプロピレンの不織布

以上を目安に選びたい。

製品に書いてある耐用年数の目安は基本的に太陽の紫外線に耐えれる期間を示す。なので上に砂利を引くことで防草シートの寿命を延ばすことは可能だ。

 

防草シートの条件別のおすすめはこれ!

上にあげた選び方を基準として、条件別に防草シートを厳選したので4つあげていく。

 

最強の防草シート「ザバーン」

最強の防草シートと言えばコレ。

米国デュポン社で開発された防草シートで「ポリプロピレン・4層スパンボンド不織布」という非常に太くて頑丈な繊維が使用されている。

国土交通省新技術情報提供システム(NETIS)に登録されているほどの品質の高さ。官公庁をはじめとして多くの施工実績もある。

ハサミで簡単に施工できる点も扱いやすく、ほとんどの雑草がザバーン240によって長期間抑制することが可能だ。

特徴としては3つある。

 

雑草の抑制効果と貫通抵抗力が非常に強い

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(安全横丁 工事保安用品の店より)

原材料は特殊配合のポリプロピレン。1本1本の太い繊維が熱融着されることで高い強度となるザバーン。雑草の抑制力はもちろん、イネ科の植物やスギナ、チガヤ、ヨシなど貫通力の高い植物でも絶対に通さない

シートの上に砕石をひけば車両が乗り入れても問題ないのも安心だ。

 

劣化しない水はけ効果

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(安全横丁 工事保安用品の店より)

編み目部分も強いザバーン。雑草は通さないが目詰まりはしにくいので水を良く通す。また空気も良く通すので土に悪影響を与えない。

 

砂利を敷いても沈みにくい

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(安全横丁 工事保安用品の店より)

ザバーンはその高い強度と弾性率により砂利の沈下も起きにくい。

どんな場所にも対応が可能。

もちろんその高い耐久性は折り紙つき。紫外線の長時間劣化にも強いが、砂利をひけば効果は半永久的に持続できるのもポイントだ。

 

ザバーンのどれを選ぶか?ベストは240

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 商品名をみてみると「ザバーン 240 BB (1m×5m)」と書いてある。この「240BB」の部分は重量(強さ)と色を示している。

 

アルファベット(BB)は色を示す

・BBがブラック/ブラウンのリバーシブル

・GGはグリーン

また2018年3月にザバーンBBはプランテックスへと名を変えた。性能や耐久性はザバーンGGと同様だ。

 

数字(240)は1㎡当たりのシートの重量を示す

大きければ大きいほど雑草の抑制効果が強くなる。一般的に売られているのは「125~136.240.350」のタイプ。

 

125~136は貫通力の弱い雑草なら対応可能

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ザバーンのスタンダードタイプ。オオバコ、タンポポ、ナズナといった小さく貫通力の弱い雑草であればこのタイプでもOK。

 

 240は貫通力の強い雑草にも対応可能

ザバーンを買うなら240が間違いない。貫通力のある強靭なスギナやチガヤといった雑草もしっかり長期間の抑制をしてくれる。

砂利をしけば車の通行もOK。効果が半永久的なのもポイント。またザバーンには350のタイプもあるが家庭用なら240で十分。ザバーン比較について詳しくはこちらの記事に。

コストはかかるが間違いのない防草シートだ。

 

コスパを求めるなら「エコナル」

ザバーンと同じ不織布の防草シートだが価格はその2/3程度で済むエコナルの防草シート。

厚さは0.5mmで遮光性も99%以上。ザバーンとの1番の違いは燃えにくい素材であること。また表面がさらさらしているので草や葉っぱが付きにくいことになる。

ただしザバーン240に比べて薄い、また砂利を敷いた場合の沈み込みなどには注意。

耐用年数も"上に砂利をひけば半永久のザバーン"と比べれば短い。

 

広範囲、ハウス通路なら「アグリシート」

高密度の強力な織物シートであり、遮光性と水はけの良さに定評のあるシート。

特徴的なのは速攻透水性加工と呼ばれる特殊加工。

それによって水たまりができにくくなるので、ハウス通路やあぜ道のぬかるみ防止用としては最適だ。

ただし厚みは0.4mm。エコナルよりも更に薄いので強力な雑草の抑制には期待できない。薄さを活かして広範囲にひきたい場合に使いたい。

 

園芸用に使うなら「アストロ」

あくまで園芸用などでさっと施工をして敷きたいのならこちらシートでも十分その効果は発揮する。

モスグリーン色も景観をくずさない。

不織布であり遮光性は98%以上。ただし貫通力の強い雑草への抵抗力や砂利を引いた際の破れには注意したい。

 

防草シートを比較してみる

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比較表を作成してみた。

一番の強い防草シートはザバーン240

国家も認める高い雑草抑制効果と貫通抵抗力。家庭用の防草シートとしてほしい点を全て満たしている。

上に砂利を引けば半永久的に使えるのも心強い。

次点はアグリシート。貫通力の強い雑草にも対応しているのでコスパを求めるのならこちら。

 

安物買いの銭失いだけはしないようにする。ちゃんとしたものを買えば長期間使えるのだ。

・遮光率

・水はけの良さ

・不織布

この条件だけは外さないこと。

耐用年数3年程度でいいならばAmazonで1番売れているこちらの商品はレビュー評価を見ても安心できる。

 

防草シート「ザバーン」を使ってみた

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もう雑草処理に二度と追われたくない。

「ザバーン240BB 1m×10m」を購入した。

 

ピンとワッシャーも購入

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(安全横丁 工事保安用品の店より)

ザバーンを固定してずっと敷くためには、ピンとそれを止めるワッシャーも必要になる。

・ピンは200mmで50個入りを購入

・ワッシャーも50個入りを購入した

ピンの長さは150mmから250mmまであるができれば200mm以上を選ぶ事。深く打ち込むことで安定度が強くなる。

ピンの間隔は50cmほど。1㎡当たり5個くらいあれば問題なし。

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こちらを目安にしていこう。

 

敷く前にまずは雑草処理と整地

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施工1週間前に軽く除草剤をまいておく。

枯れた雑草とまだ生えている雑草を抜いていく。ゴミや石も拾って土を平らに。意外だけれど子供用のスコップが便利だった。

 

土地を測って防草シートをカット

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我が家の場合は局所的に防草シートを置くところも。なのでまずは敷く部分の土地サイズに合わせて防草シートをカットしていった。

普通のペンでは色がつかないのでチャコペンがおすすめだ。

 

防草シートを敷いていく

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敷いたところからピンをどんどん打ち込んでいく。気持ちいいくらいにサクサクとワッシャーが土に入り込んでいく。

 

隙間から雑草が生えないようにテープも

こちらを購入。

コンクリートの合間をぬって生えてくる雑草。少しの隙間も許されない。粘着テープを隙間がある部分に貼り付ける。

防草シート用のテープを選ぶこと。

専用のテープにしないと雨風に弱く結局剥がれてしまうので注意。

 

仕上げは砂利を引く

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ザバーンを全てピンで留めたらその上に砂利をしいていく。厚みは5cmほど。砂利を敷くことで紫外線の遮断効果が生まれ、ザバーンは半永久的に雑草を抑制してくれる

10㎡引くだけでも70kg分の砂利を要した。

 

以上で施工作業は完了。

意外と必要なものが多いのでまとめていくと

 

買う必要があるもの

・防草シート「ザバーン」

・ピン(1㎡当たり5個くらい)

・ピンをとめるワッシャー(ピンと同数)

・防草シート用のテープ

・砂利

家にあれば買わなくていいが必要なもの

・メジャー

・除草剤

・スコップ(あれば)

・チャコペン(切る場合は)

以上。

 

1ヶ月経ってみて

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今までとは全く変わった家周り。

気温も熱くなって日差しが強くなってきたがもちろん雑草は生えてこない。

ピンからシートまでを含めて1万円以上の高い買い物。しかし何よりしんどかったのは防草シートを引く作業でもある。

できればもうやりたくない。

だからこそ徹底的にやってよかった。安物を買わないで本当に良かった

ザバーンはマジでおすすめです。