恒例のお盆の笠松競馬の日がやってきた。今回もKくんとYくんの幼馴染3人。いつものメンバーだ。去年と変わった事といえばKくんに彼女ができてYくんは結婚したことくらいかな。
1年ってほんと早い。
Yくんは結婚したばかりだけど競馬なんて来て大丈夫なん?と聞いたら『勝ってきてね』と言われたらしい。
最近の女さんはギャンブルに寛容だよね。
今回は笠松競馬に行くにあたってKくんに前もって注意をされた。
『予想屋で予想買うの禁止な!』
これは僕にとってかなりつらい制限で。
何故なら僕は競馬の予想を楽しめない。
馬を見てもどの馬が走りそうなんて全くわからないし、前走のレース成績やタイム、馬体重が詳細に書いてある競馬新聞を見たところでそれは同じ。
わからないものを必死に考えても辛いしそして全然当たらない。
笠松競馬には大黒社という有名な予想屋さんが1日の全レース予想を700円で売ってくれるわけで。。
ろくに見ることもしない競馬新聞(500円)を買わずにそっちを買ってその通りにマークした方が勝率も高いし、僕自身も楽しめる。
また、ありがたいことに大黒社さんは馬単、3連単などの予想を10通りしてくれる。
その通り100円ずつかえばちょうど僕らの競馬のルールである1R1000円に収まるのだ。
だからもう最近は僕は競馬予想を破棄して全て大黒社さんの予想通りにマークシートに記入していたのだ。
また笠松競馬は楽天競馬を使うことで実質返戻率をあげることが可能。現地に行く人も家で買う人も絶対に登録をしておこう。
K君は何故僕が予想屋から馬券を買うことを禁止したのか
(中日が若手使わない論争で喧嘩)
この答えは簡単で。
僕が毎回きちんと負けているから。
大黒社さんはとても優秀な予想屋さん。
僕は今までに渡って5日間程だろうか、全レースを言われた通りに購入していたのだけど1番負けた日でも5,000円負けくらい(笠松競馬は10Rあるので回収率50%)だった。
僕ら3人は競馬を1日終えると正直に結果を申告して勝ち負けを折半する。
K君やY君は1日に1回も当たらなかったという結果もあるので、1日の最大負け額の比較という点では僕は優秀だ。
しかし僕は一度も勝っていない。
大抵3,000円くらい負けに収まるのだ。
僕はKくんに言った
『10,000円かけて大体7,000円くらい戻ってくるからええやん、計算できるやろ?』
Kくんは言った
『それ競馬やる意味なくね?』
そうだった…
僕は競馬に対して勝つことよりもいかに負けを抑えることしか考えていなかった。
予想屋さんは当たり障りのない予想をするので負け額は確かに少ない。しかし一発逆転といったそれがギャンブルたる楽しさみたいな部分は少ない。
事実K君とY君は万馬券を当てているのだ。
一日ボウズのこともあるが5万円馬券を取ったこともある。
そして僕らの3人のこの笠松競馬における最終目的は
『大勝して金津園に行く!』
それだとやっぱり予想屋から買うのは道理にあっていない。
僕は予想屋に頼ることを諦めたオッズパーク を見れば勝率が上がることも知っているがそれすら禁止に。
予想ができない僕の馬券の買い方
それでも僕は競馬予想はしたくなかった。正直なところパドックに行くのがめんどくさい。
競馬新聞も買ったが分析の仕方もよくわからない。
でも勝ちたい
僕は必死に夢のある効率的な賭け方を考えていた時、1つあることを思い出した。
それは競馬の賭識別払戻し率について。
笠松競馬も他の中央競馬と同じように賭け識別によって払戻し率が異なる。
単勝複勝は80%
馬連枠連ワイド馬単は75%
3連複、3連単は72.5%
どうせ予想ができないのなら少しでも払戻し率が高い単勝複勝に賭けた方が効率的だ。
馬数の少ない笠松競馬なのでそうなると単勝を毎レース1,000円の1点買いしかないだろう。
そして僕は迷う。
どの馬を買えばいいのか…
やはり1番人気を買うか…
しかし僕らが目指してるのは小さな勝ちじゃない。大勝しての金津園だ。
ということで僕は決めた。
オッヅ順に見ていって単勝5倍以上の馬を1点買い
これを機械的に今日の10Rやっていくことにした。
単勝1点買いした僕の結果は、みんなの結果は?
正直なとこ、今日絶対当たらないんだろうなと考えていた僕。
しかしその予想は見事に裏切られた。しかもいい方向に。
2R目 5番パノラマ 単勝9.5倍的中!9,500円
4R目 1番ジュエリーハート 単勝7.7倍的中!7,700円
その日の笠松競馬、有力馬のスタートミスなどが相次いで結構あれたのだ。
全レース終わった僕の結果は
10,000円投資で17,200円回収!回収率172%
大勝ではないけれど充分な結果と言えるんじゃないだろうか。
そして他2人の成績は…
どっちも一度も的中せず!回収率0%!
僕・・ +7,200円
Kくん・・マイナス10,000円
Yくん・・マイナス10,000円
鼻高々なぼくはK君とY君を煽りまくれて超気持ちよかった。
『お前らちゃんと競馬やってんのか^^?たのむわ^^』
と1日に10回くらい言っただろうか。
しかし哀しいのはここから。
僕らは勝っても負けてもお金を折半すると決めているのでその結果
僕・・ マイナス4,200円(端数は1番勝った人が貰う)
K君・・マイナス4,300円
Y君・・マイナス4,300円
こうなるわけで。。
僕はK君とY君にそれぞれ5,700円ずつ渡すことに。
競馬勝ったのにカツアゲされているみたいで少し悲しくなった。
でも今思うと僕ら3人でこうして競馬行くようになって結構経つけれど、お金をもらったことは数知れず。こうしてお金を渡した覚えは全くない。
たまには2人に恩返しできたと思わないといけないのかなー(・ω・)
夜は焼肉食べながらK君の結婚と転職の話に
(LINEで花火って打つとアニメが出る話題から)
やっぱり焼肉といえばマルイチ食肉センターだよねということで、17時半にはお店に行ったのだけれど それでも混んでいて30分ほど待つことに。
今日も思う存分にタンを食べたけれどカルビとロースが期間限定値引きをしていたこともあってお会計は10,000円を切るリーズナブルさだった。
食べ放題の焼肉よりも数倍美味しくてこのやすさな訳だからマルイチ食肉センターが人気な理由がよく分かるね。
その後はコメダ珈琲へ。
今回は2月に結婚をするKくんの転職についての話に。K君の奥さんとなる人は専門的な仕事していて給与がいいようだ。
また、どの場所でも働けるという利点もある。
そこで彼女がK君の転職先に求めたことは
『ブラック企業じゃないこと』
給与が安くても自分が稼ぐから問題ない。ただそのぶん育児や家事をやって欲しいようだ。
どっかで聞いた話だな( ´_ゝ`)
K君自身もそれは承知していて。また子育てのこともあるのでできれば家も実家の近くに買いたいとのこと。
だから今住んでいる場所から近い職場がいいと考えているようだ。
そんな感じで頑張って転職活動しているK君。
結構面接には通っているぽいんだけれど後から実は転勤あります、土日出勤ありますみたいなことを最終面接の時、また内定後に言われるらしく。
それ詐欺だよなw
という話になった。これだけブラック企業が叩かれる時代。
それなのにまだ公示している募集要項と違う条件での正社員募集が行われているのか。
まあ正直なことを始めから言ったらそもそも応募してこないっていう悲しい現実もあるんだろうけれど。
次は名古屋競馬かな。
(名古屋競馬にも行ってきました)
それまでにK君がホワイト企業に転職できてたらええなあと思った。
そして次の競馬は絶対楽天競馬で馬券を買おうと思った。
馬券買ってポイント付くなんて知らなかったよ。