SA-76にしようかなとも思ったけど、これで良かった。
31鍵盤だけどメロディーは大抵弾ける。”犬のおまわりさん”とか”ちょうちょ”ぐらいの童謡なら両手でも。
というか何より持ち運びが楽。
ミニキーボードの袋で持ち運べるのはもちろん、ちょっとした袋にでもスッポリ入る。別に持ち歩かないだろーって思っていたんだけど、コードレスで使えるから結構持ち歩く。
そしてウチの子はまだ自分の部屋をもうけていない。だから家の中でどこでもできるのも助かっている。
音はやっぱり安っぽい。
でもそれはミニキーボードだけじゃなくて電子ピアノにも言えるカシオの特徴。まぁそれ相応の価格だしね。
・子供でも楽に持ち運べるキーボード
・ある程度音楽やっている人の便利ツール
そんな万能ミニキーボードと考えれば十分だ。
カシオSA-46を選んだ理由
ミニキーボードっていってもHACの安いものから、カシオの上位機種SA-76とかいろいろあって。その中でSA-46を選んだのはこんな理由。
コードでも使えるし乾電池でも使える
(コードで使う場合は別売りのこれを買う)
単3の乾電池だけでも演奏できるが6本を使用する。ただしACアダプタの端子もある。だから電源コードをつなげても使用できる。
電池の持ちはいいというレビューもあった。でもやっぱりコンセントから電源を取れるのは安心。
いろんな音楽が流せて、音色も変えれる
電子キーボードの真骨頂はミニでも健在。
・内蔵メロディーは10種類
・パターン(自動伴奏)は50種類
・音色は100種類
別に鍵盤が光るとかは必要ない。これだけの機能があればオモチャとしても音取りとしても十分楽しめる。
それに本物のピアノは光らない。
32の鍵盤数は小学校の鍵盤ハーモニカと同じ
(懐かしいよねこの青色)
いわゆるピアニカ。今でも小学校ではこれを使って授業する。そして一般的なその鍵盤数は32。2オクターブ+ファからドの音。
SA-46と同じである。
少し気が早いけれど、小学校で習うなら今から使っておいても無駄にならない。そんなふうに考えた。
SA-76と比較してもミニキーボードとしての価値は高い
(SA-76はやっぱり中途半端)
SA-46は音楽に慣れるためのミニキーボード。その役割として必要な部分を丁寧に満たしている。
やっぱりサイズ感がちょうどいい
・SA-46の横サイズは45cmほど
・1つサイズが大きい(44鍵盤)SA-76は60cm
どこでも持っていけるからこその”ミニキーボード”。中途半端なものを買うのならベーシックのキーボードを買ったほうがいい。
便利さを求めるならやっぱりSA-46の方がベター。
SA-46を使ってみた感想
ということでSA-46を使いだしてからいつの間にか1年ほどたったので思ったことを正直にレビューしてみる。
意外と鍵盤が滑らか
(2歳の子でも弾けるタッチの柔らかさ)
ほんと軽い。力を入れないでス~っと弾ける。
ただしこれはメリットでありデメリット。鍵盤をたたくのに強弱を必要しない。だからどう叩こうが音は一定。
音に強弱や抑揚がつけれない。
でも子供のおもちゃとは違って、同時に発音はいくつもできる(7〜8音)。だからどんなメロディーでもしっかりとれる。
ミニキーボードとしてはこれで十分。
子供に絶対音感を身につけさせたいくらいなら、カワイのミニピアノP-32を選択肢にいれるのも。
全盲の天才ピアニスト『辻井伸行』さんが子供のころ使っていたと話題に。品薄状態が続いていた。値段は高いが正確な音程精度。価値はある。
ヘッドホン端子があるのは地味に便利
ヘッドホンの端子が搭載されている。それをつなげば周りに音が出ずに演奏することができる。そしてこれは実際に聞いてほしいんだけれど、ヘッドホンで聞くとかなり音が良質になる。
音に立体感が出て中から響く感じ。
今持っている人も是非体感をしてほしい。
ワンタッチでピアノ音に戻せるのがいい
音色を100種類変更できるけれど結局のところ1番使うのはピアノ音。
それに戻したいときにワンタッチで切り替えできるのは地味に便利。オルガン音にも。
10種類のメロディーがやたら子供にウケがいい
・きらきら星
・アルプス一万尺
・くるみ割り人形
・ジングルベル...etc
誰もが聞いたことがある童謡が内蔵。子供と音楽の距離をグッと近づけてくれる。メロディーを流すと踊りだす子供。
それを見るのがとても楽しい。
まとめ 全てがギュッと詰まったSA-46
便利なミニキーボード。どこでも弾けるし、どこにも運べる。
結局のところそれが1番。
電池も3ヶ月に1回交換しただけ。レビューの通りかなり持つ。あまり心配はしないで大丈夫かな。最近は充電式乾電池もあるしね。
改めてこの小ささはよく考えられてる。2つの0.5Wスピーカーは鍵盤の横じゃなくて上にある。だから結構大きな音は出せるけどコンパクト。すんなりカバンに入る。
そして何より子供と音楽の距離が近づいた。
いい買い物ができました。
いつかこんな風に使いこなしたい
リズムパットを使いながら、軽快に演奏されるルパン3世。2.5オクターブのミニキーボードでもこんなワクワクを作り出せる。
ということで今頑張って練習中です。