めっちゃ流行った、というか今期の覇権をとったとまで言えそうなけものフレンズもついに終了してしまった。
久々にリアルタイムで追ったアニメだったけれど今は何だろう、よく出来た一冊の純文学を読んだ後のような心地よい清涼感と、もう毎週けものフレンズを見ることができないという当たり前なんだけど直視したくないような喪失感がある。かっなしー。
(ゲストを変えて永久に続けられそうなアニメだからこそかな)
最終回のあらすじとか
12話目のタイトルは遊園地。
11話にて巨大セルリアンに襲われたサーバルちゃんを救おうと自ら窮地に陥ったカバンちゃん。(11話は急激な展開にマジで焦った)
12話目はそれから数時間経ち明け方が近づくときから始まる。どうやらサーバルちゃんは無事だったようだ。ボスとサーバルの会話がはじまると『サーバル、3人での旅、楽しかったよ』というボスからの不吉すぎるセリフ。
あっ、これって…カバンちゃん脂肪ってこと?
『かばんちゃんを返してよ』
と必死にセルリアンに抗うサーバル。(このときのサーバルちゃんの声が泣ける)
そんな状況の中で博士が登場してOPが流れ出して、そしてフレンズたち全員が集合‼️
みんなで協力してセルリアンを退治&かばんちゃんを救出。かばんちゃんも意識を取り戻す。
そしてよるがあける。そこにボスの姿はなく。
と思ったらボスの本体と思わしき部分を発見。しかしサーバルちゃんが驚いて海に投げるw
そして1月後。
平和が訪れたジャパリパークでパーティーがかいさいされる。もちろんフレンズは大集合。小さくなったボスも。
かばんちゃんの出生の秘密が明かされる。かばんちゃんは帽子についていた毛にサンドスターが当たって産まれた。その帽子はミライさんが被っていたもの。つまりかばんちゃんは髪の毛のフレンズwいや、ヒトのフレンズだったということ。
観覧車を指差すサーバルちゃん。かばんと2人で観覧車に乗る。(最後まで百合要素を保ってくれてありがとう)
そしてフレンズたちはみんなで造った船をかばんちゃんにプレゼント&見送りにみんながメッセージ。
旅立つかばんちゃんと腕にはボス。サーバルちゃんともサヨウナラと思いきや、結局ついていくサーバルちゃんw
以上。とても綺麗な最終回だった。
感想とか気になったこととか
途中でかばんちゃんの手が黒くなって行くのだけれどこれもかばんちゃんがフレンズになったことで、衣装が再生されていく過程だからという捉え方でいいのかな。まあその辺はこれから考察が出て行きそう。
あれだけ火を怖がっていたのにかばんちゃんのために克服しようとしていたところや、1話目くらいででてきた紙ヒコーキのくだりを出してきたりとか最終回は割と泣かせにかかってきてるなーと思ったw
まあ実際泣きそうになったしいい大人が( ´_ゝ`)
これからいろんな考察が出てきそうでまたそれを見たりするのも楽しみなんだけれど、僕にとってけものフレンズの一番面白いとこってそういう謎の部分ではなかった。
作画も正直レベル高いとはあまり思えないし、音楽も別に印象に残りはしない。ストーリーは…。
ただ、間違いなく感動したし面白かった。
ミーハーな僕は初めからけものフレンズを見ていたわけではなく、話題になり始めたころから気になり1話目から10話目くらいまで一気に見た。
1話目、2話目くらいまでは『なんやこれ…幼児向けアニメか』とか思っていた癖に3話目くらいから自分のIQの衰えを感じるようになっていった。
サーバルちゃんの『たっのしー』とか『なにこれー』とかクッソどうでもいいセリフに浸っていく自分に気づく。
そしてこの世界観に浸ることがウォーターベッドに包まれるような気持ち良さにまで昇華していくとき、僕はもうすっかりけものフレンズの虜になっていた。
全くもって何が面白かったのかと聞かれるとよくわからないアニメだった。でもアニメってもともとそうだったよな。小さいときアニメを見る理由を考えてアニメを見ただろうか?いや楽しいからアニメを見ていたはずだ。
2期がありそうな予感は匂わせていたのでまだまだこれからもけものフレンズの世界観に浸れると思うと嬉しいな。絶対2期も3期も劇場版もみてやんでー。(1人で)