共働きサラリーマンの家計簿

アラサーの投資+雑記ブログ

町内会に楽しく参加するような老人になりたい

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うちのマッマがたまたまうちの町内会の公民館の芸能題目としてオカリナの演奏を仕事として依頼された。言ってなかったというか別にいう必要もなかったんだけどうちのオカンはフリーランスだ。

といってもPCの仕事をしているわけではなく、実家で午後はピアノの先生をして午前は外でオカリナの講師を1人でしている。

特に音大を出たというわけでもないんだけれどその無駄に謙虚でお節介な性格も幸いしてか僕が小さい頃からいつも忙しそうにしていた。

 

親の演奏会にいい年して行く息子がいるらしい

 

そんなオカンがうちの町内会の公民館で演奏するときいて、

『ああそう頑張って』

と言っていたら無駄にオカンと仲良いうちの嫁が

『絶対行くよ!行かないとか親不孝だよ』

というわけわからない批判をしてきた。

 

もう僕は30近くにもなり、うちのオカンは55なわけで。

 

普通そんなの行かないやろ。

ナゴヤドームで演奏するわけちゃうで?公民館でのお小遣い稼ぎ演奏やで?

 

 

と文句を言いながら。

 

まあ行ってきた( ´_ゝ`)

 

 

数ヶ月に1回は開かれているらしいうちの町内会の催し物。公民館に行くと誰が楽しいのかが理解できないおばあさんの詩吟がそこでは繰り広げられた。

あれを聞くとまだオカリナの方が楽しい。そう思えるほど詩吟というコンテンツは意味がわからない人にとっては自己満足のようにしか見えない。

 

 

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公民館の壁には子供達の描いた絵とともに日々の地域でのソフトボール大会やらママさんバレーやらの活動写真が貼り付けてあり意外と若い人らも参加していることがわかった。

左上の作品の名前を見て焦った。キラキラとかいうレベル超えてた。

 

グループでの行動が昔から苦手だった自分

 

僕はこういう活動が苦手だ。新しいグループに自分が入るという時にはいつも一定以上のストレスがかかる。

仕事のように目的がはっきりしているところでもそうなのだから、レクリエーションの為に集まるというのは想像するだけでキツイ。

何を話したら相手が興味を持ってくれるのかとか常に頭に巡る。

ぶっちゃけ周りはそんなこと何も考えていないので僕がしゃべらなくたってコミュニティは円滑に回る。そして僕が話すことがあまりできないからって除け者にされるわけでもない。

そうは頭で理解しているんだけれど。なぜだろうかネトゲのグループですら必要以上にコミュニティがうまく回ることを考え過ぎてしまう。

たまたま無視された誰かのチャットでの問いかけを見るだけで何かしらアクションをしてあげないと可哀想かなとか思ったり。

 

そしてまあ事故るw

最近はその性格を自己理解できたからまあそこまではいかないけれど。

 

 

女性の方が生き方って上手だよなあ

 

そういうことを考えると男性よりも女性の方がグループに対して順応するのが早いなあと思った。

案の定公民館に来ていた人はおばあさん、おばさん方が多い。

暇だなぁという意見もあるかもしれない。でもその場所ではみんなが近況を話したり、オカリナの演奏に合わせて声を出して歌ったり。

そう。とても生き生きしている。

なかなかこういう場所に男性がいないのは何故だろうかと考えると、やっぱり男って社会生活下手なんかなーと思う。

オカンは仕事柄多くのおばあさん達と話していて。

その中でよく聞くのが、会社を定年になった後に旦那はずっと家でテレビばかり見てるという話。

近くのコンビニでシニアアルバイトの募集をしていたのでお金が無いわけではないけれど、このままずっと家にいるのも邪魔なので旦那にアルバイトを勧めたら烈火の如く怒られたという話も聞いた。

 

 

何となく僕はその男性の気持ちが分かる。

歳をとり会社で年配者となり身分までついていくと。それは会社だけにおいてと理解はしつつも自分という存在そのものが社会的な認められたと勘違いしてしまうこと。

そして仕事を辞めた時に自分の価値を認識してくれる人や場所がなくてそのギャップをなかなか埋めきれないこと。

そんな本音を言える友達もいつかいなくなってしまったこと。

 

人生を老後までずっと楽しむために今できること

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ある意味これはもう男性だからどうとかそういう話ではなく日本社会が生んだ歪みかもしれない。

仕事がんばれ!評価したら上にあげるぞ!報酬増やすぞ!って40年近く社会に仕込まれて来た人間が急に、もういいっ!お前は自由だっていわれたって何していいか分からんよね。

もちろん旅行に行きたい!だとかはあるかもしれないが老後生活は今や非常に長い。それだけでは到底埋めきれない。

だって赤ちゃんから大学卒業くらいまでの期間はあるわけでずっと旅行行くなんて無理やろ?。。

大事なのは日常パートだ。もちろん趣味に没頭するというのもいい考え。でもそれにしたって長過ぎるほどの期間だし、今の趣味についても老人になったら飽きている可能性もある。(僕の場合は何かしらネトゲしてそうだけど)

 

そう考えると地域の町内会での活動への参加って割と捨てたものじゃないなって思う。もちろんそれを誰かに強制したり、またそればかりに注視するわけじゃなくて。

自分が社会との関わりをもてる場所の数ある中の1つとして肯定的に捉えた方が人生潤いそうじゃね?

 

ってことでスレタイ

過去の栄光や投資のことくらいしか話せない老人にならないためにも。

色んな部分で幅の広い人間になるぞー(体系的な意味じゃなく)