この記事は2017年11月9日に追記・編集をしています
連結決算の打ち合わせと説明で関東にある関係会社に話し合いに。
今回は内部取引の相殺においての実務処理と、税効果会計基準適用の話を伝えに行くのが僕の目的。
みなさんすんなりと受けていただいた。税効果会計基準適用の話はもう少しこじれるかなあと思ったのだけれど特に問題はなさそう。
賞与引当金と退職給付引当金の長短区別くらいなので特に難しく考える必要なんてなかった。
⇒後にいろいろ問題が起きた。
東京に宿泊するときはホテルブーゲンビリアがおすすめ
宿泊したのは三ノ輪にあるホテルブーゲンビリアさん。
一泊朝食付きで6000円。
部屋は狭いかなあと思ったけれどそれなりに清潔でベッドがダブルベット並みの広さ(まくらが2つあったのでデリヘルokてこと?w)
朝食はパンだけなんだけど焼きたてパンが思いの外美味しかったので今度からもここ利用したいなあと思った。
立地がめっちゃよくて三ノ輪駅からマジで歩いて3分だった。
結局連結決算の打ち合わせなんてのはこちらの言いたいことを説明した後は向こうも知識があるわけでもないのでとりあえず言われた通りにやりますよみたいな流れにどこの子会社もなっている。
てことで1時間もすれば終わってしまい後は雑談に。
雑談することはそんなに嫌いじゃない。固い話ばっかりじゃなくて笑いもあるし。
ただ、長い。本当に長い。なんでおじさん方たちは2時間以上もはじめて会う人にそんなに自分の想いを伝えれるのか。うちの会社、関係会社の人たちがおかしいのか?用事が終わった後の雑談が2時間以上あるとかはもう当たり前のようにある。
今回も2社とも話は14時に終わっているのに雑談が4時半まで続いた。
とてもしんどい。
うちの上司も同行しているのだけれど僕と2人でいるときは早く帰りたいと言っている。だけれどもこういう場の時はいつも雑談を上手に聞き役に徹して盛り上げている。
どうしてそんなに楽しそうに人の話を聞けるんですか?と聞いたところ、会話が自分の合いの手によって円滑に進み相手が饒舌になっていく様子を見ると自分も楽しくなると言われて…
ああ、これやばいわ。と思った。
利益を落とす経営の話をきいて
ただ今日行った関連会社の支配人は面白い人だった。その人はあえて自社の利益を落としている、利益率を下げていると話をした。
利益が良すぎると、親会社はそれを当たり前と思うようになるし法人税だって多額を納める必要が出るからと。(それにしても親会社の僕らの前でよー言うわw)
そしてこの利益の落とし方がとてもおもしろい。
①人件費をあえて増やす
・現場の必要人員数よりも少し多めの人員を配置して作業させる
→パートさんの人員を整理することで利益を上げる幅をあえて持たせておく
・週5勤務でヤル気あるようなパートの人は積極的に正社員にする
→事業が拡大して急に未経験社員を募集したところで集まるわけもない。
経費はかかるがあえて正社員としておくことで今後の経営展望も見通しが立ちやすくなる
②黒字となりキャッシュは足りているがあえて毎年していた借入を継続けておく
借り入れにより銀行との繋がりを持っておくことで、毎月銀行との交流を保っておけるし有事の際にまず1番に話ができる。
この存在は経営者にとっては大事だもんね。
③固定資産を持たずにリース物件を増やすことで減価償却費を下げリース費を増やす
これは僕はどうかなあとも思う部分もあるけれどw
減価償却費は最近定額法の流れもあり、時流が早い昨今において経営者としては最も管理のしにくい費用の一つだ。
その費用をできるだけなくしておき、リース物件を多く使う。
もちろんデメリットはある。
長期的に見れば、固定資産を購入したほうが減価償却はいつか終わる。けれどリース費用は永遠。やっている事業内容が変わらなければ前者の方が利益は出る算段だろう。
ただ、これだけスピードの速い世の中だ。普遍的長期的に利益が出続ける事業内容なんてどれだけあるだろう。そしてどれだけ多くの会社における固定資産が使用されないまま除却もされず、ただ減価償却費のみを吐き出し続けているのだろう。
そう考えていくと、現状として高い費用を払いながらも利益をだしていれば後からシフトレバーを変えやすい今のやり方。
これから先を見据えてるなーと思う。
まあ他にもいろいろあるのだけれどこれくらいで。
少し過激な経営者の考え方を聞いて思う次世代への思い
この人がすごい所は、全ての物事を先を見据えてしているということ。
そして何より、雇われ経営者の苦労を知っているが故に次に経営者となる人の為の準備をしてあげているということ。
やっていることが間違いかどうかはさておいて、僕は経営者はみんな当期利益至上主義だと思っていたのでこの話を聞いてとても驚いた。
そういう考え方をする経営者さんが今後も増えていってほしいもんだ。