共働きサラリーマンの家計簿

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トランプ相場で稼いだお金は家の頭金に全て消え気づけばもう30歳間近。経理として働きながらも0から始めたインデックス投資と家計簿の再出発の記録です

本当に医療保険は必要か?オリックス生命の新キュアに入っている僕が検証してみる

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 10,000円以上の買い物をする時。僕はいつも考える

・他に安いところが無いか

・送料は無料か?ポイントは付くのか?

 

でも支払総額100万円を超えるその保険。

それについて僕はきちんと吟味をしただろうか。

よく分からない…でもこれがネットのランキング1位だから。みんなやってるし、自分も結婚したんだからとりあえず始めなきゃ。

そこに自分の意思や考えはなかったように思う。

・保険は難しいもの

そう決めることで考える事を放棄していた。総額100万を超える買い物だというのに。

でもまだ僕はそれを支払い続ける必要がある。

もう一度考えてみようと思った。

本当に医療保険に100万円の価値があるのかを。

 

 

僕が医療保険に支払う金額は生涯で1,058,805

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年払いで32,085円を33回。

僕がオリックス生命の医療保険『新キュア』に対して支払う金額。

終身払いという選択肢もあった。そうすれば1年間での支払い料金はもっと抑えることができる。

ただ老後の年金がどうなるか分からない今、できるだけ定年後の出費は増やしたくなかった自分。

60歳までの短期払いを選択した

 

保障内容としてはいわゆる最低限の入院保障とガン保障

それが生涯にわたり続くかんじ。

・手術10万入院60日で給付金額1日につき5,000

・ガンと診断されたら50万円が給付され、2回目以降も入院をすれば何度でも(1年に1回が限度)それを受けられるガン一時金特約。(我が家はガン家系)

 

医療保険は年齢が上がるほど割高に

新キュアは保険料のシミュレーションができる。似たような条件で年齢だけを変更して金額の試算をしてみた。(但し僕は自分の保険 でFPへ相談をして自分に必要ない保障について外してもらっているから少し値段は安い)

・30歳男性の場合:年間38,507総額1,155,210

・40歳男性の場合:年間67,441総額1,348,820

・50歳男性の場合:年間155,655総額1,556,550

こうやって考えてみると『保険は若いうちに入れ』と言うその言葉。

あながち間違いでもないのかも。

 

控除やポイントまた返戻金を含めた場合の実際の支払金額はいくらになるか

 

オリックス生命の保険料は月払いは5万円、半年また1年払いは10万円までクレジットカードで納付できる。

また、意外と知られていないが払込期間が終了した時点であれば解約した際に返戻金をもらうこともできる。

それに加えて税控除。それらを含めると実際の負担額はどれほどになるのか。

気になったのでシミュレーションをすることに。

  

解約返戻金・・・150,000円分還元

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(医療保険新CURE:特に重要な事項のお知らせより)

新キュアは保険料払込期間が終わり、かつ全ての保険料を払込済の場合に限り入院給付金日額の30倍の解約返戻金がある。

自分の場合:(入院日額5,000円)×30=150,000より

15万円の返戻金があることになる

 

カード払いのポイント・・10,560円分還元

年間32,085円を33回という支払になるので、ポイント還元が1%ある楽天カードを使っている僕の場合

(年間320ポイント)×(33年)=10,560より

10,560円分のポイント還元があることになる

 

税控除・・158.598円分還元

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まずは所得税

 税率は人により変動する。自分の場合は住宅ローン控除をうけている。それで所得税分も還付されるから保険の控除はフルに受けられない。

また僕の年収は割と低いので10%で設定をした。

(32,085×1/2+10,000)×(10%)=2,604

これが33年分となるので2,604×(33年)=85,932

85,932円分の所得税が減額される

 

 次に住民税

一律10%なので(32,085×1/4+14,000)×(10%)=2,202

これが33年分となるので2,202×(33年)=72,666

72,666円分の住民税が減額されることになる

 

 

全ての還元や控除を考えた場合の実際の支払額は739,647円に

・カードのポイントが10,560円分

・死ぬ間際の解約返戻金が150,000円分

・所得税住民税の控除分が158,598円分

合計319,158円を総支払い金額から引いたと仮定すると

僕が実際に負担をする金額は739,647円

それに対して医療保険『新キュア』で僕が選択した

・手術10万円入院60日保障(給付金:1日5,000円)

・ガン一時金特約(診断で50万円、2回目〜入院50万)

これらの保障が本当に価値があるかがポイントだ

 

生涯の平均入院費用を割り出すことは難しい。30歳代の人なら大体40万くらい?

公共財団法人生命保険文化センターが発表をしている生活保障に関する調査でいくつか興味深い入院に関するデータをピックアップした。

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残念なことに70歳代以降のデータはないのだけれどある程度の指標にはなるはずだ。

ただ結局これを見て思う。人生を少し長めに見て85歳まで生きると仮定したとして。そのとき生涯の入院自己負担費用をどのように割り出せばいいのか。

計算方法が分からない。

そもそも入院の日数や費用は個人差が大きいということもあってかこの表を見てみると

(1日あたりの自己負担費用)×(平均入院日数)で導き出されるその数字。

『入院での自己負担費用』と近似値になっていない。

 

とりあえずざっくりでも分かればいいかなと思った僕

入院での自己負担費用と経験有無だけを見て簡単な試算をしてみることに。

・20歳代で過去5年入院経験がある人は100人中7.3人

よって20歳代は1年で(7.3÷5)=1.46%入院する可能性があるとした。

そして20歳代の入院自己負担費用は147,000円。

20歳代が1年間にかかる入院費用の期待値を(1.46%)×(147,000円)=2,146円としてみることに。

こんな感じで寿命を85歳と仮定して年齢別ごとにシミュレーションをしていく

・自分が保険をかけはじめた27歳のときからの生涯入院費用の期待値は427,986円。

・30歳だと42万円ほどに。

意外と妥当にも見えるその数字。もしもっと正確な数字が分かる方がいれば教えてほしい。

 

入院費用の平均を割り出すことは難しいくせにあまり意味がない

入院について調べていくと突き当たる問題がいくつもある。

たとえば入院をする回数について。

入院をする人は短期間にわたって何度も入院を繰り返すという傾向がある反面、生涯で1度も入院をしないという人。それもまた非常に多い。

確かに周りを見てもそう思う。

そしてそれは入院日数についても。

たとえば胃がんや肺ガンは平均入院日数が27日。

それに対してアルツハイマーは225日、総合失調症が545日。傷病別でその入院日数は大きく異なるのだ。

人によってなりやすいなりにくい病気はあるだろうからそれをざっくりと算数で割ってしまうこと。

正直僕にはそこで出された数字に価値を置けない

よって入院費用の平均を出すということは非常に難しいことであると同時に、あまり意味が無いことだということは重ねて注意しておきたい。

 

今30歳が生涯でガンになる可能性は62

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(国立がん研究センター 最新がん統計より

ガンについては興味深い資料を見つけることができた

国立がん研究センターの最新がん統計。その中に自分の今の年齢から逆算して、将来ガンになるかどうかの確率が分かる表がアップされている。(現在年齢別がん罹患リスク)

30歳の場合その確率は62%。かなり高い。

そう考えると僕の入っている新CUREのガン特約は診断だけで50万円をくれるわけだから50万円×62%=310,000より

ガン一時特約には31万円の価値くらいは見いだせる

 

また新CUREのガン一時金特約は1年に1回という条件つきではあるが、再度ガンで入院をした際についても入院の度に50万円がもらえるという特徴もある。

 でも調べていくとこれはあまり意味がなさそうだ

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(アフラック ガンの外来受療率の推移

上記の統計データを見ても分かるとおり、現在ガンの治療は入院ではなくて通院への治療へとシフトしてきている。

医療が今後どんどん進歩していくことを考えるとますますその傾向は強まるだろう。2回目以降のキュアの給付については無いと考えることにする。(それに50万円もらえたところで嬉しくない)

 

医療保険を入る前に高額療養費制度と傷病手当金については理解しておきたい。

入院での自己負担費用平均は221,000円。そう生命保険文化センターの資料には書いてある。

仕事をしていて急に入院をするような病気になってしまったそんなとき。

その出費はかなり痛いものがある。

また、あくまでこれは平均値。たとえばその傷病によってはもっと入院が長引き費用もかさむ可能性もある。

でも正直なところある程度の貯蓄をしておけばそこまで深刻な問題にはならないと僕は考えている。

それは

・高額療養費制度

・傷病手当金

この2つの制度があるからだ。

 

高額療養費制度は健康保険に申請をすれば上限額を超えた医療費が戻ってくる

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(70歳未満の人の医療費の1ヶ月の上限額表)

高額療養費制度ってのはその月での医療費が一定を超えたときにお金が戻ってくる制度のひとつ。申請をしないと何も還付されないので注意すること

また、健康保険の窓口で限度額適用の認定証を発行してもらえば所得に応じた1ヶ月の医療費の上限額(上図参照)は病院が直接健康保険に請求してくれる。

高額を立て替える必要もない。

一般的な収入(年収約370~770万円)であれば1ヶ月の医療費の自己負担はどれだけその金額が高くとも8万円を少し超える程度で収まるわけだ。

安くはないが安心ができる。

 

傷病手当金は病気やケガで会社を休んでいる間に出る手当

傷病手当金とは業務外の病気やケガで会社で働けない人が全国健康保険協会より受けることのできる給付金である。

その1日当たりの金額の計算方法であるが

【支給開始日の以前12か月間の各標準報酬月額を平均した額】÷30×2/3

ざっくりとらえれば給与の2/3は貰えるわけだ。

そしてその支給期限は受給開始日から1年6ヶ月

結構長い。最近CMでよく見る『収入保障保険』という商品は果たしてこの給付金についての説明をきちんとしてから加入者へすすめられているのだろうか。

自分には甚だ疑問なところだ。

 

加入は続けるがやはり医療保険は微妙かもしれない

ここでもう1度整理をしてみる

僕が支払う(実質)医療保険費用は739,647円

・27歳のときからの生涯入院費用の期待値は427,986円

・ガン一時特約には31万円の価値はある

・高額療養費制度で月間での医療費上限は決まっている

・傷病手当金で1年半は収入の保障もされる

 

これらを踏まえて僕が思ったこと。

それは『自分には医療保険は必要なかったな』である。支払金額に見合った保障については上にあげた金額を見ても分かるがある程度の満足はしている。

だからこれはオリックス生命の医療保険『新キュア』に対しての文句ではない。

詰まるところ僕には医療保険へ入る意味がないのだ。

ここまで調べてきて思ったことがある。医療保険に入った方がイイという人それは

・ある程度の貯蓄がない人

これに尽きる。

 

それ以外の場合結局のところ60日、120日の入院保障の医療保険は中途半端になるだけだろう。

数ヶ月の入院をして医療保険からもらうその金額。

それをあらかじめ貯蓄できていれば特に医療保険に入る意味は無いのだから。

先進医療特約なんてこともよく言われているが過剰に宣伝し過ぎである。実際その治療の中で個人が払えないものについては本当に数が限られている。

 

また同時に気づいたこともある。自分にとって本当に価値がある保険。それは入院日数制限のない医療保険だったんじゃないだろうかと。

もちろん支払った金額に対しての見返りは今の保険よりも低いと思う。

でも医療保険なんてものはもともとそういった性質で測るべきの商品じゃない。

万一の事態にそなえれるかどうか。それだけのはず。

そう考えるとやはり価値があるのはそれしかないと僕は思った。まぁもう今更だけど(/・ω・)/

 

しかし保険は難しいな。

今思えば当初は120日保証の日額1万円の医療保険にしようとしていたこともあった。自分の保険 でFPへ相談をしたのは良かったかもしれない。

皆さんには後悔をしない保険の選択をして欲しい