共働きサラリーマンの家計簿

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アラサーの投資+雑記ブログ

【2月5日】相場急落!下げ相場でも儲かるor下落しない投資信託はあるのかを調べてみた

"ほったらかしましょう。資産はそれで成長します"

良く言われるその言葉。

そうかそうか。下落相場が来ても、ほったらかせばいいのか。そんなことを考えて安心する。

 

でも実際それが起きると…

どんどん目減りする保有資産。少し恐い。

みんな同じだからとあきらめる。

 

ふと周りを見渡してみる。

ほったらかしを推奨していた人たち、その多くが資産の売買について言い始めている。

・〇〇を安く仕込みました。

・△△を利確しました。

 

『あれ?ほったらかしじゃなかったの?』

そんなふうに僕は焦る。

"自分だけもしかして相場に遅れている?"

狼狽までしはじめる

 

 

下落相場の乗り越え方を考えてみる

でも結論。何をすればいいのか分からない。

・下落相場でも落ちない資産クラスはあるのか

・儲かる商品はあるのだろうか。

少し考えてみた。

 

また自分の場合

・日中に値段が気になる現物株は買いたくない

・嫁が金融リテラシーゼロ

そんな理由より市場取引ではなく、証券会社と決まった額で売買ができる投資信託を対象とした話をする。

 

直近の相場急落から各資産の騰落を確認

 

まずは今年2月5日に起きた米国株の急落。(NYダウマイナス4.6%の下落)

 主要な資産はそれから1ヶ月、どう変化していったのか。確認してみた。

こういうときは三菱UFJ国際投信の出している”eMAXIS”のインデックス商品を見るのが便利。

その長い実績は指標の確認として信頼できる。

 

また参考として有名なアクティブファンド2本

・ジェイリバイブ

・ひふみ

そしてS&P500の動きも知りたい自分。

『iシェアーズ米国株式インデックス』のパフォーマンスも載せている。

 

アメリカ株が落ちれば世界の資産も落ちる

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 直近1ヶ月、ほぼすべての資産が真っ赤。

 特に1番ひどいのは日本株式、相場をしばらく見てきて思うがこのクラス。完全に為替、そしてアメリカ株の思うがまま。

いいほうにも悪いほうにも大きくなびく。

 

先進国リートは既に年初から下げ始めた

実は僕が1番注目したのは先進国REIT直近6ヶ月でもマイナスだ。株式が高騰をするなかで、今年は1月からマイナス成長。6%程一気に下げた。

自分はiDeCoをこの資産クラスでしていた(三井住友DC外国リートインデックス)ので良く分かる。

 

国債のみプラスだけれど火消し程度

唯一、マイナスになっていない資産クラスがある。それが日本債券。

しかし結局、『これを保有しておけば安心か?』と言われるとそうでもない。

3年でのトータルリターン(年率)0.9%。

 

気持ち程度の火消しの役割。

そんな感覚で保有するのがベター。自分の場合は340万を一括で投資した際、このクラスを35%分(119万円)購入した。

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そんな340万の資産運用。直近1ヶ月はマイナス2.5%にとどまった。

確かに下がってはいる。でもマイルド。個人投資家は投資のパフォーマンスが心の健康、ライフワークにも直結する。

はじめはこんな資産に投資をせずに株100%でよかったと思っていた自分。でも今は"国債を持つのは悪くないのかな"と思っていたり。投資なんてそんなもの。

 

下落相場であがったものは何があるか

 それでは次に、直近1ヶ月でどの投資信託が高騰したのか。最も商品数の多い SBI証券 の中から探してみた。

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(3月2日時点。前月比上位の10商品)

 

上位はベア型投信で7位まで独占

1位 SBI 日本株3.7ベア 値上がり率35.98%

2位 楽天 日本株トリプル・ベアⅢ 値上がり率29.26%

3位 野村 ブル・ベア セレクト7(円高豪ドル安トレンド7) 値上がり率13.49%

上位7つまでが連動指数と逆の動きをするベア型商品。

株安になっているのならこれらがあがるのは当然。レバレッジものはその3倍近くの値動きをする。

 

ただし結局、これらは短期的な商品でもある。歴史的に見れば指数はずっと上昇してきた。なので自分の投資方針となる

"できるだけほったらかし"

それとは大きく異なるもの。

またこういった短期的な売り買いをする場合なら投資信託より、リアルタイムで値動きがある上場型投信(ETF)を買う方が適しているとも考える。

www.shunpon.com

 

テーマ型投信は当たれば不況は関係なし

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(サイバーセキュリティ株式OP 目論見書より)

・9位 三井住友-グローバルAIファンド(為替ヘッジあり) 値上がり率1.55%

・10位 三菱UFJコクサイ-サイバーセキュリティ株式オープン(為替ヘッジあり) 値上がり率1.18%

この2つ。下げ相場の中でも騰落率上位9.10番目に入った稀有な商品。

・前者(グローバルAIファンド)はAIの進化や応用によって高い成長を見込める世界の企業に投資。

・後者は(サイバーセキュリティ株式オープン)はサイバーセキュリティを得意とする関連企業。

どちらも日本だけではなく世界へと投資を行う。

 

AIまたブロックチェーンが急速に注目される今。

これら銘柄は、一時的な相場の下落に影響されないほどの期待をあつめている。またリーマンショック時でも"ウェザーニュース"や"ぐるなび"などの情報サービス関連業は値を下げなかった過去がある。

それらを踏まえるとネット関連事業はそれなりに不況に強いとも言えそうだ。

 

恐怖指数連動型バランスが面白い

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(T&D米国株式モニターファンド 目論見書より)

・8位 T&D 米国株式モニターファンド 値上がり率3.11%

ポツンと1つだけバランスファンドもランクイン。しかしこの投資信託。バランスといっても複数資産の組み合わせではない。

・アメリカ株式(S&P500)

・VIX先物指数

その2つの指数を対象に投資をする商品だ。

VIX指数とは株価の変動が大きくなると(相場に不透明感を感じて)高まる指標。だから恐怖指数ともよばれることも。その先物へとこの商品は投資する。

そしてそれと相反する株式(S&P500)にも。

 

具体的にはベクター戦略という運用方法をとる

・株式変動が安定⇒S&P500の比率多めにする

・株式変動が大きい⇒VIX先物指数の比率を多めに

市場が下落局面でもVIX先物指数の投資によって収益機会のチャンスを逃さないという訳だ。

 

絶対収益型商品は費用に見合わないリターン

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(BNYメロン・リアル・リターン目論見書より)

ここまできいてしまうと

・T&D 米国株式モニターファンドって凄くない?

・これこそほったらかし投資に最適?

とも思うがまぁそんなにうまくいかない。

 

T&D 米国株式モニターファンドのリターン(年率)

(1年)・・14.99%

(3年)・・0.32%

(設定来)・・2.47%

2018年3月3日時点。 設定来は2014年2月末

 

やっぱり中途半端。

たとえばS&P500のインデックスファンド『iシェアーズ米国株式』の直近3年のリターン(年率)は9.85%。

またS&P500指数の場合、リーマンショックを含んだ10年ですら年率は平均7~8%あるわけだ。

そのリターンにとても追いつけると思えない。

 

似たものとしては『絶対収益型』の投資信託がある。

この場合はアクティブファンド。

ファンドマネージャーが

・相場が下がると思えば現金化または空売り

・相場が上がると思えば買いなおし

こういった感じで運用する。

しかしこれらのファンド。やっぱりリターンは微妙。

例としていくつかの絶対収益型投信をあげていく

 

BNYメロン・リアル・リターン・ファンドAコース(為替ヘッジあり)

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世界の株式、債券、通貨に柔軟に対応して絶対収益を追求して運用を行う。

信託報酬・・1.827%

信託財産留保額・・0.3%

(トータルリターン)

(1年)・・0.99%

(3年)・・-1.27%

(設定来)・・1.02%

2018年3月3日時点 設定来は2013年3月22日

 

AI日本株式オープン(絶対収益追求型)

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(AI日本株式オープン 目論見書より)

・日本株式個別銘柄戦略

・日本株価指数先物取引戦略

2つを組み合わせることで絶対収益の追及を目指す

 

買付手数料・・2.16%

信託報酬・・1.296%

こちらはまだ設定来が新しい(昨年2月)が設定来リターンは1.34%。2017年には20%のリターンを誇ったTOPIX。それと比べるとあまりにも寂しい運用結果。

 

やっぱり絶対収益型は微妙

 

まとめ 下げ相場を受け止めれないなら今の投資は適切じゃない

今までの話を少しまとめてみる。

 

アメリカ株が下落すれば他の資産クラスも落ちる

リーマンショック、また2018年2月からの下げ相場からいえることは結局これになる。

・新興国、日本などの地域分散

・REITや債券など資産分散

いくら運用資産を分散をしたところで大なり小なり落ちていく。

チャイナショックではある程度その影響は限定された。しかしアメリカ株は全世界株の5割以上の時価総額。その影響は世界に及ぶ。

日本債券への投資はそのリスクヘッジとなりうるがあくまで動きはマイルド。損失を打ち消すほどの過信はしない、できない。

 

下落相場でもあがる商品は主に3つあった

・指数と反対の動きをするベア型投信

・今現在のトレンドにあるテーマ型投信

絶対収益型の投資信託

ただしその全部には"クセ"がある。

ベア型投信は長期の保有に向かない。それが長期的にリターンをあげている歴史は未だない。

テーマ型投信は個別株のようなもの。相場や地合いが読めるのであればやってみるのも。

絶対収益型の投資信託。夢はあるが悲しいことに長期的にパフォーマンスをあげている商品、今のところ特になし。

 

結論:下落相場で儲けようとするのは素人にはキツイ

相場も読めなきゃ知識もない。結局、下落相場であがる商品をスポットで保有したりすることは素人には難しいのかなと。そうなると自分が考えることは一つ

・下落相場を受け止めれる資産配分にしておくこと

 

たとえば自分。上でもあげた340万の一括投資。

僕はその内の35%(119万円)をリターンが見込めない国債に投資した。"あほくさい"と思ったりもした。しかしそのおかげかこの下落相場でも冷静になれた。

これを全額株式にしていたら今頃パニック。

 

ただし、狼狽しない自信があるのなら全部株式でもいいとも思う。長期的にはそれが1番リターンは高くなるだろうから。

しかし結局のところ、僕は個人投資家だ。

そして人生は金をためるゲームじゃない。

資産の目減りによるストレス。それも人生の大きな損失。コインチェック騒動を見ても分かることだ。

資産運用はあくまで脇役。人生においての主役じゃない。そう思える資産配分を考えたい。

 

余談:ちょっとひふみの話をします。

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(ひふみ2009年9月30日の月次レポート)

局面によってはキャッシュポジションを5割持つ。

そんなことをいうファンド。それがひふみ”。実際にリーマンショックの起きた2009年9月のひふみの月次レポートを見ると現金比率は47.83%。

非常に高い。

信託報酬の高いアクティブファンド。投資しないことは批判も浴びただろう。

しかし結局それは功を奏した。今となっては超人気ファンド。2018年1月末の月次報告書を見るとひふみの現金比率は3.8%。

今後現金比率がどうなるか。それが個人的に楽しみだ