共働きサラリーマンの家計簿

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アラサーの投資+雑記ブログ

リーマンショックはどれだけの年月相場に影響をもたらしたのか、今一度株価を見て振り返る

乱高下する仮想通貨の相場。それを見て多くのインフルエンサーが繰り返した言葉がある。

 

『ガチホしましょう』

 

ガチホ。それはガチなホールド

ずっと持っていればいつか上がっていく。だからこのまま持っていよう。

その言葉。ある種、信仰めいたもの。

でも投資なんてそんなものだと思っていたりもする。

ある程度の値下がりに対して、それが有効な手段であることは事実。狼狽買い、また狼狽売り。それをするくらいならよっぽどいい。金銭的にも精神的にも。

 

しかしこのガチホ。あくまで信仰の域を出ない。

あまりに下がっていくとその言葉。どんどん胡散臭くもみえてしまう。

先に出した例が仮想通貨。

今や多くのガチホ信者がそれを手放し始めている。

 

これはガチホに値する価値があるのか?

そんなことを疑問に持ち始めてくるわけだ。

 

 

自分はアメ株の投資信託をガチホできるのか?

その市場への参加をしていない僕。でもそれはとても対岸の出来事には見えなかった。

何故なら昨日、2018年2月5日に起きた"5%近いダウの落ち込み"。(1175.21ドル。マイナス4.6%の下落)

 

それが何度も続いていけば。。。

自分が去年よりずっと保有している、また今も毎月積み立てているアメリカ株の投資信託。それを

"持ち続ける=ガチホできるか"

とても不安に思ったからだ。

自分の資産が毎日目減りしていく中。何を信じてまた頼りにしていけばいいのか。

それは経験してみないと分からない。

 

リーマンショックで相場はどれだけの影響を受けそして回復したのか。実際の株価で振り返る

 

リーマンショックを振り返り暴落の実際を調べてみた(時期は諸説あるが2008年9月15日とここでは設定)

・どれだけの期間の間、相場は下げ続けたか

・回復にいたるまでにかかった年月は?

当時の日次株価を見ることで把握していく。

 

対象とした指数は

・S&P500(実際に自分が投資している)

・NYダウ

・日経平均

以上の3つだ。

 

もちろん、それが分かったからといって今後に何か活かせるというわけではない。あくまでも過去のデータ。

ただし自分が生まれる前からずっと続いてきた株式市場。その歴史は僕の気休めとなってくれるのだ。

僕がアメリカ株の投資信託をガチホする理由として。

 

S&P500は6ヶ月間かけて45.9%下落したあと1年9ヶ月かけて元の値に(2年3ヶ月影響)

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2008年9月15日の始値は1250.92で終値は1192.7

-4.7%の下落から相場の崩壊は始まった。

最安値となったのは2009年3月9日。その終値は676.53。当初から-45.9%の下落へと転じている。

暴落はじめから約6か月後のことになる。

 

そして元の値へと戻ったのは(※1)2010年12月21日。終値は1254.6。

リーマンショックから2年3ヶ月かかかった後に元通りへとなったのだ。

(※1)リーマンショック直後の日を除く

 

相場の崩壊から回復までの月次データは以下の通り。

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(参照:investing.com 米S&P500過去のデータより)

最大の下落幅となった翌年。2009年には20%を超える成長を見せその損失のリカバーが非常に速いことが分かる。

 

年次リターンは以下の通り

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下落の後にチャンスあり。リーマンショック前の数字(1250.92)で見ても、2年半抱えていれば元通り。5年抱えてれば1.5倍にもなっている。

ガチホは3年すれば十分に報われたというわけだ。

 

ダウは6ヶ月間かけて42.7%下落したあと1年8ヶ月かけて元の値に(2年2ヶ月影響)

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2008年9月15日の始値は11416.37で終値は10917.51。

-4.42%の下落から相場の崩壊は始まった。

最安値となったのは2009年3月9日。その終値は6547.05。当初から-42.7%の下落へと転じている。

こちらも初の暴落から約6か月後。

 

そして元の値へと戻ったのは(※1)2010年11月4日。終値は11434.83

リーマンショックから2年2ヶ月かかかって元通りへとなったのだ。

(※1)リーマンショック直後の日を除く

 

相場の崩壊から回復までの月次データは以下の通り。

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(参照:investing.com ダウ平均過去のデータより)

S&P500とほとんど同じ動き。少しだけダウの方が値を戻すのは早かった。

 

年次リターンは以下の通り

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S&P500とほとんど同じ値動き。リーマンショック前は11416.37。こちらも2年半抱えていれば元通り。5年抱えてれば1.5倍にもなっている。

ダウのガチホも最低2年半の我慢が必要だった。

 

日経平均は6ヶ月間かけて41.3%下落したあと4年かけて元の値に(4年6ヶ月影響)

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日経平均のリーマンショックはアメリカより1日遅れ。

2008年9月16日の始値は12028.45で終値は11609.72

-4.95%の下落から相場の崩壊は始まった。

最安値となったのは2009年3月10日。その終値は7054.98。当初から-41.3%の下落へと転じている。

初の暴落から約6か月後のことになる。

 

そして元の値へと戻ったのは(※1)2013年3月8日。終値は12283.62

リーマンショックから4年6ヶ月もかかかって元通りへとなったのだ。

(※1)リーマンショック直後の日を除く

 

確かに2011年に起きた大震災の影響は大きい。

ただしアメリカ、2010年にはリーマン前の状態に株価を戻している。それを考えるとやはり日本は遅れていたと言わざる得ない。

アメリカが必死で損失の挽回をしている時、日本の政権は自民党から民主党鳩山由紀夫内閣に。(2009年9月~2010年6月)

政権争いなどやっている場合ではなかったのかも?

 

相場回復までの月次データはあまりにも長いので一部割愛。2年分だけ載せておく。

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(参照:investing.com 日経平均のデータより)

 

日経平均の年次リターンは以下の通り

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2009年に20%近い回復をしたところまではアメリカと似た動き。問題は2010年。日本はこの時、他国に対して完全に遅れを取ってしまっている。

そして 2011年3月には震災が起きる。

それさえなければ、そう考えても意味はないがどうしたって考えるのが人の常。

リーマン前の数字(12028.45)で考えるとガチホは4年半かけてやっと報われる。流石にキツイ。それは人の人生には長すぎる。

 

まとめ

S&P500は相場の崩壊から6ヶ月かけて底値に。そこから1年9ヶ月かけて元に戻った。(市場への影響期間は2年3ヶ月)

5年保有していれば1.5倍近くにもなっている。

 

ダウは相場の崩壊から6ヶ月かけて底値に。そこから1年8ヶ月かけて元に戻った。(市場への影響期間は2年2ヶ月)
こちらも5年保有すれば1.5倍近くに。

 

日経平均は相場の崩壊から6ヶ月かけて底値に。そこから4年かけて元に戻った。(市場への影響期間は4年半)

ただし2011年の震災は加味する必要がある。

 

とりあえず分かったこと。アメ株はリーマンショックがあっても2年半もすれば十分に元どおりになっていた。

でもそれは当事者にとって光の見えないトンネル。自分がその時に割り切りをしてガチホできるか。それはやっぱり分からない。そしてまた、相場への不安はデータだけでは分からない。

 

アメリカ株。アメリカ市場。そこに価値を見出せなくなる時が来るかもしれない。なってみなければ分からない。 

とりあえず僕に言えること。

100年に一度とも言われたリーマンショック。自分が生きてる間にはもう来ないで欲しいだけ。