共働きサラリーマンの家計簿

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トランプ相場で稼いだお金は家の頭金に全て消え気づけばもう30歳間近。経理として働きながらも0から始めたインデックス投資と家計簿の再出発の記録です

SBI中小型割安成長株ファンドジェイリバイブは超オススメ?組入銘柄や特徴を徹底的に調べてみた

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先日僕はSBI証券の確定拠出年金について

・オススメ商品

・検討の余地がある商品

・あまりオススメできない商品

といったカテゴリ分けをした。

これだけ商品が多いとホント何を選んでいいか分からないと思ったので今でも結構有用な記事なんじゃないかなぁと思っていたりする。

 

www.shunpon.com

 

特に今もその時に書いた記事を見て間違ってるとまでは思っていないのだけれど先日モーニングスターの記事をみて少し考えが変わった。ちょっと僕は日本株式(特に中小)に対してのアクティブファンドにごめんなさいしないといけないのかなぁと。

その記事の中では2016年後半と2017年度上半期においての資産カテゴリ別の高リターンの投資信託結果が発表されていた。結果は以下の通りだ。

 

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(参照:モーニングスターコラムより グロースってのはアクティブファンドのこと)

 

中国やインドなどを含んだ新興国株式のリターンが高いということはもちろん分かっていたのだが、それらを抑えて2017年度上半期最も良パフォーマンスだったカテゴリは国内小型のアクティブファンドだったのだ。

めっちゃ意外。

それはもちろん確定拠出年金についても同じで。

直近1年間において最もリターンの高かったSBI証券確定拠出年金の商品は『SBI中小型安定成長株ファンド ジェイリバイブ』(以後ジェイリバイブと略)でありトータルリターンは52.09%。高すぎる。

 

日本株式のアクティブファンドすごすぎる!!と思った僕。

けれど他のファンドについてはリターンは20%を超える高さを示していたもののジェイリバイブと比べれば遥かに落ちる利回りであり同系統と考えていたあの人気ファンド『ひふみ』についてもそれは同じだった。

 

いったいジェイリバイブってなんなんだ?

 

ジェイリバイブってどんなファンド?基本情報を調べてみた

まずこのファンドの全てのスペックを知る必要があると思ったので下記にジェイリバイブの情報について分かったこと全てを記載していく。情報は全て2017年8月15日時点のものだ。

 

ジェイリバイブの基本情報

投信会社名:SBIアセットマネジメント

投資カテゴリ:国内小型アクティブ

購入時手数料:無料(SBI証券、楽天証券他)

信託報酬:1.836%(税込)

信託財産留保額(解約時費用):0.3%

決算:年1回

購入単位:1口単位。金額指定での購入は不可

分配金:特に出していない

 

ジェイリバイブの特徴

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(EPSってのは1株あたりの純利益のこと PERってのは株価÷EPSのこと)

 

ジェイリバイブは割安性・成長性の高い中小型銘柄に投資をするファンドであるとうたっているがこれは他のアクティブファンドについても同じようなことをいっているので特徴的なのはここから先の部分。

株価が下落した銘柄から財務安定性に優れ、業績も安定しており、わが国の経済社会に貢献すると考えられる企業の株式に厳選投資するというところ。

株価が下がるということは市場の投資家から何らかの理由でネガティブな印象をされたからということに間違いはない。しかしそれでもあえて値下がった株を買うというこの文言。よほどの自信がなければまず書くことはできない。

その自信はいったい何からくるのだろう。

徹底的な企業の業績調査もさることながら、ジェイリバイブに投資助言をしているエンジェルジャパン・アセットマネジメントは年間約1,000社にわたる経営者と個別の直接面談を実施している。

それに加えて証券アナリストが担当していないような中小型株について企業調査をしているという点がジェイリバイブの強気な投資方針を可能にしており結果として高リターンを生み出しているのかもしれない。

 

 

 

ジェイリバイブの年間リターンは?

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(2017年は2月まで)

 ジェイリバイブは設定日が2006年ということよりリーマンショック期である2008年についてもそのリターンを見れることは他のアクティブファンドにはない良さではないだろうか。

2008年のリーマンショック時にはTOPIXが40%の下落があったようにジェイリバイブも同等レベルの落ち込みとなっているが特筆すべきは3.11の起きた2011年。

この年は日経平均が8,000円台前半まで落ち込むほどの経済的なショックがあり事実TOPOXの年間リターンについてもマイナス17%ほどと大きくマイナスである。

しかしそれにもかかわらずジェイリバイブは年間6.74%のリターン確保に成功。

そしてその勢いは収まらない。結果としてジェイリバイブは昨年にいたるまでのすべての年別リターンにおいて、TOPIXを上回る結果を残している。

このファンドほど長期間においてパフォーマンスを残し続けたアクティブファンドもないのではないだろうか。

 

 

ジェイリバイブ、ジェイリバイブ2、ジェイリバイブ(DC年金)との違いは

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(簡単にだが表にしてまとめてみた)

 

分配金がでない(再投資)、口数買付しかできない、総合口座でしか購入できないのがジェイリバイブ

分配金がでる、金額買付と口数買付どちらもできる、NISA口座で積立購入できるのがジェイリバイブ2

ジェイリバイブの融通の利きにくい設計を少し崩したのがジェイリバイブ2といった印象だろうか。

 

分配金がでるというということはその分についての複利効果を得ることができないという点から長期的な資産形成という観点から見ればマイナスではあるが現金収入を定期的に得たいという人にとってはメリットにもなりうる。

 

また、信託報酬についてはジェイリバイブ2の方が少しだけ安く決算期もジェイリバイブと異なり年に2回ある。

ジェイリバイブ(DC年金)についてはジェイリバイブ2のように金額買付もできる上に分配金再投資をしてくれるという点で、より長期の資産形成に向いているといえそう。信託報酬が0.2%ほどジェイリバイブよりも抑えられている部分もポイントだ。

 

 

ジェイリバイブの組入銘柄は

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 (基準日 2017年2月28日)

 

上から順にニチハ、プレステージインターナショナル、日進工具、前田工繊、SHOEIと続く。どれも一般消費者からすとると何の会社からすら分からないので上位3社をざっくり調べてみた。

ニチハは窯業系外壁材を主体とした住宅建材メーカーであり過去5年において人員を増員することなく売上高と営業利益を伸ばし続けている優良企業。2017年3月期においては営業利益率10%超えも達成している。

プレステージ・インターナショナルは自動車保険のロードサービスや海外旅行保険の事故受付を行うBPO事業を展開。同会社も前期より大きく売上高、営業利益を伸ばしておりまたその財務体質においてもその高い流動資産比率を見れば堅調であることが分かる。

日進工具は小径エンドミルの製造販売を行っており消費者からすると馴染みは薄いかもしれない。しかしここ最近においてのIOT拡大等の動きによりその販路を広げている。2017年8月には予想以上に営業利益を確保できる見通しがうまれたことから業績予想を上方修正したほどである。

 

自分が知っている会社は東京精密とアミューズくらいだろうか。市場別の組み入れ比率については東証1部が約70%東証2部が11%を中心にして、ジャスダックやマザーズ市場までと幅広い投資を行っている。数年前については東証1部組み入れ比率が今より低かったことを考えるとそのいくつかが昨今において一部上場への昇格をしたと考えるのが妥当なところだろう。また現金比率については5%である。

 

ちなみに最新の情報が知りたい場合については『ジェイリバイブ 週次レポート』と検索すればすぐにそれを知ることができる。

ジェイリバイブのすごいところは販売用資料としてのレポートを毎月ではなく毎週出しているところ。その中ではきちんとした活動メモと、組入銘柄の報告がされている。

7月28日付のレポートでは二輪車用の高級ヘルメット世界首位を走る会社『SHOEI』が紹介されていた。渋い。。

 

 

ジェイリバイブって他の投資信託と比べてどうなの?(ひふみ、ニッセイ日経225と比較)

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(いずれもデータは2017年8月15日時点)

 

比較対象としてわかりやすいかなと選んだのは、日本株式クラスのアクティブファンドとして圧倒的な人気を誇る『ひふみ投信』と同クラスにおけるインデックスファンドとして現在最も積立が行われている『ニッセイ日経225』

ニッセイ日経225は本来であれば指標が日経平均株価なのでジェイリバイブやひふみと並べるにはふさわしくないかもしれない。TOPIX連動の三井住友日本株式インデックスにしようかとも思ったのだけれど、よく考えたらアクティブファンドに指標なんてないようなものなので一番わかりやすい人気順とした。

 

一目して分かる圧倒的なリターンの差。たとえばこの5年間での年率リターンを仮定として、1年間に100万円を積立をしていくとして10年後の3者比較をすると

ジェイリバイブ・・12,429,167円

ひふみ投信  ・・11,599,106円

ニッセイ日経225・・11,155,081円

以上のような金額となる。

ひふみとニッセイの金額差よりもジェイリバイブとひふみにおいての差の方が圧倒的に大きい事が分かると思う。同じ優秀なアクティブファンド同志でもこれだけの差がつくのだ。

 

しかし僕が注目したのはジェイリバイブのリターン差だけではなくてそのリスク管理について。それは上の表のシャープレシオをみると如実に表れている。

シャープレシオっていうのはリスクに対してどれだけリターンが得られたかということを測る指標であり、高ければ高いほど投資の効率が良いということを示す。

となると、ジェイリバイブのシャープレシオを他と見比べた場合、圧倒的に優れた数値をそれが誇っていることが分かると思う。そして今回その比較対象とした2つのファンドについてのシャープレシオは決して悪い数字ではない。むしろ非常に投資全体としてみれば大変優れているのだ。

このことより、ジェイリバイブは圧倒的なリターン実績をあげていながらもそのリスク管理については適切な運用がされてきたということがいえるだろう。

 

 

ジェイリバイブについて調べてみておもったこと、買うべきか?

正直めっちゃカッコいいアクティブファンドだなぁって思った。

高い信託報酬について生まれそうな不満を、結果を残すというただ1点で抑えている。

ジェイリバイブⅡやDC年金版が出るまでは購入方法だって口単位でしか買えず金額購入不可、ひふみのように親しみやすい広告や投資セミナーがされるわけでもない。

ただ、本来アクティブファンドに求めるのは何と言おうと結果なのだ。

圧倒的な結果をもってその存在意義を示すジェイリバイブは超渋くてカッコいい。

 

また、インデックス投資をし始めた時の僕の理由はそれについて著名の方が良く言われていた

アクティブファンドは手数料ばかり高いが大抵の場合それらは指標となるベンチマークを超えることができない

この言葉を信じていたから。

さわかみファンドなんかはそれについてのモデルケースみたいな扱いをされていて今思えば可哀そうだった。

もちろんアクティブファンドにはこういったケースが往々にしてあることは間違いないのだろう。

しかしね、そういった投資の達人も一応自分のような投資初心者に対しては、きちんと『信託報酬が高いけれど確実な結果を残しているファンドもある』という事実を教えて欲しかったなぁと今となっては思ったりもする。

 

そして肝心のこのジェイリバイブを僕はNISAやDC口座で買うのかどうかだけれど、とてもオススメな商品だけれど自分は買わないという選択でいこうと思う。それはこのファンドに対して文句があるという訳ではなくて、日本株式クラスだからという理由のみだ。

自分は日本のサラリーマンであり、これからもそれは多分変わらない。そうなったとき投資についての自分の中での立ち位置は資産形成であるとともに、働くことへのリスクヘッジという目的にある。

うちの会社は日本の景気が良ければそれに伴い業績も上がるし逆もしかりだ。

それだとやっぱり日本株式クラスへの投資は現在の仕事に対してのリスクヘッジになっているかどうかは疑問なところ。いや我が社の場合はならないとまで言い切れる。

 

ということでジェイリバイブについては買う予定はなし。でも本音としてはSBI証券で自分が確定拠出年金をしていたら、DC年金についての信託報酬が通常よりも0.2%程低いというお得感もあって投資していたかもしれないなぁとも思う。

やっぱり選択肢が豊富すぎるとどれにしていいか分からないもんだ。

今更ながら自分には楽天証券の確定拠出年金があっているのかなぁと再認識した。

そしてここまで書いたからにはSBI証券の確定拠出年金のオススメ商品についての記事にジェイリバイブをオススメの1本としてあげとかないとなぁと思った。