共働きサラリーマンの家計簿

アラサーの投資+雑記ブログ

くらがり渓谷でハイキングとマス釣りをしてきた。料金とか行き方追記

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人は形にして見せてもらうまで、自分は何が欲しいか分からないものだ。

あのスティーブ・ジョブズさんの名言である。

だからこそ彼は自分たちが先回りして、客がきっと欲しくなるものであろうものを提供した。そうして今のAppleがある。

これは別に企業が提供するモノやサービスの限りではなくて、僕のようなサラリーマン、また悲しいことに休日にすら求められるマインドな訳で。

女性が言う何でもいいよ(ラーメンとか牛丼はNG)に対して僕はいつもオシャレなイタ飯屋を探していて、それらに飽きが来そうな時はハイセンスな和食を食べに行っていた苦労を彼女達は知らない。

それは結婚しても変わらなかった。僕は嫁の発するイベント催し待ちオーラに毎週怯え続けている。

安価で体験型のスポットはもう行き尽くした感があったんだけれどヒカキンの釣りの動画を見て僕は閃いた。

そうだ川釣りに行こう。

ちょうど名鉄の株主優待乗車証を128,800円でヤフオクで落札したところだったので6月15日までは2人分の名鉄電車バスが自由に乗れる。

たまにはバスぶらり旅もええやんと思ったので調べていくと、男川やなという鮎釣りスポットがあったのでそこに行こうかと企画をした。

 

男川やな、くらがり渓谷へのバスでの行き方は過酷だった

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(土日休み名古屋からのバスでの行き方と料金)

AM7時名古屋駅→名鉄名古屋本線→知立駅まで

AM7時27分発知立駅→名鉄名古屋本線→本宿駅に51分着

8時15分名鉄バスに乗って30分ほどでくらがり渓谷に着く。

名鉄電車料金860円、名鉄バス料金600円で計1,460円(片道大人1人)

 

車で行けよという意見も、勿論あるだろうが僕は30分以上の運転をしたくないというかできない人間。どうしても公共交通機関を使う必要がある。

バスの予定表を見れば分かるがご覧の通り、乗り過ごした時点で死を意味していてさすがに帰りについてはタクシーでいいかなと思っていた。(結果的に乗らなかったけれど、くらがり渓谷→名鉄本宿までのタクシー料金は5500円と割と高いので気をつけて)

朝は6時30分過ぎに家を出て名鉄電車に乗り本宿駅へ。20分ほど待つときちんと定刻に来るバスは、僕ら家族と2.3人しかいない客を乗せて走り出した。

はじめは男川やなに行こうと思っていた僕だけれどバスに乗って景色を見るとドンドン不安になっていく。

あまりにも田舎な光景。また、男川やなは鮎釣りしかすることがない。9時前に目的地について鮎釣りしたところでせいぜい2時間。昼前に帰ってしまって消化不良な感じにならないだろうか。嫁は満足するのか?

どうせ面倒なお出かけだからこそ僕としては1回のお出かけに対して密度の濃いものにしたいという思いがある。

そこで気になるバスの最終目的地である、くらがり渓谷という行き先。ここなら何となく名前的にも観光地っぽくなっていそうかなと予測した。

ということで急に行き先を変更して僕らはくらがり渓谷へと向かった。

 

くらがり渓谷は川じゃなくて本宮山の登山コースだった

その場所についたとき僕らは唖然とした。

川を想像していたのに看板にはハイキングコースが表示されていて僕らのような観光客は皆無。(7月に入ると多いらしいが)

たまにすれ違う人は完全に格好が登山家のそれだった。

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しかしなんか盛り上がってしまった僕と嫁。パンフレットを見るとハイキングコースの最終目的地はまぼろしの滝と呼ばれる場所。

パンフレットには名所を写真で表示されているのだがこの滝だけは、『君の目で真実は確かめろ』みたいなVジャンみたいな見出しがあるだけで写真はない。

確かめてやろうじゃないかという気持ちになり僕は10kgを超える息子を抱っこ紐で抱いて嫁と歩きだした。

はじめは楽しかったハイキングだけれど1時間を超えて疲れが見えてきた。現在地を確認するとまだ目的地の半分ほど。諦めようかと提案する嫁に、もう少しだけ行こうという僕。

そんなやり取りを繰り返してたらいつの間にか1時間半ほど歩いていた。急にしんどくなった僕は今度は自分から嫁に帰ろうかと話した。

でも彼女は『もうここまで来たらまぼろしの滝目指そう』と意識高いモードにチェンジしていた。既に熟睡している10kgを超える子供を抱っこしながら僕らは再度まぼろしの滝を目指した。

 

マス釣りは2匹しか釣れませんでした

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そして出発してから2時間後ようやく僕らはまぼろしの滝についた。養老の滝みたいなすごい大きな滝を想像していた僕は唖然とする。

崖のような場所にほとんど枯れ果てたような湧き水がチョロチョロと流れているだけだった。

かっなしー。

僕らはまぼろしの滝を見なかったことにして下山して鮎釣りへと向かった。(下山時間は1時間程)

 

鮎釣りの料金と焼き代について

マス釣りは場所代として1箇所3,000円を払い竿と餌は1setずつ付いてくる。釣ったマスについては1匹150円を支払うことで焼いてもらえる。BBQの人は自分で焼けば無料

竿と餌についてはそれぞれ200円と300円を払えば追加することができるので大人数で行くと得かもしれない。

 

受付に行ってお金を払うとおばちゃんが人を呼んできた。ノソノソとバケツを持って現れるお爺さん。

お爺さんが釣り場へと釣れて行ってくれてそこでバケツからマスを7匹くらい放流する。

(ちなみに僕らは2匹は放流しないでもらったので5匹放流)

これは自然の釣りなのか?とは思うが野生のマスは警戒心が強いのでたくさん泳いではいるのだが、こういった形式を取らないとなかなか釣れないようだ。 

僕と嫁は交互に釣りを楽しんだ。1時間半にも及ぶ死闘の末釣れた魚は2匹のみだった(どちらも嫁が釣った)内の1匹は稚魚。

息子は川や魚を見てはしゃぐものの、入ったり触ったりしないという相変わらずのチキンっぷりを発揮していた。

焼き場に戻りお爺さんに2匹釣れたことを言うと『それだけしか釣れなかったの?』と臆面なくバカにしてくるお爺さん。

嫁さんがマジで悔しそうなのが笑えた。

しかしとても上手にマスを焼いてくれてめっちゃうまかったので良しとしよう。

 

お昼ごはんは一升に行って鮎懐石と鰻丼を食べた

もともとはお昼くらいで帰ろうと思っていたのだけれどいつの間にか2時を過ぎていて。こうなったらもうタクシー呼ばずに15時37分のバスが来るまでお昼ごはんでも食べてようかという話に。

どうせ遠い所にきたのだから良いものを食べたいねということですぐ側にあった喫茶店、くらがりcafe(とても素敵な内装だった)には行かないで普段行かないような割烹『一升』というお店に行く事に。

鮎の定食である『川』2,484円と鰻丼の上3,024円を注文した。

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鮎は期待を裏切らない美味しさ。フライと田楽、塩焼きの3種が出たけれど1番美味しいのはやっぱり塩焼き。

しかしなにより鰻丼に感動した

久しぶりに鰻丼の上なんてものを頼んだけれど皮がカリッカリでとても上手な焼き方がしてあって本当に美味しかった。

やっぱりすき家のうな牛とは違うなぁ。あれはあれでうなぎがふっくらしていて美味しいけれど。

そんなこんなでいつの間にか15時半になった。帰りのバスは僕らだけだった笑。

疲れ果てて眠る僕が電車で目を覚ました時、嫁さんがYahoo!検索で『くらがり渓谷 釣れない』と検索していて爆笑した。

どれだけ悔しかったんよ。

今回はまだ息子が小さくて釣りをさせてあげることができなかったからまた来年行きたいな。そのときは4人家族か。想像できないなあ、まったく。

 

今週のお掃除と料理

今週は土曜日の疲れが家族全員取れなくて日曜日は掃除できず。

殆どグダーっとしていて買い物くらいしかできなかった。ケーキは買いに行ったけれどw

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料理は簡単なものを一応月曜日の為に作った。先週言っていたマグロの漬け丼と、鶏肉を適当に炒めただけで1時間もかかっていないけれど割とうまかったので結果オーライ。

手間と美味さは比例しないというのは料理の良いところでもあり悪い所でもあるね。

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秒速で完食!極旨まぐろ漬け丼

別に秒速じゃないしむしろ分かりにくかったので醤油大さじ3、味醂大さじ2、酒大さじ1(味醂と酒は一瞬沸騰)の分量でタッパーに入れてマグロを漬けておいた。レシピ完全無視だがうまかったからok

 

鶏肉のピリ辛味噌炒め

まあよくある鶏肉をいろんな味で炒めました系だけど安いし美味いしでこれは良かった

 

騙されたと思って作ってみて⭐️えのきわかめ

分量表記が『乾燥ワカメひと摑み』とかいう情弱殺しだったが概ねなんとかなった。嫁の『乾燥ワカメは予想以上に膨らむ』という忠告が功を奏したと言える。

3分でできるわりに確かに美味い。ワカメは健康にもハゲにもいいしまたやりたいな。